
中国の電子商取引最大手、阿里巴巴集団(アリババグループ)が開催した「独身の日」(11月11日)のセールで、ユニクロが「Tモール(天猫商城)」で展開する通販サイトにおける売上高は、前年比約2倍となる6億元以上(日本円で115億円以上)だった。売り上げでは全体の4位。
アパレル部門では2年連続となる1位を獲得した。ちなみに、メンズアパレル部門では1位、女性用品などでは5位。ほかには自動車や美容、スポーツ用品などの部門があるが、ユニクロは日本企業で唯一のランクイン企業となった。
「独身の日」におけるアリババグループ運営のECサイトにおける取扱高は912億元(約1兆7600億円)を記録。2014年の571億人民元(約1兆700億円)を大幅に超えた。

ファーストリテイリングの柳井正代表取締役会長兼社長は次のようにコメントしている。
今回のセールで、ユニクロが全業態4位、アパレル部門1位という実績を達成できたことを、非常に光栄に思っている。これは、ユニクロをご愛用くださるすべての中国のお客さまのおかげであり、心から感謝申し上げる。私たちは今後も、中国に限らず全世界でインターネットビジネスを拡大し、より多くのお客さまにユニクロの良さをお伝えしていきたいと考えている。
「独身の日」セールにおける売上トップ企業は次の通り。
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オリジナル記事:ユニクロは1日で115億円以上の売り上げを記録。中国の「独身の日」全体では売上4位 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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ビジネス活動の主体がプロダクトアウトからマーケットインへ変化し、関心もサービスや価値共創に移り、広告宣伝・広報など企業のコミュニケーションのあり方も変化しています。特に、BtoB企業においては、パートナー企業や市場との関係性をいかに構築するか、それぞれの企業が目指すべき方向性は何かについてのメッセージを発信、またインタラクティブにビジョンを共有していく必要があります。
今回のHCD-Netサロンでは、広告代理店でセールスプロモーションからブランディングまで企業のコミュニケーションを考えてきた大広の森氏、またメッセージを発信する側として、日立の情報通信システム事業のコミュニケーションを担当されてきた三枝氏に、今後のビジネスコミュニケーションついてお話しいただきます。皆様のご参加をお待ちしています。
■日時:12月14日(月)18:30~20:30 (受付開始:18:00~)
■会場:株式会社大広
東京都港区赤坂 5-2-20 赤坂パークビル
https://www.daiko.co.jp/dwp/wp-content/uploads/2014/08/tokyo_hq.pdf
■プログラム:
18:30~19:30
「広告代理店からみたBtoB企業のビジネスコミュニケーションの変化」
森 一彦氏 (株式会社大広)
19:30~20:00
「発信側が考えるBtoB企業のビジネスコミュニケーションの変化」
三枝 正人氏(株式会社日立ドキュメントソリューションズ)
20:00-20:30 ディスカッション&質疑応答
■定員:50名(先着順)
■参加費:HCD-Net会員:2000円・学生会員:1000円
一般:5000円・一般学生:4000円
■参加申込方法:
タイトルを「第57回HCD-Netサロン参加希望」として以下の内容を
hcdnet_registration@hcdnet.org までご連絡ください。
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氏名:
所属先名:
会員種別:正会員/賛助会員/学生会員/一般/一般学生
電話番号:
メールアドレス:
参加費領収書の宛名:
※記載がない場合は所属先名で発行いたします。
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受付メールを事務局より返信いたします。参加費の支払い方法の案内は受付メールに記載されています。受付メールが2、3日(土日祝日を除く)で届かない場合は事務局にご連絡ください。請求書をご希望の場合は本文にその旨と、請求書のあて先と郵送先をご指定ください。

