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ビックデータの活用で売上UPを図る無料セミナーを6/8開催、コマース21とデジミホ | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 6ヶ月 ago
顧客育成を通じた売上アップに直結するノウハウが学べる

ECサイト構築パッケージを提供するコマース21は6月8日、ECマーケティング支援のデジミホと共同で、自社サイトで売り上げを伸ばしたいEC事業者を対象に、「伸びているECサイトがこぞって行う顧客の育成ノウハウを公開『ビッグデータを活用した最適なCRMコミュニケーション実践セミナー』」と題したセミナーを東京都千代田区のデジミホ本社で開催する。

「コマース21×デジミホ 伸びているECサイトがこぞって行う顧客の育成ノウハウを公開 『ビッグデータを活用した最適なCRMコミュニケーション実践セミナー』」はこちら

セミナーでは、最新の事例を交えながら、ビッグデータ、自社データの実践的な活用方法、one to oneコミュニケーションなどを解説。伸びているECサイトが手がける、顧客育成を通じた売上アップに直結するノウハウが学べるとしている。

次のような課題を抱えているEC担当者の参加を勧めている。

  • 自社ECサイトのデータを最大限、有効活用し売り上げに直結させたい
  • モールサイト比率を減らして直営サイトに力を入れていきたい
  • 直営ECサイトをリニューアルしたい
  • 広告出稿に依存した新規売上から脱却し、ロイヤル顧客を育成したい

講演内容

  • 【 第1部 】
    「今だからできるタッチポイント強化でブランディングするECサイト成功術」(コマースニジュウイチ)
  • 【 第2部 】
    「自社データ活用による、リピート率を2倍にするロイヤル顧客育成術」(デジミホ)

セミナー概要

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オリジナル記事:ビックデータの活用で売上UPを図る無料セミナーを6/8開催、コマース21とデジミホ | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

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優秀出品者を表彰する「Amazonマケプレアワード」をアマゾンが初開催。毎年実施へ | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 6ヶ月 ago
第1回最優秀セラーはネットオフ、上新電機、ビックカメラ

アマゾンジャパンは5月22日、「Amazonマーケットプレイス」に出品している販売事業者のなかから、優れたサービス提供事業者を表彰する「Amazonマケプレアワード2014」を開催した。第1回となる「Amazonマケプレアワード」の最優秀セラーには、ネットオフ、上新電機、ビックカメラの3社を選出した。

「Amazonマケプレアワード」は、優れた品ぞろえを提供しているほか、ユーザー満足度の高いショップを表彰する制度。アマゾンでは4年前から2年に1度のペースで、優れた出品者を表彰してきたが、こうしたイベント精度を設けたのは今回が初。今後、毎年開催していくとしている。

「Amazonマケプレアワード2014」では45店舗が表彰

「Amazonマケプレアワード」では、最優秀セラー賞のほか、顧客満足賞、配送サービス賞、ルーキー賞、イノベーション賞、カテゴリー賞を設置。全45店舗を表彰した。

受賞者の商品は「Amazon.co.jp」のトップページから誘導するリンクも設けた「Amazonマケプレアワード」の特設サイトで紹介。それぞれの販売ページで受賞店舗であることを表示するロゴも掲載できるようになる。

また、副賞としてアマゾン内検索連動型広告「スポンサープロダクト」一定額分の利用権がもらえる。

受賞者の商品は特設サイトで紹介

表彰式はAmazon.co.jpセラーカンファレンス」の中で開催。授賞式後は、アマゾンでのページの作り方や集客の仕方など、アマゾンで売り上げを上げる方法を学べる分科会を複数開催。また、夜には食事をしながら出品者とアマゾンの担当者が参加する交流会も実施するなど、出品者との交流を図るイベントを開催した。セラーカンファレンスでは従来、アマゾンの取り組みに関する説明をアマゾン側から行うことが多かったが、今回からは出品者が参加できるワークショップ形式で行ったようだ。セラーカンファレンスも毎年実施していくとしている。

Amazonマケプレアワード2014 受章者一覧
店舗名
最優秀セラー賞 ネットオフ
Joshin web
ビックカメラ
顧客満足賞 ブックサプライ
Remedia OUTLET
bansyu
配送サービス賞 FBA部門 cheero mart
配送サービス賞 マケプレお急ぎ便部門 太陽コーポレーション
配送サービス賞 無料配送部門 ツルハドラッグ
ルーキー賞 株式会社コジマ
NeoSpec
イノベーション賞 株式会社ネクステージ
本・コミック・雑誌部門 (株)バリューブックス
もったいない本舗
買取王子
DVD・ミュージック・ゲーム部門 KAUZO
フルイチオンライン
玉光堂
家電・カメラ・AV機器部門 AnkerDirect
EDIONネットショップ
カメラのキタムラ ネットショップ
パソコン・オフィス用品・文具部門 jnhショップ
PLUSYU
ステーショナリーグッズ
ホーム&キッチン・ペット部門 グッズアベニュー
ペットビジョン
タンスのゲン
食品・飲料・お酒部門 なんでも酒やカクヤス
神戸のおまめさん みの屋
板前魂おせち
ヘルス&ビューティー部門 アンファーストア
ココカラファイン.ネット
メガネ・コンタクトの@style
ベビー・おもちゃ・ホビー部門 ディネットホビーマーケット!
トイスタジアム
chuya-online
ファッション・バッグ・腕時計部門 ギャレリア Bag&Luggage
VALLETTA
SPADE
スポーツ&アウトドア部門 eSPORTS(イースポーツ)
DOORS
東急スポーツオアシス オンラインショップ
DIY・カー&バイク用品部門 バイクパーツセンター
DIYツールドットコム
DCM eくらしONLINE

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担当編集者のコメント: 

セラーカンファレンスには今回、約500名が参加した。だが、アマゾン出品者数の一部に過ぎない。より実践的なセミナーやアマゾンの担当者との交流ができる場が設けられれば、参加したいという出品者は多いはず。2016年はもっと大規模に開催されそうだ。

中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

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オムニチャネル&バックヤードの“ノウハウ”が学べる無料イベント、いつも.が6/23に開催 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 6ヶ月 ago
オムニチャネルとバックヤードの支援サービス提供会社8社よる講演、個別相談会を行う

ECサイト支援の、いつも.は6月23日、オムニチャネルマーケティングとバックヤード業務に関するイベント「オムニチャネルプラットフォーム&バックヤードフェスタ」を、東京都千代田区のソラシティカンファレンスセンターで開催する。オムニチャネルとバックヤードの支援サービス提供会社などによる講演、個別相談会を行う。

