日本ネット経済新聞ダイジェスト
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シーエー・モバイルがeコマース事業を売却 スマホ対応進まず、先細りに

スマホ対策が遅れ、今後さらに先細りが予想されることから事業売却を決めた。

シーエー・モバイル(本社東京都、外川穣社長)が今年4月に、eコマース事業を売却していたことが分かった。今後もEC事業は行わず、ソーシャルゲーム事業に専念する。10年9月期にはECの売上高が44億円に達したが、近年はスマートフォン(スマホ)ECの成長で従来の携帯電話によるECが縮小。スマホ対策が遅れ、今後さらに先細りが予想されることから事業売却を決めた。

今年2月に分社化したONEFESTA(本社東京都)にシーエー・モバイルのEC事業のすべてを移管した。4月1日付でONEFESTAをモバイルコンテンツ事業などを行うFULL YEAR(本社東京都、上原嗣則社長)に売却し、グループ全体でEC事業から撤退した。売却額は非公開。

シーエー・モバイルは、携帯電話向けにニュースサイトや天気予報サイトなどを提供して、モバイル広告をメーンに事業を拡大してきた。EC事業は、広告の余剰枠を利用することで、露出を増やし売り上げを伸ばしていた。

・株式会社シーエー・モバイル
http://www.camobile.com/index.html

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※週刊『日流eコマース』は、2011年6月23日より『日本ネット経済新聞』へとリニューアルしました。

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