AJAがOTT特化の広告主向けマーケティングソリューション「AJA OTT Ads Platform」開始

サイバーエージェント連結子会社、OTT領域の取扱高が1年で2倍になり従来メニューを統合

小島昇(Web担編集部)

2021年12月8日 7:01

サイバーエージェントの連結子会社でアドテクノロジー事業のAJA(アジャ)は、広告主向けマーケティングソリューション「AJA OTT Ads Platform」の提供を始めた、と12月7日に発表した。映像配信のOTT(Over The Top)サービスに特化して、これまで提供してきたDSP(広告主向け広告配信プラットフォーム)の「AJA DSP」とインターネットに接続したコネクテッドテレビ向けの動画広告メニュー「INHOUSE VISION」を統合した。

 

オンライン動画コンテンツの需要がコロナ禍の「巣ごもり消費」で急増した。OTT領域の広告出稿ニーズも増加傾向にあり、取扱高はこの1年で約2倍に拡大している。オンライン動画コンテンツを楽しむ視聴者の増加が続き、動画広告のさらなる市場拡大が今後も期待できるため、AJAは動画広告メニューを刷新し、OTTサービスに特化した広告プロダクトの開発を今後も進めていく。

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