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SEOはバランス感覚が大事?」 からご覧ください。
SEOを生業としていると、SEOを通して色々な言動を見聞きします。
その中で、SEOがうまくいかなくなるパターンとして、
すべてを
「全か無かの法則で考えてしまう」
というのがあると思います。
例えば、「リダイレクトはよくない」と言うことがあったとすると、
「リダイレクトしたら、もうSEOはできない」
となってしまったり、
「1コンテンツ1キーワードが理想的」
となったら、
「2ワードできないなら、意味がないからやらない」
となってしまったり。
最も多いのは、サイトの修正案のすべてができなければ、
ランクが上がらなくなると思ってしまうこと。
一見ここで文章にすると本当?と思ってしまいますが実際の現場では起こることが多いものです。
これは、SEOをするサイト管理者の方だけでなく、
SEO事業者でさえ陥りがちな誤りです。
この誤りが起こるのは、
「検索エンジンのランクとは複合的な要素で決まっている」
ということを見落としているためではないかと思います。
Aということができないのは、確かに100点満点にならないけれど、
Bという方法で限りなく100に近づける。
そういう努力が最後に競合との差になります。
SEOというのは絶対評価ではなく、相対評価の世界です。
そもそもウェブサイトという枠組みの中で行うもので、
そこには、表記できるコンテンツに制約があったりデザインに制約があったり、
どのサイトも少なからず制約があるはずです。
その制約の中でどれだけベストが尽くせるのかが、SEOが成功するか否かを握っているように思います。
もちろん、超難関キーワードで、コンテンツが1枚しかありませんとか、
キーワードに対応するコンテンツなんてありません
という、本質的にずれたSEOをしようとした場合は、
土台無理なケースもあります。
しかしながら、最低限の条件が整っていれば、
なんとか合格点に持っていくことというのができることが多いと思います。
制約がある中で、できることを着実にやる。また、代替案がないか探す。
これによって、無理かなあと思っていたSEOが実現できるケースはあると思います。
要0or100で考えるのではなく、バランスが大事ですね。
自戒の念もこめて・・・ですが。
【木村 賢】