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Evernoteユーザー増加中」 からご覧ください。
最近良くニュースで見かけるIT用語といえば、なんといっても「クラウド」
このクラウド技術を個人で使えるようにした「パーソナルクラウド」と呼ばれるサービスが流行しています。
サーバー上にデータとアプリケーションを置き、複数のPCやスマートフォン・携帯電話などから利用できる「パーソナルクラウド」は、場所やデバイスを選ばずデータを取り扱えるため、一度使い出すと手放せない便利さがあります。
中でも人気があるのはこの二つ。
ネットレイティングスによると、人気クラウドサービスの「Dropbox」と「Evernote」の国内の月間利用者数がいずれも50万人を突破したことが明らかになった。
「Dropbox(ドロップボックス)」は米Dropbox社が運営するオンラインストレージサービス。一方の「Evernote(エバーノート)」は米Evernote社が運営するオンラインドキュメント管理サービス。いずれもインターネット(クラウド)の向こう側でデータを処理し、ユーザーがそれをネットワーク経由で利用するクラウドサービスだ。
現在、両社とも堅調に利用者数を伸ばしており、5月時点の国内月間利用者数は、Dropboxが64万人、Evernoteが56万人。いずれも男性の占める割合が非常に高く、男女比はDropboxが85:15、Evernoteが86:14となっている。
DropboxとEvernote、国内の月間利用者数が50万人突破:MarkeZine(マーケジン) (2011/06/28 11:10)
実際、書店のパソコンコーナーに行くと、この二つのパーソナルクラウドサービスに関する書籍がたくさん出ています。アマゾンで検索すると、どっちも100冊以上の関連書籍が出てきます。情報感度が比較的高い層の利用者が多いと思われます。
ネットPR視点でひとつ注目しておきたいのはEvernoteのWebクリッピング機能です。ブラウザの機能拡張をクリックすれば、Webサイトの情報を自分のEvernoteにクリップして活用することができます。
ブラウザ上で見たEvernoteのWebクリッピング
仕事に関係する情報はとりあえずクリップしておいて、あとでiPhoneで移動中に読む、と言ったことが可能になるわけです。
ただ、Webサイトの構造によってはうまくクリップできないこともあるので、サイト側で「Evernoteクリップボタン」を設置しておくと、これをクリックするだけでユーザーは自分のEvernoteにWebページを取り組むことができるようになります。
ニュースリリースポータルサイトNews2u.netでも今年2月にこの「Evernoteクリップボタン」を設置しました。ニュースリリースがワンクリックでEvernoteに取り込めて、大変便利です。
最近ではニュースサイトでも、このEvernoteボタンがついていることがあります。今までの報道機関は自社のコンテンツを「コピー」されることを極端に嫌がる傾向がありましたが、パーソナルクラウドを使いこなす情報高感度層に対して、より自社の記事を活用してもらうために踏み切ったようです。
企業Webサイトにおいても「情報をコピーしてどんどん持っていってもらう」と発想を転換すると、Evernoteでのクリッピングを支援する仕組みを入れるのは理にかなったことになります。クリップしてもらえれば、あとで通勤電車の中でスマートフォンで読んでもらえるかもしれないし。また自分のEvernoteを検索して繰り返し読んでくれる可能性も出てくるわけです。
ブログにはよく設置されている「Evernoteボタン」、今後は企業サイトの主要なページに設置することも検討してよいかもしれません。
……すみません、このnetpr.jpにもまだ設置していませんでした。早く検討しないと!
EvernoteもDropboxも無料で使えるサービスもありますので、まずは一度試してみることをお勧めします。