「ABEMA」がCTV広告で「IAS計測」に対応、アドフラウドや視聴完了率の計測が可能に

CTV広告で国内パブリッシャー初、第三者による評価でCTV広告市場の健全な発展目指す

サイバーエージェントは、子会社で動画配信のAbemaTV(アベマティーヴィー)が運営するインターネットテレビサービス「ABEMA(アベマ)」が、デジタル広告の検証・不正対策の米国Integral Ad Science(インテグラルアドサイエンス)=IAS=が提供する「IAS計測」に対応した、と8月3日に発表した。インターネット接続したコネクテッドTV(CTV)の広告で国内で初めてIAS計測に対応したパブリッシャー(媒体運営事業者)になった。

IAS計測に対応したことで、ABEMAが7月から正式提供を始めたCTV特化型広告ソリューション「ABEMA Ads CTVパッケージ」は第三者による広告評価が可能になる。IASを利用する広告主はABEMAのCTV広告で、IASが提供する測定基準で主に「アドフラウド(不正・無効なトラフィック)」と「広告の視聴完了率ビデオ(動画視聴)」が計測可能。CTV広告をターゲットに増えているアドフラウドなどの詐欺行為の脅威に対応する。

IAS計測の比較

 

ブランドセーフティ(ブランド毀損の防止)計測などデジタルメディア品質分野のグローバルリーダーのIASのソリューションで、広告主への透明性と信頼性を担保した広告環境を整備する。IAS計測に対応後、ABEMAのCTV広告を2カ月テスト計測したところ、動画広告のグローバル平均値と比較してアドフラウド率が約177分の1、広告の視聴完了率が約2.4倍高かった。ABEMAのCTV広告が優良な広告媒体であると証明された、としている。

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