ネットショップ担当者フォーラム

異業種からネット通販に参入、アマゾンが最も売りやすいと考えた | ネットショップサクセスストーリー 私たちがAmazon.co.jpで売れている理由 | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 11ヶ月 ago
AmazonマーケットプレイスマンスリーニュースレターVol.6より転載

「Amazon.co.jp」で成長しているショップを取り上げる連載企画「ネットショップサクセスストーリー 私たちがAmazon.co.jpで成長している理由」の第6回は、携帯電話用ケースなどを販売するジービーエスを紹介する。同社は東京、表参道や新宿などでネイルサロン、マッサージサロンを展開しているが、新規事業として11年に携帯アクセサリー販売事業を立ち上げ、ネットでの販売を開始。現在では、13年9月に販売を始めた「Highend berry ソフト TPU ケース クリア」はアマゾンの携帯電話用ケース、カバーランキングで1位を獲得するなど人気店に成長している。同社の和田祐一代表取締役に話を聞いた。

和田祐一代表取締役

--携帯電話ケースなどをネットで販売し始めた経緯は。

当社はネイルサロンを中心に、美容サービス事業を展開してきました。しかし、美容サービス事業は景気に左右されやすく、一日の接客数には限界があります。そのため、安定的に事業拡大をすることが難しく、5年後10年後を考えると、新事業が必要だと感じていました

そこで、2011年11月にハワイのショッピングモール(実店舗)で、当時日本で人気のあった携帯電話アクセサリーの販売を開始しました。最初は売り上げも良かったのですが、高額なテナント料と手数料のためにわずか数カ月のうちに赤字となり、新事業の存続が危ぶまれる状況に陥りました。日本での販路を持つにも、まったくの新事業だったため取引先もなく、実店舗を持つリスクを選ぶ余裕もない中で打開策を検討し、浮上したのがネットで販売することでした。

--数あるECサイトの中でAmazonを選ばれた理由は。

Amazonの販売力に勢いを感じたことが一番の理由です。また、Amazonが商品の保管と発送をしてくれるフルフィルメントby Amazon(FBA)があったことも少人数でのオペレーションを行う上で重要な要因でした。FBAのようなサービスは他には見当たりませんでしたし、FBAを利用することで、最小の労力で最大のリターンを得られると期待しました。

--実際にAmazonで販売をしてみて、売れ行きはどうでしたか。

2012年2月からAmazonで販売を開始し、同時にFBAの利用も開始しました。最初から順調に売り上げを伸ばし、2013年9月にiPhone 5Sの販売開始に合わせてオリジナルの携帯電話用ケース「Highend berry ソフト TPU ケース クリア」を販売したところ、Amazonの携帯電話用ケース・カバーランキングで 1位を獲得し、月間の売り上げは前年平均の約5倍まで伸びました。今では会社の総売上の30~40%を携帯ケース事業が占め、新事業を大きく育てることができています。ここまでスムーズに売り上げを伸ばすことができたのは、Amazonの販売力とFBAの配送力によるものだと感じています。

--製品に対するこだわりと、今後の展開をお聞かせください。

デザインがシンプルだからこそ、ボタンの押し具合、ストラップホールの大きさ、キャップの締まり具合などにこだわっています。Amazonのカスタマーレビューを基に改良を加えていった結果、製品を作るために必要な金型を8回も作り直しました。こうした投資は必要だと考えていますし、これからもAmazonのカスタマーレビューを参考にしながら、より良い製品づくりを目指していきます。

今後はAmazonでアメリカやヨーロッパへの海外展開を進め、今度は世界でNO.1になることが目標です。

人気の「Highend berry ソフト TPU ケース クリア」

事業者概要

販売サイト名:ジービーエス http://amzn.to/1jizE9l

本社所在地:東京都港区

Amazonでの販売開始時期: 2012年2月

販売カテゴリー:家電・カメラ

利用サービス:   Amazon出品サービス/フルフィルメントby Amazon(FBA)

