電通プロモーションが8つのショッパークラスターを特定、ID-POSデータと生活者の定性データをAI分析
購買行動を8分類、AIショッパーペルソナと自然な対話で購買理由のインタビューが可能に
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統合型プロモーション事業の電通プロモーションは、全国122店舗の食品スーパーにおける約60万件のID-POSデータと生活者の定性データをAIで分析し、購買行動の特徴に基づく8つのショッパークラスターを特定したと7月30日に発表した。これによって、購買時点における生活者の意識や行動背景の把握が可能になり、リテールプロモーションのプランニングの高速化と高精度化を実現する。さらに対話型AIソリューションを活用し、購買行動のシミュレーションや仮説検証の効率化を支援する。
8つのショッパークラスターは、価値観やライフスタイル、購買時の判断軸を含めた生活者理解を可能にし、性別・年代別といった従来の属性ベースでは把握できなかった購買スタイルや意思決定の違いを明らかにする。ID-POSデータに含まれ、かつJANコードが明らかな製品であれば、個々の製品の購買実態を8つのクラスターにひも付けた分析も可能。さらに電通が開発した対話型AIソリューション「AI For Growth Talk」上で「AIショッパーペルソナ」として活用する仕組みも用意した。
プランナーは実在の生活者へのインタビューを模した自然な対話で、購買理由や迷いに関する仮説を探索できる。1対1の深掘りだけでなく複数ペルソナによるグループインタビュー形式も可能。この取り組みの背景には、従来の分析では「なぜ買うのか」の本質的な理由を捉えきれていなかったことがある。多くのID-POSデータ分析が商品やカテゴリー起点にとどまり、顧客理解は大まかな区分に限定され、アンケート調査などの定性調査では生活者の消費生活全体を把握するのが難しかった。
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