楽天グループでマーケティングリサーチ事業の楽天インサイトは、アンケート結果からターゲットのプロファイルを自動生成するAIツール「楽楽プロファイル」において、生成したプロファイルをAIで擬人化して対話ができる「インタビュー機能」を加えて試験運用を始めたと1月30日に発表した。楽天インサイトでインターネットリサーチを実施したことがある企業・団体は無料で利用できる。すべての企業・団体への本格提供は2月中旬からの予定。
対話することで、属性情報では把握できない価値観や行動背景、意思決定の理由を深掘りしてアイデア発想を支援する。インタビューをサポートする「アイ先輩」と、思考を深めて発想を広げる「リッキー先輩」の2人の「先輩AI」を搭載し、目的に応じて選べる。リッキー先輩は創造工学の専門家の石井力重氏が監修した。アンケート分析結果から新たな切り口を見つけたり、発想ワークやインタビューの代替として思考の刺激を得たりしたい時の活用を想定する。
調査結果と、約40万人を対象に約1700項目の生活意識、趣味嗜好、商品カテゴリー関与、ブランド関与、メディア接触などの大規模で多面的な生活者プロファイルデータを連携し、対話から価値観や行動背景まで引き出せる。アンケート調査で数値や傾向は把握できても、「なぜその選択をしたのか」などの生活者の意思決定理由に踏み込んだ示唆を導き出すのは難しいことから、擬人化AIとの対話が発想を広げる手段として有効だと考えて開発した。
