広報マン必読!国連欧州経済委員会刊行:「データを有意義なものとするために」ガイドブック | ネットPR.JP

ネットPR.JP - 2011年1月17日(月) 09:44
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PR活動においては、発信する情報の根拠として「データ」がよく使われています。
しかし「データ」は正しい解釈と合理的で明確な説明があって、初めて効果を発揮します。

今回はデータや統計を使用する際の、テクニックを紹介しているサイトをご紹介します。


国連欧州経済委員会ガイドブック(仮訳)

http://www.stat.go.jp/info/mdm/index.htm

国連欧州経済委員会(United Nations Economic Commission for Europe:以下「UNECE」)では、統計組織の管理者や広報担当者が、文章、統計表、グラフ、地図等を使って一般の人々に統計を分かりやすく伝えることをサポートするため、「データを有意義なものとするために」(Making Data Meaningful)と題するガイドブックを刊行しています。


 上記ガイドブックは主として国の統計組織を念頭に置いた内容となっていますが、統計を一般の人々に分かりやすく伝えたいと考えている組織や担当者の方々であれば、地方公共団体、民間企業、NPOなどの如何を問わず参考になる部分が多いと考えられるため、総務省統計局では、今般、UNECE事務局から承認を得て、その仮訳を作成し、ホームページに掲載することとしました。


統計局ホームページ/統計を表現するための手引 国連欧州経済委員会ガイドブック仮訳



ということで、もともと政府の担当者が使うものですが、民間でも役立つということで公開していたたわけたわけです。ありがたいです。


パート1『数字についてのストーリーを書くための手引』では、統計における「ストーリー」の考え方から、インターネット上における具体的なライティングテクニックを(見出しの書き方、パラグラフの書き方など)、例文を挙げて、良い点・悪い点を解説。


パート2『統計を表現するための手引』では、統計を一枚の絵ととらえ一瞬で視覚化させるためのテクニックとして、グラフの作り方(グラフの種類、目盛り線や軸線の濃淡など)、色のつけ方、セル形式の場合の数字の位置、資料の出所記載はあるかなど、統計を使用掲載する際のチェックリストがこと細かく記載されており、良い例・悪い例の比較による説明が、非常に実用的です。


この資料、ほんとによくできています。
極めて重要な内容が、平易な説明で書かれていて、特に自主調査の結果をニュースリリースやWebサイトを通じて発表する際には大変参考になります。


ぜひご一読ください。
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