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「au Wowma!」が送料無料施策、KDDIとauコマース&ライフが対象商品の送料を負担

6 years 8ヶ月 ago

KDDIとauコマース&ライフ(aCL)は2019年7月下旬以降、運営する総合ショッピングモール「au Wowma!(エーユー ワウマ)」(7月25日以降、「Wowma!」から「au Wowma!」へ名称変更する)で、auスマートパスプレミアム会員が購入した商品の送料を無料にするプレミアム特典の提供を始める。

送料はKDDIとauコマース&ライフ(aCL)が負担する。プレミアム特典の対象は「au Wowma!」内のプレミアムマークが付いた商品。プレミアムマークの付く商品は、注文から発送までの期間や店舗品質の基準などを満たした店舗が提供するものが対象となる。

KDDIとauコマース&ライフ(aCL)は2019年7月下旬以降、運営する総合ショッピングモール「au Wowma!(エーユー ワウマ)」(7月25日以降、「Wowma!」から「au Wowma!」へ名称変更する)で、auスマートパスプレミアム会員が購入した商品の送料を無料にするプレミアム特典の提供を始める
プレミアムマークの表示イメージ

高まる消費者のスピード配送ニーズを踏まえ、KDDIとauコマース&ライフ(aCL)は送料無料を切り口に利用者を増やしたい考え。

なお、これまで「au Wowma!」内で送料無料で提供していた商品は、対象商品の購入額に対して1%の「au WALLET ポイント(au Wowma!限定)をプレゼントする。

KDDIとauコマース&ライフ(aCL)は2019年7月下旬以降、運営する総合ショッピングモール「au Wowma!(エーユー ワウマ)」(7月25日以降、「Wowma!」から「au Wowma!」へ名称変更する)で、auスマートパスプレミアム会員が購入した商品の送料を無料にするプレミアム特典の提供を始める
auスマートパスプレミアム会員向け送料無料特典
瀧川 正実
瀧川 正実

ナイキの実店舗+アプリで変える買い物体験――リニューアルした原宿店で展開する「NIKEアプリ・アット・リテール」とは

6 years 8ヶ月 ago

NIKEは7月12日、東京・原宿にある旗艦店「NIKE HARAJUKU」をリニューアルし、スマホアプリと実店舗を組み合わせた新たな取り組みを開始した。

店舗の在庫を最長48時間取り置きできるほか、店頭で商品のバーコードをスキャンすることで、商品の詳細な情報をスマホで閲覧することが可能。来店中のアプリユーザーや、店舗周辺にいるアプリユーザーには購入特典などをプッシュ通知する。

アプリを活用して実店舗の買い物体験を変える取り組みを、NIKEでは「NIKEアプリ・アット・リテール」と呼んでいる。「身近に使える機器を使用して、買い物中の面倒な要素を取り除き、体験を高めるための究極のショッピング・コンパニオン 」というビジョンに基づいているという。

NIKEアプリ・アット・リテールの特徴

スキャンで商品情報を閲覧

「ナイキプラスメンバー」は商品バーコードをスマホアプリで読み込むことで、オンラインショップと店内の在庫をリアルタイムで確認できる。購入可能なサイズやカラー、商品の詳細情報を閲覧することも可能。

NIKEは7月12日、東京・原宿にある旗艦店「NIKE HARAJUKU」をリニューアルし、スマホアプリと実店舗を組み合わせた新たな取り組みを開始
スキャンで商品情報を閲覧

在庫検索・取り置き

「NIKE HARAJUKU」から80km以内のユーザーは、店舗在庫の有無をアプリで確認し、在庫を最長48時間取り置きできる。

NIKEは7月12日、東京・原宿にある旗艦店「NIKE HARAJUKU」をリニューアルし、スマホアプリと実店舗を組み合わせた新たな取り組みを開始
在庫検索・取り置き機能

特典情報をアプリで通知

「ナイキプラスメンバー」が店舗に入店するか、店舗に近付くと、購入特典の情報などがプッシュ通知で届く。

NIKEは7月12日、東京・原宿にある旗艦店「NIKE HARAJUKU」をリニューアルし、スマホアプリと実店舗を組み合わせた新たな取り組みを開始
特典情報をアプリで通知する機能

ナイキプラスメンバーは40万人超

「NIKE HARAJUKU」の1階は女性向け、2階は男性向けのアパレルや靴などを販売している。商品を試着し、店内のランニングマシンで試用することも可能。3階はバスケットボール用品を扱っている。

「NIKE HARAJUKU」は2009年11月にオープン。NIKEは「NIKEアプリ」の提供を日本で2018年12月に開始し、「ナイキプラスメンバー」は40万人を超えているという(7月11日時点)。

渡部 和章
渡部 和章

一過性の瞬間風速的な売れ方はいらない。市場で長く愛されるための商品作りを【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

6 years 8ヶ月 ago
ネッ担まとめ

「瞬間的に売っておしまい」という時代は終わったようです、商品とともにブランドも愛されないと忘れられてしまい、自然と売れなくなる流れになってきました。

二次流通まで考えたブランディングを

「私がメーカー担当者ならメルカリを見る」二次流通を踏まえたマーケティングに必要なこと | MarkeZine
https://markezine.jp/article/detail/31436

まとめると、

  • メルカリでは新品や未使用品、使用回数が1~2回というものも多く出品されており、「二次流通品=古い」というイメージが薄れてきている
  • ユーザーは使った後に売ってリターンがあることを見据えているので、以前なら躊躇した高額商品にも手を出すようになった
  • 一過性の瞬間風速的な売れ方よりも、普遍的な価値を持たせ、長く市場で愛されるための商品作り、マーケティングに徹したほうが将来的にはメリットがある

購入し、所有して価値を感じられる商品が流通していくことを考えると、一過性の大量生産・大量消費というのは淘汰されていくのではないでしょうか。二次流通が進むと、所有していることへの価値が重視されるようになる。機能的ないし情緒的な価値を数多くの商品に持たせ、強いブランドを作っていく必要があると思います
─メルカリ シニアマーケティングディレクター 南坊泰司氏