楽天は11月13日、全国から選りすぐりの人気店舗が部門ごとに商品を競い優勝店舗を決定する「楽天市場甲子園」を開催する。まずは「肉」、「レディースアウター」、「メンズアウター」、「海産物」、「ダイエット関連」の5部門で開催するが今後も継続的に行っていき、さまざまなジャンルで開催していく考え。楽天では、これまで割引やポイント付与など、価格メリットを大々的に打ち出してきたが、キャンペーンなどの企画の面白さで消費者を取り込む戦略に変更してきており、今回の企画も特に出店者への負担がない形で展開する。
第1弾として「肉」、「レディースアウター」、「メンズアウター」の3部門で11月13日から11月20日まで予選を実施。「肉」部門の予選では全国6エリア(北海総東北、関東、東海北陸、関西、中国四国、九州沖縄)から、これまでの販売実績などから楽天が選出。期間内の売上高や販売個数などから各エリア予選上位5店舗計30店舗が決勝に進出する。11月27日から1週間決勝戦を開催し、優勝店舗を決定する。また、決勝ステージ後、上位3店舗に選出された入賞店舗による入賞特別販売期間を12月14日から1週間開催する。
「メンズアウター」、「レディースアウター」ジャンルでは、エリアではなく、「機能性」、「定番」、「トレンド」の3項目で予選を実施、その後各項目上位5店舗計15店舗で決勝戦を実施する。
楽天市場甲子園に参加できるのは1店舗1ジャンルのみで、複数の項目でエントリーすることはできないようになっている。
店舗の参加費などは無料で、企画ページへの掲載量なども発生しない。「楽天市場甲子園」では予選ではそれぞれ100円引きのクーポン、決勝、特別販売期間では予選で購入したユーザーに対して300円引きのクーポン、それ以外のユーザーには100円引きのクーポンを発行するが、こうしたクーポンも楽天が全て負担する。

楽天では「楽天市場甲子園」を今後、楽天スーパーセールや楽天スーパーDEALと同じように楽天市場の目玉企画に育てていく考え。
楽天ではこれまで価格訴求でユーザーを増やしてきたが、こうした価格訴求一本では店舗さんが疲弊してしまう。そのため、企画の面白さでユーザーをひきつける取り組みも重要だと考え、最近では企画力で勝負するコンテンツも増やしてきている。今回の取り組みも、店舗さんには経済的負担のない形で、お客さんを誘導していく。「楽天市場甲子園」をさらにいろんなジャンルで開催するとともに、こうした取り組みを今後も増やしていきたいと思っている。(河野奈保執行役員)
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オリジナル記事:商品ジャンルごとの店舗対抗セール企画「楽天市場甲子園」を開催 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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日本通信販売協会(JADMA)11月10日に発表した2015年9月の通信販売売上高によると、会員通販企業141社の総売上高は1238億3900万円となり、前年同期比で2.3%増加した。
伸び率を商品別でみると、衣料品が2.1%減、家庭用品が4.7%減となり、前期を割り込んだが、雑貨が7.2%増、食料品が2.9%増と拡大した。化粧品は1.3%増、健康食品は3.9%増となっている。
1社あたりの平均受注件数は、7万6481件(回答120社)だった。

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オリジナル記事:JADMA、2015年9月の通信販売売上高が2.3%増の1238億円と発表 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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11月11日に関する記事に人気が集まりました。ヤフーも同日を「いい買い物の日」と定めました。アリババの「独身の日」の結果にも話題に。
Yahoo!がショッピングを中心に「過去最大の販促」。下期になんと200億の追加投資!など11記事【ネッ担まとめ】
成長するECのカギは会員制サービス? スタートトゥデイが「ZOZOプレミアム」など開始
千趣会が立ち上げた新基幹ブランド「ベルメゾンデイズ」の狙いを田邉社長に聞いてみた
アリババの「独身の日」、午前8時前に取扱高約8000億円。すでに2013年実績を突破
共通ポイントサービス「dポイント」を12月1日から提供開始、NTTドコモ
※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。
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オリジナル記事:ヤフーが「いい買い物の日」でTVCM/アリババは12時間で1.1兆円超の取扱高 | 週間人気記事ランキング | ネットショップ担当者フォーラム
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爽快ドラッグは11月12日、ペットフード・ペット用品の卸最大手エコートレーディング子会社のココロの株式100%を取得する契約を締結したと発表した。買収額は5億円。爽快ドラッグはペット関連用品のインターネット通販市場において国内トッププレイヤーをめざす方針。エコートレーディングからココロを買収し規模を拡大、エコートレーディングとの業務提携を深める。
ココロはペット関連用品ECサイト「快適ねこ生活」「快適いぬ生活」「快適ペット生活」「PETLAND」などを運営しており、ペット関連用品大手EC企業の1社。
もともと、ペット用品メーカーのヒノキが運営していたが、2009年9月期末で4億3000万円の債務超過が発生し、エコートレーディングが2010年12月にヒノキの事業を0円で取得。ヒノキの負債、事業設備、従業員を引き継ぎ、新設したココロに事業継承していた。
ココロの2015年2月期の業績は、売上高が22億4000万円(前期比16.3%減)、営業利益は100万円(前期は6400万円の損失)、経常利益は100万円(同5800万円の損失)、当期純損失は600万円(同2億5600万円の赤字)。
2015年1月15日に株式譲渡が行われる予定で、その後吸収合併を実施する。ココロが現在運営しているECサイトは引き続き、爽快ドラッグが運営していく。
ペット関連用品の売上高は爽快ドラッグとココロ社合算で50億円強となっている。規模感のある仕入れを実現するとともに、サプライチェーンの最適化などコスト改善を図り、ペット関連用品の売上高を早期に100億円まで引き上げるとしている。