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ネットショップサクセスストーリー 私たちがAmazon.co.jpで売れている理由
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開始から2年で売上120億円を突破。アスクル LOHACOの徹底したデータ活用 | ネットショップ担当者フォーラム2014 in 東京 セミナーレポート | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 11ヶ月 ago
アスクル株式会社 LOHACO事業 EC店舗運営&ビッグデータ 統括部長 成松 岳志 氏

オフィス用品の通販で知られるアスクルが、2012年にヤフーと共同でスタートしたのが「LOHACO」(ロハコ)。アスクルが法人向けなのに対し、LOHACOは個人向けの日用品ECサイトだ。開始当初こそ苦戦したが、さまざまなマーケティング施策を行って2年。売上で121億、利用者の累計はこの12月に150万人を突破した。多角的にデータを活用したパーソナライズの取り組みを、EC店舗運営&ビッグデータ統括部長の成松岳志氏が紹介した。 写真◎Lab

B2Bで培った物流の強さがLOHACOの基本

「明日来る」からアスクルという社名から分かるとおり、アスクルは時間に対するコミットメントが強い。LOHACOは日用品にフォーカスした個人向けECサイトだが、午前10時までに注文すればその日のうちに受け取ることも可能だ。最初にスマートフォン向けサイト、次にPC向けサイトとアプリを立ち上げ、3つのチャネルで展開している。モールビジネスではなく自前で在庫を抱え、配送まで行うのが特長だ。差別化ポイントは3つある。

①サービス(物流)

B2Bで培ってきた物流がアスクルの強みであり、お客様の手元に届くまでがサービス。いかに早く届けられるか、時間を守れるかを軸に考えている。物流センターの機械化・自動化により、「出勤時にスマホで注文し、帰宅後に受け取る」といったスピード配送を実現するとともに、多様な商品を1つの箱に詰める「1オーダー1ボックス」など、消費者の利便性にも工夫をしている

②サイト

取り扱い商品が日用品を中心に約18万点もあり、ただ並べても買い物しづらいため、徹底したパーソナライズを行っている。クリックを繰り返して探し回らなくても目当てのものがすぐに見つかるよう、お客様が探している商品を「当てにいく」ことを意識したサイト作りをしている。

③商品

どこでも買える日用品をあえてLOHACOで買ってもらうため、メーカーと協力してWebでのマーケティングを行う。プラットフォームとしてお客様の声をメーカーに届け、その声を元にしてどのような商品がどのようなお客様に好まれるのかを、メーカーと一緒に考えている。

アスクル株式会社 LOHACO事業 EC店舗運営&ビッグデータ 統括部長  成松 岳志 氏
アスクル株式会社 LOHACO事業
EC店舗運営&ビッグデータ
統括部長
成松 岳志 氏

パーソナライズのためのペルソナを設定

サイト上のコンテンツをパーソナライズすることで売上げを増やすには、LOHACOのユーザーがどのような人々かを知る必要がある。特長は以下の通りだ。

  • 離島を除く日本全国をカバーしているが、圧倒的に都市部で受け入れられている
  • 特に人口密集エリアに居住し、車を所有していない
  • 6対4で女性が多く、30代〜40代が中心

また、仕事に就いているか、子どもがいるかといったアンケートを行い、「働くママ」が多いといったことが分かっている。働きながら子育てしている女性の悩みは自分の時間が少ないことなので、LOHACOで買い物することで時間短縮できるなら利用してもらえると考えている。

LOHACOの特徴として、一度使うとリピーターになる傾向が強いというデータがある。リピーターとして購入経験が増えれば増えるほど、複数のカテゴリーの商品を購入するようになり、購買頻度の高いお客様(ロイヤルカスタマー)は、ある購入経験レベルを超えると購買カテゴリーがいっきに増え、エンゲージメントが高くなることも分かった。

