IASがデジタル広告の全コストを可視化する「Total Visibility」を国内で提供開始

品質高い広告枠と安全な配信経路がわかる業界初のサービスでデジタル広告の透明性を確保

デジタル広告の検証・不正対策事業の米国Integral Ad Science(インテグラルアドサイエンス)=IAS=の日本法人は、プログラマティック広告の取引コストを可視化するサービス「Total Visibility(トータルビジビリティ)」を国内で提供を始める、と8月21日に発表した。業界初のサービスで、広告支出を節約することができる。

 

質の高いインプレッション(表示回数)に「支払われた金額」と、アドフラウド(広告詐欺)やビューアビリティ(閲覧できる状態の広告表示)が低く不適切なインプレッションに「消費された金額」と選別して把握できる。広告取引の全コストと掲載面の品質がリアルタイムでわかり、品質の高いメディア広告枠と安全な配信経路に広告予算を配分できる。

IASは新サービスためAmino Paymentと独占提携し、2020年4月から米国などで先行提供してきた。ベータ検証の参加企業はTotal Visibilityの活用で広告支出を平均10~15%節約した。プラグマテック広告はブラックボックス化して投資予算がどこにいくのかわからない業界課題があり、新サービスによってデジタル広告の透明性や健全性が向上する。

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