「オムニチャネルプラットフォーム&バックヤードフェスタ」について

イベント参加企業は全8社。主催の、いつも.のほか、ヴィンクス、W2ソリューション、インターファクトリー、フューチャーショップ、Hamee、アイル、テコラス。

テーマは、オムニチャネル体験を提供するために必要な「ECシステム」「受注管理・処理」「カスタマーサポート」「物流サービス」を、中堅・中小企業がどのように設計、構築、運用するか。いつも.が連携しているパートナー7社によるセミナーと個別相談会で、抱えている課題を解決できる内容を用意したという。

講演内容など

【第1会場】セミナー&セッション会場

[第1部]

  • 「オムニチャネル」「実店舗連携」で事業拡大するために
  • ネット通販事業10億・30億突破に必要な体制
  • 利益に直結!「バックヤード」の重要性とテーマ
  • 新しい経営指標「フルフィルメント比率」と活用法

[第2部]

  • オムニチャネル・O2O対応を支えるプラットフォームサービスの特長と導入事例紹介

[第3部]

  • EC多店舗運営・運営効率ツールの特長と導入事例紹介

【第2会場】サービス個別相談会場

[相談できるサービス]

  • ECプラットフォーム/オムニチャネルプラットフォーム物流管理システム/POSシステム/在庫管理システム/受注管理システム/顧客管理システム/ポイント管理システムなど

イベント概要

  • 開催日時:2015年6月23日(火)13:00~19:00(開場は12:30)
  • 場所:ソラシティカンファレンスセンター(東京都千代田区)
  • 参加料:無料
  • 詳細・申し込みhttp://omnichanelfesta.com/
  • 主催:いつも.

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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

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アパレル・雑貨通販のバックヤードを支えていたのは熱いホスピタリティでした! | はぴさやがゆく! ネットショップの裏側探検記 | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 6ヶ月 ago

スクロール360のSLC磐田とコンタクトセンターを探検しました(連載第10回)

前回に引き続き、スクロール360の配送センターの探検です。お隣の磐田(いわた)市に移動して、アパレル商品や雑貨専門の「SLC磐田」を、再び浜松市に戻って「コンタクトセンター」を見せていただきました。SLC磐田は「ささげ」も行っているそうです。ん? ささげって何? 記事の最後にプレゼントのお知らせがあります。 写真◎吉田 浩章

ここが「スクロールロジスティクスセンター磐田」(以下、SLC磐田)。アパレル・雑貨の専用倉庫として2009年に誕生しました。

SLC磐田の外観
SLC磐田の外観。トラックが一度に12台やって来ても大丈夫な広さです。
株式会社スクロール360取締役オムニチャネル戦略室長の高山隆司さん
お話を伺ったのは、株式会社スクロール360取締役オムニチャネル戦略室長の高山 隆司さん。数多くのネットショップオーナーに頼られている「通販物流のレジェンド」。
荷下ろし場
扉を開けて(みるふりをして)みました。

ささげとミシンで効率アップ

SLC磐田はピッキングして出荷するだけではありません。

「撮影、採寸、原稿アップという業界的にはささげ業務というんですが、倉庫に商品が届いたら、専属のチームがすぐに撮影し、撮った写真を選んで画像加工を行います。その商品の寸法も測り、商品のコピーライティングを行って原稿アップをします。それをショップさんに納品すると、そこからすぐに販売が可能になります。倉庫の中で撮影ができれば、撮影のために商品をスタジオに送る時間が不要になるので、時間をすごく短縮できるんです」(高山さん)

撮影風景1
商品ひとつひとつを丁寧にセッティングして、ネットショップ用の画像編集を行います。
撮影風景2
ネットショップは写真で売れ行きが大きく変わりますから、重要な任務ですね。

 

「倉庫の中にミシンを9台くらい配置していて、裾や袖の寸法直しができます。あるショップさんの例で言うと、そのショップさんはスーツの在庫を倉庫には持っていなかった。注文が来ると実店舗の在庫をあたって、Faxで物流倉庫に送るように指示を送っていました。でも、実店舗は自分のところの売上にならないから後回しにしちゃう。だから発送するまでに2日かかったりして。で、倉庫に届いてから『あ、これは裾直しが必要だ』となって、今度はまた裾直し工場に送る。それが戻ってきてやっとお客さまの所に出荷していました。だから、出荷までに8日から10日くらいかかっていたんですね。また、出荷までの時間が長ければ長いほどお客さまからの問い合わせが増え、スタッフがその対応に追われることになります。

そこで僕らが提案したのは、売れ筋である2割の商品を倉庫に置いて、8割の注文に対応すること。売れ筋以外の商品は店舗から取り寄せますが、8割の注文はすぐに出荷できる。しかも、倉庫の中に縫製工場があれば、寸法直し済みの商品をお客さまにお届けできる。一大改革をしまして、8日から10日かかっていたところが3.7日で届くようになり、お客さまからの問い合わせも激減しました」(高山さん)

ミシン場1
この日の作業はすでに終わっていましたが、専門スタッフがここで裾丈直しの作業を行っています。
ミシン場1
高山さんと一緒にお針子気分(笑)
アイロン
もちろんスチームアイロンもあります。

ノウハウが詰まったピッキングエリア

洋服やバッグの他に、カラーコンタクトレンズもよく出る商品の1つ。コンタクトレンズを扱うために、高度管理医療機器の免許も取得しました。カラコンを販売しているとあるショップさんと、その仕入れ先の別の企業が同じようにこのSLC磐田に商品を置いていると分かり、「倉庫内仕入れ」をすることになったそうです。トラックで配達していた商品が、台車で運べるようになったので、時間もコストも大幅な節約です。

カラコン
同じような商品がずらりと並んで間違えそうですが、棚のバーコードと商品のバーコードを紐付けしているので初めての作業員さんでも大丈夫だそうです。さらに商品のQRコードも記録して、ロット番号がわかるようにしているため、万が一不良があった場合のトレーサビリティ管理も万全。
ワイシャツ
ワイシャツ通販のozie(オジエ)さんの商品。オジエさんでは素材感などを実際に試したいという方のために六本木にショールームを開設しています。ショールームで気に入ったけどサイズが合わないとなったら、SLC磐田に置いてある約5,000点の在庫から商品をピックアップし、袖丈は倉庫内のミシンでぴったりに直して出荷しているそうです。まさにオムニチャネルですね!
Tシャツ
ネットショップを利用する個人のお客さま向けの配送だけでなく、アパレルメーカーの全国の店舗への配送も行っています。たくさんのTシャツが全国のお店に旅立っていくんですね。
RFIDタグの検品ブース
こちらはRFIDタグの検品ブース。ほかの電波も拾ってしまうのでアルミで囲まれています。RFIDとは「Radio Frequency Identification」の略で、ICタグとも言います。Suicaのように非接触で読み取りや書き込みができ、入荷検収や棚卸の効率化のためにバーコードに替えて導入する企業が増えてきているそうです。役割としては今のバーコードと同じですが、1点1点読み込む必要がなく、ピッキングしてきた商品をここに並べれば一瞬で読み取りが完了します。店頭での棚卸でも威力を発揮します。高山さん曰く「うちわみたいなの(読み取り機)でわーってやると棚卸し終了」!
刃物はボードで管理
はさみやカッターが誤って商品の中に入ってしまっていたら大変! だから誰が使っているか厳重に管理しています。

丸ごと頼れるコンタクトセンター

最後にスクロール360さんの本社に伺いました。スクロール360さんは物流代行だけでなく、通販ソリューションをトータルに手がけています。その中の1つ、スクロール360の「コンタクトセンター」は、受注処理や問い合わせ対応などのカスタマーサービス業務を主に行っています。スクロールやグループ企業各社の業務だけでなく、外部企業の受託も行います。HDI-Japan(ヘルプデスク協会)の「問合せ窓口格付け」で2012年に三つ星を獲得したこともある実力派!

