アドビ、企業のWeb担当者意識調査で約9割がモバイルサイト制作の必要性、半数はすでに運営

運営しているうちの7割はモバイルサイトの効果を実感、多くはレスポンシブデザインを選択

アドビは、企業のWeb担当者を対象に実施した2014年下期の意識調査結果を11月26日に発表した。5月に公表した調査結果に続く第2弾となり、今回は「モバイル」をテーマに、モバイル対応サイトの制作を発注しているか検討している担当者を対象にした。モバイルサイトの制作は約9割が必要性を感じ、約半数はすでに運営していた。運営しているうちの7割近くはモバイルサイトの効果を実感している。機器や画面に対して単一ファイルで表示できるレスポンシブデザインの採用が多かった。

調査は、企業のWebサイト制作や運営に関わり、モバイルユーザーを意識したサイト制作を発注したことがあるか発注を検討している全国の22歳以上を対象に、インターネットで10月に実施した。サンプル数は309となる。モバイルサイトの制作ニーズが高まっているかの質問では「とても感じる」51.8%、「少し感じる」35.6%で合わせて87.4%が必要性を感じていた。理由は「モバイルデバイスらのアクセスが増えている」42.6%、「成功している他社事例を見るから」28.1%の順だった。

自社のモバイルサイトの対応状況では「すでに運営している」が48.5%あり、「制作中もしくは制作を予定している」が31.1%で計79.6%に及ぶ。この両層にデザイン手法を聞いたところ82.1%がレスポンシブデザインを選択。理由は「制作費用を抑えることができるから」が62.9%で最も多かった。すでに運営している層のうち67.3%は効果が見られたとし、具体的(複数回答)には「自社コンテンツへの訪問者数が増えた」92.1%、「自社コンテンツのリピーターが増えた」47.5%と続いた。

アドビ
http://www.adobe.com/jp/

調査結果
http://wwwimages.adobe.com/content/dam/Adobe/jp/jos/pinchin/report/2014h...

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