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オリジナル記事:爽快ドラッグがペット用品ECサイト「快適ねこ生活」などのココロを5億円で買収 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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11月18日(水)~20日(金)にパシフィコ横浜で世界最大級のET2015組込み総合技術展が開催されます。今年度は、IoT総合技術展も同時開催されます。
HCD-Netでは、恒例の人間中心設計セミナーをスペシャルセッションで開催します。このセッションでは「使いやすいIoTとソフトウエア」をテーマに事例紹介を行います。
また、7年ぶりにHCD-Netとしてブースを出展します。ブースでは「魅力的なUXを実現させる人間中心設計」をテーマに1時間ごとにミニセミナーを開催します。
ふるってご参加いただくよう ご案内申しあげます。
●ET2015組込み総合技術展・IoT総合技術展
●人間中心設計スペシャルセッション (HCD-Net社会化広報事業部主管)
11月19日(木)15時~17時、スペシャルセッションC-4 会議センター 5F502
プログラム:http://www.jasa.or.jp/expo/conf/conf19.html
参加申込方法:https://ics-event.smktg.jp/public/application/add/242?lang=ja
●人間中心設計ブース出展(HCD-Netビジネス支援事業部主管)
11月18日(水)~20日(金) 11時~16時(19日は17時)毎時00分、展示場A-15ブース
プログラム:hcdnet_et2015.pdf
参加申込方法:https://ics-event.smktg.jp/public/application/add/242?lang=ja

中国の電子商取引最大手、阿里巴巴集団(アリババグループ)の「独身の日」(11月11日)における、グループで運営するECサイトの取引高は912億元(約1兆7600億円)だった。2014年に記録した571億人民元(約1兆700億円)を大幅に超えた。
スマートフォンなどからのモバイル経由の比率は68.67%だった。
11月11日の「独身の日」は、午前4時26分の時点で、2013年の取扱高362億元を突破。午前7時45分の取引高は417億元(約8000億円)。9時52分に500億元(約9650億円)に達した。
過去最高の取扱高を突破したのは開始から約12時間後。午前11時50分に取扱高は571億元(約1兆1000億円)を超え、過去最高を記録した。

アリババは2009年から、「11月11日」を「シングルデー」と題し、消費者のネット通販利用を促進している。
2014年はスマートフォンなどのモバイル経由が伸び、2013年比約3.2倍となる243億人民元(約4500億円)だった。注文件数は2億7850万件。
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オリジナル記事:1日で取扱高は約1.7兆円だったアリババの「独身の日」。モバイル経由は68% | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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トランスコスモスは11月11日、ASEAN各国やインドのEC企業向けにフルフィルメントサービスを行うAnchanto Pte Ltd(アンチャント)と資本・業務提携したと発表した。出資比率は34.3%。ASEAN向けにフルフィルメントサービスを提供するアンチャントと提携することで、ASEAN各国へのEC進出する企業の支援を強化する。
アンチャントは2011年7月の設立。過去15か月の間で、17倍に拡大している急成長企業という。
シンガポール、マレーシア、インドネシアの各国で、商品受取・在庫・出荷・配送データ提供などをフルフィルメントサービスを提供するほか、海外からシンガポールへ・シンガポールから海外への越境ECフルフィルメントサービスも展開している。
EC事業者から商品を預かり、「Qoo10」や「Lazada」などASEAN大手のECサイトやインド最大手の「Flipkart」、「Snapdeal」で販売を行うチャネル・マネジメント・サービスも提供している。