「社内的にはやって当たり前のことだったんですが、外の方に評価されるのは非常に大きいなあと思いました。豊富な経験と専門のノウハウ、CRMという言葉がない時代から、お客さんと関係を大事にしようということをやってきました。一般的なセンターとの違いは、物流、決済、プロモーションなどを一手に引き受けていますので、まとめてワンストップでご相談いただけることです。例えば、注文のキャンセルがあった場合、外部のセンターさんだと商品がどこにあるのか探している間に届いてしまいますよね。弊社なら受注段階でのキャンセル、出荷の差し止め、配送止めの三段階で止められます。また、商品に何か問題が発生した場合も、その商品を含む注文を一旦すべて止められますし、届いてしまったお客さまがあった場合は、どんな対応にするかという対策も考えます」(大田さん)

長い歴史の中で培ってきた経験と、ワンストップで任せられる安心感が違いますね!

株式会社スクロール 通販CCチーム マネージャー・チーフスーパーバイザー  鈴木 真弓さん(左)と、株式会社スクロール360  フルフィルメント部課長  コンタクトセンターユニット長  大田 晋祐さん(右)
株式会社スクロール 通販CCチーム マネージャー・チーフスーパーバイザー 鈴木 真弓さん(左)と、株式会社スクロール360 フルフィルメント部課長 コンタクトセンターユニット長 大田 晋祐さん(右)。

「グループ会社の豆腐の盛田屋など、インフォマーシャルを実施している企業から『何月何日の9時から30分だけ、3,000本入電があるから取ってくれ』と言われれば、こちらでネットワークを組みます。ここだけでは取れませんから全国約10か所のコールセンターと連携するんです。自分で10社に依頼するのは大変だと思いますが、我々なら1社に依頼する感覚で頼んでいただけます。30分から1時間半で、最大約3,000本の電話対応が可能です」(大田さん)

スクロール360のコンタクトセンター
スクロール360のコンタクトセンター。電話をメインにした職場だと、パーティションで区切られたオフィスを連想しますが、ここはオープンです。10時と14時という出荷のタイミングに間に合うように倉庫に指示を送りつつ、かかってくる電話にも対応しつつ、さらにメールでの問い合わせにも対応しているそうです。忙しい!

コミュニケーターの匠の技に迫る

続いて、現場の皆さんがどんな風に業務を行っているのか見せていただきました。スクロール360では電話やメールでお客さまと接する担当者を「コミュニケーター」と呼びます。「お客さまとコミュニケーションを取りましょう」というモットーだそうです。

コミュニケーターの仕事は、大まかに言うとテレマーケティング・システム(以下、テレマシステム)に登録されたお客さま情報を見ながら、注文や問い合わせに対応することです。徹底しているのは、すべてのコミュニケーションをシステム上に記録し、スタッフ間で共有するということ。

スクロール360の親会社でカタログショッピング大手のスクロールのテレマシステムの画面で、実際の接客方法を見せてもらいました。

「いまどんなトラブルがあり、どんな対応をしていて、次にそのお客さまから入電があったらどんな対応をするべきか、テレマシステムにすべて情報があります。そうしておくことでどこのセンターでも、新人でもベテランでも同じように対応できるのです。よく注文の途中で『いまから電車に乗るから続きはあとでかけ直します』と言われることがあるのですが、次回も同じコミュニケーターにはつながるとは限りません。でもシステムにすべて書かれていれば、別のコミュニケーターでも前回の続きから会話を始められます」(鈴木さん)

近年ではWebからの注文が増え、電話での注文は減ってきているとはいえ、一定の数からは減らないそうです。というのも、ネットショップの画面を見ながら注文の電話を掛けてくるお客さまが意外と多いそうです。

「商品について相談したいとか、納期を確認しながら注文したいというニーズがあります。私たちも同じ画面を見て対応します。収納家具などは『娘1人で運べるでしょうか?』といったご質問も受けます。そういう場合は取扱説明書などの商品情報を呼び出して、重さや梱包の状態をお伝えします。

このテレマシステムには、7割くらいのご質問にはすぐに回答できるだけの情報を盛り込んであります。商品の細かい仕様についてもよく質問をお受けするんですが、ここに情報があればすぐ回答できます。現場で新たに受けた問い合わせやご意見もシステムに登録し、ナレッジとしてさらに積み重ねていきます」(鈴木さん)

鈴木さん
「何か災害があったときは、その地域のお客さまには『大丈夫でしたか? 大変でしたね』とひと言を伝えてからご用件を承ります」と鈴木さん。隅々までホスピタリティが行き渡っています。

画面にも工夫がされています。例えば、メモの欄をあらかじめ広めに取り、スクロールせずに見られたり、顧客情報や商品情報などをタブで切り替えられたりすることです。また、画面の左から右にお客さまと会話しながら入力していき、必須項目を飛ばすと次に進めないといった、ミスを防ぐ工夫もされています。長い年月の中で使いやすいよう、ミスが起こらないよう、練り上げられたシステムですね。画面の隅にある「顔のマーク」もその1つ。

「顔マークはお客さまとの会話が、どんな顔で終わったかを笑い顔や怒り顔で表しています。このシステムを作ったときは遊び半分で『ここが良い顔だったら顧客継続率が上がるんじゃないか』と検証用に作られたそうです。結局データとしては活かせませんでした。でも、現場の私たちにはこれが一番重要な機能となっています。受電時に最初に確認するのはこの顔マークなんです。もちろん怒り顔だったら細心の注意で対応していきます。 システム担当からヒアリングを受けた時に、この顔のマークの機能を理解してもらえなくて『顔じゃなくても良いじゃない』って数字化したらどうかと言われました。でも、顔の方が直感的に伝わりますから、やっぱり顔であって欲しいんです。システムを管理する側には関係ないんですが、現場には重要なんですよね 」(鈴木さん)

システムの中が笑い顔でいっぱいになるといいですね!

