Googleが中国撤退を発表 | CyberAgent SEO Information

CyberAgent SEO Information - 2010年3月23日(火) 13:39
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中国における事業展開について(GoogleJapanブログ)

Googleが中国での検索事業の撤退を発表しました。
中国政府の検閲とサイバー攻撃がその原因とのことです。
Googleの言い分、中国政府側の言い分というところに関しては、
ここで触れるべきことではないと思いますが、
中国本土の利用者の方は、Google.cn にアクセスすると、香港のサーバーで運営しているGoogle.com.hk を経由して、簡体字で検閲のない検索結果を見ることができます。
ということで、香港を経由して見ることはできるそうです。
現在、(取り急ぎ日本では)http://www.google.cnにアクセスすると、
http://www.google.com.hk/にリダイレクトしました。
ちなみに、302のリダイレクトが2回入っていました。
(状況によって異なるかもしれませんが)
302を使用しているということは、「一時的なページの移動」なのか?
と勘ぐってしまいたくなりますが、そこは関係ないでしょう。

Googleは現状で、香港を経由して検索結果を提供しているわけですが、
こちらもYouTubeのようにブロックされていく可能性は高いのではないでしょうか?
そうなると、中国ではGoogleにアクセスできず、もちろん検索は使えないということになります。

これまでGoogleを使用していた中国のユーザーは非常に不便な思いをすることでしょう。
基本的に百度を使うことになるのかもしれませんが、UIも異なるし、検索結果も多少異なるので、ストレスを感じるユーザーも多いことでしょう。
中国政府とアメリカ企業との間で起こった対立に対して、ユーザーは完全に置いていかれた感じだと思います。

あと、当然Googleを扱っていた広告代理店の痛手は知る由もありません。
私も知っている代理店もありますので、心が痛みます。
これからの彼らのGoogleの広告以外の事業がうまくいことを願ってやみません。

bingは中国の法令に則った上で中国でのサービス提供に力を入れていくようです。
今後の中国でのbing(マイクロソフト)の動きには注目が必要ですね。
中国での動きが活発化すれば、マルチバイト対応などの精度も高まり、日本語にも影響が出てくる可能性はあると思われます。

今回はGoogleが撤退するという形になったわけですが、なんとなく釈然としない思いなのは、私だけではないと思います。
中国のユーザーや代理店等への被害が少ないことを祈りたいと思います。

【木村 賢】

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