自社の商品がどこまで流通するのかを考えたことがあるでしょうか。通常は、自社でデータが取れる範囲までしか考えないのですが、二次流通・三次流通までを考えてみると、マーケティング施策も変わってきますよね。

南坊さんのコメントにあるようにずっと愛されるものでないと流通しませんので、結果的に認知度が落ちて売れなくなります。直接見ることができないお客さんを見る努力が必要な時代です。

関連記事

ユーザーのメリットを考えて配送料問題を解消

「LOHACO」送料無料の基準引き上げで単価アップに成功、奏功した「まとめ買い促進」 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6630

まとめると、

  • 「LOHACO」は配送料が無料になる注文金額の条件を、2019年1月10日に「税込1900円以上」から「税込3240円以上」に引き上げ、1箱あたりの販売単価が上昇した
  • 7月2日から1箱あたりの重さが合計18kg以下の場合、飲料に適用している「飲料配送手数料」を無料に変更
  • 2019年5月期における「LOHACO」の自社グループ配送比率は、期初の10%から期末時点で36%まで拡大
アスクルが運営するBtoC-ECサイト「LOHACO」の、1箱当たりの販売単価が向上している 「LOHACO」(国内)1箱あたり売上単価
「LOHACO」(国内)1箱あたり売上単価(アスクルの連結業績概要から編集部がキャプチャ)

ユーザーがECで最も気にするのは送料ですよね。LOHACOでは送料無料のラインを上げた結果、1箱あたりの販売単価が上昇したのこと。また、飲料の販売方法を変更し、配送コストを削減する取り組みもスタートしています。この販売方法は参考にしたいところ。送料無料時代が終わって、企業側の対応も追い付いてきたようですが、継続的な強化も必要ですね。

移動型納品訓練車を作っちゃうニトリの徹底ぶり

ニトリ「配達スキル」が身につくトラックの正体 | 東洋経済オンライン
https://toyokeizai.net/articles/-/291326

まとめると、

  • ニトリの物流業務を担うホームロジスティクスは、各地の運送業者とパートナー契約を結んで全国ネットワークを構築し、年間800万件以上の配送を手がけている
  • パートナー会社からの要望に応えるために移動型納品訓練車「モバイル・トレーニング・ユニット」を開発。一般住宅にいるような状態で大型家具の搬送・組み立てを練習できる
  • 壁を傷つけるなど配送作業時の失敗が配達員の離職につながるケースが多かった。研修を強化して技術面での不安を取り除ければ、離職率を抑える効果も期待できる

ニトリの商品だけでは地域や時期によって需要にばらつきがあり、トラック1台当たりの積載効率を平準化するためにも、同社ではニトリ以外の商品の配達を拡大していく方針だ。新たな荷主を開拓するうえでも、配達サービスの質の高さは大きなアピール材料となる。

家具の搬入研修をするために施設を増やすのではなく、移動型訓練車を作ったニトリ。全国に配送パートナーがことを考えると、来てもらうよりも行ったほうが効率的という発想から生まれたもの。「製造“物流”小売業」を自称するニトリらしい車ですね。他社の配送も請け負っているので、今後の物流力の伸びにも注目です。

EC全般

Amazonが「置き配」指定サービスのエリアを拡大 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6627

関東以外にも、愛知県・静岡県・大阪府・福岡県の一部で置き配がスタートです。該当エリアの方はお試しを。

Amazonプライムデー効果は他のECサイトにも波及する? 米・英の3割超のユーザーが「他モールでもショッピングする」と回答 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6624

気になる商品があったら他のサイトでも比較するということなんでしょうか? もしくは、他も同じようなキャンペーンをするからでしょうか? いずれにせよ自社の過去データを確認してみることからですね。

EC事業者が知っておきたいクレジットカード情報漏えい対策の基礎知識 | ECのミカタ
https://ecnomikata.com/blog/23014/

本人認証(3Dセキュア)を使うと購入ステップが増えるから……ではなくて、漏えいリスクを考えて導入すべきです。

値上げすべき? 迷っているうちに赤字かも。使える「利益管理」方法を紹介 | コマースデザイン
https://www.commerce-design.net/blog-staff/190708-riekikanri/

伸びているときは問題なくても、鈍化してきたとたんに赤字……というパターンはよくあります。そうなる前に利益管理を。

LINEアカウントでログイン&決済できる「LINE Pay」オンライン加盟店向けサービス「LINE Checkout」とは | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/6637

○○Payが普及してきて、ますます決済情報や住所の入力が面倒になってきましたよね。こういったサービスの検討を。

ファッション情報を調べる方法、「Instagram」が「Google」を抜く【ジャストシステム調査】 | MarkeZine
https://markezine.jp/article/detail/31534

これはとっても自然な流れ。ちなみに3年前は「Google」(39.8%)、次いで「Instagram」(17.1%)。

いいと思った本を真っ当に売りたい──本好きから注目を集める小さな本屋「toi books」の思想 | UNLEASH
https://unleashmag.com/2019/07/05/toibooks_isogami/?utm_source=twitter

「売れる本」ではなくて「いいと思った本」を売る。愛されるショップはこの発想ですね。

今週の名言

やはり経営者が自分でやるべきこともあるとは思っているんです。

「広報活動」と「意思決定」は最初に言った通りです。あとは「価値観の番人」。これはわたしのようなマネジャーの役を担う人間にとって、重要な仕事だと思っています。

「青野さん、取材やTwitterばかりで仕事できてるんですか?」と聞いてみたら、マネジャーが本当にすべきことが見えてきた | サイボウズ式
https://cybozushiki.cybozu.co.jp/articles/m005405.html

経営者は「価値観の番人」というのはわかりやすいですね。最初に取り上げた記事にあるように、価値が共有できないものは売れないですし、人も集まってきませんから。

森野 誠之
森野 誠之

Google検索に求められる3要素――関連性・品質・信頼性

6 years 8ヶ月 ago

検索結果をより関連性が高く使いやすいものにするために、どのように取り組んでいるかを Google は公式ブログで説明した。オーガニック検索に関して言えば、「信頼性」に重きを置くようになったとあらためて感じられる言及がある。

