メイン利用のスマホ契約、MNOが国内シェア90.3%に。総合満足度トップは「UQ mobile」【MMD研究所調べ】
サービス利用率は「UQ mobile」「ahamo」が増加傾向。
2023/3/14 16:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
MMD研究所は、「2023年2月MNO※のシェア・満足度調査」を実施した。予備調査では40,000人、本調査では2,700人が回答している。
※MNO(Mobile Network Operator移動体通信事業者):携帯電話回線業者のこと。docomo、au、SoftBank、楽天モバイルの大手4キャリアを指す。
メイン利用のスマホの通信契約、MNOが90.3%を占める
まず、メインで利用しているスマートフォンの通信サービスを聞いたところ、従来プラン、オンライン専用プラン、キャリアサブブランドを合わせた4キャリアの割合は90.3%となった。そのうち、オンライン専用プラン(ahamo、povo、LINEMO)の割合は9.0%、キャリアサブブランド(Y!mobile、UQ mobile)の割合は16.6%だった。
また、サブ利用しているスマートフォンの通信サービスを聞くと、4キャリアの割合は82.3%、オンライン専用プランの割合は15.2%、キャリアサブブランドの割合は10.8%となった。
続いて、各サービスの利用率の推移を見ると、前回調査と比べて最も割合が増えたのは「UQ mobile」で0.7ポイント、次に「ahamo」が0.6ポイントとなった。
また、現在利用している通信サービスの前に利用していたサービスを聞いたところ、「ahamo」は70.6%、「povo」は63.0%、「LINEMO」は35.3%が同一キャリアから移行していることがわかった。
総合満足度は「UQ mobile」、NPSは「ahamo」がトップ
利用しているMNOサービスの総合満足度を聞いたところ、「UQ mobile」が最も高く740pt、ついで「ahamo」「LINEMO」が734ptとなった。
また、利用しているMNOサービスのNPS※を算出すると、サービス別では「ahamo」が最も高く、以下「povo」「LINEMO」の順となった。
※NPS:ネット・プロモーター・スコア/顧客推奨度。家族や友人にすすめたいかどうかを10点満点で評価。
調査概要
- 【調査期間】2023年2月3日~2月6日
- 【有効回答数】予備調査:40,000人 本調査:2,700人
※docomo(n=300)、au(n=300)、SoftBank(n=300)、ahamo(n=300)、povo(n=300)、LINEMO(n=300)、Rakuten UN-LIMIT(n=300)、Y!mobile(n=300)、UQ mobile(n=300) - 【調査方法】インターネット調査
- 【調査対象】予備調査:18歳~69歳の男女 本調査:MNOを利用している18歳~69歳の男女
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