Z世代は「転職ありきの就活」が主流? 「1社で働き続けたい」は約3割にとどまる【ライボ調べ】
就活生の約6割がすでに転職を見据えている? うち約7割は「5年以内の転職」を希望。
2023/3/3 16:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
「Job総研」を運営するライボは、「2023年 就活実態調査」を実施した。自身のキャリアや働くことへの価値観について、就活中の学生男女127人に聞いている。
「働くのが楽しみ」は65.4%、一方でキャリアや収入に不安も
まず、将来の自分の理想像があるかを聞くと、合計で80.3%が「ある」と回答した。一方で、将来への不安の有無を聞くと、73.2%が「不安がある」と答えた。
具体的にどのような不安があるかを聞いたところ、「配属ガチャ」など自身のキャリアに関するものや、「生計が立てられるか」「貯金が得られるか」といった収入に対するものが見られた。
働くことに対する考えと意欲について聞くと、「働くのが楽しみ」と答えたのは合計で65.4%、「働きたい」と答えたのは合計で78.0%と高い数字になった。
学生の64.6%が「転職ありき」で就活。5年以内には転職?
就職後に転職を考えるタイミングについて聞くと、「計画的に転職をしていく」が36.3%と最も多く、ついで「1社でできるだけ長く働きたいので転職はしない」が35.4%、「自分に合っていないと感じたらすぐに転職をする」が28.3%となった。「転職したい派」に理想のタイミングを聞くと、「5年目」「3年目」に回答が集まり、約7割の人が5年以内の転職を希望していることがわかった。
仕事において収入とやりがいのどちらを重視するかを聞くと、56.7%が「やりがい」と回答した。また、やりがいを感じることとしては、「自分の成長を実感できること」「仕事で社会貢献を実感できること」「関わった人から感謝をされること」が上位3つの回答となった。
また、理想とする収入について聞いたところ、理想の初任給額の平均は27.9万円で、最低希望額の平均は22.1万円となった。
調査概要
- 【調査対象】全国/男女/就活中の学生
- 【調査期間】2023年2月8日~2月14日
- 【有効回答数】127人
- 【調査方法】インターネット調査
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