CyberZが「D2Cブランド戦略室」を設立、元P&Gのブランドマネジメント経験者を顧問に

プロモーションだけでなくブランドが消費者に認知されて選ばれ続ける意味づくりを支援

インターネット広告事業のサイバーエージェントの子会社でスマートフォンに特化した広告マーケティング事業を展開するCyberZは、「D2Cブランド戦略室」を設立した、と9月7日発表した。一般消費財を手掛けるP&Gジャパンでブランドマネジメントを17年間経験した音部大輔さん=写真右=を顧問に迎え、D2Cブランドのマーケティングを支援する。

D2Cはダイレクトツーコンシューマの略で、メーカーが自社のECサイトで製品を直接消費者に販売する仕組みを意味する。消費者とデジタルを通じて直接リレーションを持ち、これまでにない製品やブランド体験を提供するモデルとなり、製品の開発から消費者に届けるまでのプロセスをデザインし、最適化を続けることが必要になるという。

D2Cブランド戦略室では音部さんの知見、独自のフレームワークと、CyberZのデジタルマーケティングを組み合わせ、プロモーション分野だけでなくブランドが消費者に認知されて選ばれ続ける意味づくりを支援する。音部さんは現在、メーカーのマーケティング支援事業を行うクー・マーケティング・カンパニーの代表取締役を務めている。

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