2025年卒大学生、3人に1人が「就職活動にChatGPTなどの生成AI利用経験アリ」【マイナビ調べ】
内々定率は47.4%で前年から大幅上昇。志望職種が決まっている学生の多くが「ミスマッチ少ない」。
4/19 8:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
マイナビは、「2025年卒 大学生活動実態調査(3月)」の結果を発表した。2025年卒業予定の全国の大学生・大学院生2,963人(文系男子586人、文系女子1,355人、理系男子441人、理系女子581人)が回答している。
2025年卒業予定の大学生・大学院生の内々定率は47.4%
まず2024年3月時点での内々定率を見ると、前年比17.4pt増の47.4%で、前年を大きく上回って推移している。一方で59.0%が就職活動を継続する意向にある。
次に、「職種別コースへの応募」について聞くと、「志望職種が決まっており、仕事内容も理解できたので応募しやすかった」45.5%が最多。「志望職種が決まっているが、仕事内容の理解が難しく、応募しづらかった」6.9%と合わせると過半数の志望職種が決まっている。職種別コースについて、「志望職種が決まっており、仕事内容も理解できたので応募しやすかった」人の理由としては、「ミスマッチの心配がなく安心」「面接時に、より明確に自分の今後のプランを表現しやすい」という声が見られた。
そして、「対話形式の生成系AI」(ChatGP等)について就職活動前後での利用経験を聞いた。その結果、「就職活動以外も含めて、利用したことがある」は前年から20.5pt増えて59.7%。「就職活動において利用したことがある」は前年から16.8pt増の35.2%だった。なお企業側は、就職活動での生成系AI利用について「使い方に気を付けたうえで活用してほしい」という意見が4割を超えたとのこと。
調査概要
- 【調査対象】2025年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生
- 【調査方法】マイナビ2025の会員に対するWebアンケート
- 【調査時期】2024年3月25日~31日
- 【有効回答数】2,963人(文系男子586人、文系女子1,355人、理系男子441人、理系女子581人)
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