
グーグル、セーフサーチに関するドキュメントを刷新
グーグル検索SEO情報②
グーグル、セーフサーチに関するドキュメントを刷新
誤認識の対処ドキュメントも新規追加 (グーグル検索セントラル) 国内情報
グーグルは、「露骨な表現を含むコンテンツが掲載されたサイトに関するガイドライン」のドキュメントを見直し、検索ポリシーやアルゴリズム保護に沿った最新のガイダンスとなるよう改訂した。
主な更新は次のとおりだ:
- CSAM(児童性的虐待のコンテンツ)や同意のないコンテンツの排除も含めた、ユーザーが作ったコンテンツの管理におけるベスト プラクティスの追加
- 動画データのGooglebotクロールに関するドキュメントの拡充
- サイトが誤って露骨な表現を含むコンテンツとして報告された場合の対応方法についてのガイダンス追加
アダルトコンテンツを扱うサイトの管理者は目を通しておこう。また、非アダルトサイトなのに誤認識されてしまったときには、3つ目のドキュメントが役立つ。
- アダルトサイトのすべてのWeb担当者 必見!
グーグル、7種類の構造化データのサポートを終了
影響するサイトは限定的なはず (グーグル 検索セントラル ブログ) 国内情報
一部の構造化データのサポートを段階的に終了することを、グーグルが発表した。対象の構造化データは次の7種だ:
役立てられるサイトが限られている特殊な構造化データであることに加え、日本では利用できなかった構造化データもあるので、実装していたサイトは少ないかと思う。それでも該当する場合は認識しておこう。
構造化データは削除してもいいしそのままでも構わない。残っていてもランキングには影響しない。
- 該当するサイトのすべてのWeb担当者 必見!
GA4を用いたオウンドメディアの間接効果の計測方法と評価指標
初級者にもわかりやすい解説 (はてなビジネスブログ) 国内情報
自社で運用しているオウンドメディアは事業に貢献しているのか?
こうした課題を解決すべく、GA4を用いたオウンドメディアの評価方法を、アクセス解析の第一人者である小川卓氏が解説した。
オウンドメディアの効果は、コンテンツを閲覧した訪問内で成果に至る「直接効果」と、後日の訪問で成果に至る「間接効果」によって評価される。
BtoB商材や高額商品など検討期間の長いサービスでは、間接効果の分析が特に重要である。
GA4では「セグメント」機能のシーケンス設定を利用して間接効果を計測する。
「オウンドメディアのページを閲覧したあとに、成果イベントを達成したユーザー」をセグメントすることで、成果に貢献したコンテンツを特定できる。
作成したセグメントを探索レポートの自由形式に適用し、ページロケーションごとに成果到達ユーザー数やアクティブユーザー比との比率を算出することで、成果に貢献する記事をランキングし改善施策を立案できる。
サイト規模が小さいなどの理由で間接効果が少ない場合、代替指標でコンテンツの有益性を測ることが可能である。具体的な指標としては、たとえば次のようなものが挙げられる:
- 毎週・毎月の「再訪・継続利用」
- 記事内の評価ボタンやソーシャルボタンの「押下数」
- 「読了率」
流入チャネルの間接効果を可視化するには[広告]>[アトリビューション]>[アトリビューションモデル]や[ユーザー獲得]のレポートを活用し、機械学習ベースで成果への貢献度を流入元別に把握できる。
GA4の標準レポートでの分析は手軽だが、複数コンテンツの貢献度を均等に評価してしまうなどの限界もある。
より精緻な分析が必要な場合は、データをBigQueryに出力し、独自のルールで集計する必要がある。
詳細は元記事で確認してほしい。具体的なスクリーンショットも交えてわかりやすい解説になっているので、GA4初級者でも安心して読める。
- オウンドメディアがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
- 解析担当者に伝えましょう
無料ヒートマップツールのMicrosoft ClarityでUX改善する方法
アテンション、スクロール、クリックの3つのマップ機能を使いこなせ (アユダンテ) 国内情報
無料で使えるヒートマップツールのMicrosoft Clarity(マイクロソフト クラリティ)の活用方法を解説した記事を紹介する。
クラリティの主要な3つの機能を簡単に説明している:
アテンションマップ ―― ページ内の特定の場所にどのくらいの時間ユーザーがとどまっていたかを調べる機能。
スクロールマップ ―― ページのどの深度までユーザーがスクロールしたかを調べる機能。
クリックマップ ―― ページのどこをユーザーがクリックしたかを調べる機能。
これらの機能を駆使してUX改善やコンバージョン改善を進める方法を、記事では解説している。具体的に取りあげている活用方法は、次の5つだ:
- アテンションマップで「熟読されている箇所」を見つける
- スクロールマップで「離脱ポイント」を見つける
- クリックマップでCTAやリンクがクリックされているか確認する
- クリックマップで記事の目次を確認する
- クリックマップで「デッドクリック」を確認する
ヒートマップは、ページ上でのユーザーの動きを分析するのに非常に重宝するツールだ。活用するといい。
- UX改善・CROがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
ChatGPTにおすすめされたビジネスの悲喜こもごも
良いことばかりじゃない? (キーマケLabのヨミモノ) 国内情報
「ChatGPTの応答に自社ビジネスが引用されるようにして、そこからのトラフィックが増えるようにする」取り組みを始めているウェブ担当者もいると思う。実際に、ChatGPT経由で訪れたユーザーが成約する華々しいケースも出てきている。
しかし同時に、ChatGPTが誤った情報、いわゆる「ハルシネーション」を返すためにトラブルが発生してしまい困ったというケースも発生しているようだ。
こちらの記事はそんな実例を紹介している。たとえば次のような事例がある:
(ギター・ベース修理工房)エフェクター修理を提供してないのに、エフェクター修理できる店舗としてChatGPTに紹介されていて、実際に来店してしまった顧客がいた。
(美容クリニック)医療ローンを組めないのに組めるとしてChatGPTがおすすめしていて、対応が必要になってしまった。
第三者からしてみれば笑い話なのだが、当事者にとっては迷惑千万だろう。生成AI経由トラフィックにはこうした弊害があることも知っておきたい。
AIの特性を理解している人ならば自分で確認するだろう。しかし、一般ユーザーのなかにはそんなことを気にせず「ChatGPTはこう言っていた」と主張する人がいても不思議はない。
時間がたてばこうした問題も減っていくのだろうが、当面は悩まされることもあるのだろう。
- AI検索のSEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ
AI Mode関連の記事を2本ピックアップ
- AI Modeのレポート方式の説明がGoogle Search Consoleのヘルプ記事に追加される
通常のウェブ検索トラフィックと区別できず
- SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
- AI Modeは最終的にAI Overviewやメインの検索体験に移行する、Google CEOがコメント
検索トラフィックがなくなる未来?
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