投稿 Google検索に求められる3要素――関連性・品質・信頼性海外SEO情報ブログ に最初に表示されました。

Kenichi Suzuki

サブスクリプションECで事業を伸ばすには? メンズ化粧品ECのバルクオム、「EC Force」のSUPER STUDIOが対談

6 years 8ヶ月 ago

男性向けスキンケアブランド「BULK HOMME(バルクオム)」の企画・販売を手がけるバルクオムは、メンズ向け化粧品のサブスクリプション(定期販売)ECで急成長している企業だ。「一定期間使用してもらい効果を実感してもらいたい」という思いから自社ECサイトは定期販売で一本勝負、20~30代の男性客を増やしている。バルクオムの代表取締役CEO 野口卓也氏と、バルクオムをシステム面で支えるSUPER STUDIOのエヴァンジェリスト 真野勉氏が対談。バルクオムの成長の秘訣(ひけつ)、サブスクリプションECで成長するための考え方などに迫った。 写真◎吉田 浩章

成長の秘訣は定期購入に絞って効果を実感してもらうこと

バルクオムは2018年12月、ニッセイ・キャピタルを引受先とした第三者割当増資を実施し、総額約5億円を資金調達。ニッセイ・キャピタルは「定期会員の高い継続率を獲得・維持しており、メンズ化粧品市場のリーディングカンパニーになれると確信し、出資した」と評価する。

ブランドのスタートは2013年(当時はTSUMO・JPのBULK HOMME事業部)。2017年に野口氏が「BULK HOMME」事業を行うバルクオムを設立した。サブスクリプションECのほか、全国850店舗以上の小売店・ヘアサロンでの商品展開、台湾、中国、韓国といった海外展開も行っている。飛ぶ鳥を落とす勢いのバルクオムだが、ブランドを立ち上げた野口氏は化粧品業界未経験。ゼロから化粧品ビジネスをスタートし、数年で「BULK HOMME」のブランド力をアップさせた。

野口卓也氏(以下、野口):「BULK HOMME」は近年、D2C(Direct to Consumer)ブランドとしても認知されるようになってきた。バルクオムは化粧品の企画、販売、ブランド作りまでを一気通貫で展開。自社ECサイトの製品を定期購入限定で販売するサブスクリプションECというのが最大の特長だ。最低3~6か月間は商品を使ってもらわなければ効果は実感できない思い切って定期購入限定でECビジネスを展開した

転機となったのが2017年9月。「BULK HOMME」のブランド観をECサイトで体験してもらうには、それまでのECシステムでは難しかった。つまり、デザインの自由度が低かった。思い切ってECシステムを乗り換えたのが2017年9月だった。「デザインの自由度が高い」「開発力が優れている」「サブスクリプションECに強い」――こんなブランド観を重視するサブスクリプションに適したECシステムが、SUPER STUDIOさんが提供する[EC Force]だった

バルクオム 代表取締役CEO 野口卓也氏
バルクオムの代表取締役CEO 野口卓也氏

真野勉氏(以下、真野氏):SUPER STUDIOはもともとシステムの受託開発を手がけていたが、いろんなシステムを作っている内に、ECビジネスを手がける上でシステム上に課題が多いことに気付いた。そこで開発したECシステムがサブスクリプションECに特化したSaaS型の「EC Force」。ほとんどが企業同士の紹介で、導入企業は現在約200店舗、導入企業の平均月商は約1.5億円規模となっている。

野口:ECシステムを乗り換えてからバルクオムは急成長した。「EC Force」と伴に成長してきたイメージがある。

真野:「EC Force」はサブスクリプションECのROI(投資対効果)を最大化する機能を持つECシステムで、柔軟な分析機能で広告費用の最適化やCRM施策を実施し、売上・利益を向上。シンプルなUIと自動化でオペレーターの効率、品質向上をサポートするのが特長だ。利用する企業の細かいデザインにも対応できるといった開発力がある。実は、バルクオムさんのように急成長している導入企業が多く、たとえば1年間で年商十数億まで伸びている事例もある

「BULK HOMME」公式サイト
バルクオムが運営するECサイト。「BULK HOMME」は、”THE BASIC”というコンセプトの元、男性のライフスタイルにスキンケアという新しい価値を提供するブランドコンセプトだという

CVRアップには「決済の充実が重要」→「Amazon Pay」の導入を決断

バルクオムの自社ECサイトは定期購入限定で運営。「Amazon.co.jp」にも出品し、単品購入したい顧客のニーズに応えるようにしている。こうした戦略を採用したのは「戦略上、自社ECは定期販売に特化した方が伸びるだろう」(野口氏)と判断したため。バルクオムの新規獲得施策は、SNSや広告がメイン。そして、訪問したユーザーのコンバージョン率をより伸ばすには「決済手段のバリエーションが必要」と考えていた。当時、提供していたのはクレジットカード決済、後払いのみ。

野口「EC Force」の導入と同時に、Amazonが提供する決済サービス「Amazon Pay」を導入した。Amazonアカウントに登録された配送先住所やクレジットカード情報を使い、Amazon以外のECサイトでログインや決済ができるID決済サービスというのが導入の決め手になった。実は以前のECシステムを使っているときから「Amazon Pay」を導入したかったが、システム自体が対応していなかった。

なぜ「Amazon Pay」に注目していたかと言うと、顧客目線で見れば「Amazon.co.jp」のアカウント情報で買い物ができれば簡単だろうな、と感じていたため。自分もそうだが、周囲もAmazonで買い物をする人が多い。Amazonアカウントに登録した情報で簡単に買い物ができるようにする環境を作ることが、サブスクリプションECの成長には必要不可欠だと思っていた。

真野:「EC Force」は2017年3月に「Amazon Pay」とのAPI連携をスタート。「EC Force」導入企業には標準オプションとして提供した。標準搭載しているので、利用する企業の負担はほぼない。管理画面にログインし、簡単な設定をするだけで「Amazon Pay」を使うことができる。

