完全栄養食のD2Cブランド「BASE FOOD」を展開するベースフードは2月26日から、米国の「Amazon.com」、大手スーパーマーケットチェーンが運営するECサイト「Walmart.com」「Kroger.com」で商品販売を開始する。
販売する商品は「BASE Cookies Cocoa」と「BASE Cookies Coconut」。米国版「BASE Cookies」シリーズとして展開する。

「BASE Cookies Cocoa」

「BASE Cookies Coconut」
既存の商品を米国市場に合わせて改良した。たんぱく質、食物繊維、21種類のビタミン・ミネラルなど24種類の栄養素が摂取できる全粒粉ベースのクッキーとなっている。内容量は1袋あたり35gで、価格は1袋あたり4.2ドル。
米国ではコロナ禍以降から健康への意識が高まり、「Better-For-You」(健康にいい商品・サービス)の市場が急速に拡大している。
Amazonが運営する「Amazon.com」、Walmartの「Walmart.com」、Krogerの「Kroger.com」といったECチャネルでの販売を通じ、「かんたん・おいしい・からだにいい」をコンセプトとした「BASE FOOD」商品を展開し、米国消費者の健康促進ニーズを開拓する。
なお、ベースフードは2018年8月に米国での商品販売を目的に米国法人BASE FOOD,U.S., Inc.を設立。その後、コロナ禍で事業の継続が困難と考え、2020年5月に現地法人を精算・事業撤退していた。
ベースフードは2022年11月15日、東京証券取引所グロース市場へ株式を新規上場。2024年2月期(通期)の連結業績は、売上高が前期比50.9%増の148億円7400万円、営業損失は9億200万円(前期は9億7000万円の損失)、経常損失は8億9100万円(前期は9億9500万円)、純損失は同8億5600万円(前期は10億800万円の純損失)。
海外事業は2023年2月期に香港、2023年5月からは中国、2024年1月からは台湾、シンガポールにも進出している。2024年2月期の海外事業全体の売上高は前期比13.5倍の1億3487万円だった。
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オリジナル記事:ベースフード、米国での販売事業をスタート。米Amazon、大手スーパーECのWalmart、Krogerで商品展開
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