IASがMetaの「Facebook」と「Instagram」でブランドセーフティと適合性の計測を拡大

誤報のGARMカテゴリを米大統領選挙前に追加、誤報の隣りに広告が表示されないか測定

デジタル広告検証・不正対策・最適化の米国Integral Ad Science(IAS)は、ブランドセーフティ(ブランド毀損防止)・適合性の計測ソリューションを拡張し、「Facebook」と「Instagram」のフィードとリールの誤報でインターネット上の安全基準団体、Global Alliance for Responsible Media(GARM)のカテゴリを追加した4月16日(米国時間)発表し、日本語訳を17日公開した。広告が誤報と一緒に掲載された場合も確認できる。

Metaは、誤報に対する包括的なポリシーとアプローチを持ち、FacebookとInstagramでは第三者ファクトチェッカーで誤った情報と判定されたコンテンツやポリシー違反コンテンツと一緒に広告が掲載されないよう制御しているが、広告主は広告が表示される投稿やコンテンツをより管理できることを望んでいる。IASは、GARMが定義する誤情報のカテゴリに抵触、または関連するコンテンツの隣に広告が表示されていないかを測定する。

IASのAI(人工知能)駆動型「Total Media Quality(TMQ)」製品には、フィード内のコンテンツを正確に分類するブランドセーフティと適合性の計測技術が含まれる。IASのリサ・アッツシュナイダーCEOは、「マーケティング担当者がブランドに対する評価をよりコントロールできるようにする誤報のGARMカテゴリを今年(11月)の米国(大統領)選挙を前に提供開始できたことを嬉しく思う」とコメントしている。

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