EC業界の光と影─ 18兆円市場に拡大するも、倒産件数は過去最多【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ | ネットショップ担当者フォーラム

ネットショップ担当者フォーラム - 2019年5月21日(火) 08:00
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ネッ担まとめ

EC市場が伸びて大手が参入してもメリットがある─ これが現状です。大手に参入されてしまっては一瞬で自社の売上が吹っ飛ぶこともあるので、戦う場所の選び方は慎重に。

伸び続けるネット通販市場。ジャンルごとに把握を

【2018年】ネット通販市場は18兆円、EC化率は6.22%、スマホEC市場は3.6兆円 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6428

【2018年EC流通総額ランキング】国内14・海外18のECモール・カート・アプリの流通総額から見る市場トレンド | eコマースコンバージョンラボ
https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/58388

通販・ECは競争激化で倒産件数が過去最多、「大手の寡占で業者の淘汰が進んでいる」 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6461

まとめると、

  • 日本国内のBtoC-EC市場は18兆円に拡大、スマホ経由のBtoC-EC市場は3兆6,552億円。物販系のEC化率は6.22%に伸長
  • 流通総額は、楽天市場(トラベル等含む)が3兆4,310億円、Amazonが2兆7,513億円(推測)、Yahoo!ショッピングが7,314億円
  • 2018年度の通信販売業者の倒産件数は30件。2017年度の約2.7倍の水準
「平成30年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」EC市場規模とEC化率
日本のBtoC-EC市場規模の推移(単位:億円)
経産省の資料(平成30年度 我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備)から編集部がキャプチャ
国内の14の主力モール・カートサービスおよびパッケージ、フリマアプリなどの流通総額(2018年1月~12月)
国内の14の主力モール・カートサービスおよびパッケージ、フリマアプリなどの流通総額(2018年1月~12月)
https://ecclab.empowershop.co.jp/archives/58388より編集部でキャプチャ
帝国データバンクが公表した「通信販売業者の倒産動向調査(2018年度)」
通信販売業者の倒産件数
帝国データバンクの公表資料より編集部でキャプチャ

ネット通販市場は伸びているものの、大手に売上が集約され、中小規模のショップは倒産が増えているのが今の日本です。業界が伸びているから大丈夫という判断は危険でしかないので、大手モールで頑張るか、大手が来ないようなニッチ市場で頑張るかを判断しましょう。

お客様は「デジタルファースト」の時代

[イベントレポ]コメ兵・ビームスのOMOの話をしよう ECファーストな企業を実現するためには | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/6621

アフターデジタルを考える勉強会レポート第1回:人間が本当にすべき仕事とは? | 一兆スマイル新聞(ビービット)
https://trillionsmiles.com/future/after-digital-0305_01/

まとめると、

  • 「自社ECは商品を軸にしたメディア」「お客様は情報を取得して楽しんでいる」(ビームスの矢嶋さん)
  • デジタルを先に作ってから実店舗に展開するべき
  • アフターデジタルの世界では、デジタル化が進むことで人員を増やすことになったという実例がある

普段はデジタルで日常的な接点を持っている上で、たまにリアルで会えた時には、そのデジタル接点で得られたデータも活用して、とても親切で、いい意味でウェットなコミュニケーションをとるというのが成功企業のやっていること。これは、テックタッチをうまく使って、ハイタッチのクオリティを上げている、ということなんですね
─ビービット 藤井保文氏

アフターデジタルの世界はECファーストの世界です。接触する機会はデジタルの方が多いのですから、それを基準に考える動きが広まっています。「オムニチャネルが……」と話している企業は3周くらい遅れているかもしれませんよ。

外国人ユーザーが困るのは、言語ではなく日本独自の仕様

【ECサイト海外対応の落とし穴!?】海外ユーザーを阻む3つの壁 | MarkeZine
https://markezine.jp/article/detail/30457

まとめると、

  • 日本特有の「カナ入力」や「7桁の郵便番号」「生年月日の和暦」「都道府県」「秘密の質問(ペットや母親の旧姓を設定するなど)」などの項目は外国人に理解不能
  • 海外ユーザーが日本の商品を購入する理由は「自国で売っていないから」「送料を含めても日本から買ったほうが安いから」
  • 動物の皮製品など、ワシントン条約で禁止されている商品も知っておく
国内ECサイトの機能
海外対応3つの壁
海外ユーザー
訪問言語の壁
決済の壁
物流の壁
カスタマーサポート(配送前・配送後フォロー)
日本語での顧客対応
荷物の受取
https://markezine.jp/article/detail/30457より編集部でキャプチャ

越境ECの失敗の定番は、いきなり多言語サイトを作ることです。売れるかどうかも分からないものにお金をかけても意味がないですし、最低限の条件を満たしていれば、翻訳ツールがいくらでもあるので買ってもらえます。海外の人がわざわざ日本で買う理由を作ることから。

EC全般

ECサイトがAmazonと勝負する、6つの方法 | U-Site
https://u-site.jp/alertbox/ecommerce-compete-amazon

自分がAmazonを使っていて不満に思うことを自社サイトではやらない、ということですね。

【完全解説】無料でECサイトを開設するための4つの方法 | ebisumart Media
https://www.ebisumart.com/blog/fee-0-ec/

【令和最新版】無料ネットショップのおすすめ5選!有料との違いを比較 | 売れる!ネットショップの教科書
https://urerunet.shop/mall/netshopfree1

商品によって売れる場所が違います。それぞれの特性を見極めてから出店しましょう。

大人気!愛知県岡崎市の「ダイワスーパー」 -- 「毎日の楽しい時間」をスタッフ総出で応援 | 商業界オンライン
http://shogyokai.jp/articles/-/1712

これは間違いなく楽しい! 同じ考え方でネットショップも楽しくできるはず。

受託の会社が資金調達せずに自社サービスを立ち上げて、有料導入2000社に行くまでの振り返り | ヴェルク
https://tamukai.blog.velc.jp/entry/2019/05/14/090350

そうなんです。サポートと使い勝手がとっても大切なんです。

<メルカリトレンド通信Vol.22>4月のトレンドワードランキング改元に合わせ「令和」関連ワードがランキングを席巻 | 産経ニュース
https://www.sankei.com/economy/news/190514/prl1905140127-n1.html

「5月のトレンド予想」を見ておきましょう。5月は夏です。

消費税率の引上げ前に「駆け込み購入しない」68.1% | MONEYzine
https://moneyzine.jp/article/detail/216043

と言っておきながら、直前になるとメディアが煽ったりするので駆け込みは増えるはず。

ヤマトのデリバリー事業の収益が大幅改善――宅急便単価702円まで上昇などで営業利益は6倍増の407億円 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6450

今は配送会社が強い時期です。しかし、歴史を見るとそれは続かないので、その時にどうするかですね。

今週の名言

ECビジネスの急速な普及に伴って国内の通販市場自体は拡大しているものの、規模のメリットを享受できる大手通販業者や、店舗での小売業態を中心としていた大手業者の通販事業への参入 によって、顧客獲得や価格競争が激化していることが倒産増につながっている。
─帝国データバンク

通販・ECは競争激化で倒産件数が過去最多、「大手の寡占で業者の淘汰が進んでいる」 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6461

冒頭にピックアップした記事からです。好き好んでレッドオーシャンに飛び込む理由もないので、狭く売るのもありな時代。

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オリジナル記事:EC業界の光と影─ 18兆円市場に拡大するも、倒産件数は過去最多【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ
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森野 誠之
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