LOHACO顧客の購入経験と購買カテゴリーの関係

ターゲティングの定義は細かく設定したくなるが、サイトに反映させるのが大変になり過ぎると意味がない。そこでLOHACOでは、「男性か女性か」、「子どもがいるかいないか」の2軸から4つに分類している。これを元に分析すると、

  • 甘いものを買う率が高いのは女性だが、子どもに買う場合があるので、男性も子どもがいる方の比率は少し高い
  • クリスマスなどのイベントに反応するのは断然子どものいる女性

といったことが見えてくる。さらに外部データを使って結合するとペルソナ(裏付けとなるデータを元に作成した詳細なお客様像)が完成する。これらのユーザーはそれぞれ違う物を求めてサイトに来ていると考えて、コンテンツのパーソナライズを行う。

さまざまなデータを活用したコンテンツのパーソナライズ

パーソナライズの基本は「お客様一人一人に最適なコンテンツ、インセンティブを最適なタイミングで提供する」ということだ。

よく売れているものだからトップページに掲載しようと単純に考えていると、女性なら見たいけれど男性は見ても意味がないということが起こる。デモグラデータを元に、男女で異なるコンテンツを見せる

LOHACO顧客のデモグラデータの活用

そのほか、天候データ、購買予測にもとづくクーポンのオファーや併売商品からのライフスタイル解析など、LOHACOにはデータ活用によるパーソナライズの施策が縦横無尽に走っている。

メーカーとともにマーケティング戦略を考える

B2Bのアスクルはメーカーと直接取引しているために、アスクルのデザインによるプライベートブランド商品がたくさんある。例えばトイレの消臭剤では、店舗販売のためには目立つ派手なパッケージになっている。しかし使うシーンを考えれば、むしろシンプルでおしゃれなデザインの方がいい。ECで売るなら店頭で目立つことを考える必要はないので、インテリアを意識したオリジナルデザインの商品として扱っている。こうした商品はLOHACOでも販売しており、人気となっている。

またLOHACOは、メーカーとともにサンプリングや口コミなど、小さなコミュニケーションを基点に、改善のサイクルを高速で回しながら着実にファン層を拡大し、やがては本格的流通につなげるという、新たなECマーケティングに取り組んでいる。これらECマーケティングを通じて得られた知見は、取引先メーカーが参加する「Webマーケティングコンソーシアム」で共有している。

お客様には時短のサービスで豊かなライフスタイルをサポートし、メーカーとは究極のマーケティングプラットフォームの活用により、価値ある商品・サービスの消費者への提供を目指し、PDCAを回しながらWin-Win-Winで成長していきたいと考えている。

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柏木 恵子

ライター

柏木 恵子

在庫管理システム「zaiko Robo」の多言語対応化を実施、ハングリード | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 11ヶ月 ago
「EC-CUBE」の多言語版に対応、まずは英語から始めた

EC支援のハングリードは12月18日、多店舗在庫連動システム「zaiko Robot」を、ロックオンが提供する「EC-CUBE」の多言語版に対応させた。すでに日本語版の「EC-CUBE」には対応しているが、ユーザーから海外消費者向けサイトにも対応してほしいというニーズがあったため海外言語にも対応。まずは英語に対応した。ハングリードでは今月、楽天シンガポールに対応するなど、海外言語対応を進めており、今後も海外言語対応を強化していく考え。

「zaiko Robot」は複数のネットショップの間で在庫情報を一元管理することで、売り逃しや売り越しを防ぐためのシステム。16種のモール、22種のカート、8種のビジネスアプリ(POS、WMS、販売管理など)と在庫連動可能なシステムで、その対応数は国内最大となっている。

円安の影響もあり、海外のユーザー向け販売(越境取引)が活発化している。そのため、海外ユーザー向け販売を支援するサービスが急速に増えてきている。(参照記事1)(参照記事2

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中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

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人気漫画「ブラックジャックによろしく」とコラボの交通広告、ECサイトの認知高めるシー・コネクト | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 11ヶ月 ago
ネットを利用しない消費者へのアプローチなど、認知度向上につなげる