SUPER STUDIO エヴァンジェリスト 真野勉氏
SUPER STUDIOのエヴァンジェリスト 真野勉氏

野口:SUPER STUDIOさんにはECシステムの乗り換えを検討する前、つまり「EC Force」導入前からお話し、「Amazon Pay」対応を勧めていた。

真野:バルクオムさんから「Amazon Pay」の話を聞き、最短2クリックで購入できるとカゴ落ちが改善され、コンバージョン率が伸びると想像できた。対応したのは2017年3月。その後、すぐにバルクオムさんが「EC Force」を導入した。フォーム一体型のLP(ランディングページ)と「Amazon Pay」の親和性が高く、コンバージョン率の向上に大きく寄与した。他の「EC Force」導入企業ではLTV(顧客生涯価値)が23%アップしたという例もある。

サブスクリプションECには定期販売に対応する「Amazon Payは欠かせない」

「Amazon Pay」では、購入者は初回の支払い手続き時に「以降の支払いをAmazon Payで行う」と設定できる定期払い機能を搭載している。2回目以降は都度ECサイト上で支払いの手続きをすることなく継続して商品やサービスを注文できるようにするもので、サブスクリプションECのビジネスを根幹からサポートする。

バルクオムのECサイトは定期販売を前提に設計しているため、顧客が最短2クリックで購入できるようになるなど、サブスクリプションECビジネスにも適している「Amazon Pay」はうってつけの決済手段。そこで、ECサイトの決済手段として「Amazon Pay」を最重要視。真野氏は言う。「まさか通常の入力フォームよりも『Amazon Pay』を優先的に上へ置くとは予想もしていなかった」。

野口「EC Force」「Amazon Pay」を同時に導入した結果、すぐにLPのコンバージョン率が50%ほど改善した定期購入顧客も伸び続け、1年半前と比べると月商規模は3倍以上になった。ちなみに、「Amazon Pay」を使った購入の95%はスマートフォン経由だ。

ある程度こうした良い結果が出るのは想像できていたので、バルクオムの申し込みフォームでは、顧客情報の入力フォームよりも上部で「Amazon Pay」で購入できることを伝えている。当社の言葉で言うと、決済や個人情報の入力は“「Amazon Pay」に寄せている”顧客目線で見れば、「Amazon Pay」で購入できたほうが簡単。だから、“「Amazon Pay」に寄せている”。

「BULK HOMME」のLP
LP一体型のランディングページには、顧客情報の入力フォームよりも前に、「Amazon Pay」のボタンを設置している

真野:バルクオムさんの実績をシステム側から見ると、クレジットカード決済よりも「Amazon Pay」の方がコンバージョン率は高い。その影響もあり、全体のコンバージョン率は2017年に1%前後だった数値が、2018年は3%前後までアップした

野口:現在、全体決済の割合はクレジットカード決済、後払い、「Amazon Pay」でそれぞれ3割前後。継続率、ユーザー数ともに伸び続けている。「Amazon Pay」導入によって全体のコンバージョン率が上がり、広告投資に対するROIも良くなっているので、積極的な広告戦略も採れるようになっている。バルクオムはサブスクリプションECに特化しているので、定期販売に対応した「Amazon Pay」は欠かせない。クリックだけで決済機関を選べるので、顧客のマインドとして決済に関するわずらわしさが解消できている

また、「Amazon Pay」を導入しても、ECサイトの運営においてオペレーションの負荷はほとんど発生しないので、本当に助かっている。もし何かあったとしても「EC Force」のカスタマーサポートがしっかりしているので、何も心配していない。

バルクオム 代表取締役CEO 野口卓也氏とSUPER STUDIO エヴァンジェリスト 真野勉氏
野口氏と真野氏は「定期販売には『Amazon Pay』は欠かせない」と何度も強調した

「Amazon Pay」の信頼感、安心感が継続率にも好影響

バルクオム、SUPER STUDIOは共にEC関連のベンチャー企業。SUPER STUDIOの[EC Force]導入企業の中には、ブランド名がまだ浸透していない商材でサブスクリプションECを始めるベンチャー企業も多いという。二人が口をそろえたのは「『Amazon Pay』を導入すると、『Amazon』アカウントで購入できるんだという安心感を消費者に提供できる」ということ。

真野:サブスクリプションECはノーブランドから事業を立ち上げるケースが多い。そういったECサイトに「Amazon(Amazon Pay)」のロゴが入っていると安心感が与えられる。当社のクライアントを見ていても、継続率に大きく影響している

野口:それは感じます。サブスクリプションECは継続率がビジネスの生命線で、安心感と信頼感はとても重要。加えて、シンプルな購入フローで注文が完了するため、結果としてコンバージョン率が伸びる。それが、継続率、LTVの向上につながっていると思う。

真野消費者の購入フローはどんどん変わってきていて、シンプルな買い物を求めている傾向があるシステム側、EC事業者もそれに対応していかなければならない。たとえば、チャットで決済方法として「Amazon Pay」を案内したり。もっともっと買い物しやすい仕組み、環境はできると感じている。

野口:バルクオムは「Amazon Pay」の買い物のしやすさを鑑みて、もっともっと決済は「Amazon Pay」に寄せていこうと考えているコンバージョン率が改善したため、結果として広告の費用対効果が大きく改善した。もっともっと攻める環境を作っていきたい

瀧川 正実
瀧川 正実

フェイスブック、Google、アマゾンなど登壇の「Shopify」主催のECカンファレンス[8/6開催]

6 years 8ヶ月 ago

グローバルでECプラットフォーム「Shopify」を提供するShopifyの日本法人であるShopify Japanは、ECカンファレンス「Shopify Post-Unite Japan 2019」を8月6日(火)に開催する。

6月にカナダで開催したカンファレンスの日本版で、Shopifyが取り組んでいる未来のコマースの形を体感できるイベントという。メインステージでの講演のほか、開発者向けのワークショップも行う。

