就活での生成AI活用、AIに相談する就活生ほど応募を止めていた【Strobolights調べ】

企業が学生と接点を持つ前に、採用母集団はすでに絞り込まれている。

冨岡晶(Web担編集部)

6:30

Strobolightsは、「就職活動における生成AI活用」に関する調査結果を発表した。27卒・28卒の大学生67人が回答している。

AIの回答は“信頼する相談相手からの助言”

まず生成AI自体の利用率は97.0%に達し、その多くが「頻繁に利用している」74.6%と回答。そこで「AIで企業について調べた結果、その企業への応募をやめた経験」について聞くと、「何度もある」14.9%、「1~2回ある」28.4%と、4割超となった。AIへの進路相談頻度が高い学生ほど顕著に高くなる傾向が確認されたという。

これについて同社は「企業がまだ一度も学生と接触していない段階で、AIの回答1つが選考の合否に近い意味を持ち始めている」とコメントしている。

AI企業研究の結果、応募を取りやめた経験

次に「生成AIに、企業との相性や進路選択について相談した経験」についても聞くと、「ときどき相談している」41.8%、「頻繁に相談している」25.4%、「1~2回相談したことがある」11.9%で、ほぼ8割に何らかの相談経験があった。相談する理由としては「24時間いつでも使えるから」34.3%、「人に聞きにくいことを気軽に聞けるから」25.4%といった声があがった。

AIへの進路・企業相性の相談経験

これについて同社は「学生はAIの回答を検索結果の1つとしてではなく、信頼する相談相手からの助言として受け止めている」と分析。なお具体的な相談内容としては「私に向いている仕事を教えて」「今までの記録で、私の強みを教えて」「過去のやり取りから向いている業界を絞って」「私でも入れる会社は?」といったものがあげられている。

またその他の注目データとして「AI活用格差(有利・不利)があると感じている学生は88.1%」「AIの回答を信頼しているは56.7%だが、誤情報を疑った経験があるも59.7%あった」「企業がAIで選考・評価することには71.6%が効率的だが不安、または人間が判断すべきと回答」が報告されている。これらの詳細はレポートがダウンロード可能。

調査概要

  • 【調査対象】27卒・28卒の大学生
  • 【有効回答数】67人
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