「日経デジタルマーケティング」とD2C、モバイル広告動向でスマートフォンが従来型を上回る
出版・ネットコンテンツの日経BP社の媒体「日経デジタルマーケティング」と、モバイルマーケティングのD2Cは、企業のモバイル広告利用動向調査結果を7月10日発表した。スマートフォン広告の出稿が従来型携帯電話(フィーチャーフォン)広告を初めて上回り、スマートフォンの広告費を増やす企業が増加傾向にあった。調査は2009年から毎年行い、5回目。国内の上場企業と有力未上場企業計4229社を対象に5月に郵送で実施し、542社が回答した。
スマートフォンの広告は企業全体で13.3%、一般消費者を対象にするBtoC企業は28.1%が出稿し、フィーチャーフォン広告の出稿は全体が8.3%、BtoC企業は18.3%だった。前回はスマートフォン広告が全体で10.9%、BtoC企業22.5%、フィーチャーフォン広告は全体が13.2%、BtoC企業27.8%で、今回スマートフォン広告が逆転した。BtoC企業は3年でスマートフォン広告が20.0ポイント増え、フィーチャーフォン広告は11.6ポイント減少していた。
広告費の媒体別予算配分では、企業全体でデジタル広告(スマートフォン、フィーチャーフォン、PC)を「増やす」が21.2%あり、増やす割合はPC18.3%、スマートフォン15.9%、フィーチャーフォン4.1%。前回はそれぞれ19.8%、13.6%、7.7%で、スマートフォンだけが増加していた。スマートフォン広告を出稿した企業の出稿媒体は「一般のポータルサイト・検索サイト」70.8%、「アドネットワーク」38.9%、「SNSサイト」29.2%の順となり、今後出稿してみたいメディアは「SNSサイト」が52.8%あった。
日経デジタルマーケティング
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