リサイクルインクなどの通販・ECを手掛けるシー・コネクトは12月から、人気医療漫画「ブラックジャックによろしく」とコラボして、都営4線のつり革をジャックした交通広告を始めた。ネットを利用しない消費者へアプローチするなどして、認知度向上につなげる。

都営新宿線・大江戸線・浅草線・三田線の各路線一車輌のつり革に、シー・コネクトと「ブラックジャックによろしく」がコラボした広告を掲載。一部路線では他線への乗り入れがあるため、都営4線以外にも露出される。期間は1年間。

広告は、「ブラックジャックによろしく」のキャラクターがシー・コネクト運営の「インク革命.COM」が展開している当日配送や、純正品の半額近くで商品を販売しているといったことを漫画で紹介する内容。

シー・コネクトが都営4線で展開する交通広告

シー・コネクトが都営4線で展開するつり革の交通広告

シー・コネクトが都営4線で展開する交通広告②

「ブラックジャックによろしく」とコラボしたつり革の交通広告の一部内容

12月16日には、「『インク革命×ブラックジャックによろしく』スペシャルコラボサイト」をオープン。「ブラックジャックによろしく」の漫画ともに、インク革命の互換インク・トナーカートリッジの品質や当日配達などを解説。サイト限定の漫画や、限定CMもサイト内で公開している。

シー・コネクトは今年、日本初というプリンターインク専門の実店舗を、東京都台東区にオープンするなど、新規顧客の開拓などに取り組んでいる。

EC業界では近年、ネット以外で新規顧客を獲得するため、テレビCMや雑誌広告、交通広告を活用する企業が増えている。

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瀧川 正実

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通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

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LINEの決済サービス「LINE Pay」の加盟店募集がスタート、EC事業者などを対象に | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 11ヶ月 ago
対象はECサイト・デジタルコンテンツ販売サイト・アプリ事業者など

LINEは12月19日、モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」の加盟店募集を始めた。対象はECサイト・デジタルコンテンツ販売サイト・アプリ事業者など。LINEは手数料を導入から2年間は無料にするなど加盟ハードルを下げ、大企業から中小規模まで幅広いEC企業が加盟店になれるようにする方針。

「LINE Pay」の加盟店申請ページはこちら

専用ページで会社情報、代表者情報などの入力、および書類の提出が必要。審査を経て承認を受ければ、加盟店になることができる。法人のほか、個人事業主の申請も可能。

手数料について導入2年間は月間決済額100万円までは無料。物販について同100万円以上の手数料は3.45%。「まずは使っていただくことが必要。中小規模のECサイトなどでも利用できるようにした」(広報)としている。デジタルコンテンツは5.5%。

「LINE Pay」の決済手数料

「LINE Pay」の決済手数料

「LINE Pay」はLINE子会社の「LINE Pay株式会社」が運営する。キャリアやOSを問わず、iPhone、Android版のLINEアプリを通じて友だちへの個人間送金や、提携サイトでの決済が利用できるサービス。

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瀧川 正実

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アマゾンで売上伸ばしたいEC企業に「Amazonスポンサープロダクト」の運用代行を開始、いつも. | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 11ヶ月 ago
「Amazonスポンサープロダクト」を使って売り上げを伸ばしたいといったニーズを開拓

Eコマース支援の、いつも.は12月から、「Amazon.co.jp」の検索結果ページに広告を掲載できる「Amazonスポンサープロダクト」の運用代行サービスを始めた。蓄積したキーワード広告の運用ノウハウを生かして、EC事業者によるアマゾンでの売り上げアップを支援する。

「Amazonスポンサープロダクト」はアマゾンが9月から始めた広告サービスで、1クリック2円からのクリック課金型のキーワード広告として展開。アマゾンの大口出品サービスに登録している法人の利用が可能で、掲載できる商品はアマゾン内で販売しているものに限られる。

