SNSのコンテンツを毎日継続して作るには? 上司が納得して、改善もできるレポート作成術も教えて! | Web担当者Forum 特選記事 | ネットショップ担当者フォーラム

ネットショップ担当者フォーラム - 2023年2月16日(木) 07:00
このページは、外部サイト ネットショップ担当者フォーラム の情報をRSSフィード経由で取得して表示しているため、記事の一部分しか表示されていなかったり、画像などが正しく表示されなかったり、オリジナル記事が意図したデザインと異なっていたりする場合があります。
完全な状態のオリジナル記事は 「SNSのコンテンツを毎日継続して作るには? 上司が納得して、改善もできるレポート作成術も教えて! | Web担当者Forum 特選記事」 からご覧ください。
SNS運用は、「成果を可視化するのが難しい」「効果測定の仕方がよくわからない」などの悩みをよく聞きます。株式会社コムニコの後藤真理恵さんに解決法を聞きました。
四谷

SNS運用は、「継続が難しい」「成果を可視化するのが難しい」「効果測定の仕方がよくわからない」など、いろんな悩みをよく聞きます。

今日は、3/8(水)にWeb担が主催する有料講座「成果を上げる効果測定・コンテンツ作成術を座学+ワークショップで学ぶ! 『第6回 SNS運用実践講座』 」の講師をしてもらう、株式会社コムニコの後藤真理恵さんにSNS運用の悩みの解決方法を聞いていきます。

なぜ、いまだにSNSは上司から理解が得られないのか
四谷

なぜSNS運用は、上司から理解が得られないのでしょうか?

後藤

SNSを事業活動として認めてもらうには、「どんな成果が出ているのか」を可視化する必要があります。SNSでは、フォロワー数やリーチ数、エンゲージメント、インプレッションなどさまざまな指標がありますが、それらを報告しても、「で、どう貢献したの? 売上は上がったの?」と言われてしまいがちです。

解決するには、「貢献度を可視化することが大事」です。たとえば、SNSの効果を広告費や広報費に換算して報告したり、購入やサービス利用のきっかけにSNSがどれくらい寄与しているかを報告したりする方法があります。

この講座では、報告の仕方や換算方法、SNS運用の改善ポイントなども解説します。

四谷

改めて確認ですが、SNS活用はメリットがありますよね?

後藤

はい。メリットは、大きく2つあると思います。

1つ目は、ユーザーはSNSで情報収集して、購入の意思決定をする時代です。企業がSNSで情報発信していなければ、ユーザーに見つけてもらえないことになってしまいます。

2つ目は、SNS運用の有無にかかわらず、どの企業も炎上からは逃れられない時代です。SNSをやっている企業のほうが炎上を防げたり、早期発見につながったりしますし、トラブルの初期消火ができたりします。SNSを使わないことがリスクにすら、なりうる可能性があります。

SNSのコンテンツ投稿のコツ
四谷

運用面で「どんなコンテンツを投稿すべきかわからない」という声が多いですが、アドバイスはありますか?

後藤

まず、何のためにSNSを運用しているのか、「SNSマーケティングの目的(ゴール)」を決め、誰に対してコンテンツを発信していくのか、「ペルソナ」を決めることがとても大事です。

目的設定

認知を獲得するためなのか、ファンを育成するためなのか、ファンとの関係性を強化するためなのか――そういった目的に応じて、投稿内容も変わってきます。

フォロワーのユーザー像「ペルソナ」もあると、どんな投稿だと反応するのか、どのタイミングに投稿すべきか、といったことがより具体的に決められるようになります。

また、投稿のネタがない時のために、コンテンツカレンダーの作り方やネタ探しのポイントなど講座で詳しく解説する予定です。

コンテンツカレンダー
四谷

講座では「コンテンツ制作のワークショップ」を実施しますが、どんなふうに進めるのでしょうか?