メインステージでは、Shopify Japan、フェイスブック ジャパン、PayPal Pte. Ltd.、アマゾンジャパン、イーベイ・ジャパン、グーグルが登壇。マーケティング、越境EC、決済などをテーマに各社が講演する。

ワークショップではフラクタ、トランスコスモス技術研究所といったパートナー企業がShopifyと共に登壇。「管理画面を活用したアプリマーケティングのグロース方法」など開発者向けにワークショップを実施する。

17時15分から無料で参加できるネットワーキングパーティーも行う。

  • イベント名:Shopify Post-Unite Japan 2019
  • 日時:8月6日(火)10:00~19:00(9:00受付開始)
  • 会場:TABLOID(東京都港区海岸2-6-24)
  • 料金:無料
  • 主催:Shopify Japan
  • 詳細と申し込みhttps://shopifypostunitejapan.splashthat.com/
瀧川 正実
瀧川 正実

物流コスト削減は複数の拠点で商品配送を。スクロール360が分散出荷サービスを開始

6 years 8ヶ月 ago

スクロールは7月11日、ソリューション事業を手がける子会社のスクロール360が通販事業者向けに、「分散出荷サービス」の提供を開始すると発表した。

分散出荷とは、2つ以上の地域に物流拠点を分散し、配送先に近い物流拠点から商品を発送する出荷方法。配送先と出荷先の距離が短くなるため、通販事業者の配送コスト削減につながるメリットがある。

スクロールは7月11日、ソリューション事業を手がける子会社のスクロール360が通販事業者向けに、「分散出荷サービス」の提供を開始すると発表
「分散出荷サービス」のイメージ

国内に複数の物流拠点を持つことで、商品を注文した顧客の配達先に近い拠点から出荷することで、配送距離が近くなり配送コスを削減することができる。エリアによっては、顧客へのお届け日数も短縮できるようになる。

分散出荷を行うためには、複数の物流拠点の確保と、それぞれの倉庫に対する出荷指示のシステムといったインフラが必要となる。「分散出荷サービス」は、スクロールが持つ全国の物流拠点(関東、中部、関西、北海道)と、流通プラットフォーム事業を手がけるブレインウェーブの分散プラットフォーム(複数の拠点に出荷指示を出すことができる機能)を連携。

システム投資を行うことなく、通販事業者が現在使っている物流センターを活用したまま、導入することができる。

スクロールは7月11日、ソリューション事業を手がける子会社のスクロール360が通販事業者向けに、「分散出荷サービス」の提供を開始すると発表
「分散出荷サービス」のメリット

スクロールは「分散出荷サービス」の提案先として、以下の事業者をあげている。

  • 現在の物流センターを活用しながら配送コストを削減したい事業者
  • 顧客へ1日でも早く商品を届けたい事業者
  • リピート(定期購入)商品を取り扱う事業者
  • 月間5000件以上の物量がある事業者
石居 岳
石居 岳

ニトリが画像検索機能をアプリに実装へ、アリババグループ開発の「Alibaba Cloud」を導入

6 years 8ヶ月 ago

ニトリホールディングスは7月11日、スマホで撮影した商品写真を使ってECサイトの商品などを検索できる画像検索機能を、ニトリ公式アプリに実装すると発表した。

SBクラウドが提供している「Alibaba Cloud」の画像検索エンジン「Image Search」を導入する。2019年秋にニトリ公式アプリをリニューアルし、画像検索機能を追加する計画。

近年、SNSなどに投稿されたインテリアコーディネート画像を参考に、商品の購入を検討する顧客が増えていることから、アプリへの画像検索エンジンの導入を検討してきたという。

スマホで撮影した商品の写真や、スクリーンショットなどの画像をニトリ公式アプリで読み込むと、ニトリの店頭やネットショップで販売されている同一商品や類似商品を検索できる。検索結果として表示された商品をネットショップで購入することも可能だ。

スマホで撮影した商品写真を使ってECサイトの商品などを検索できる画像検索機能を、ニトリ公式アプリに実装。SBクラウドが提供している「Alibaba Cloud」の画像検索エンジン「Image Search」を導入する
商品画像検索機能の利用イメージ

店頭の従業員向けのアプリにも画像検索機能を搭載する予定。商品をスムーズに検索したり、画像検索で関連商品を提案したりするなど、実店舗における接客品質の向上につなげる。

「Image Search」は中国のアリババグループが開発した画像検索エンジン。商品画像データを「Image Search」上に登録すると、商品を識別するラベル(タグ)が自動で付与され、画像検索機能をネットショップやアプリなどに実装できるという。

中国のオンラインショッピングモール「天猫 」や、CtoCサイト「淘宝」などに導入されている。

日本ではSBクラウドが「Alibaba Cloud」の製品ラインアップの1つとして「Image Search」を提供。ニトリによると、「Image Search」を導入するのは日本国内では初めて。

渡部 和章
渡部 和章

Googleの品質評価ガイドラインは、検索ランキングの仕組みを解説したものなのか?

6 years 8ヶ月 ago
Googleの品質評価ガイドラインは、Googleの「Webサイトの品質」に対する考えを読み解くことができる貴重な資料です。しかし、検索エンジンの仕組みを読み取ろうとして品質評価ガイドラインを読むことは、誤った理解に繋がります。今回は、「どのような視点で品質評価ガイドラインを読み解くべきか」について解説した記事をご紹介します。 続きを読む

中国アリババ「ニューリテール」宣言から間もなく3年。ストライプ、資生堂など日本企業5社が見た中国市場

6 years 8ヶ月 ago

7月4日、アリババはニューリテール戦略に関するカンファレンス「日本ブランドのための“New Retail” アリババグループ推進する中国小売業のパラダイムシフト」を開催した。「ニューリテール」はアリババグループが2016年から中核としている戦略の1つで、データテクノロジーでオンラインとオフラインを融合させた新しい消費体験。

アリババ代表取締役CEOの香山 誠氏や、「ニューリテール」のコンセプトを発案したアリババグループCEOのダニエル・チャン、すでにアリババとのアライアンスで中国に進出している日本企業が登壇し、それぞれの取り組みを語った。

