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完全な状態のオリジナル記事は 「
敬称「さま」「様」のはなし」 からご覧ください。
先日、とある企業が外部に公開した文書のなかに、
「[顧客の社名]さま」
と言う表記を見つけて、なにか微妙なものを感じてしまいました。
そういえば「四家さま」で届くビジネスメール、最近多いなあ。
いつも軽い違和感を感じます。自分ではまず使いません。
なんとなく柔らかすぎて「様(さま)にならない」気がするのです。
少なくとも、ビジネスの現場ではどうなんだろう。
親しみを示すのであれば「さん」を使います。
はて、僕はいつの間にか、世間からズレてしまったのでしょうか。
不安に感じたので、すぐに、ツイッターとフェイスブックに投げてみました。
反応は、驚くほど多様でして。
「絶対に使わない」
「親しい関係のときのみ使う」
「ビジネスでは使わない」
「普通に使う」
などなど。
「お客さま」は使うと言うのもありました。
僕も「お客さま」については違和感ないのです。あと「1000名さまにプレゼント」も同じです。
どちらも自分では使わないのですが。
News2u.netのリリースを検索してみると「(集合名詞)+さま」は、わりと普通に使われてます。
一方で「様」もたくさん使われています。まさに「様々(さまざま)」です。
集まってきた反応と、ニュースリリースをざっと眺めた限りの印象では、
メールでの利用はもはや一般的だが、ビジネスユースには軽いと言う印象も残っている。集合名詞には「さま」、固有名詞(人名・社名など)には「様」を当てているケースが多い。
と言ったところになりますが、むしろ「びっくりするほど人によってばらばら」という印象のほうが強いです。
というあたりで、今回の記事にはこれ以上の結論はないのですが、一つだけ言えるとすれば、ネットの普及により「テキストによるカジュアルなコミュニケーション」が一気に増加したことによる変化なのではないかと思われます。
僕が社会人として仕事を始めた20数年前に比べたら、明らかに増えています。まさに「様変わり」です。
皆様(みなさま)は、いかがお考えになりますでしょうか。
むかし、役所向けには「殿」が使われていたことなんて、知っている人も少なくなったんでしょうねえ。
重ねると「殿様」になるんですけど。
殿様(伊達政宗侯の銅像)