♡♡♡

このコーナーの一番の醍醐味は、働いている人たちの顔が見られること。

スクロール360さんでは、すれ違った従業員の方たちが、みなさん元気に挨拶をしてくれて驚きました。

「こんなに気持ちのいい雰囲気の会社、他にあったかな?」と。

 

これは私事なのですが、今回の取材中、地元の友人と偶然再会をするという奇跡の事件が起こったのです。

仕事を忘れて大泣きしてしまった私に、一日中案内をしてくれていた高山さんが「きっと日頃の行いが良いから、神様が見ていてくれたんですね」と素敵な言葉をかけてくれました(さらにガン泣きっ)。

その時、ハッとしたんです。「日頃の行いが良い」という言葉は、ぴったりそのままスクロール360のみなさんを表しているように思ったのです。

努力や経験を重ねた分だけ、人を満足させることができた分だけ、未来につながる場所を生み出すことができるのだと。

 

消費者はモノやサービスだけでなく、モノを得た先にあるものを欲して買い物をするのかもしれません。未来の自分に「今よりちょっと良い人生」を手に入れてあげるために─。

クリックひとつで簡単に欲しいものが買えて、ちゃんと届いて当たり前なネットショッピングの裏側では、そんなお客さまの希望をサポートするための、並々ならぬ工夫と努力が積み重ねられていたのでした。

高山さんと

読者プレゼントのお知らせ

スクロール360取締役の高山隆司さんが執筆した書籍「ネット通販は物流が決め手!」を5名様にプレゼントします! 詳しくはこちら!

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はぴさやがゆく! ネットショップの裏側探検記

はぴさや

福島生まれ東京在住。旅と社会科見学が好きな“シャカケン女子”。「見る、知る、伝える」をモットーに、東北のメッセンジャーとして発信を続けながら、ディスプレイコーディネート、チョークアーティスト、女優、ライター業を手がけるなど活動は多岐に渡る。人がつながり、その輪が広がるハッピーな場所づくりを目指して日々成長中。

はぴさや

モバイル対応しました

10 years 6ヶ月 ago

海外SEO情報ブログをようやくモバイル対応しました。記事を読むことに集中できるように、すっきりとシンプルに、大きめの文字で、スピーディな表示を心がけています。機能の不具合やレイアウト崩れを発見したらお知らせください。

- モバイル対応しました -

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Kenichi Suzuki

アプリ開発者に嬉しいニュース、Google Search ConsoleがApp Indexingに対応

10 years 6ヶ月 ago

Google Search Console(ウェブマスターツールから名称変更)が機能を拡張し、App Indexingに対応した。次の2つが可能になった。「検索アナリティクスで、Google検索からのトラフィックをレポート」「Fetch as Googleで、アプリ内コンテンツのレンダリングをテスト」

- アプリ開発者に嬉しいニュース、Google Search ConsoleがApp Indexingに対応 -

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Kenichi Suzuki

CSS Nite in KOBE, Vol.9 「Webデザインの現場ですぐに役立つ Photoshop仕事術」が終了しました

10 years 6ヶ月 ago
CSS Nite実行委員会

(not provided)で隠された検索のキーワードもわかる「検索アナリティクス」ついに登場【海外&国内SEO情報ウォッチ】

10 years 6ヶ月 ago

Web担当者Forumの連載コーナー、「海外&国内SEO情報ウォッチ」を更新。今週は、『(not provided)で隠されたグーグル検索のキーワードがわかる「検索アナリティクス」ついに登場』、『Bingもモバイルフレンドリーアップデートを予告』、『パンダとペンギンがリアルタイムかどうかの真相がついに判明』など10記事+4記事。

- (not provided)で隠された検索のキーワードもわかる「検索アナリティクス」ついに登場【海外&国内SEO情報ウォッチ】 -

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【海外SEO】鈴木謙一

Search Console にアプリ開発者向けの便利な機能をご用意しました

10 years 6ヶ月 ago
Google 検索のインデックスに登録したアプリ内コンテンツが、どのような検索クエリで何位に表示されているか、人気のあるアプリページはどれか、エラーになっているページはないか、などの情報を取得できれば便利になると思いませんか?このたび改名した Search Console に、アプリ内コンテンツが Google にどのように認識され、検索結果でどのように扱われるかに関する新しいレポートを公開しましたので、お知らせいたします。

Google では Search Console を、コンテンツの形式を問わず検索に関心を寄せるすべての人にとっての包括的な情報源にすることを目指しています。つまり、アプリの所有者や開発者の皆様も、Search Console を検索の統計情報を把握するために役立つ新たなツールとしてご利用いただけます。


アプリを Search Console に追加する

Search Console を開き、アプリ名を android-app://com.example という形式で入力します。データは認証済みのアプリ所有者にだけ表示されるため、Google Play アカウントを使用して、アプリへのアクセス権があることを Search Console に通知する必要があります。Google Play でアプリへのアクセス権がない場合は、アプリの所有者に連絡して Search Console でアプリの確認手続きを行ってあなたを追加してもらってください。

サイトとアプリを関連付ける

App Indexing を機能させるためには、アプリとサイトを関連付ける必要があります。この関連付けはアプリ内コンテンツの認知や掲載順位の向上にも役立ちます。

検索でのアプリ内コンテンツのパフォーマンスをトラッキングする

新しい検索アナリティクス レポートでは、上位クエリ、上位のアプリページ、トラフィックに関する詳細情報を国別に表示できます。また、包括的なフィルタのセットも用意されており、レポートを特定のクエリタイプや地域で絞り込んだり、クリック数、表示回数、CTR、掲載順位でソートしたりすることができます。


検索アナリティクス レポートを使用して、自分が最も重要と考えているアプリ内コンテンツと、実際に検索で表示され最多のクリック数を獲得したコンテンツを比較します。これらが一致していれば、問題はありません。見てもらいたいコンテンツと、ユーザーが必要としていて見つけられたコンテンツが同じであることになります。これらがあまり一致していない場合は、ナビゲーションの再構成や、最も重要なコンテンツを見つけやすくするなどの対応が必要な可能性があります。また、ユーザーに見つけてほしいアプリ内コンテンツへのディープリンクが設定してあるか確認することもおすすめします。

アプリ内コンテンツを確実に Google に登録する

アプリ内コンテンツをインデックスに登録する際にエラーが発生した場合、検索結果にはそのアプリページのディープリンクを表示することができません。クロールエラー レポートで、検出されたエラーの種類と回数を確認できます。

