日経BPとD2C、企業のインターネット広告・モバイル広告利用動向調査でデジタル広告予算を「増やす」は24.1%
BtoC企業のスマートフォン広告出稿比率は31.0%、サイト開設率は44.5%
2014/7/10 22:50 調査/リサーチ/統計
日経BPの「日経デジタルマーケティング」とモバイルマーケティング事業のD2Cは、日本国内の携帯電話について2014年企業のインターネット広告・モバイル広告利用動向調査を共同で実施し、7月9日調査結果を発表した。調査ではデジタル広告を中心に広告宣伝費を増額する企業が増え、デジタル広告の出稿予算を「増やす」としたのは24.1%だった。スマートフォン対応は着実に進んでおり、BtoC企業の2013年度スマートフォン広告出稿比率は31.0%で全体の16.3%、サイト開設率は44.5%で全体の27.3%だった。調査は2014年5月に、日本国内の上場企業および有力未上場企業の計4229社を対象にアンケートを実施。回収率は12.2%で516社から回答を得た。
デジタル広告の予算配分増減予定をデバイスごとに見ると、PC広告が20.3%、スマートフォン広告は15.8%が「増やす」となった。デジタル広告およびすべての媒体で「減らす」の割合がもっとも低かったのはスマートフォン広告の3.2%だった。BtoC企業のサイト訪問者数に占めるスマートフォン経由の比率は平均28.4%で、スマートフォンがPC経由を越えた企業も1割以上あった。BtoC企業の23.7%は、スマートフォン活用が「売上の増加」に貢献していると答えた。一方でBtoB企業を中心に「投資対効果に合うか判断できない」が32.2%、BtoC企業を中心に「担当者不足」が32.0%という課題も明らかになった。
日経デジタルマーケティング
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