外出自粛で増えた出費は「食費」、減った出費は「交際費」。足りない分は貯金を取り崩し【タンタカ調べ】
タンタカは、「外出自粛の状況」「出費の増減」「収入の増減」などについて調査した結果を発表した。20歳未満~70歳以上の男女(社員、自営業、学生、専業主婦、無職など含む)500名が回答している。調査期間は2020年5月2日~3日の2日間。
9割以上の人が「不要不急の外出を控えている」と回答
まず「現在は自宅(リモートワーク)でお仕事をされていますか?」と聞くと、33.2%(166名)が「仕事をしていない」と回答した。職業に関する質問で「無職」と回答している人は30名だったため、出勤自粛などで働きたくても働けない人が27.2%(136名)程度と考えられる。それでも全体の比率としてはもっとも多く、以下「勤務先へ出勤している」26.2%、「自宅(リモートワーク)」24.2%、「自宅と勤務先の両方で仕事をしている」16.4%となっている。
「不要不急の外出は控えていますか?」と聞くと、90.4%が「不要不急の外出を控えている」と回答した。
外出自粛で増えた出費「食費」、減った出費「交際費」
また「外出自粛で生活費は減りましたか?増えましたか?」という質問では、「生活費が減った」33.0%、「生活費が増えた」29.0%、「生活費はふだんと変わらない」38.0%となり、特に変化がない人が多数派。劇的な変化は生じていないと思われる。
そこで具体的に「外出自粛の影響で増えた出費」「減った出費」について聞いた(複数回答可)。増えた出費では「食費」29.1%、「電気代」22.7%、「日用品」14.8%が上位。減った出費では「交際費」25.3%、「旅費交通費」19.7%、「娯楽費」18.2%が上位だった。
なお収入については「変わらない」52.2%、「減った」47.6%、「変わらない」0.2%だったので、生活費が大きく変化していない以上、どこかにしわ寄せがあるはずだ。そこで、「生活費は足りていますか?」と聞くと、「足りている」55.8%が過半数だった一方、「足りないので貯金を取り崩している」36.0%の声も多数。「足りないので支援制度を受けている(受ける予定)」4.2%、「足りないので借金をした(する予定)」2.8%、「足りないので保険等を解約した」1.2%といった報告もあがった。
調査概要
- 【調査対象】クラウドワークス登録の20歳未満~70歳以上の男女(社員、自営業、学生、専業主婦、無職など含む)
- 【調査方法】選択式のWebアンケート
- 【調査期間】2020年5月2日~3日の2日間
- 【集計サンプル数】500名
ソーシャルもやってます!