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完全な状態のオリジナル記事は 「
中国(特に百度)のSEO事情 その1」 からご覧ください。
最近、メーカー様、メディア様問わず中国のSEOについてご質問を頂くことが多くなってきました。
ちょうど、先週中国に行く機会があり、「中国のSEOのいま」を垣間見てきましたので、
ここで少しだけ書きたいと思います。
なお、ここに書いている内容だけがすべてではないのでご了承ください。
[中国の検索エンジン事情]
中国の検索エンジンと言えば百度が有名です。
実際Googleが基本的に中国本土でのサービスを停止した結果、約80%の人が百度を利用しているようです。
一方Googleですが、中国のGoogleは今、アクセスすると、
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このようになっており、検索することはできず、香港のGoogleにリンクが飛びます。
この香港経由でGoogleを利用している人も約20%弱いると言われています。
一見すると、Googleは無視して百度を重視すべきように感じますが、
中国のインタネット人口は4億5000万人と言われており、20%でも9,000万人という莫大な数字で日本のインターネット人口と同等になってしまいます。
単純に考えて、中国のGoogleユーザーは日本と同じくらいの数居るとも言えますので、簡単に無視できるものではないと思います。
ただ、やはりそれでも比重としては百度のほうが重要度が高いのは確かですので、メイン百度でGoogleも合わせて、、、という感覚のようです。
また、ローカルの検索エンジンも伸びてはきているようですので今後の動向に注意が必要です。
[百度の検索結果について]
百度の検索結果については、1ページ目がすべて広告だ。
とか、1ページ目はすべて操作されているとかいろいろなことが言われていますが、
実際は、大きくわけると次のようなものが出てくるようです。
・リスティング広告
・百度サービス(ユニバーサル含む)
・百度提携サービス
・オーガニック
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ここで見ると、純粋なオーガニックは4枠と見られます。
(百度コンテンツが途切れた以降はユニバーサルを除いて、オーガニックの一つとして百度コンテンツが出ているという意見もあるようですが、ここでは百度コンテンツとして扱います。ドメインオーソリティが特別に付与されたりとか、ないとも限らないと思いますので。)
韓国のNaver同様に非常に狭き門になっています。
そのため、ビッグキーワードでのSEOは日本などよりも高いと思われますが、実際にここを狙ってSEOを行うということがなされています。
SEO会社としては、腕の見せ所と言ったところでしょうか?
[SEOの中身」
実際にSEOを行う際のステップは日本と比較的似ています。
キーワードを選定し、サイト内を最適化し、リンクビルディングを行うという手法です。
これは逆を言うと百度のアルゴリズムが比較的Googleと共通していると言えると思います。
[百度のアルゴリズム]
百度のアルゴリズムは比較的Googleに似ていると見て良さそうです。
上位表示サイトを見てみると、ややキーワードスタッフィングが効いてしまっている(効いていなくとも、ペナルティになっていない)ものがありますが、
Google同様に重要なポイントは“コンテンツ”です。
特にキーワードの関連度はGoogleと同様に重視されているようです。
さらには、サイト構造を重要視することもGoogleと似ています。
よくよく考えれば、「ユーザーのためになる良いサイトを上位表示させる」ことが検索エンジンのミッションなのですから、良いサイトの条件というのは誰が考えても大差ないでしょうから当たり前なのかもしれません。
ただ、現地の人と話をするとクリック率(CTR)と影響やドメインエイジの影響が比較的大きいとのことでした。
このあたりは私たちもより詳細に調査してみたいと思います。
次回はこのアルゴリズムに合わせた中国のSEO対策事情について触れてみたいと思います。
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