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Googleインスタント日本導入 その影響は?」 からご覧ください。
Googleインスタントが日本にも導入されました。
正確に言うと、4/25現在、順次導入されていっています。
数日以内に100%導入される見込みのようです。
Googleインスタントは、USで導入されている
検索窓に途中までキーワードが打ち込まれると、予測した検索結果を先行して表示する機能
です。
USで導入された際には、「SEOがなくなる」みたいなことまで言う人が出現したものですが、実際はその後SEOにおいてもSEMにおいてもそれほど大きな影響はないようです。
ましてやSEOがなくなるなんてことはなく、しっかりとUSでもSEOは存在し続けています(笑)
USのGoogleで実際に使ってみると特徴が良く分かると思います。
例えば「東京」と検索すると、
「東京」の先に「dogs」が予測されてその検索結果が表示されています。
この予測で分かる通り、検索クエリ数が多いものが表示されるだけでなく、様々な情報から予測は決められているようです。
予測された文字は薄く表示されています。
薄く表示されている状態でEnterを押しても、入力した部分までしか検索対象になりません。
Tabを押すと薄い表示が濃くなり、予測を含めた検索結果になります。
Tabをうまく使えれば、予測が役に立つこともあるかもしれません。(ただし、予測が当たっていれば)
また、予測が出ないケースもあります。
「喜多方 ラーメン」とでも検索しようとしたら、「喜多方」と検索しただけですでに、ラーメン情報を載っていそうなサイトが上位に出てきています。
こうなると、多少はそのままそこをクリックする人もいるかもしれません。
ただ、基本的にはこの場合もカーソルを該当箇所に持って行ってクリックする必要があるので多くの人が使うようになるかというとやや疑問があります。
たしかに、後者の例で見ると、複合キーワードに対して前半部分の比較的ビッグワードになるであろう部分で上位表示できれば流入が若干は増えるかもしれません。
また、前者ではインスタントで予測されるものが推測でき、それに対して上位表示できれば流入は増えるかもしれません。
ただ、根本的にそのキーワードに適合したコンテンツがあるかどうかも問題ですし・・・。
という全体的なところを見ていくと検索ユーザーがそれほどインスタントの予測や途中でのSERPsの表示を有効に使いこなしていくとは思えません。
慣れれば、便利に使いこなすユーザーもいるかもしれませんが、そのようなユーザーこそ自ら複合語のクエリを作って検索するようにも思います。
また、仮にそれらが多少なりとも使われるようになっていっても、予測語でSEOをかけるとか複合の前半部分のビッグワードでSEO対策するというのは、どう考えても効率が悪いように感じます。
事実USでもさほど影響が出ていないわけですし、現状ではあまり慌てることなくインスタントよりもパンダ・アップデート(というかそれさえあまり気にせずに)、きちんとサイト、コンテンツを作りこんでいくことに目を向けていったほうが良いように思います。
【木村 賢】 @kimuyan