今回の資本・業務提携で、トランスコスモスの「グローバルECワンストップサービス」を利用する企業は、今まで以上にASEAN各国にEC進出しやすくなる。チャネル・マネジメント・サービスを活用して、「Qoo10」「Lazada」「Flipkart」「Snapdeal」などで、商品を販売できるようになる。
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オリジナル記事:トランスコスモス、ASEANなどでフルフィルサービス提供のアンチャントと資本業務提携 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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動画をマーケティングに活用する機運が高まりを見せています。世間で盛り上がりを見せているコンテンツマーケティングでも、動画をコンテンツに活用する事例が増えてきました。今回は、動画をマーケティングを活用するメリットと動画マーケティングの事例を取り上げ、実際に動画マーケティングを展開する際のポイントを解説します。
動画をマーケティングに活用するメリット動画マーケティングの最大のメリットは、情報伝達量の豊富さです。アメリカの調査会社フォレスターリサーチのJames McQuivey博士によると、長さ1分の動画が伝える情報量は文字情報に換算すると180万ワードに相当するとしています。
動画では、文字情報では難しい感情、雰囲気、イメージなど動画ならではの情報を伝えることも可能です。動画の中に文字情報を一切入れなくても、視聴者は映像から送り手のメッセージを受け取ることができます。
動画は情報の受け手の言語能力に依存しないため、例えば子供やお年寄り、外国人にもメッセージを届けることが可能です。
経済誌フォーブス・インサイトによると、シニア・エグゼクティブクラスの人材で未取引企業の動画を視聴した人のうち、65%が実際にその会社のウェブサイトを訪問したと答えています。そして、動画を視聴したうちの45%の人がその企業に実際にコンタクトに至ったとしています。
特にBtoBマーケティングにおいてタイムリーなメッセージをおさめた動画が適切にターゲットにリーチした場合、高いコンバージョンレートを獲得が可能です。
別の調査でも、Eメールマーケティングで動画をEメールに埋め込むことにより、CTRが96%向上したというデータも示され、それに加えて、Eメールニュースレターに動画を埋め込むことでニュースレターの解約者数を75%削減できたというデータも示されています。
総務省が2014年に出した情報通信白書によると、我が国のスマートフォンの保有率は53.5%で、アメリカ69.6%、イギリス80%、フランス71.6%、韓国88.7%と比べて低いものの、5割を超えています。
スマートフォンからインターネットに接続する割合も増えてきており、同時にスマートフォンで動画をダウンロード、またはストリーミングで視聴するケースが増加傾向にあるようです。
ニールセンの調査でも日本のスマートフォンユーザーの82%がスマートフォンで動画を視聴していることを示しており、特にYouTubeが人気になっています。
スマートフォンの普及がさらに進むと見られる今後、コンテンツとしての動画が視聴される機会も同時に増加することは間違いないでしょう。
動画マーケティングの事例他にも多くのメリットがある動画マーケティングですが、ここでアメリカのマーケターの間で話題を集めた動画コンテンツをご紹介します。
父と娘の絆を記録した62秒の動画ですが、随所でガムのラッピング紙を使って父が娘に小さな折り鶴を折ってあげるというもの。娘は少女からティーンエージャーへ、そして大人へと成長していき、父と娘の思い出の映像がいくつも綴られていきます。
最後、家を出る娘を送る父が荷物を娘の車に詰め込んでいたら、ひとつの箱から思い出の折り紙がこぼれ落ちてくる。こぼれ落ちたたくさんの折り鶴、いくつもの思い出が詰まった折り鶴を父が感慨深げに見つめる感動的なシーンで映像は終わりを迎えます。
アメリカの有力広告エージェンシーのEnergyBBDOが制作したこの動画は、テレビCMとして放送されるとともにYouTubeにも動画が投稿されました。話題を呼んだこの動画は、YouTubeにおいて170万回の再生回数と10万以上のソーシャルシェアを発生させています。
「100のセリフより1の映像」という動画マーケティングの醍醐味を、この短い動画は教えているのではないでしょうか。
動画マーケティングを成功させるポイント動画マーケティングが有効だということは理解されたかと思います。では、どう活用すればいいのか。そんな方のために、以下に動画マーケティングを成功させるポイントをまとめてみました。
動画マーケティングも企業マーケティングである以上、投稿される動画は企業や製品、サービスのコンセプトやスローガンとマッチさせるが重要です。
他のコンテンツマーケティングについてもいえますが、動画マーケティングでは動画メッセージをリーチさせるターゲットとメッセージ内容を明確にすること、さらにはマーケティングの目的を明確にする必要があります。
BtoBビジネスの場合はいずれも比較的明確になる傾向にありますが、BtoCビジネスの場合、消費者に直接メッセージを訴求させるのか、または広くブランディングを行うのか、あるいは消費者の共感を呼ぶエモーショナル・マーケティングを行うのか等、目的を明確にすることが必要です。
アメリカの調査会社ビジブル・メジャーズによると、わずか10秒の動画でもビジター全体の20%がそのサイトから他へ移動しています。30秒では全体の三分の一が、1分では全体の45%が、2分では全体の60%がそこから離れてしまうのです。
別の調査では、スマートフォンのユーザーはパソコンユーザーよりも、やや長く動画を視聴する傾向があることを示していますが、それでも2分を超えると多くの人が動画から離れてしまいます。通常、動画は長くても2分、できれば1分を超えない程度の長さにすべきでしょう。
インターネット通信環境の向上、各種ソーシャルメディアの台頭、そしてスマートフォンに代表されるスマートメディアの世界的な普及等々、動画マーケティングが花開く環境がますます整いつつあります。
コンテンツマーケティングをすでに展開されている会社のみならず、ユニークで消費者の共感を呼ぶ製品やサービスをお持ちの企業は、動画マーケティングを検討する価値が十分にあるでしょう。

