被リンク対策にディープリンクが必要な5つの理由 | SEO Japan

SEO Japan - 2010年4月5日(月) 13:02
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Search Engine Landから再びリンクの記事。SEOの観点からサイト内のサブページにディープリンクが必要な理由を解説。流石SEL、ポイントを抑えてまとめてくれています。

自分のためであろうが、クライアントのためであろうが、リンクを構築するなら、被リンクをホームページだけでなく、重要なサブページにも入手する必要がある。適切なSEOの規則を考慮しながらサイトを構築してきたなら(そして、アップデートしてきたなら)、被リンクに値する素晴らしいサブページを持っている可能性は高いだろう。
実際に、既にサブページに質の高い被リンクが寄せられているサイトもあるだろう。しかし、各種のサイトを見てきた私の経験から言わせてもらえば、意図を持ってディープリンクの取り組みを行う必要がまだまだあるはずだ。多くのウェブサイトは別のサイトを引用する際に単純にホームページにリンクを張る。そのホームページがリンクを張る目的において最も適切な場所かどうかは考慮していない。最適なアプローチを知らなかったからかもしれないし、ただ単に面倒臭かったからかもしれない。
ディープリンクは様々な目的に有効

ユーザビリティ。ディープリンクは瞬く間にユーザーを望んだ情報が掲載されているページに連れていくため、ユーザーのフラストレーションを軽減する(そして、恐らく直帰率も)。個人的にはこれは最も重要なポイントだと思う。なぜなら、ランキングにもトラフィックにも関係ないからだ。リンクに関する議論で、このポイントが挙げられることはほとんどない。しかし、ユーザビリティはとても重要である。ユーザビリティが劣悪な場合、どんなリンクであっても、そのサイトに長居したいと思う訪問者はいないだろう。
ユーザーが別のサイトのリンクを通して訪問したからと言って、必ずしも彼らがサイトを訪問する原因となった情報をさらに探すとは限らない。しかし、「子供用の黒板カレンダー」と言うアンカーテキストのリンクをユーザーがクリックした場合、ホームページに行って、製品を探さなければならない状況は避けたいはずだ。迷惑な話である。また、リンクをクリックして、アンカーテキストがコンテンツ内に見当たらないページに辿りついたら、私ならがっかりする。そして、大抵の場合、すぐにその場を立ち去るだろう。

リンクデータ。 ディープリンクはリンクデータ全体を改善することが出来る可能性を秘めている。ご存知のように、一次元の被リンクデータは健康的ではない。被リンクデータには、ホームページのリンク、サブページのリンク、アンカーテキストが迷子のリンク、“ここをクリックして!”と言うアンカーテキストつきのリンク、サイトワイドなリンク、フッターのリンク、コンテンツ内のリンク等が含まれる。
オーガニックなリンクの成長は、ランダムに発生する。そのため、サイトに複数の良質なページがあるなら、至るところに散らばるそれらのページにリンクを張るべきである。

トラフィック。ディープリンクは、新たな異なるソースからトラフィックを獲得することが出来るポテンシャルを持っている。例えば、パンクロックのレコードの販売をメインに行うものの、オーナーがスカに興味を持っているサイトがあるとする。パンクのページが15ページあり、スカのレコードに関するページは1ページしかない。
そのため、たった1ページのスカのページがあっても、メインのナビゲーションを乱すことはないだろう。このページに良質なコンテンツが用意されているなら、スカの検索でランキングを獲得することが出来る可能性もあるが、関連するサイトの良質なディープリンク経由の方が、的の絞れたトラフィックを手に入れることが出来るはずだ(被リンクが幾つかあればランキングも遥かに高くなるはずだ!)。

ランキング。 ディープリンクは、様々な検索エンジンでランクを獲得することが可能なロングテールのフレーズの量を増やすことが出来る。ホームページが大量のロングテールのキーフレーズで散らかっている場合は話は別だが、ロングテールのトラフィックの大半はサブページに向かっている。これらのページにリンクを幾つか投げ、プッシュしてみてはいかがだろうか?!