いつも.では、11月からEC企業に対して、「Amazonスポンサープロダクト」の運用代行を試験的に実施。成果があがったことから、アマゾン出品者に向けてサービス提供を始めた。

サービス内容は、ヒアリング、週1回の単価調整(月4~5回)、キャンペーン設定、分析レポートの提出(月1回)、広告グループの作成、定例ミーティング(月1回)など。

アマゾンではこれまで、主体的に売り上げを伸ばす仕組みがなかったため、出品者はアマゾン内で自社の商品に誘導するマーケティングができなかった。

「Amazonスポンサープロダクト」を使って売り上げを伸ばしたい、広告運用をアウトソーシングしたいEC事業者のニーズを開拓する。

初期設定費用は5万円(税抜)。運用手数料は、1か月間の広告費が25万円以上の場合、広告費の20%(税抜)、広告費が25万円未満の場合は5万円(税抜)。

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米サイバーマンデーのEC売上は26億ドル超で過去最高、モバイルショッピングの急増が顕著に | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 11ヶ月 ago
アドビの調査によると、米国の感謝祭(2014年は11月27日)のネット通販売上高は、2013年比で25%増の13億3000万ドル

Adobe(アドビ)は年末商戦のネット売上高をまとめた「Adobe Digital Index Online Shopping Data」を発表、米国の感謝祭(11月の第4木曜日、2014年は11月27日)のネット通販売上高は、2013年と比べると25%増の13億3000万ドルだった。このうち日本は3億3700万ドルで全体の約25%を占めた。

ブラックフライデー(感謝祭の翌日、2014年は11月28日)は、2013年比24%増の24億ドル。日本は3億3100万ドルで全体の約14%を占めた。

サイバーマンデー(感謝祭明けの月曜日、2014年は12月1日)は、同16%増の26億5000万ドルで過去最高を記録。日本は4億800万ドルで全体の約15%を占めたという。

アドビが実施した2014年米国の年末商戦のEC売上高について

アドビが実施した2014年米国の年末商戦のEC売上高調査

2014年の年末商戦の特徴はモバイルショッピングの躍進。感謝祭で全体の29%(2013年は21%)を占め、ブラックフライデーでは27%(2013年から3ポイント増加)だった。サイバーマンデーは19%。

ブラックフライデーでは、スマートフォン(スマホ)の売上高に占める割合は13%まで増加。2013年が全体の7%だったため、約2倍に増えている。

ソーシャルネットワーク経由で直接発生した販売の平均注文額(AOV)も調べた。それによると、Facebookが114.45ドル。第2位はPinterestの93.20ドル、Twitter経由は90.74ドル。AOVの成長率が最も高かったのはPinterestで、前年同期比16%増だったという。

小売業トップ25社の売上高の伸び率なども調査。歳末商戦シーズン(2014年は11月1日~12月1日)を通してのネット売上高は20%増の96億ドル。総売上高は同14%増の379億ドルに達したという。

「Adobe Digital Index Online Shopping Data」は、「Adobe Marketing Cloud」を活用している4500の電子商取引サイトを対象に、4億回以上の訪問によって集計した匿名データを分析。米国の小売業者上位500社のオンラインショッピング支出額の10分の7以上を占めるデータを測定している。

調査概要は以下の通り。

実施期間:2014年9月から12月1日
調査ツール:Adobe Marketing Cloud(Adobe Analytics、Adobe Mobile Services)
調査対象:小売、メディア、エンターテイメント、金融サービス、旅行など4500の電子商取引Webサイト

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機能性表示に関する新制度の名称は「機能性表示食品」となる見通し、消費者庁 | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 11ヶ月 ago
消費者庁では食品表示基準やガイドライン公表の準備に入るが、ガイド公表は来年1月になる見通し

機能性表示に関する「食品表示基準(案)」(以下、基準案)について、消費者委員会は12月9日に行った会合で答申案を了承した。大荒れとなった前回の会合から一転、合意。新制度を活用する食品の名称に異議もなかったことから、名称は「機能性表示食品」となる見通し。了承を受けて、消費者庁では食品表示基準やガイドライン公表の準備に入るが、ガイド公表は来年1月になるとみられる

