キーワードマーケティングが広告運用業務を効率化する「AIオペレーション支援ツール」

誤字脱字チェック、画像内テキスト抽出など10の機能を集約したWebアプリケーション

PR事業のベクトルの子会社で運用型広告に特化した広告代理店のキーワードマーケティングは、AI(人工知能)で広告運用のオペレーション業務を効率化する「AIオペレーション支援ツール」を開発したと1月29日に発表した。誤字脱字チェックや画像内テキスト抽出など10の機能を集約したWebアプリケーションで、広告運用のオペレーション業務を行う九州佐賀支社の技術メンバーが社内の声を基に開発した。

広告運用業務の効率化を実現する「AIオペレーション支援ツール」を開発

10の機能は、誤字脱字チェック、画像内テキスト抽出のほか、スプレッドシートデータ解析、関数アシスタント、画像生成、文章要約、AIチャット、音声文字起こし、エンジニア向け知識共有サービス「Qiita」内の記事検索、「Google Apps Script」や「Python」のプログラムをチェックするプログラムレビューがある。社内向けのツールでユーザーがすぐ近くにいるので、日々改善点を拾ってアップデートを続けている。

ツール開発は「どうしたら生成AIを業務に取り入れられるか」で始まった。「ルーティン業務は業務全体の35%以内」の九州佐賀支社の目標達成には生成AIの活用が必須となり、情報漏洩リスクは生成AIの学習機能停止と第三者への回答に利用させないことで解消して10の機能の最適化を図った。プロンプト(指示文)を毎回書く手間なく作業対象のデータを入力するだけで、誰でも簡単に高いクオリティの回答を得ることが可能になった。

「AIオペレーション支援ツール」の操作画面のイメージ
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