ブログでのSEO効果を高めるための方法 | CyberAgent SEO Information

CyberAgent SEO Information - 2015年1月5日(月) 18:07
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昨年からアメブロのようなブログサービスは、「"○○"ブログを使っているから強い(もしくは弱い)」という傾向が以前に比べて弱まり、
個々のブログごとに評価される傾向が強まっています。
もちろん各ブログサービスによって、個々のブログが強まるような作りになっているかどうかは重要ですが、それ以上に各ブログのコンテンツの中身が評価されるようになったと思います。

そこで、どのようなことに気を付ければ少しでもブログへの検索流入が増やせるのかを簡単にまとめたいと思います。
なお、ここではアメーバブログをベースにご説明させて頂きますのでご了承ください。


1,何について書くかを決めるブログの場合、検索エンジンからの流入が狙えるページは大きくわけて3種類あると思います。
・ブログのトップページ
・記事テーマ(カテゴリ)ページ
・各ブログ記事
このそれぞれについて、何がテーマなのか考えることはSEOを行ううえで非常に重要です。
ブログ全体で何を伝えたいのか?
その記事テーマ(カテゴリ)においては何を伝えたいのか?
その記事では何を伝えたいのか?
そしてその伝えたいことを探すときに、他の人はどのような言葉で探してくるのか?
これを想像するとSEOにおいて対象とするキーワード(キーフレーズ)が見えてくると思います。

例えば、「渋谷のランチ情報」を発信するブログにしようと思った場合は、
ブログ全体では「渋谷 ランチ」等がキーワードになるでしょうし、
「渋谷 ランチ」の中でもあるテーマ(カテゴリ)は「中華」であれば、そのテーマは
「渋谷 ランチ 中華」や「渋谷 ランチ 中華料理」になるでしょう。
そして、渋谷の中華でも「兆楽」に行ったという記事を書く場合は
「兆楽」や「兆楽 ランチ」「兆楽 渋谷」などがキーワードになってくるでしょう。
このように何について書き、何で探してほしいか?を考えるとキーワードが見えてくると思います。
そして、そのキーワードを
・ブログトップページの場合はブログタイトルに
・記事テーマページの場合はテーマ名に
・各ブログ記事の場合はブログタイトルに
記載するようにすると効果的です。

記事テーマを設定されていない方が多いかもしれませんが、
記事テーマを設定することで検索数が多いキーワードで予想外にランクアップし、
検索流入が一気に増えることも予想されますので過去の記事にさかのぼってつけてみるのも良いかもしれません。
ブログテーマ


2,本文はある程度の長さを確保するGoogleなどの検索エンジンはまだ画像を何の画像か認識して、
コンテンツとして判断するには達していません。
(かなり進歩しており、少しずつそうなってきていると思いますし、テキストと同じように認識するのも時間の問題かもしれませんが・・・)
そのため、一言二言のテキストがあり、他はすべて画像・・・
などという記事は検索エンジンが内容を正確に認識することが難しく、
内容が乏しい記事であると誤認してしまう可能性があります。

それを防ぐためにはテキストコンテンツの"ある程度の長さ"が必要になります。
ブログの性格上「おはよう」だけの記事や、画像のみの記事があってしかるべきなのですが、Googleは残念ながらそのような記事を評価してくれません。
必ずしもすべての記事を検索エンジンを考えて記述する必要はありませんので、
検索エンジン経由で見てもらいたいなと思う記事だけでも、
ある程度の長さと内容をテキストにて確保するように心がけてみてください。
テキストを増やし内容が充実すれば、思わぬキーワードでランクアップし、
来訪する人が増えるかもしれません。
なお、画像のみや短文のみの記事が大量に増えてしまうと、検索エンジンがブログ全体を内容が乏しいと判断してしまうことがあります。
検索エンジンからの流入を少しでも稼ぎたいという場合は、
画像のみや短文のみの記事の割合を減らし、テキスト量のある記事をアップするように心がけてみてください。

