リクルートが給与支払サービス「Airワーク給与支払」開始、ワンクリックで振り込み完了

リクルートMUFGビジネスは「賃金のデジタル払い」で資金移動事業者の指定を厚労省に申請

リクルートは、給与振り込み代行サービス「Airワーク給与支払」の提供を4月3日から始める、と同日発表した。さらにリクルートと三菱UFJ銀行が共同出資する子会社のリクルートMUFGビジネス(RMB)が同日、厚生労働省に「賃金のデジタル払い」を手がける資金移動業者の申請を行った。事業者に指定されれば、働いた分の給与を先に受け取る際の受取先としてRMBの決済ブランド「COIN+(コインプラス)」を設定できるようになる。

 

Airワーク給与支払で事業者は毎月、所定の賃金支払日に一覧画面から従業員全員の給与を一括で振り込める。従業員が希望する場合は働いた分の給与を給与日前に支払うことも可能。振込先の金融機関にかかわらず振込手数料を含むサービス利用料は一律。従業員自身で口座情報を変更できるので事業者側で再入力作業などは発生しない。当面は事業者向け決済サービス「Airペイ」加盟店の一部の事業者に限定してサービスを提供する。

給与の支払いは通貨(現金)と金融機関口座への振り込みが認められてきたが、キャッシュレス決済の普及と送金サービスの多様化で賃金のデジタル払いが4月1日に解禁された。RMBが資金移動事業者に指定されれば、デジタル口座管理・決済アプリの「エアウォレット」でさまざまな銀行の預金口座とデジタル口座を連携し、COIN+で受け取った給与の銀行口座への出金やアプリ間での送金・受け取りが無料で利用できるようになる。

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