アプリ内コンテンツが Google にどのように認識されているか確認する

あるアプリ URI が機能するかどうかをチェックしたり、そのアプリ URI が Google でどのようにレンダリングされるか確認できるよう、Google ではアプリ用 Fetch as Google ツールのアルファ版を作成しました。このツールは、アプリ内コンテンツとウェブページのコンテンツを比較してコンテンツの不一致などのエラーをデバッグする場合にも便利です。多くの場合、コンテンツの不一致のエラーは、アプリ内のブロックされたリソースや、ユーザーにログインや登録を求めるポップアップなどが原因で発生します。このような問題を確認して解決できるようになりました。




みなさんが所有するアプリの最適化やトラブルシューティングを開始するには、所有するアプリを Search Console に追加する必要があります。App Indexing について詳しくは、デベロッパー サイトで関連する記事をご覧ください。なお、ご不明な点がありましたら、ウェブマスター ヘルプ フォーラムをご利用ください。

2015/3広告業売上、全体では前年同月比4.2%増、ネット広告は9.9%増

10 years 6ヶ月 ago
2015/5/21の経済産業省の特定サービス産業動態統計調査から。http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/tokusabido/result/result_1.html

全体では前年同月比で4.2%増。テレビは0.4%減、新聞は6.2%減など、マス4媒体はすべてマイナスで、マス4媒体全体でも2.2%減。インターネット広告は9.9%増。

noreply@blogger.com (hiromi ibukuro)

自社ECの売上UPにつながる“ノウハウ”が学べる無料セミナー、富士通が6/16開催 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 6ヶ月 ago
現状の市場動向から、デザイン、実践的なマーケティングについてを解説

富士通は6月16日、自社通販サイトを運営する企業を対象に、「企業戦略に欠かせない要素別ECサイト向上施策~売上拡大や企業ブランディングを実現するECサイトを考える~」と題したセミナーを、東京・港区の富士通トラステッド・クラウド・スクエアで開催する。

「企業戦略に欠かせない要素別ECサイト向上施策~売上拡大や企業ブランディングを実現するECサイトを考える~」はこちら

セミナーでは現状の市場動向から、デザイン、実践的なマーケティングについてまで説明する。

  • ECを取り巻く市場動向
  • ECサイトのデザインについて
  • 顧客を囲い込むためのプロモーション戦略
  • 最新のマーケティングを実践する方法
  • コンテンツ・マーケティングについて

今回のセミナーは、これまで富士通に寄せられた問い合わせで多かったこと、セミナー&イベント参加者が高い興味・関心を寄せたテーマを集約した講座で構成。自社ECサイトを運営する多くの企業が抱える課題や悩みを解決するための講座をラインナップした。

次のような企業の担当者の参加を勧めている。

  • 企業のマーケティング部門の担当者
  • 販売促進部の担当者
  • 宣伝部などマーケティング関連部門の担当者
  • 情報システム部門のマネージャークラスの担当者

講演内容

  • オムニチャネル時代のデジタルマーケティング(富士通)
  • エクスペリエンス設計によるユーザーチャンネル強化(富士通エフ・オー・エムの川口景示氏)
  • ここだけは押さえたい「ECの効率的で効果的な集客拡大戦略」~ビッグデータ・1to1マーケティングの時代には、「商品」で訴求する。(コマースリンクの才藤孔敬氏)
  • SNAPEC-EXによる最新マーケティング実践(富士通の西本伸一氏)
  • コンテンツ・マーケティングに活用するDo-Cube~顧客理解を起点に~(富士通総研の安藤美紀氏)

セミナー概要

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:自社ECの売上UPにつながる“ノウハウ”が学べる無料セミナー、富士通が6/16開催 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

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海外向け集客支援サービス「インバウンドマーケティング」を加盟店に提供開始、GMO-PG | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 6ヶ月 ago
コンテンツ制作、海外でのリスティング広告代行を展開

決済事業を行うGMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は5月21日、日本に興味のある外国人などに対し、ECサイトへの訪問を促し、商品購入につなげるマーケティング施策を支援するサービス「インバウンドマーケティング」を開始した。同社の決済の加盟店向けに提供する。今後、訪日外国人の増加で、日本に興味を持つ外国人が増えると考えられている。外国人ユーザーを集客し、売り上げ拡大につなげるための施策を提供することで、決済取扱高の拡大につなげていく。

新サービス「インバウンドマーケティング」では、寺院などの日本の観光地をはじめ、食・伝統・歴史・芸能・文化・最新トレンドなど、日本の魅力が詰まった写真や映像を制作。ECサイトやFacebookページ用に提供する。

各加盟店の要望に応じたオリジナルコンテンツの制作や、Instagram・YouTubeなどのSNSやメディア向けのコンテンツも提供していく。

加えて、日本に関心のある海外在住の外国人や訪日している外国人に向け、リスティング広告やFacebook広告などの配信運用を行う。まずは英語での配信に対応し、今後は中国語、タイ語などの言語にも拡大する予定。

料金は施策ごとに異なるため、メニューを公開していない。ただ、国内向けに提供している集客支援事業と同様に、決済額の拡大を目的としている。そのため、通常の支援サービスに比べ、割安な価格で提供できるという。

GMO-PGでは5月1日から21種類の海外通貨に対応したカード決済サービスの提供を始めた。多通貨決済と海外からの集客支援サービスの展開で、クロスボーダー取引を支援してく考え。

インバウンドマーケティングのイメージ

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オリジナル記事:海外向け集客支援サービス「インバウンドマーケティング」を加盟店に提供開始、GMO-PG | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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中川 昌俊

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ブログなどで簡単に商品を販売できる「STORES.jp Button」の提供開始、ブラケット | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 6ヶ月 ago
発行されたコードを設置したいページに貼り付けるだけで、商品を販売できる環境が整う

スタートトゥデイの子会社で無料ショッピングカートを提供するブラケットは5月20日、無料ショッピングカート「STORES.jp(ストアーズ・ドット・ジェーピー)」で、ブログやSNSなどにカート機能を簡単に設置できる「STORES.jp Button」の提供を開始した。ブログなどだけで簡単に販売できる環境を提供し、販売者を増やしていく考え。

設置にはまず、ボタンのサイズや色をデザインし、その後、「STORES.jp Button」のページからボタンを設置したい商品の商品名や価格を登録。発行されたコードを設置したいページに貼り付けるだけで、販売できる環境が整う。

ブログなどに設置された「購入する」ボタンを訪問者が押すと、ページ上にポップアップを表示。そのまま購入手続きに進むことができる。アフィリエイトのように、商品ページやショップのカート画面にジャンプすることなく購入が完了する仕組み。

「STORES.jp(ストアーズ・ドット・ジェーピー)」は2015年2月に開店店舗数が20万点を突破したと発表しており、利用者を増やしている。CtoC感覚で販売できるツールを提供することで、さらに利用者を増やす狙い。

STORES.jp Buttonの設置イメージ

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脱サラしてモールに出店、スイーツ通販に挑む男の行く末は? | 週間人気記事ランキング | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 6ヶ月 ago
2015年5月15日~21日に公開された記事の中から、アクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?