ペナリティーを回避する。 これはルールと言うよりも、“出来れば起きて欲しくない”類に入る。しかし、サイトの被リンクがすべてホームページのみに寄せられている場合、不自然に見えてしまうだろう。

ディープリンクを改善する方法
まず、既存のディープリンクにおける状況を把握していないなら、簡単な分析を実施しよう:
現在、何本の被リンクを持っているだろうか?そのうち何本がホームページに行き、何本がサブページに寄せられているのだろうか?何か手を打つ必要はあるだろうか?分析結果に満足しているならこれ以上読み進める必要はない。しかし、不満ならば、読み進めてもらいたい。
次に、売り込みたいサブページを特定しよう。この作業には少し時間がかかる。詳細を見ておきたいポイントは以下の通りだ:

それぞれのサブページに何本の被リンクが寄せられているだろうか?
主要なアンカーテキストは何だろうか?
これらのサブページは現在検索エンジンでどのように格付けされているのだろうか?
ホームページへのディープリンクの比率は、これらのサブページの重要性に対して妥当だと言えるだろうか?
これらのサブページはSERPで単体として存続することが出来るだろうか?もし、そうなら言うことはない。そうではないなら、リンクを張る価値はないだろう。ユーザーが結果ページでそのリンクをクリックする可能性が低く、5秒で去ってしまうようなら、時間をかける必要はない。分析データを利用し、これらのページの直帰率をチェックし、何か改善するべきことがあるかどうかを探ることも出来る。
これらのサブページにどんなファイル名がつけられいるだろうか?最適化することは出来るだろうか?301を実施する必要があるため、作業を行う価値があるかどうかチェックする必要があるだろう。

次に、内部リンク戦略を評価せよ

メインのサブページにはホームページからのリンクが掲載されているだろうか?サイトの最も重要なページからのリンクジュースを循環させるべきである。
サイトワイドのナビゲーションエリアはサブページにリンクを張っているだろうか?ナビゲーションは(通常はサイトワイドのリンクを介して)、ユーザーに最も重要なページを紹介する役目を持っている。そのため、サブページに辿りつく道の数が多ければ多いほど、訪問者に分かってもらえる確率が高くなる。すべてのリンクに同じことが言える。

そして最後に、ウェブをサーフして、リンクを手に入れよう!
ちはみに、どんなリンク構築戦略を策定しようとも、必ず以下の2つのアドバイスを念頭に置いて実行しよう:

ディレクトリを無視しない。サブページはディレクトリにリストアップされているだろうか?されていないなら、ディレクトリを採用することも選択肢に入れよう。なぜなら、良質なディレクトリは、質の高いサブページへのディープリンクを行う場所として最適だからだ。
既存のホームページの被リンクを分析し、現在リンクを張っている人が、より適切なページに移動することで、より大きなメリットを享受することが出来るかどうか探ろう。ウェブマスターが関連性を重要視しているなら、その人物は適切なページにリンクを張ることを望んでいるはずだ。

トラブルシューティング
当たり前のことだが、ホームページのリンクをすべてのサブページに置くことは出来ない。そのため、最も重要なページを幾つか選ばなければならないのだ。テクノロジーの知識に自信がなく、大規模な変更は避けたいなら、ホームページのリンク(もしくは内部のサイトワイドリンク)を、本当に重要かどうか分からないようなサブページに載せるためだけに、大幅にナビゲーションをいじるべきではない。
サブページの中には、SERPに姿を現すことが出来ないページもあるだろう。しかし、このようなページは、単純に被リンクのデータおよびランキングを改善させる上で、ディープリンクを張る価値があるかもしれない。しかし、二度と戻ってこないほどユーザーをがっかりさせてしまうリスクも伴う。その価値があるか否かを判断するのは皆さんである。
この記事の中で述べられている意見はゲストライターの意見であり、必ずしもサーチ・エンジン・ランドの意見を反映しているわけではない。

この記事は、Search Engine Landに掲載された「5 Reasons To Make Sure You’re Deep Linking」を翻訳した内容です。
This article on Link Building: General first appeared on Search Engine Land.
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外部リンク対策の際、トップページだけでなくサブページにもリンクを集めることが重要、と言うことは良く聞きますがここまで具体的にその意味と手法を解説した記事も余り無いのではないでしょうか?トップページだけのSEOでイマイチ結果に満足していない方はチャレンジする価値があるかも?
サブページの重要性で良く言われるのが「トップページだけにリンクが集まったサイトは不自然でペナルティを受ける可能性がある」と言う話ですが、トップページだけで成り立っているようなウィジェット配布サイトが難関ワードで上位表示していたりするのを見ると、どうなんだろう、、、とか思うこともあるのですが、上の記事を読めば納得できますが、ペナルティ対策以上に、実際のサブページのリンクを集めることが集客の新たな経路を作ることにもなり、ユーザービリティや離脱率改善にもなり、ロングテール対応にもなるわけですね。
トップページ、ビッグワードでのSEOだけに取り組んでいるだけでは、(例えビッグワードでYahoo!&Google1位だったとしても)、SEOの本質&潜在顧客の集客機会に気付けないままかもしれません。もちろんペナルティ対策のため「だけ」にサブページの被リンク対策に取り組むのも、また本質では無いでしょうし、逆にサブページの被リンク対策にはサイトを成功に導く大きな可能性が眠っているかもしれません。 — SEO Japan
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