後藤

架空企業・ウェブタン製薬のSNS担当者になってもらって、新商品のSNS投稿案をグループで考えてもらいます。

具体的には、新商品のプレスリリースをお渡ししますので、その内容をもとに、投稿内容、タイミング、テーマ、どのSNSで投稿するのか、などを話し合ってもらいます。

ワークショップ終了後に、各チームごとに発表してもらう予定です。チームの話し合いは、Zoomのブレイクアウトルーム機能を使って、4-5人で進めていきます。

四谷

業務にすぐ活かせる「リアリティさ」を、ワークショップを通じて体験してもらいたいですね。

SNSの効果測定はどうすべき?
四谷

SNSの効果測定に関する悩みも多いようです。

後藤

SNS運用の目的とペルソナを決めたら、それに応じたKGI、KPI設定を行い、最低でも月1回は効果測定をすることを推奨しています。

たとえば、KGIがブランド認知の向上ならば、KPIとしてはフォロワー数、リーチ/インプレッション数、エンゲージメント率などが見るべき指標となります。

KPI設定

講座では、目的に応じたKPI設定の仕方を学びつつ、各SNSで見られるアナリティクスデータからどんなことが読み取れるのかも考えていきます。また、KGIの効果測定方法にも言及します。

四谷

講座では、効果測定でもワークショップがありますよね。どんなことをやるのでしょうか?

後藤

過去6か月分のくらいのデータを月次レポーティングすることを推奨していまして、とある企業の月次レポートを皆さんに配布します。

月次レポートのサンプル

そのデータから「どんなことが読み取れるのか」「どこに注目すべきか」といった考察を通じて、仮説を立ててもらい翌月以降の施策に活きるようなデータの読み解きをしてもらいます。

これは、個人ワークなのでご自身で体験してもらいます。

 

継続が大変…体制はどう作るべき?
四谷

SNSは、安定した継続運用が難しいという声をよく聞きます。こういった場合、どうしたら良いのでしょうか?

後藤

SNSは「担当者一人で頑張る」運用が多いのですが、なるべくチームでの運用を推奨しています。SNS運用のチームは、平均して2.5人程度であることが多く、メイン担当が1人、サブ担当が2人くらいのチーム編成で、担当者の役割や承認フローなどを決めておけると安定した運用が実現できると思います。

社内体制
四谷

SNSは「炎上が怖い」という声も多いのですが、未然に防ぐ方法はありますか?

後藤

SNSのリスクには、炎上以外にも、「アカウントの乗っ取り」や「なりすまし」などがあります。炎上に関しては、次のような投稿を避けることで炎上リスクを軽減できます。

さ:災害・差別
し:思想・宗教
す:スパム・スポーツ・スキャンダル
せ:政治・セクシャル(含LGBTQ・ジェンダー)
そ:操作ミス(誤投稿)

上記の内容を投稿する必要がある場合は、十分に注意を払ってください。このようにトラブルを未然に防ぐ方法はもちろん、トラブルが起こってしまった際の対応フロー、ガイドライン作成も講座では紹介する予定です。

最後に
四谷

この記事をここまで読んでくださったということは、SNS運用に対する課題を何かしら持っているはず。あなたのそのSNS運用の悩みを講座で解決しませんか。

講座では、自社運用の悩みを後藤さんに質問できる時間も設けています。気になった方はぜひ、リンクから講座概要をチェックしてみてください。講座は3/8(水)13:00~18:00です。

※なお、本記事のスライドは第5回講座で使用したものですので、第6回では内容が更新される可能性があります。

四谷

講座設計のこぼれ話……

第6回となる本講座。後藤さんが毎回、講座内容をブラッシュアップしてくださるので、5時間ですべてを解説しきれないほどのボリュームになってしまいました。

そこで、今回から「SNSマーケティングの基礎」「マーケティング手法」に関しては、事前学習として個人で90分間オンデマンド学習をしてもらうスタイルにしました。

オンデマンド化で浮いた時間を、講座に回すことでより深い学びを提供したいという意図です。値上げラッシュの時代ですが、お値段は据え置き価格でのトライアルです。

オンデマンド化は、はじめての取り組みなので、受講者の皆さんからのご意見をもらいながら、講座運営をしていきたいと思います。

オリジナル記事はこちら:SNSのコンテンツを毎日継続して作るには? 上司が納得して、改善もできるレポート作成術も教えて!(2023/02/15)

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム - 通販・ECの業界最新ニュースと実務に役立つ実践的な解説」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:SNSのコンテンツを毎日継続して作るには? 上司が納得して、改善もできるレポート作成術も教えて! | Web担当者Forum 特選記事
Copyright (C) IMPRESS CORPORATION, an Impress Group company. All rights reserved.

◎この記事は、姉妹サイト「Web担当者Forum」で公開された記事を転載したものです。

» Web担当者Forum 特選記事 のバックナンバーを見る
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

インバウンド
顧客が情報を探し求める一連の情報行動において、情報を有益なコンテンツとして提供し ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]