3,ブログパーツや広告などを減らすブログのサイドのスペースなどに、ブログパーツや広告をたくさん貼り付けていらっしゃる場合もあるかと思います。
これらはものによってはSEO上マイナスになることがあります。
特にブログパーツの中には表示が極端に遅いものがあり、
ページの読み込みに時間がかかってしまうことがあります。
ページの読み込みに時間がかかると検索エンジンの評価が下がることが多々ありますので、ブログパーツや広告の設置は控えめにしておいたほうが無難だと思います。

4,ウェブマスターツールを設定してGoogleがどう見ているか理解するアメーバブログでも昨年よりGoogleウェブマスターツールが利用できるようになっています。
使い方の詳細は、
ホスティングサービスでのGoogleウェブマスターツールの使い方をご覧ください。
ウェブマスターツールを使うことで、それぞれのブログをGoogleがどのように見ているか理解することができると思います。

5,ブログを宣伝する記事を書いたら、TwitterやFacebook,Google+等のソーシャルメディアで宣伝をしましょう。
ご存知の方も多いと思いますが、Googleはリンクを人気投票とみなし、
多くのリンクを集めているURLやブログを高く評価します。
ソーシャルメディアからのリンクは直接的なリンク効果とみなされない場合が多いですが、ソーシャルメディアでその記事を知った人が、別のブログやウェブサイトの記事に引用してくれるかもしれません。
ソーシャルメディアで拡散されることで二次的にリンクが広がることがありますので自らソーシャルメディアで拡散しておくとよいでしょう。

6,アフィリエイトには付加情報をテンプレートを用いて、アフィリエイトサイトの商品情報をそのまま転載しているだけのアフィリエイトサイトが現在もアメブロには大量に投稿されています。
それらは、規約違反として大半が削除されますがGoogleからもガイドライン違反としてペナルティを受けてしまいます。
アフィリエイトのみが目的のコンテンツはGoogleが最も嫌うコンテンツの1つであり、
その多くがペナルティ対象なので注意しましょう。
アフィリエイトを行う場合は、アフィリエイトリンクの他に、
その商品を実際に使った感想であるとか、別の商品の実体験に基づく比較であるとか、閲覧するユーザーにメリットがある内容を提供するようにしましょう。
これらのコンテンツは検索エンジンからのペナルティを防ぎ、検索流入が確保できる可能性が高まるだけでなく、そのアフィリエイトプログラムのコンバージョンを高める役割も果たすことが多いものと思われます。

さらに効果を高めるために・・・・

7,日本語の記述方式に注意しましょう検索エンジンは日に日に賢くなり、自然言語処理などを用いてそのコンテンツは何について書かれているかを判断するようになっています。
今後この傾向は益々強まると思われますので、検索エンジンが読みやすい記述方式にしてあげると効果が高まると思われます。
具体的には、一般的な日本語で記述することがまず重要です。
所謂ギャル語のような一般的な辞書に載っていない単語を多用しているサイトが、
パンダアップデート時に大幅に検索流入を減らしたということがあります。
検索エンジンは一般的な(辞書にあるような)日本語しか理解することが難しいのが現実ですので注意してください。
また、極端な方言での記述も検索エンジンが認識できない場合があるかもしれません・・・。
さらに1文を長くし過ぎないほうが検索エンジンが内容を認識しやすい傾向にあるようですので、通常よりも多少短く区切るほうが良いかもしれません。

8,記述内容に気を配る設定したキーワードについて読書が欲している情報を網羅してあげることが、
SEOにおいて最も重要なことのひとつになってきています。
例えば「恵方巻」をキーワードに設定した場合、
読者は何が知りたいのか?を考えてみると、
「方角」「レシピ」「食べ方」などいろいろ考えられると思います。
実際に検索ユーザーの多くが求めているものは、検索ボックスにキーワードを入れてみたときのサジェストであったり、関連語の部分で分かりますし、
Googleのキーワードプランナーで調べることもできると思います。
そして何より自分だったらどのような情報が欲しいか?を考えて記述する内容を決めることが重要です。
読者が欲しい情報をなるべく網羅してあげると、そのキーワードでランクが上がる可能性は一段と高まるでしょう。
なお、「ブログトップ」や「テーマ」で狙うキーワードの場合は、その配下の各記事等にその内容が入れば問題ありません。
塊(ユニット)で狙うという意識を持って頂ければと思います。

