アドビ、企業のWeb担当者への意識調査結果で発注と予算は半数以上が「変わらない」

案件は「Webサイトのモバイル対応」が最多、発注先選定基準は初回と2回目以降で差

アドビは、企業のWeb担当者を対象にした意識調査の結果を5月22日発表した。Web開発者やデザイナーに対してどのように考えているか知り、Web制作案件の受注につなげることが狙いとなる。今後のWeb制作の発注と予算に関し、半数以上が「変わらない」とし、30%以上は「増える」「やや増える」と答えた。案件では「Webサイトのモバイル対応」が最多だった。発注先を選ぶ際の基準では、初回と2回目以降ではやや異なった。

調査は、企業のWebサイト制作や運営に関わり、Web制作・デザインを発注したことがある全国の22歳以上を対象に、インターネットで3月に実施した。サンプル数は515。Web制作の発注量、予算は「変わらない」がどちらも55.0%と最も多く、「増える」はそれぞれ10.3%、6.0%、「やや増える」が25.8%、24.5%だった。予算が「増える」「やや増える」企業の増加額は、20~30%増が半数を超え、50%以上増も2割近くにのぼっていた。

増えると予想する案件は「Webサイトのモバイル対応」37.1%、「モバイルアプリの制作」19.9%の順で、モバイル関連のこの2つだけで60%近くを占める。Webコンテンツ企画で最も重視する機器も、現在92.2%のPCが将来は47.6%になり、スマートフォンが6.6%から33.8%に増える。発注先選定基準(複数回答)では、初回、2回目以降とも「価格」が最多だが、2回目以降は「相手側との信頼関係」「課題に対する解決力」が高まる。

アドビ
http://www.adobe.com/jp/

調査結果
http://wwwimages.adobe.com/content/dam/Adobe/jp/jos/pinchin/report/2014h...

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