ミツエーリンクスが視覚障害のあるユーザーを対象にするウェブサイトの改善サービス開始

「スクリーンリーダー検証」「スクリーンリーダートレーニング」、障害者の利用を容易に

ウェブインテグレーション事業のミツエーリンクスは、全盲や弱視など視覚障害のあるユーザーを対象にするウェブサイトの改善サービス「スクリーンリーダー検証」と「スクリーンリーダートレーニング」を始める、と10月22日発表した。視覚障害者のウェブコンテンツ利用を容易にする。スクリーンリーダーは画面内容を合成音声で読み上げるツール。

視覚障害者がウェブにアクセスする時、ウェブブラウザとスクリーンリーダーを併用するのが一般的だが、ブラウザとリーダーの組み合わせによっては特定のコンテンツで意図しない読み上げや動作が起き、視覚障害者のコンテンツ利用が難しくなることがある。そのためスクリーンリーダー検証とスクリーンリーダートレーニングのサービスを展開する。

スクリーンリーダー検証は、日常的にリーダーを使う視覚障害当事者が読み上げ音声からアクセシビリティ・ユーザビリティ上の問題を確認。解決策を検討してサイト運用管理者にレポートする。スクリーンリーダートレーニングは、サイト制作担当者に向け、リーダーの基本的な原理・機能や、利用時に発生する代表的な問題の検証・修正方法を伝える。

視覚障害者ユーザーを対象としたWebサイト改善サービスをリリース(画面キャプチャ)
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