サイバーエージェントが広告活動に限定しないマーケティングのDX推進専門組織を設立

「DX Opportunity Center」、AI技術やシステム開発の知識を基にソリューション提供

山川 健(Web担 編集部)

2020年5月15日 7:00

インターネット広告事業のサイバーエージェントは、広告活動に限定することなくマーケティングのデジタルトランスフォーメーション(DX)=ITによる業務変革=を推進する専門組織「DX Opportunity Center(ディーエックス・オポチュニティセンター) 」を5月1日に設立した、と5月14日発表した。企業のDX化をサポートする。

店舗のDX化や決済サービスの普及、ECを利用したメーカー直販(D2C)ビジネスの成長など消費行動のデジタル化の加速が背景。同センターは、同社が持つAI(人工知能)技術やサービス・システム開発の知識を生かしてさまざまなソリューションを企業に提供し、これまでの広告活動に限らないマーケティングのDX化を支える。

ソリューションは、科学的な送客を実現する「店頭における販促プロモーションのDX支援」や、AI技術を使った商品の開発、物流管理、需要予測、商品販売を一貫して実施する「ファンコミュニティ形成によるD2Cブランドのビジネス開発支援」など。デジタル化で変わる市場環境に対応するソリューションを広告主に展開する。

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