9,旬なテーマを取り入れたり、先読みしたりするまさしく今検索が大量に増えているキーワードについては、QDFアルゴリズムというものが働くと言われています。
これは、検索数が急上昇しているキーワードについては通常の検索結果と異なり新しいコンテンツを上位にする割合が高まるアルゴリズムです。
例えばサザエさんの「花沢さん」で検索すると、1/4の放送で声優さんが変わったことが話題になり、そのコンテンツが上位を占めています。

QDFアルゴリズム

テレビで話題になったことや、起きたばかりの事件などについてすぐにブログ記事を書くと、その話題やニュース情報が気になっている人が検索した際に、多くのアクセスを稼ぐことができる可能性があります。
今話題になっているキーワードで今話題になっていることを書くということに何回か挑戦してみてはいかがでしょうか?
(もちろん、それぞれのブログのテーマに合っていればの話ですが・・・)

10,更新回数を増やそうほとんどブログ更新していない私が言うのもなんですが・・・・
更新回数と検索流入数はやはり関係があると言っていいと思います。
これは、
「更新を頻繁にすると検索エンジンがそのブログを高く評価してくれる」
ということではなくて、
単純に検索流入は
狙ったキーワードの検索ポテンシャル×SEOの強さ・精度×対策するキーワード数
で決まるものなので
(このあたりについてヴォラーレの土居さんが詳しく書かれていましたのでリンクしておきます。
2015年、確実に成果を出すためのSEOの方程式
更新回数が多ければ多いほど、
基本的には対策するキーワード数が多くなり、トータルでの検索流入が増える可能性が高まるわけです。
また更新をしていればリンクを張ってもらえる可能性もそれだけ高まりますので、
日々評価が高まりやすくなります。
更新することそのものが高く評価されなくても、競合するサイトが更新を繰り返しており、日々リンクを集めていたら相対的には更新していないサイトの評価は下がってしまうわけで、結果として更新をし続けているサイトやブログの評価は高まるわけです。

11,スパムをしない最後に大前提の話ですがこれらはスパムをしていないうえでの話です。
「キーワードを詰め込みすぎている」「他のサイトからコンテンツを転載している」「他のサイトへ誘導する目的だけに作っている」「被リンクを買っている」
などのスパムは効果に乏しいだけでなくペナルティを受ける危険性もあります。
また、悪質なスパムは我々運営側も記事の削除やアカウント停止などの措置をとる場合もあります。
検索エンジンを欺いたり、抜け道を探してSEOを行う時代は数年前に終わっています。
ブログでSEOをしたい場合には、地道に読者が欲しているコンテンツを作ることを心がけ、そこに検索エンジンが内容を理解しやすくなるようなエッセンスを加えてあげるようにしてください。


当然アメーバブログSEO担当としては、現在のアメブロの状況がSEO的にベストだとは思っておりませんので、皆様のブログがより評価されやすいように日々改善して参りたいと思います。

なお、ブログを書くにあたって必ずしもSEO、検索エンジンを意識する必要はないと思います。
検索エンジンからの流入がなくても自分の記録のためにブログを書かれている方、友人同士の交流の場としてブログを書かれている方、ソーシャルメディアからの流入を目的にブログを書かれている方、様々な目的があると思いますしそれぞれ素晴らしい目的だと思います。
この記事はSEOを考えたい方向けの記事ですので、「SEOなんて関係ない。必要ない。」という方はそういう考えもあるのか、くらいに思っていていただければ幸いです。

木村 賢
(私のソーシャルアカウントにアメブロのSEOについて個別にご質問を頂くことがありますが、一つ一つのご質問にはご回答できない場合がありますので大変申し訳ございませんがご了承ください。なるべくがんばろうとは思っておりますが・・・。)

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