ニューリテールで適合カテゴリも拡大

ニューリテールに取り組んできて3年、9割以上の企業には設定した目標以上の成果をお返しできたと考えている。「天猫」や「天猫国際」を利用した日本の消費財メーカーの中国市場進出の基盤はできた。

今後もニューリテールとインバウンドソリューションをベースに、みなさまの中国市場の顧客の獲得をさまざまな視点から支援していきたい。

アリババ代表取締役CEOの香山 誠氏はイベントの冒頭こう語った。ニューリテール宣言当時、越境ECの適合カテゴリはコスメやサプリなど、中国に持って行きやすい商材が中心だったが、「ニューリテールのリアルな販売チャネルを使用することで、今後はほとんどの領域をカバーできる」と語った。

適合カテゴリもニューリテールで拡大
ニューリテールで輸送しにくい商品、低単価な商品も適合カテゴリに

農村部に多くの可能性がある

アリババグループCEOのダニエル・チャンは、2018年度のニューリテール事業のGMV(流通総額)は約94兆円(前年比+19%)、年間アクティブユーザー数は中国国内が6.5億人、中国国外が1.2億人。と発表した。成長の理由としては、地方都市や農村部の消費者ニーズ開拓や、ローカルサービスへの浸透を挙げた。

アリババ 世界最大のデジタルコマースエコシステム 中国をはじめとする世界の消費者とビジネスを接続、デジタル化社会におけるビジネスの進め方を変革し、新たな成長を目指すための包括的なプラットフォームを提供
アリババグループ2019年度の実績

アリババのエコシステムはこの1年でかなり成長しましたが、ポテンシャルはまだまだある。中国は約13億の人口を有しており、3級都市、4級都市がその7割を占めている。農村地域には多くの可能性がある。彼らが都市部と同じような消費スタイルを享受できるよう、デリバリーサービスも充実させていく。

中国には167の都市がある。いくら店舗を開いてもカバーできないくらいの広さだ。販売量はまだまだ稼ぎ出せる。(ダニエル・チャン氏)

中国市場の能力を示すダブルイレブン

恒例の「独身の日」(ダブルイレブン/シングルデー)にもふれた。2018年のダブルイレブンの流通額はおよそ3.6兆円。2009年、27のブランドで始まったイベントは、10年を経て18万のブランドが参加する巨大なイベントに成長した。

2018年11月11日、10周年を迎えたシングルデー
独身の日取扱高の推移(2009年〜2018年)

シングルデーは中国市場の能力を示すもの。「爆買い」でもおわかりの通り、日本の商品は中国で人気だが、日本に観光できる中国人はまだ一部。だからプラットフォームを構築している。コスメやサプリが堅調で、オーラルケア、トイレタリー、雑貨など幅は広がっている。ニーズを把握してチャンスをとらえてほしい。(ダニエル・チャン氏)

東南アジアに広がる市場

中国国内だけでなく、タイ、ベトナム、シンガポールなど東南アジア市場の開拓にも意欲を見せた。東南アジア市場の魅力は、中国、インドに次いで人口が多いこと、加えて49歳までの若年人口率が高いこと。

アリババグループの「LAZADA(ラザダ)」は、東南アジアでEコマースやネットスーパーを運営しており、今年3月に越境EC事業の戦略を発表、日本ブランドをはじめ世界中の企業の東南アジア地域への進出を支援している。

東南アジアへの展開を支援
東南アジア経済圏の人口は6億5千万人。インターネット普及率は55%。スマホの普及により拡大傾向にある
アリババグループCEOのダニエル・チャン氏
アリババグループCEO ダニエル・チャン氏

ストライプインターナショナル

後半のセッションでは「中国小売市場への期待」と題し、アリババとの協業で中国市場に進出している企業がそれぞれの取り組みを語った。

ストライプインターナショナルは海外にも広く店舗を展開しているが、いま一番力を入れているのは中国市場。ストライプチャイナは2018年、アリババとアライアンスを組んだ。「アリババクラウド」を利用し、すべてのデータをアリクライドにためている。

ストライプインターナショナル 代表取締役社長 石川康晴氏は「一番大事なことは1つのクラウドにオンラインのデータもオフラインのデータもためていくこと。データドリブンをスケールさせること。これによりエンゲージメントスコアが上がり、ロイヤルカスタマーを作れる」と語った。

ご来店の予定はいつ頃でしょうか? お買い物のお手伝いをさせていただきますよ
中国で実施しているユーザーとのチャットのイメージ

ECで買ったものを見せで受け取れるようにするなど、オンラインで獲得したユーザーを実店舗に連れて来る施策も実施している。

店の客がECにとられるという考え方は古い。このことによってオンラインもオフラインも売り上げが上がっている。(石川氏)

また、モバイルワークソリューションの「DingTalk(釘釘)」を導入しており、生産性アップに役立っているという。稟議が格段にスピーディに回せるようになり、お客様からの問い合わせやご意見の内容をAIが判断し、それぞれの責任者に直接回すため、レスポンスが上がった。

ライオン

ライオンでは中国事業の成長に向け、越境事業推進室を社長直下で新設。中国現地法人設立し、「日本発のヘルスケア習慣をアジアへ」を目標に取り組んでいる。中国も高齢化傾向にあり、歯周病リスクが高まっているため、オーラルケアの重要性は高まっている。

ライオン 代表取締役社長 執行役員最高執行責任者 掬川正純氏は、「中国での規模はまだそんなに大きくない。まだ中国の生活者への貢献も限定的」と語る。現状では1級、2級都市でのオーラルケア商品の普及は進んできたが、地方部ではそれほど普及していない。

ライオン 中国市場展開状況
ライオンの市場展開状況

地方部への普及に役立つのが「LST(零售通)」。LSTは、メーカーと「パパママストア」(中国国内に無数にあるとされている町の小さな商店)とをつなぐBtoBプラットフォーム。

