AJAが運営する「AJA SSP」がGoogle「ディスプレイ&ビデオ 360」とRTB接続開始

サイバーエージェントの子会社、媒体社の広告取引機会増加と販売単価の向上へ

山川 健(Web担 編集部)

2020年5月29日 7:00

インターネット広告事業のサイバーエージェントの子会社で広告技術事業のAJA(アジャ)は、同社が運営するメディア向け広告配信プラットフォーム「AJA SSP」が、Googleの「ディスプレイ&ビデオ 360」とのRTB(リアルタイム入札)接続を始めた、と5月28日発表した。媒体社は広告取引機会増加と販売単価向上が期待できる。

ディスプレイ&ビデオ 360は、Googleが提供する広告と分析の統合型プラットフォーム「Google マーケティング プラットフォーム」の製品の1つ。キャンペーンのプランニングから制作物のデザイン、管理、オーディエンス(情報の受け手)データの整理・活用、広告枠の検索と購入、キャンペーンの測定、最適化まで可能になる。

RTBは、広告表示ごとにリアルタイムで入札を行って配信広告を決める広告売買形式。AJA SSPは優良広告主による広告案件の保有を特長にする。AJA SSPを導入している媒体社は、ディスプレイ&ビデオ 360を利用する広告代理店や広告主からのインストリーム動画広告(動画再生画面に流れる広告)やバナー広告の入札が受けられる。

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