5月27日(火)+28日(水)に大型オフラインECイベント「ネットショップ担当者フォーラム 2025 春 ~eコマース コミュニケーションDay~」を東京・渋谷ソラスタコンファレンスでリアル開催。オイシックス・ラ・大地、食文化、良品計画、資さん、ヤマダデンキなど著名企業の実践的事例や知見を学べるセミナーを多数用意しています。さまざまなテーマのセッションは、すべて無料!(事前登録制、ECを実施している企業のみの限定イベントです)。まだお申し込みをしていない方のために、編集部おすすめの講演の見どころをご紹介します。
見どころ⑤ Oisixのこれまでとこれからと
5月27日 13:00~13:45 A1-3 特別講演
2024年にオイシックス・ラ・大地に入社し、EC事業本部(Oisix事業)の戦略室担当として、次年度および中長期のOisix事業における戦略立案をリードする馬場康輔氏が登壇。今年25周年を迎える「Oisix(オイシックス)」のこれまでの取り組みをお話しします。
食に関するさまざまな課題をビジネスの手法で解決することに取り組んできまたオイシックス・ラ・大地。過去25年どのような課題に対して何を提供してきたのか、現在直面している課題は何で、どう乗り越えようとしているのかについて具体例を交えて解説します。
食や農業に関する課題をどうビジネスに落とし込むかのイメージができます。
オイシックス・ラ・大地株式会社 OisixEC事業本部戦略室 室長 馬場 康輔氏
2024年にオイシックス・ラ・大地株式会社に入社。EC事業本部(Oisix事業)の戦略室担当として、次年度および中長期のOisix事業における戦略立案をリード。入社以前はコンサルティングファームにてM&A戦略の立案、デューデリジェンスや企業間の統合・合併支援、全社の企業・業務変革プロジェクトに従事。

ネッタヌ
Oisix事業は2025年3月期で売上高596億円。「ちゃんとOisix」「デリOisix」「ベビー&キッズ」「ヘルスケアOisix」「Plant Oisix」など5万人以上の定期会員をめざす新サービスの開発など、さまざまな事業を展開し事業を拡大しています。セッションでは、直面する課題に対して、どのようなアプローチで解決し、事業を伸ばしているのか。そのヒントを得ることができます。
見どころ⑥ “売れる”「商品名」「キャッチコピー」「商品紹介文」に改善する文章術~自社EC、楽天、Amazon、SNS、動画などで“欲しい”を想起させるコンテンツ作り~
5月27日 13:00~13:45 B1-3 特別講演
日頃から何気なくつけてしまう商品名、キャッチコピー、商品紹介文で、知らない間にお客に逃げられているECサイトは少なくありません。本講座ではSEOやネット広告の観点から考えたEC独特の文章術を解説。商品ページのアクセス数、コンバージョン率を上げる文章術をレクチャーします。
講演では、SEOやネット広告の観点から考えたEC独特の文章術を解説します。自社サイト、「楽天市場」「Amazon」などのモールだけでなく、SNSや動画で「欲しい」と思わせるコンテンツ作りのコツをわかりやすくお話しします。
キャッチコピー作り、商品紹介文作り、広告文作り、商品名作りの悩みに応えられるセッションです。
有限会社いろは 代表取締役 竹内 謙礼氏
「楽天市場」で2年連続「ショップ・オブ・ザ・イヤー」を受賞。ネットショップ運営を中心にしたコンサルティングに精通している「日経MJ」において、毎週月曜日「竹内謙礼の顧客をキャッチ」を10年、600社以上を取材。現在も執筆継続中。著書に『楽天市場 最強攻略ガイド』『ネットショップ運営攻略大全』(技術評論社)『検索刑事』『ネットで売れるもの売れないもの』(日経BP)他 60冊以上

ネッタヌ
元楽天店の店長で現在はコンサルティングなどを手がける竹内氏。最新著書『楽天市場 最強攻略ガイド~売れるネットショップの新常識、ECの達人が教えます~』(技術評論社)も踏まえ、自社EC、「楽天市場」といったECモールでも活用できる“売れるテクニック”を解説します。当日、聴講者のなかから、最新著書を数名様にプレゼントするそうです。
見どころ⑦ 脱“安売り”で最高益へ。食品ECの草分け「食文化」の“価値を売る”極意
5月27日 14:55~15:40 B1-5 特別講演
EC黎明期時代の2001年に地場食材のECサイト「うまいもんドットコム」を始めた食文化。現在は「豊洲市場ドットコム」「dancyu.com」などを展開し、テレビ東京の「カンブリア宮殿」にも取り上げられるなど、知名度も事業規模も拡大しました。
“安売り”をせずに“価値を売る”というスタイルで今期は過去最高益を達成する見通しですが、そのスタイルを築くきっかけとなったのはコロナ禍。売り上げは急増したものの、アフターコロナで需要は減少。それが転換期となり、“安売り”をせずに商品のストーリーを伝え、消費者に“価値を売る”スタイルへと転換しました。
セッションでは、食文化が築いた新しい食の文化造り、価値の提供、顧客コミュニケーションの取り組みを解説します。
株式会社食文化 商品部 シニア産地開拓プロデューサー 八尾 昌輝氏
(株)食文化で15年にわたり市場を拠点とした商品の仕入れとブランディングに関わる。近年は多数のメディア出演で新品種のフルーツやこだわり生産者の作物をPRを行う。また、2024年にはネットで得たノウハウをもとに実店舗も運営し2か月で1千万円の売り上げを記録。業務は仕入れ・販売だけではなく、コンテンツ作り・写真撮影・SNS発信など多岐にわたる。

ネッタヌ
2001年に地場食材のECサイト「うまいもんドットコム」を始めた食文化は、おそらく生鮮品などのグルメをECで売った日本初の企業でしょう。2022年には「カンブリア宮殿」(テレビ東京)にも取り上げられました。価格勝負で顧客を獲得していたビジネスから、コロナを経て“価値”を売るモデルへチェンジ。おかげで利益は大きく増えたそうです。価格競争が厳しい現在のEC市場で生き残るためのヒントを得ることができるはずです。
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次回はまた別のオススメ講演をお伝えします!
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オリジナル記事:売れる文章テクニック+オイシックスの成長秘話+"脱"最安値で利益が大幅増の食文化の事例などが学べる! 交流会ありのリアルイベント【5/27+28開催】
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