新しい漫画連載が始まりました。前回は本店サイトでの単品通販でしたが、今回はモールです。「Amazon ログイン&ペイメント」も引き続き話題です。

  1. 勢いで会社を辞めてしまった俺。スイーツ通販で一発大逆転をねらうぜ!

    運命の商材と出会ってしまった! ネットショップで大成功間違いなしだ!(連載第1回)

    2015/5/15
  2. 「Amazon ログイン&ペイメント」の導入方法など知っておくべき5つのポイント

    「Amazon ログイン&ペイメント」の導入や顧客情報の管理といった方法、Amazonが取得する情報の範囲などを解説2015/5/15
  3. リユースECのマーケットエンタープライズ、東証マザーズへ6/17に新規上場

    調達資金は主に地方地域での買い取りセンターの新設、ウェブサービスシステムの開発などに充てる2015/5/15
  4. 通販荷物の配送料の値上げ予定はなし。日本郵便が行う8月の「ゆうパック」運賃改定

    事前メール通知サービスや代引き処理のスピードアップなども実施予定2015/5/20
  5. 大賞に和装などのECサイト「SOU・SOU」を選出、GMOペパボの「カラーミーショップ大賞2015」

    「にっぽんネットショップ祭」も同時開催し、2000人以上の一般消費者を集めた2015/5/19
  6. LINEがフラッシュセール事業「LINE FLASH SALE」を開始、毎日1万点以上をラインナップ

    曜日ごとにテーマを設定し、毎日1点以上の商品を追加して1週間限定で販売する2015/5/15
  7. 1日の出荷量は1万件超! コスメ・サプリのメーカー系単品通販を支える物流の現場に潜入

    スクロール360のコスメティクス・サプリメント通販専用ロジスティクスセンターには、ノウハウが詰まっていました(連載第9回)

    2015/5/18
  8. 商品情報を取得しないとは! Amazonの囲い込まないマーケティングのすごさ

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2015年5月11日〜17日のニュース

    2015/5/19
  9. Web接客ツール「KARTE」と1900店超のECサイトが利用する「FutureShop2」が連携

    フューチャーショップが「カルテ」の代理販売と運用サポートを行う2015/5/18
  10. 自社通販サイトの新規獲得&売上UPを支援。「Amazonログイン&ペイメント」をアマゾンがリリース

    カート画面からの注文成約率では衣料品ECの「ALLSAINTS」では34%アップした事例もある2015/5/19

※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

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週間人気記事ランキング
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「楽天ブランドアベニュー」運営の子会社を吸収合併、楽天 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 6ヶ月 ago
2015年4月にスタイライフを吸収するなどファッション分野強化に向けた体制を整える

楽天は5月21日、100%出資子会社で「楽天ブランドアベニュー」の運営を行うファイントレーディングを吸収合併すると発表した。7月1日付で合併する。経営の効率化を図り、楽天グループとのシナジーを強化。「楽天ブランドアベニュー」の流通額拡大につなげる。

ファイントレーディングは2012年3月から「楽天ブランドアベニュー」の運営を行い、主に有力ブランドの商品の委託販売を手がけてきた。2014年12月期の売上高は3億5000万円、営業利益は6200万円、経常利益は6100万円、当期純利益は5600万円。

楽天では2015年4月に、ファッションを取り扱う子会社のスタイライフを吸収合併しており(関連記事)、ファッション分野の強化を図る体制を整えてきている。

楽天ブランドアベニュー

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データドリブンな「シナリオ設計」ができる人材をつくるには

10 years 6ヶ月 ago

デジタルインテリジェンスがベストインクラスプロデューサーズをつくった一番の理由は、「データドリブンなシナリオ設計ができる人材育成、そのスキルセットの確立のため」である。DMP、データサイエンティスト、アドテクノロジー、データドリブン〇〇・・・、そしてデジタルマーケティング、氾濫するワードとどんどん進化するツール、しかし使いこなす人材がいないことは誰の目にも明らかだ。

さて、「データを駆使してマーケティングコミュニケーションをデザインする」という仕事ができる人材はどうやって育成できるのか。

一般的に右脳派側と左脳派側があって、これを融合するという獏とした思考は働く。しかし、データと向き合うことと、「シナリオ設計」するということには大きな文化的隔たりがあって、簡単ではない。
私は統計や数学はもちろん出来た方がいいが、ビジネスとしての実態をいろんな側面から「知っている」「イメージできる」「感覚値をもっている」という要素は「シナリオ設計」には絶対に欠かせないと考える。そうすると、まずはビジネスを理解していて仮説が立てられる人材にデータと向き合う、テクノロジーを使いこなすスキルを身につけてもらうということになりそうだが・・・。(もともと右脳派に「デジタル」「テクノロジー」「データ分析」を勉強してもらうということの方が、逆のアプローチよりまだ可能性を感じるのである。)

 ただいずれにしても文化の差を超えることはどちらからのアプローチにせよ、簡単ではないことである。

 文化とは「思考様式」「行動様式」に現れる。リアルな店頭で購買されている商品のデータを分析しているのにパソコンの中の数字しか見ていなくて、現場(店頭)に行くという思考がない(そもそも思いつかない)となると、これはもう文化の問題で、ちょっとやそっと研修だのなんだのしてもどうにかなるものではない。

 
 

 それと経験値として、マーケティング施策の企画実施経験が全くないと「打ち手」をイメージ出来ない。データを見て「ふ~ん」と感心しているだけでは全く意味がないのであって、「打ち手」を打ってみてのマーケティング活動である。(我々のやるべきことは、データから有効な変数を導き出して「KPI化」すること。そして「施策」と「KPI」をコインの裏表になるように仕掛けることである。)

 また逆に、従来のマスマーケティング(ある意味「経験の勘」の)に慣れていると確立した「パターン」がないとうまく動けない人が多い。「経験と勘」でやって来たのは、プロセスがそれなりに確立していて、その上で「経験値」があったからで、データから文脈を読み出してなんて・・・、初めてやることには脳がついていかない。

 また左脳派分析官のなかにもセンスがある人もいて、これは、僕は人間観察が得意な人、人間(消費者)に興味がある人だと思うのだが、こういう人の中には「マーケティング施策」の経験がなくても、施策の設計者に非常に価値のある「キーワード」や「コンセプト」を提示できる人がいる。

