動画制作ソフトのおすすめは?ソフトの選び方も紹介 | VIDEO SQUARE

VIDEO SQUARE - 2020年12月22日(火) 14:00
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企業活動において、動画は有効なコミュニケーションツールです。手軽に自社で内製できたらと考えている担当者も多いことでしょう。動画の制作には、制作ソフトが必要です。この記事では、自社PRや商品・サービス宣伝などのために企業動画を制作しようと考えている担当者に向けて、制作ソフトの選び方やおすすめの商品について解説します。

ポイント1 動画制作ソフトの選び方

まずは、企業が動画制作ソフトを選ぶときのポイントについて紹介します。企業の名前を冠して公開する動画と、個人が趣味で制作する動画では、求められるクオリティレベルが大きく異なります。そのため、次の4つのポイントを基準に選定しましょう。

コスト

まず、コスト重視で選ばないことです。企業が動画を制作する目的は、マーケティング活動や採用活動など、実にさまざまです。しかし、いずれの場合においても動画のクオリティは企業のブランドイメージに直結します。見るからにチープなクオリティでは、集客につながるどころか、ブランドイメージの低下を招きかねません。

したがって、企業の公式動画には一定以上のクオリティが求められます。そのため、無料ソフトではなく、有料ソフトを使用することをおすすめします。無料ソフトは、個人が使うのには便利ですが、「制作元のロゴが入る」「一部の機能が使えない」などの制約が多く、ビジネス向けの利用には適していません。有料ソフトでも、お試しのための無料版を配布している場合もあります。動画制作ソフトとひと口にいっても、商品ごとに特徴が大きく異なりますので、使い心地を確かめてから購入するほうが安心です。

PCや周辺機器との相性

動画編集に使うPCや周辺機器との相性も重要です。まず、Windows対応か、Mac対応か、OSを確認しておくことが大前提です。続いて、バージョンも確認しましょう。動画編集は、パソコンに大きな負荷をかける作業です。特に、高画質動画を制作するためのソフトの場合、パソコン側のスペックが足りていないと、動きが遅くなったり、止まったりする可能性があります。無理に作業を続けた結果、途中で強制終了になってしまうケースも少なくなく、作業を行うパソコンの環境は大変重要です。スムーズに作業するためには、少なくともCore i5以上、メモリ8GB以上のものを選ぶことをおすすめします。加えて、動画の形式や、連携したいソフトとの連携は可能かもチェックしておきましょう。

欲しい機能はあるか

求める機能を備えているかどうかも大事なチェックポイントです。まずビジネス利用であれば高画質が望ましいため、4K対応になっているかは確認しておきましょう。解像度の低い動画では、ブランドイメージは高まりません。4K対応といった最新の機能は、無料ソフトにはないことが多いため、高画質を担保するという点においても、有料ソフトから選ぶのが無難です。その他の機能については、自分たちのニーズに合致しているかどうかが肝心です。有料ソフトのラインナップは豊富で、得意とするジャンルも異なります。どのような動画を作りたいのか、そのためにはどのような機能が必要かを明確にしてから、もっとも親和性の高いソフトを選ぶことをおすすめします。

使いこなすことはできるか

「ビジネス用なのだから、できるだけ多機能なものを」と思うのは当然のことです。しかし、多機能で高価なものを購入しても、使いこなすのが難しく、結局挫折してしまうこともあります。まずは無料体験版などで試してみるのがおすすめですが、動画の編集にはそれなりの知識と技術が必要です。動画制作ソフトの普及により、一昔前と比べれば、動画の編集作業への技術的なハードルは下がっています。しかしながら、デザイナーでない人や映像制作の未経験者にとっては、「難しい」と感じる作業が少なくありません。

つまり、企業動画としてそん色ないレベルのコンテンツの制作技術を取得するまでには、誰でも一定の努力期間が必要です。この点を覚悟するか、あるいは思い切って映像制作会社などに外注するのも手です。映像制作会社は、知識や技術だけでなく、魅力的な企業動画を制作するためのノウハウも有しています。

ポイント2 おすすめ動画制作ソフト

動画制作ソフトの選び方を押さえたところで、ここからはおすすめの商品を紹介していきます。企業がPRや宣伝・販促に活用する際におすすめなのは次の4つです。それぞれの商品の特徴について詳しく説明していきますので、ぜひ参考になさってください。

Filmora

Filmoraは、初心者でも使いやすい動画制作ソフトです。YouTuberの利用者が増えたことで、一気に知名度を上げました。直感的に理解しやすいインターフェースを採用しているため、専門的な知識がない人にも操作しやすいと好評です。初心者向けといっても、動画のカットや分割、結合といった基本的な動画編集や合成動画も作成可能です。また、テンプレートや素材のラインナップも豊富にあり、初心者でも手軽におしゃれな動画を制作できます。無料お試し版のほか、購入版とサブスクリプション版があります。知識ゼロから一連の動画編集を学びたい人には大変おすすめですが、プロのような動画を作りたい人には少々物足りないかもしれません。

Adobe Premiere Pro

Adobe Premiere Proは、プロが使用する定番ソフトです。PhotoshopやAfter Effects、 Adobe AuditionといったほかのAdobeソフトとの互換性も高く、自由にカスタマイズできます。多機能で汎用性が高く、グラフィックやアニメーションを取り込むなど、企業動画にふさわしいハイレベルなコンテンツを作れるソフトです。難点は、使いこなすまでに時間がかかること、販売はサブスクリプション版のみで価格が高いことなどです。しかしその分、できることは幅広く、クリエイティビティをいかんなく発揮できます。本腰を入れて動画制作を継続していくのであれば、ぜひ習得しておきたいソフトだといえます。無料お試し版もありますので、チェックしてみましょう。

Adobe After Effects

Adobe After Effectsは、CG制作をしたい場合に向いているソフトです。テレビCMにも使われているソフトで、プロのような高度な編集が可能です。たとえば、タイトルやテロップといったテキストをアニメーション化したり、オブジェクトを3D空間で動かしたりできます。経験者向けにはなりますが、斬新でユニークな動画を制作したいというニーズを叶えてくれるソフトです。こちらもAdobeソフトとの互換性が高く、Adobe Premiere Proと使い勝手も似ています。Premiere Proで編集したメイン動画に、After Effectsでエフェクトをつけて、さらにハイクオリティなコンテンツに仕上げるといった使い方がおすすめです。こちらもサブスクリプション版のみですが、無料のお試しもできます。

Power Director

Power Directorは、国内人気ナンバーワンのソフトです。編集機能が充実しており、かつ初心者でも比較的扱いやすいのが魅力です。多彩なテンプレートや音楽BGM、効果音などの素材が豊富で、定期的に追加される新機能も無制限で使うことができます。また、入出力ともに対応しているフォーマットが多く、InstagramなどのSNSサイトへのアップロードもスムーズです。「初心者でもビジネス向けの動画を制作したい」というニーズにもっとも合致しているソフトだといえます。Power Director で注意すべきは、対応するOSがWindowsに限定される点です。逆に言えば、動画制作をしたいけれど、Macの操作に慣れていない人にはおすすめです。Adobe製品と同様に、販売はサブスクリプション版のみですが、無料トライアルもできます。

まずは動画を制作してみよう

企業動画となると、当然ながら視聴者の期待値も上がります。たとえ導入コストが高くついたり、スキルの取得に時間がかかったりするとしても、ハイクオリティな動画を作れるソフトを選ぶことをおすすめします。ただし、人手が足りない場合は、映像制作会社に外注してしまうのも手です。動画の目的や目指す世界観がきちんと共有されていれば、制作作業は外注できます。

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