答申案には、届出制や違反事業者に対する行政処分権限に関する「法的基盤の整備」、「定員・予算を含め十分な執行体制の構築」など9項目について触れられたが、具体的要求はなかった。

新制度の基準案を巡っては、12月2日の会合で、法律の専門家である複数の委員が、制度を活用する事業者の義務である「届出制」が食品表示法に規定されていないことから、「法的基盤のぜい弱性」を指摘。これに他の委員も同調し、基準案を了承する答申案を見送っていた。

だが今回の会合では、消費者庁の川口康裕次長が、法的根拠について説明。「2年をめどに制度の施行状況を検討する。(問題が生じた場合も)これを待たずに検討する」としたことで、議論が前進した。

「法的基盤のぜい弱性」を指摘した法律の専門家3人も「ぜい弱ではあるがぎりぎりセーフ」(河上正二東京大学大学院法学政治学研究科教授)、「裁判となればどう判断されるか分からないが、制度化を進めるべき」(山本隆司東京大学大学院法学政治学研究科教授)と、答申案の合意に動いた。石戸谷豊委員(弁護士)のみ「制度の導入より法的基盤の整備を先行させるべき」としたが、反対していた多くの委員が合意に向かった。

機能性表示に関する新制度の名称は「機能性表示食品」となる見通し
消費者委員会は12月9日に会合を行った

ただ、2年をめどに制度の施行状況を検討することは、すでに新制度の検討会報告書で明らかにされていた部分。法解釈を巡り、消費者委は、消費者庁の基準案や食品表示法に強硬に反対していたが、一転、合意に達したことで「法的ぜい弱性」を指摘する明確な根拠を持たなかったことになる。

新制度の設計は、事業者団体や消費者団体、学識経験者で構成した検討会が「制度の枠組み」を定め、消費者庁が「法的基盤の整備」をする形で役割分担して進められてきた。消費者委の役割は、消費者視点から基準案を議論することだった。

ただ、今回、基準案に規定されている注意表示や義務表示、新制度の名称について消費者視点から議論が行われることはなく、制度設計の議論に終始した。

新制度関連の基準案は、11月初旬の諮問を含め計4回、消費者委(食品表示部会を含む)で議論され、答申まで1カ月以上かかったが中身に変更はなかった。

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ど・みそ、琴平荘、とみ田…あの有名店のラーメンを並ばず食べる方法、教えます! | はぴさやがゆく! ネットショップの裏側探検記 | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 11ヶ月 ago

世界一のラーメンカンパニーを目指す宅麺は、ラーメンを愛する男たちの熱気でいっぱいでした!(連載第5回)

寒くなってきましたね〜。寒くなってくると無性に食べたくなるのがラーメン。でも、有名店はどこも行列です。並ぶのは嫌。っていうか、寒いから出掛けるのも嫌! でも人気店の美味しいラーメンが食べたい! そんなワガママをかなえてくれるネットショップが、宅麺なんです! 写真◎吉田 浩章

日本中の美味しいラーメンが食べられます

宅麺とは、ラーメン・つけ麺専門のお取り寄せサイト。日本各地のラーメン店で提供しているスープ、麺、具材をお店でそのまま冷凍しています。届いたら解凍するだけ。月に15,000食から20,000食も売れているそうです。