 左脳派側はむりやり「シナリオ設計」者に育てるというよりは、こうしたセンスをもっている人を探す、またはそうした感覚を育てるということが必要だろう。

 いずれにしてもマーケティングの対象となる消費者、「人」の連続的な意識、思考や行動を断片のデータから仮説でつなぎ合わせて、ストーリーにするスキルを育成するには、アナログな実生活環境を体験的な情報として持っていないといけないので、いろんな店舗にいかない人、料理しない人、クルマに乗らない人、街を見て歩かない人、いろんな業態の人と話をしない人・・・ではダメなんじゃないかという、何だか当たり前の結論にしかならない。
 ただ、仕事をしている環境に、「それだったらどこどこ行って〇〇を見てこいよ」と言ってくれる人がいるかどうかはすごく大事だ。おそらくその辺が「育成の場」になりうるかどうかだろうし、いろんな出自から集まって刺激し合い、研鑽し合う場になることも重要だろう。

 新しい「種」が生まれる時は「個体」に起こるものだ。 突然変異としての「新種」人材が生まれたら、そのスキルをある意味「純粋培養」すべく、地頭の良いまっさらな新人にDNAを引き継ぐことがひとつの考え方だとも思う。

日本上陸から約6年。LINEも参入したフラッシュセールサイトの現状とこれから | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 6ヶ月 ago
「ギルト」「グラムールセールス」「ブランズ・フォー・フレンズ」のフラッシュセールサイトの現状を取材

ファッションブランドなどが抱える余剰在庫を期間限定、数量限定で割引販売するフラッシュセールサイトが日本に上陸して約6年が経過し、一定の市場創出に成功している。最近では大規模なプロモーションを展開して200万人近い会員を獲得するサイトも出てくるなど、既存の通販企業にとっても無視できない存在になりつつある。先発の3社を中心にフラッシュセールサイトの現状について見ていく。

主要3社の合計売上高は150~170億円程度に拡大と推測

フラッシュセールサイト大手3社の概要

フラッシュセールサイトは元々、欧米で注目された事業モデルだ。販売期間を1週間などに限定し、特定の会員だけに割引価格で販売することで、高級ブランドであってもブランドイメージを傷つけずに余剰在庫を処分できるチャネルとして成長してきた。

消費者にとっては、従来は憧れのブランドが安く手に入る売り場は郊外のアウトレットモールやリサイクルショップの中古品などに限られていたが、ウェブ上で手軽に注文できるようになり、しかも期間限定のフラッシュセールという販売手法が消費者同士の競争意識を生むことで、購買までの瞬発力を高めることに成功している。

日本では2009年3月に米ギルト・グループの日本法人が「ギルト」を開設したほか、同年8月にGLSジャパンが「グラムールセールス」を、10年3月にB4Fが「ブランズ・フォー・フレンズ」(※昨年11月にサイト名を「ミレポルテ」に変更)をオープン。以来、3社が中心となって市場を開拓してきた。

ギルトの上陸当初こそ、「フラッシュセール=高級ファッション」の印象が強かったものの、GLSやB4Fの参入もあって、今では衣料品といっても国内の人気ブランドやセレクトショップ、カジュアル衣料まで幅広く、また、各社とも女性客が多いことからコスメや子供服、ホームグッズなどに領域を拡大している。

ただ、各社のカテゴリー別売上高構成比は、ギルトがウィメンズ(ファッション)が過半を、GLSはアパレルが40%でバッグ・シューズ・アクセサリーが30%、B4Fも女性向けのファッションアイテムが半分以上を占めている。というのも、ファッション商材は他のカテゴリーに比べてシーズン性が高くフラッシュセールとの相性が良いため、引き続き主力分野であることに変わりはないようだ。

ギルトのフラッシュセールサイト
高級感が特徴的なギルトのサイト

市場の拡大続く

参入当初に比べ、取引先ブランドにフラッシュセールの事業モデルへの理解が深まっていることもあって各社は順調に業績を伸ばしているようで、具体的な数字は公表していないが、3社合計の売上高は150~170億円程度に拡大していると推定される。

足もとの事業環境についても、「取引先ブランドの在庫は減っていないし、十分にポテンシャルがある」(GLS)、「海外の市場規模を考えれば、いまの10倍は伸びる」(B4F)など前向きだ。

一方、常設のアウトレットサイトに加え、大手アパレルが自社通販サイト内にアウトレット品を販売するコーナーを設けるケースが増えているが、新しいブランドや好みのブランドを発見する“わくわく感”はフラッシュセールならではの特徴で、ブランドが運営するサイトでは味わえない点をフラッシュセール運営企業は指摘する。

また、昨今はブランド側も生産量自体を絞って在庫を極力発生させないように努めているものの、「リアルのアウトレットモールや自社通販サイトで展開するアウトレットコーナー、フラッシュセールサイトといった各売り場に出せるくらいの在庫はある」と、ある大手アパレルのEC責任者は明かす。

実際、大手アパレルでは、期初の時点でフラッシュセールに出品する複数回分のセールスケジュールを決めたり、各フラッシュセールサイトの客層と売れる商品にも違いがあることから、サイトごとに投入するブランドを変える企業も多いほか、常設のアウトレットサイトに商品を投入しつつ、瞬発力の高いフラッシュセールを活用する企業もある

最近では、フラッシュセールを積極的に活用することで生産サイクルを早め、在庫および財務体質の健全化と、店頭の鮮度保持を図る動きも出ている。また、単に在庫を素早く現金化するためだけでなく、知名度がそれほど高くないブランドにとっては、200万人近い会員を抱えるフラッシュセールサイトに商品を投入することで認知拡大やネットに慣れた消費者との接点が持てるのも魅力のようだ。

GLSのフラッシュセールサイト
GLSはテーマごとの提案にも力を注ぐ

TVCMを放映

フラッシュセール各社はサイト開設から5~6年が経ち、これまではウェブ上の施策を中心に一定規模の顧客を開拓してきたが、ネットでは獲得できない層などにアプローチする目的で昨年11~12月に相次いでテレビCMを放映した。テレビCM以外にも、ギルトは交通広告と「LINE」の公式アカウントを開設した。GLSは今年3月にも新しい内容でテレビCMと交通広告を打つなど大規模なプロモーションを展開。マス広告の効果もあって今年3月時点の会員数はギルトが200万人、GLSは170万人、B4Fは180万人に拡大している。

取り扱いカテゴリーの拡充や会員数の増加に伴い、各社はセール開催の頻度を高めており、その数は月間300セール以上だ。ひとつのブランドで商品数が多い場合などは複数のセールに分けることがある一方、商品数が少ないブランドなどは複数ブランドでひとつのセールを実施。買い回りしたくなる組み合わせで商品を提案するセレクトショップのような取り組みも行う。

また、ギルトでは上位顧客やモバイル会員向けに限定セールを開催したり、通常よりも早く買い物ができる先行入場の特典を付けるなどして顧客ロイヤリティーを高める工夫をしているのに加え、体験型クーポンを販売する「ギルト・シティ」については競合他社との差別化を図るためにも強化している。これまでは都内で利用する体験型クーポンがほとんどだったが、最近では全国展開するスパなどの提案も始めた。

