さくらインターネット、JPIXの「100 Gigabit Ethernetポート」を利用開始してネットワーク基盤を刷新
インターネットデータセンター事業のさくらインターネットと、ISPがトラフィック交換できる環境を提供する日本インターネットエクスチェンジ(JPIX)、仮想化環境構築のブロケードコミュニケーションズシステムズは、さくらインターネットがJPIXの回線サービス「100 Gigabit Ethernetポート」の利用を開始し、そのネットワーク基盤にブロケードのルータ「Brocade MLXeシリーズ」を採用した、と7月1日発表した。
モバイルを中心としたインターネット・トラフィックの増加を受け、ネットワーク基盤の刷新が必要と判断したことから、さくらインターネットはJPIXのIX(インターネットエクスチェンジ=インターネットの相互接続)接続の一部を10ギガビットから100ギガビットに移行することにした。
さくらインターネットが100ギガビット接続に移行する際に採用したブロケードのルータは、「先進のCFP2オプティックに対応し、高密度100GbEワイヤー性能を提供しつつ、増加し続けるフルルート環境にも対応し、投資保護を可能にするルーティング・スケーラビリティを実現」「ブロケードが提供するトライ&バイ・プログラムによる導入前検証が可能で、本番環境への移行がスムーズ」「さくらインターネットへの導入実績を持ち、長年にわたり業界で高い支持を得ているブロケード製品への信頼感ならびに安心感」などを理由に採用した。
今回の100 Gigabit Ethernetへの移行により、さくらインターネットのバックボーンネットワークの総容量は国内最大級の443Gbpsとなった。
さくらインターネット
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