ど・みその特みそこってり
東京でみそラーメンと言えばここ! 自分でもやしとコーンを茹でて、ゆで卵を添えれば「ど・みそ」の特みそこってりも自宅で再現できます。
琴平荘のあっさり中華蕎麦
1年のうち数か月しか食べられない、山形県鶴岡市の旅館「琴平荘」(こんぴらそう)のあっさり中華そばも食べられます。東北の人なら誰もが知っている大人気の味です! 大きなチャーシューとメンマがスープと別のパウチに入っていました。
とみ田のつけそば
宅麺のつけ麺ランキングで1位だった、とみ田のつけそばも注文してみました。千葉県松戸市にあるお店です。つけ麺のスープはしょっぱいイメージでしたが、だしの風味が濃くて美味しいスープでした。大迫力の極太麺も初めての食感でした。
届いたばかりの宅麺
ちなみに届いた時の状態はこんな感じです。同封されていたお手紙によると、ラーメン屋さんで買ったお土産ラーメンを奥さんやお母さんがとても喜んだことが、このサービスを立ち上げたきっかけになったとか。また、この人気のラーメン屋さんのラーメンが食べたくても、混雑した店内ではゆっくり話をしながらラーメンを楽しむことは難しいし、小さなお子さんがいたり忙しかったりで行けない……そんな人にもラーメン楽しんで欲しいと書いてありました。

宅麺のラーメンってどうやってできてるの?

とはいえ、実際どうやって商品を作っているのかピンとこなかったので、東京スタイルみそらーめん「ど・みそ」さんの厨房に潜入して見せてもらいました。

ど・みそ代表取締役 齋藤 賢治さん
案内してくれたのはこの方、「ど・みそ」代表取締役にして釣を愛する齋藤 賢治さん。
みそを入れる
普通にお店のお客さまに出すようにラーメンを作ります。まずは特製のみそだれをどんぶりにイン。
背脂を入れる
味をまろやかにするために、ていねいに煮込んだ背脂を入れます。
パックに詰める
スープを入れで混ぜたら、そのまま宅麺の容器に流し込みます。ホントにお店で食べるラーメンそのものなんですね。
チャーシューをいれる
野菜や卵は冷凍に向かないので入れませんが、冷凍できるチャーシューなどの具はスープの中に入れます。
スープ出来上がり
ぴちっと封をしたら準備完了です。こうした作業がお店で負担にならないかと聞いたところ「昼と夜の営業時間のアイドルタイムにやるので負担にならないよ」とおっしゃっていました。
出荷前
麺と作り方を書いた紙とセットにして、店の中で冷凍してしまいます。この状態で宅麺の配送センターに出発です。毎月100食から200食出荷しているそうです。
齋藤さんと
私もラーメンをいただきました。宅麺さんについておうかがいしたところ「宅麺さんはいきなり飛び込みで来たけど、将来のビジョンとか聞いて、ラーメンだけじゃなくいろいろ考えている人だなと思ってやらせてもらいました。人が良かったんでしょうね」とのことでした。

ITと飲食で生きてきた2人が出会って生まれた宅麺

ところで、宅麺を作った人はどんな人なのでしょうか? グルメイノベーションさんを訪ねました。

グルメイノベーション株式会社 代表取締役 井上 琢磨さん
グルメイノベーション株式会社 代表取締役 井上 琢磨さん
グルメイノベーション株式会社 取締役 営業部長 野間口 兼一さん
グルメイノベーション株式会社 取締役 営業部長 野間口 兼一さん

宅麺は代表取締役の井上さんと取締役の野間口さんの2人で設立されました。井上さんと野間口さんは中学高校の同級生。久しぶりに再会したとき、井上さんはサイバーエージェントをはじめ、IT業界で10数年の経験を持ち、野間口さんは飲食業一筋。井上さんから宅麺のアイデアを聞いた野間口さんは「面白い!」とすぐに決断したそうです。飲食業者の気持ちがわかる野間口さんが営業として取り扱うラーメンを増やすことを担当し、ITに強い井上さんが集客や告知を担当する、という作業分担でスタートしました。

「営業としては、飛び込みでラーメン屋さんに行きました。客として通い詰めたり、子どもを連れて行って美味しいって言わせたりして、1軒1軒賛同を得ていきました。ピーク時は年間400食くらいラーメンを食べていました。あんな営業はできる人はいないと思いますね」(野間口さん)

Twitterで知らない人をご招待!?

