青山商事がボタンにスマホをかざすだけでアプリが即座に起動する「JITAN SUIT」を開発
ボタンに内蔵したNFCタグにアプリ登録、「洋服の青山」若手が企画し「Makuake」で発売
紳士服最大手の青山商事は、NFC(近距離無線通信)タグを内蔵したボタン付きのスーツを開発した、と12月7日に発表した。スマートフォンをボタンにかざすと好みのスマホアプリを起動できるデバイスウェアの新商品「JITAN SUIT(ジタンスーツ)」として、クウラウドファンディングのプラットフォーム「Makuake(マクアケ)」で同日から販売を始める。「洋服の青山」の若手メンバー中心の商品開発プロジェクトによる初企画商品。
JITAN SUITのボタンに内蔵したNFCタグに利用したいスマホ決済や音楽再生・各種SNSなど普段よく利用するアプリを登録しておき、スマホをかざすとそのアプリが瞬時に起動する仕組み。スーツはメンズとレディスで企画し、NFCタグはメンズスーツのジャケットの前ボタンと左右の袖ボタンに計3つ、レディススーツにはジャケットの前ボタンと裏地の織りネームに計2つを内蔵する。登録したアプリはいつでも書き換えることができる。
スーツのカラーはネイビーで、サイズはメンズSからLLの4サイズ、レディスSからLLの4サイズ。自宅の洗濯機で丸洗いが可能で、ストレッチ性がありシワになりにくい生地を使用。ジャケット価格はメンズとレディスとも2万900円(税込)。そろいのボトムがあり、レディスはパンツとスカートの2種類を用意して価格はメンズ・レディスとも1万890円(税込)。開発プロジェクトが自由な発想で新しいモノづくりにチャレンジして生まれた。
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