B4Fのフラッシュセールサイト
B4Fはサイト名を「ミレポルテ」に変更した

インフラ強化へ

事業規模の拡大に伴い、インフラ整備の動きも目立つ。ギルトは、今年4月から2カ月をかけて川崎市内の倉庫と東京・辰巳の撮影スタジオを品川の勝島に移転・拡張中で、分散していた両業務を一カ所で行うことで効率化も図る。

GLSは、本社オフィスを4月初めに東京・八丁堀に移転・拡張したほか、物流面では仕分けやピッキングシステム、梱包の自動化なども計画。商品発送までのスピードアップを図りたい考えだ。また、同社は約150人の従業員を抱えるが、事業の拡大を見据えて今年はさらに50人規模の採用を計画している。

一方、事業拡大のペースについては戦略の方向性が分かれる。積極的な人員強化を計画するGLSは“今が攻め時”と判断。利益よりも成長を優先してテレビCMなど大がかりな販促を実施している。対照的なのがサイト開設から3年目に黒字化を達成したB4Fで、「ECビジネスにはさまざまな投資が必要になるが、その時々で優先すべき範囲を選択していく」(B4F)とし、堅実な成長路線を描く。

各社、成長しているものの、世界的に見てもフラッシュセールで利益を出している会社は4~5社程度で、決して簡単なビジネスではないようだ。ブランドのイメージを壊さない写真撮影の品質に加え、新しいデバイスに対応する技術力や取引先ブランドとの関係性などは事業を継続するのに不可欠な要素だ。日本でも3社以外でフラッシュセールに特化したサイトは12年5月に参入した「ミューズコー」くらいで、同社は複数回にわたって投資会社からの増資に成功。今年3月末にはミクシィグループの一員になるなど、安定した資本力も必要という。

3社の新しい取り組みとしては、ギルトは4月にアップルウォッチ対応アプリをリリース。日々、持ち歩くモバイル端末とフラッシュセールは相性が良いことから、体感型アラートでセール開始時間を知らせる。GLSは都内の一部地域で電気自動車を使ったエコ配送サービス「グラムールカー」を開始。自社配送にも乗り出す考えで、消費者と直接の接点を作るとともに、ロゴが入った車を使うことで認知拡大にもつなげる。B4Fは昨年11月にサイト名を「ブランズ・フォー・フレンズ」から「ミレポルテ」に変更。新サイト名は“千の扉”という意味で、フラッシュセール以外の新サービスの導入や海外進出も見据えているようだ。

常設のアウトレットサイトは?

マガシークは2年後50億目標、フラッシュのコンテンツも始動

フラッシュセールサイトとは異なり、常時、ファッションブランドのアウトレット商材を販売しているのが、マガシークの運営する「アウトレットピーク」だ。

フラッシュセール各社が規模を拡大する中、アウトレット品の調達に苦労するケースも出始めているが、商品量のあるアパレル企業にとってはコンスタントに在庫を消化できる売り場としてメリットは大きいようだ

品ぞろえについては、昨年11月にアパレル大手のワールドとアウトレット品の取り引きを開始。同時に、商品情報と在庫のデータ連携に着手したことで「アウトレットピーク」の商品数は従来の1.5倍~2倍(3万5000型~4万型)に広がり、ワールド商材で同サイトの売り上げを7~10%押し上げる効果が出ているという

11月下旬には、「アウトレットピーク」の姉妹店をNTTドコモと共同運営する「dファッション」にオープン。自社倉庫で管理する在庫を2つの売り場で販売できるようになった。

「dファッション」で扱うアウトレット品は「アウトレットピーク」の品ぞろえとほぼ同じで、売れ筋のブランドにも大きな差はないものの、より値ごろな商品が売れる傾向にあるという。

販促面については、「アウトレットピーク」はこれまで、不定期でメルマガ会員やスマホアプリ利用者を対象にした限定セールを実施。昨年12月時点でメルマガ経由の訪問者は前年比5倍に拡大したことから、さらなる利用促進を図る目的で、今年4月1日にメルマガ限定セールをフラッシュセールのコンテンツ「シークレットピーク」として格上げした。

同コンテンツでは週に3回、新しいセールをスタートし、それぞれ1週間の期間限定で販売。マガシークによると、常設店への商品投入は難しいブランドが出てきていることに加え、フラッシュセールであれば販売したいという企業もあることから、従来、「アウトレットピーク」では取り引きがなかったラグジュアリーブランドなどの開拓にも力を注ぐ。

開始から約1カ月で40~50ブランドのセールを開催しているが、メルマガ経由の流入数はさらに倍増し、ユニークユーザー数も1.3倍となるなど、出足としてはまずまずの成果を得ているようだ。

「シークレットピーク」は、先行するフラッシュセール専門サイトとの差別化要素が不可欠になるものの、アウトレット商材の販売で10年の実績を持つ同社でしか取り扱いのないブランドも多く、また、常設のアウトレット商材との買い回りができるのは強みになりそう。

一方、「dファッション」での展開もあって、商材に不足感が出始めていることが課題だ。このため、商品カテゴリーなどの拡大に着手する計画で、低価格アイテムやランジェリー、メンズファッションを強化する。低価格帯商材の拡充に向けてはネットSPAブランドの開拓を進めたい考えで、当該ブランドとの在庫連携にも取り組む。

マガシークは、アウトレット商材だけで17年3月期に50億円の売上高を計画しており、15年3月期の「dファッション」を含めたアウトレット品の売上高は前年比約30%増で着地。今期は同50%増を目指す。

 

「通販新聞」掲載のオリジナル版はこちら:
フラッシュセールサイト 存在感〝じわり〟高まる、在庫の受け皿として成長(2015/05/15)

※このコンテンツはWebサイト「ネットショップ担当者フォーラム」で公開されている記事のフィードに含まれているものです。
オリジナル記事:日本上陸から約6年。LINEも参入したフラッシュセールサイトの現状とこれから | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム
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Twitterのリアルタイム検索をGoogleが正式公開、まず米国のモバイル検索でリリース

10 years 6ヶ月 ago

Googleは、Twitterのツイートをリアルタイムで検索結果に表示するようにした。一部のユーザーを対象にしたテストが行われていた機能の正式公開。検索クエリに関連性が高いと判断したときに、ツイートを検索結果に差し込む。ほぼリアルタイムで、投稿されたばかりのツイートも対象。google.comでの英語によるクエリで、Googleアプリまたはモバイルブラウザから利用可。

- Twitterのリアルタイム検索をGoogleが正式公開、まず米国のモバイル検索でリリース -

Posted on: 海外SEO情報ブログ - SuzukiKenichi.COM by Kenichi Suzuki

【海外SEO】鈴木謙一

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