日本郵便は5月26日、「郵便局アプリ」に郵便・物流サービスを拡充すると発表した。これまで別アプリで展開していた「ゆうパックスマホ割アプリ」と「郵便局アプリ」の統合に向けた機能追加と位置付ける。
今後、「ゆうパックスマホ割アプリ」は8月下旬に提供を終了。「郵便局アプリ」に統合する。5月26日からは「ゆうパックスマホ割アプリ」で提供していた全てのサービスや割引などを、「郵便局アプリ」で利用できるようにした。
「郵便局アプリ」に「ゆうパックスマホ割サービス」の機能を追加。「カード事前決済で作成」で送り状を作成する際に、受取人に受取場所の入力を依頼する機能も実装した。差出人から受取人へ、SNSやメールなどにより、郵便局アプリが発行した受取場所の入力用URLを送付することで、相手先の住所がわからなくても荷物を送ることができる。
受取人は、自宅などのほか、郵便局、コンビニ、宅配ロッカーで荷物を受け取ることができる。この機能拡充により「ゆうパックスマホ割アプリ」で提供していた全てのサービスが「郵便局アプリ」で利用可能となった。

相手先の住所がわからなくても荷物を送ることができる
5月30日には、「ゆうパックスマホ割アプリ」から「郵便局アプリ」へアドレス帳(住所録)・作成履歴(送り状履歴)を移行できるようになる。なお、「ゆうパックスマホ割アプリ」側の送り状作成・編集機能などは5月30日に停止する。

5月30日から「ゆうパックスマホ割アプリ」から「郵便局アプリ」へデータ移行できるようになる
デジタルアドレスが体験版から正式版へ
また2024年11月から体験版として提供していた「デジタルアドレス」を、5月26日から正式版として本格的に展開する。「デジタルアドレス」とは、住所を7桁の英数字で伝えられる新しいサービス。住所入力の手間や各種サービスにおける住所情報の取り扱いの利便性向上をめざして開発した。
郵便局アプリでは「デジタルアドレス」について次の機能を利用できる。
- デジタルアドレスの取得・確認
- 送り状作成機能における、デジタルアドレスを利用した住所の自動入力

デジタルアドレス」は住所を7桁の英数字で伝えられる新しいサービス
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オリジナル記事:日本郵便が「ゆうパックスマホ割アプリ」終了→「郵便局アプリ」に統合、デジタルアドレスも追加
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