ライオン アリババLSTへの期待
アリババLSTで、130万以上あるパパママストアへの配荷が可能に
ライオン エリア別事業戦略
ECでカバーできるのは中国の人口の15%程度

ライオンでは2019年6月に、LSTで現地生産商品と日本からの輸入商品の販売を開始した。「天猫国際」や「天猫」では洗剤や美容系商品も販売するが、LSTではオーラルケア商品に絞って販売する。こうしたチャネル別の戦略が立てられるのもLATのメリットと語る。

ライオン 今後の売り上げ目標
今後はオーラルケア以外のカテゴリについても拡大し、2021年には売上3倍を目指す

UHA味覚糖

ライオンと同様、LSTを活用しているのがUHA味覚糖。代表取締役社長の山田泰正氏によると、UHA味覚糖は2001年に上海に会社を設立し、2003年から中国市場に取り組んでいる。2019年4月、アリババのLSTプラットフォーム上で旗艦店をオープン。LSTによる配荷店舗数の拡大、VMD(ビジュアル マーチャンダイジング)、プロモーションに取り組んだ。

すると、本格展開直後に配荷店舗が4倍になった。有力店舗向けオンライン発注会を実施したり、店舗向けに仕入れサイトを開設して新商品紹介やキャンペーンの案内を行ったりした。またダイレクト発注もできるようにしたことにより、飛躍的に注文しやすくなった成果だという。

配荷店舗増加プラン
アリババLSTの配荷店舗増加プラン

「都市部では配荷しきっているという自負があった」と語る山田氏。しかし、実際に地方の店に足を運んでみたところ、驚きの光景を目にする。

ビックリするくらいわかりにくい場所にある小さな店に、ビックリするくらいお客さんがたくさん来てる。でも「こんな小さな店の1つ1つに、とてもじゃないが行けない」というのが正直な感想。

だが同時に、配荷しきってると思い上がっていたが、なんのことはない、売上の半分も取っていなかったんだと思った。(山田氏)

アリババ VMD
2級、3級都市におけるアリババによる陳列改善指導

アリババLSTのVMD指導のおかげで、自ら店舗に出向かなくてもレジ前の一等地に商品を置いてくれたり、複数の場所に商品を置いてくれたりするようになった。

とはいえ、店頭の状況が改善してもお客さんが手を伸ばすかどうかはまた別の話。中国国内のUHA味覚糖の知名度はまだまだ。そこで必要になるのがプロモーションだ。山田氏の発想ではプロモーションといえばテレビCMだが、中国のテレビ視聴率は高くなく、採算も合わない。

アリババの提案はターゲットを絞ったクーポンの配布だった。実験的に行ったクーポン配布で3日間で11,607名にリーチし、大きな成果を上げた。

UHA味覚糖 ユーザー向けプロモーション
2019年5月18日から3日間実施したユーザー向けプロモーション

山田氏がLSTを知ったのは今年の2月。アリババのセミナーの中でLSTを知った。翌週には社長と副社長がやって来て「一緒にやりましょう」となり、3月13日、上海のオフィスでキックオフをした。翌週21日に杭州で実務に関する共同会議を開き、4月1日からLST販売をスタートさせた。

19日間で枠組みを作ったこのスピードには頭が下がるというか、ビックリしている。結果、500%伸びたが、UHA側がもっと準備ができればもっと伸ばせたと感じている。天井が見える気がしない。(山田氏)

UHA味覚糖 LST展開実績
2019年4月から6月の売上推移と2018年との比較

2020年の売上目標は100億円。「日本のインバウンドマーケットで売れた商品が中国でも売れるという流れが続いているため、日本国内のインバウンドについても、アリババとの協業によって売上を作り込む必要がある」と語った。

資生堂

資生堂は1981年から中国でビジネスをしており、資生堂にとって今は第3フェーズ。2015年から高級ブランドに投資を集中して成長している。

資生堂 ラグジュアリー商品の消費分布
ラグジュアリー商品の消費分布。地域で見ると中国の消費は8%に過ぎないが、国籍で見ると32%を占める

中国ではデジタルを活用した消費者へのアプローチが必須。どれだけターゲティングできるか、どれだけタッチポイントやコンテンツを作れるか。多様に素早く対応できるローカライズされた仕組みが必要。(藤原氏)

ECの売上は全体の3割程度だが、投資については7割近くをデジタルにシフトしている。デジタルだけでなくリアルな体験も重要。「シームレスな顧客体験をデザインすることがブランドビジネスには重要、投資効果も増大させる」(藤原氏)

経済の成長により、年代によってかなり志向が異なり、世代間ギャップが大きいのも中国市場の特徴。2030年になると消費を楽しみ始めた世代が中心顧客になると期待を寄せる。多様化するニーズをとらえ、データを活用するために2019年、中国にイノベーションセンターを設立した。

コーセー

コーセーは2018年に海外進出50周年(中国進出30周年)を迎えた。2018年度の売上高は3,329億円。6期連続で上昇中だ。コーセー 代表取締役社長 小林一俊氏によると、好調の理由は2018年から大ヒットしている「DECORTE(コスメデコルテ)」。

コーセー アリババとの取り組み
コーセーが「天猫」「天猫国際」で販売を始めたのは2010年。かつては「雪肌精」(35年続くロングラン商品)が中心だった

DECORTEは高級ラインだが、日本の百貨店でのインバウンド売上も2倍に伸び、中国国内の百貨店の売上も3年間で10倍に跳ね上がるなど、中国人消費者が高級志向にシフトしていると感じている。

内山 美枝子
内山 美枝子

FAQリッチリザルトにはリンクを埋め込める、トラフィックを減らさずに逆に増やす手段になるかも

6 years 8ヶ月 ago

この記事では、FAQ リッチリザルトの TIPS を紹介する。FAQ リッチリザルトで検索結果に表示される回答からリンクを張ることが可能だ。回答にリンクを埋め込むことでトラフィックを増やすことができるかもしれない。

投稿 FAQリッチリザルトにはリンクを埋め込める、トラフィックを減らさずに逆に増やす手段になるかも海外SEO情報ブログ に最初に表示されました。

Kenichi Suzuki

「コンセプトダイアグラム」の勉強会を株式会社プレイドで行ってきました!

