楽天は10月22日、ユーザーに対してより安心して楽しく買い物をしてもらうための楽天の取り組みをまとめた「安心・安全への取り組み」ページを公開した。決済方法、配送、サポート、偽造品・海賊版撲滅の取り組みなどの6項目で構成している。新たに、ショップの上部に「不適切な商品を報告」ボタンを設置。11月13日から随時対応を進める銀行振り込みの振込先を「楽天銀行 楽天市場支店」に統一することなどをまとめた。そのほか、代金支払い後のトラブルに対応する「楽天あんしんショッピングサービス」も刷新し、その詳細な内容も同ページで紹介している。
「安心・安全への取り組み」を紹介
「安心・安全への取り組み」は、「楽天市場」TOPページの右上部分にリンクを掲載。模造品対策の取り組みとしては、ブランドの権利者や団体等への協力を依頼して調査を行っていることや、ショップが模倣品を販売している事実が明らかになった場合、当該ショップのサービス停止や出店契約解除などの厳正な措置を講じていることを紹介している。
ユーザーが不適切な価格表示などを見つけた場合、楽天に報告しやすくするため不適切な商品や価格に関するご意見フォームを用意。すべてのショップの各商品ページ上部などに「不適切な商品を報告」ボタンを掲載し、フォームへのリンクを開始した。
商品ページのヘッダー部分に「不適切な商品を報告」ボタンを設置
銀行振り込みについては振込先を「楽天銀行 楽天市場支店」に統一することも紹介。決済方法で銀行振り込みを選び、楽天市場支店になっていない場合は、問題がある可能性が高いとして、顧客に対しても振込先が楽天市場支店になっていることの確認を求めている。
2015年1月から開始する商品発送の目安をわかりやすくする取り組みも紹介。発送時期の目安は、各商品ページに表示するほか、検索結果ページにも表示するようにする。トップページの右上に「お知らせ」ボタンを設置し、注文した商品の発送が準備できるとお知らせが表示されるなどの取り組みも開始する。
来年1月に設置する「お知らせ」ボタンで配送状況を報告
2007年10月から提供している代金支払い後のトラブルに対応する「楽天あんしんショッピングサービス」も刷新する。従来の対象は注文したが商品が未着となっていた場合のみだったが、新たに遅延、破損、表示と著しく商品が異なる、返金されない、といったトラブルも対象とする。
注文日の翌日から90日以内に申請すると、楽天が調査を行い補償内容を通知。ポイントか現金で補償金を受け取ることができる。補償額の上限は30万円で、1アカウントにつき5回まで申請できる。全ての「楽天会員」(登録無料)が補償の対象となり、会員登録をしていれば誰でもこのサービスを受けることができる。
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オリジナル記事:楽天、決済・サポートなど新たな「安心・安全への取り組み」を公開 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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