「iOS 14」の広告運用でマーケティングプラットフォーム「ZIRS」が「SKAdNetwork」に対応

CyberZが「ZIRS for SKAdNetwork」を提供開始、ユーザー特定しない広告効果計測が可能に

インターネット広告事業のサイバーエージェントの連結子会社で、スマートフォン広告事業のCyberZは、同社のマーケティングプラットフォーム「ZIRS(ジルス)」で米国Appleの新しい広告測定の仕組み「SKAdNetwork」に対応した「ZIRS for SKAdNetwork」を始めた、と10月15日に発表した。最新のiPhone用OS「iOS 14」の広告運用に対応する。

 

AppleはiOS 14でプライバシー保護を強化するためSKAdNetworkを導入した。広告主はユーザーを特定できないかたちで広告効果を計測できるが、従来の粒度(データの細かさ)で計測や運用できない。このためCyberZは独自のレポーティングシステム「ZIRS」でこれまでの広告運用に可能な限り近づけた運用ができるようSKAdNetworkに対応した。

コンバージョン(最終成果)で0~63の値を送付する「Conversion Value(価値)」を、過去の運用実績やサービス形態に合わせて最適に設計し、SKAdNetworkの計測結果を自動収集して成果をリポートする。1アプリ・1媒体につきキャンペーン運用が最大100個までの仕様だが、独自の分析機能でより細分化したクリエイティブ粒度の広告評価ができる。

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

勝手広告
企業広告を消費者や第三者が勝手に作って公開する自主制作の広告。 ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]