スタートトゥデイとは11月11日、ファッション領域におけるビーコン事業の推進に向け、LINEと業務提携したと発表した。ボタン型ビーコンを活用し、LINE公式アカウントなどと連携。アパレル店舗の販促・集客につなげる「ビーコン活用サービス」を2016年春頃から提供する。サービスの詳細については現時点では明らかにしていない。
「ビーコン活用サービス」は、LINE公式アカウントやLINE@を利用しているアパレル店舗に来店したユーザーが、商品に取り付けられたボタン型ビーコンを押すと、LINEアカウントを経由して、その商品や店の情報をスマートフォンで受け取ることが可能になる。
アパレルに取り付けるボタン型ビーコンはスタートトゥデイが開発。世界で初めて利用客がボタンを押した場合にのみスマートフォンで情報を受信できるようになっているという。
商品や店頭に設置された際、洗練された印象を与えるようシンプルなデザインを採用。12gと軽量で、商品タグのように直接商品に取り付けることができるようにした。

スタートトゥデイは、過去にファッションコーディネートアプリ「WEAR」で、商品についたバーコードをスキャンすることで商品情報が閲覧できる「バーコードスキャン機能」を提供していた。「ZOZOTOWN」に誘導することなどが敬遠され、アパレル店舗での導入が進まず機能を停止している。
今回はLINEのアカウントを通じて情報提供するため、直接「ZOZOTOWN」へ誘導することはなさそうだが、スタートトゥデイではどのようなビジネスモデルを検討しているのか、気になるところだ。
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オリジナル記事:スタートトゥデイとLINEが連携、ボタン型ビーコンを活用した販促・集客サービスを来春に | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム
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