6 years 8ヶ月 ago

f:id:ryuka01:20190712181859j:plain

KARTEなどを提供しているプレイドさんで本日、社内勉強会を行ってきました!

 

karte.io

 

30名近く(目視ですがw)の方にご参加いただき、GINZA SIX内にあるオシャレなオフィスでいろいろお話をしてきました。

 

テーマは「コンセプトダイアグラム」という事で、今までのアクセス解析関連指標の課題から入り、作成の手順、モデレーションのTIPS、作成後の計測方法、コンセプトダイアグラムを活用したレポーティング・分析・サイトリニューアルなどの事例をお話ししてきました。

 

「コンセプトダイアグラム」初耳という方は、以下サイトが参考にしていただければ。

concept-diagram.com

 

清水誠さんが提唱されているメソッドで、私もここ数年で20を超えるサイトワークショップなどを行ってきました。

 

勉強会の開催にあたり、今回はsli.doも使いながら様々な質問を受け付けました。

 

f:id:ryuka01:20190712182204j:plain

 

10を超える質問をいただき、講演後に全て回答させていただきました。

 

一方的に話して終わってしまうと、参加者にとって納得感が無かったり、私自身も得られるものが少ないという事もあり、こういった形式をとってみました!

 

sli.do 使いやすいのでお勧めです。

 

www.sli.do

 

皆さん真剣に聞いていただき、質問もたくさんいただき有難い限りです!今後もプレイドさんとは色々ご一緒出来ればなーとお話を進めております。

 

そういえばTwitterでも言及いただきありがとうです!

 

 

 

コンセプトダイアグラムに限らず、社内・社外向けに様々な勉強会や講座を行っております(ここ数年は、毎年100回ほど行っています)。

 

「うちでも勉強会して欲しい」「登壇して欲しい!」などありましたら、、ぜひHAPPY ANALYTICSのサイトを覗いてみてくださいな!

 

happyanalytics.co.jp

Amazonプライムデー2019の見どころは? 東京、大阪、新潟で体験イベントも開催

6 years 8ヶ月 ago

アマゾンジャパンは7月15日(月・祝)と16日(火)の2日間、年に一度のセールイベント「プライムデー」を開催する。今年は開催時間を36時間から48時間に延長し、セール対象商品は数十万種類と、過去最大規模のプライムデーになる。

7月12日、東京スカイツリータウンで行われた記者発表会には、北海道占冠村(しむかっぷむら)の田中正治村長が登壇。特産品のメープルシロップ「トペニワッカ」をPRした。

北海道占冠村 村長 田中正治氏と、しむかっぴー
北海道占冠村 村長 田中正治氏と、占冠村の公式キャラクター「しむかっぴー」。しむかっぴーは占冠村に生息しているエゾクロテンの女の子

占冠村産メープルシロップ「トペニワッカ」は、村のシンボル・イタヤカエデの樹液から生まれたメープルシロップ。村の特産品として4年前から開発を始めた。1年目は生産量が少な過ぎて販路が確保できず、2年目は生産数は上げられたが販売の拡大が追いつかず在庫が残った。

転機となったのは3年目の2018年。広報活動の一環として農林水産省が主宰する「フード・アクション・ニッポン アワード」に応募したところ、千以上の応募産品の中からアワード受賞10産品の1つとして選ばれた。これがアマゾンで販売するきっかけになった。

受賞後すぐにアマゾンで販売を開始し、道の駅でも販売し、昨年の生産分は売り切れました。また知名度が上がったことにより、百貨店との取引もできるようになりました。アマゾンのおかげで販路が拡大でき、今年は500本から700本と増産に踏み切りました。

数量限定にはなりますが、「トペニワッカ」はプライムデーにも登場します。お楽しみいただき、自然あふれる占冠村を知っていただけるきっかけになればと思います。(田中村長)

体験イベントを3都市で開催

プライムデーに先立ち、7/13(土)~15(月・祝)の3日間、「Amazonプライムがあなたの街にやってくる プライムのある暮らし 体験イベント」が東京・大阪・新潟の3都市で同時開催される。Amazonが新潟でイベントを開催するのは今回が初めて。

「プライムのある暮らし」ローカルマーケット

プライムデーの注目商品やAmazonのテクノロジーを体験できるほか、Amazonフレッシュで購入できるバナナやアイスクリームのプレゼントなど、日本各地の特産品の試食や展示を楽しめる。

7月13日(土)には「Amazon プライムデー presents AI スペシャルライブ」を開催。3日間を通してさまざまなプログラムが実施される。東京限定のプログラムの一部は、大阪・新潟会場でも生中継される。

「プライムのある暮らし」パレードステージ
「プライムのある暮らし」体験イベント概要
  • 日時……2019年7月13日(土)~7月15日(月・祝) 11:30~19:30(最終日15日(月・祝)のみ18:30終了)
  • 開催場所……東京: 東京スカイツリータウン/大阪: 湊町リバープレイス/新潟: 新潟万代シテイ

アマゾンプライムデー2019の限定商品は?

今回のアマゾンプライムデーには、「PCエンジン mini」(特典付き)、新海誠監督の最新作『天気の子』の高精細複製画付き公式ビジュアルガイド、『ポケットモンスター ソード・シールド』の限定セットなどが「プライムデー記念発売」対象商品として登場する。

「プライムデー2019 記念発売」対象商品

レディー・ガガのビューティーブランドを国内独占先行予約販売

アマゾンはレディー・ガガが発表した新ビューティーブランド「HAUS Laboratories(ハウスラボラトリーズ)」と独占契約を締結。Amazon上のHAUS Laboratoriesのページから、対象商品を7月15日(月・祝)16時より予約できる。「HAUS Laboratories」の商品は 日本国内ではアマゾン限定での販売。出荷は2019年10月以降の予定。

「HAUS Laboratories」商品の一部
内山 美枝子
内山 美枝子

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