宅麺を設立したのは2010年。当時はTwitterが流行し始めた頃で、クーポンサイトが盛り上がっていました。宅麺はクーポンサイトで徐々に知名度を上げていきました。

「当時オフィスが渋谷にあったんですが、“宅麺”ってつぶやきを検索して、つぶやいている人をオフィスにどんどん呼んで、ラーメンを食べてもらっていたんです。そうするとまた『宅麺おいしい!』ってつぶやいてくれる。SNSで広がっていくと、だんだん宅麺のオフィスに行ってラーメンを食べるのがステイタスみたいになってきて、色んな人が来てくれるようになりました。そのうち『投資したい』っていう人が現れたり、テレビに出ることになったりして、どんどん拡散していったんです」(野間口さん)

大胆なマーケティング手法です! お2人のキャラクターがあったからこそ成功したんでしょうね。真似できないです(笑)

「電車に乗っていたら、知らない人たちが宅麺の話をしていたことがあって、こういうのが醍醐味だなあって思ったんです。みんなが宅麺を使ってくれて、すごく良かったって言ってくれて、どんどん可能性が広がっていく。ゾクゾクしますね」(野間口さん)

いつの間にか日本のラーメン業界に横串が刺さってた!

そんなこんなでわずか4年で知名度を上げた宅麺。この秋、海外進出のニュースが話題になりました。

「ラーメン屋さんって個人事業主の集まりなんですよね。7,000億円くらいの市場って言われているんですが、トップシェアでも400億くらい。それくらいたくさんのラーメン屋さんがあるんですが、僕らはそのトップランナーたちを束ねてるってことに途中で気がついたんです。日本中にリーチできないラーメン店が1つもない。こんな風に横串を刺せる企業は他にないです」(野間口さん)

気がついたらそんな状態になっていたなんてびっくりですね。さらにドバイやシンガポールなど、世界中から「日本のラーメンでビジネスをしたい」という相談が持ちかけられるそうです。

「海外に行くと実感しますが、日本のラーメンはすごいんです。ラーメンとアニメは日本のキラーコンテンツだと思いますね。世界中で日本のラーメンはすでに認知されていて、日本のラーメンでビジネスをしたいと思っている人は世界中にいる。僕らも何かできないかと思ったんです」(野間口さん)

「本当の日本のラーメン」を世界中に知ってもらいたい

そんなわけで始まった宅麺の海外進出。1つの店舗で6つの店のラーメン(ど・みそさんも入ってます!)を食べられる、おそらく世界初の店舗をシンガポールに立て続けに2店舗オープンさせました。でもなんでシンガポールだったんでしょうか?

「情報発信力とマーケットサイズがちょうど良かったのがシンガポールだったんです。タレは輸入ですが、店からレシピを預かって、スープはシンガポールのセントラルキッチンで作っています。スタッフは基本的に日本人。人件費が高いから単価も高いんですが、その代わり『本物を出します』『種類も豊富です』っていうスタンスでやっています。それに、日本だとラーメン1杯が1,000円を超えることってあんまりないですけど、シンガポールでは1,500円くらい。日本食として現地の人に受け入れられているので、マーケットとして日本より魅力的と言えます」(井上さん)

日本で好まれる味が、海外でもそのまま好まれるんでしょうか?

「海外ではスープの塩分濃度が日本と同じだと『しょっぱい』って言われるんです。でもあえてそのままにして、麺をもっと食べてもらいたいと思っています。海外でラーメンを食べても、現地向けにローカライズされているので日本人が食べて美味しいものはないですよね。うちは真っ向から日本人向け。ローカライズした減塩タイプも出していますが、日本人向けのしょっぱいのがメイン。現地の日本人はすごく喜んでくれますよ。シンガポールの人も最初はしょっぱいと思うかもしれないけど、徐々にはまっていくはずなんです。そういう啓蒙活動も僕たちはしていこうと思っています。これが本当の日本のラーメンですって、世界中に発信し続けたいんです」(井上さん)

宅麺の海外進出は、ラーメン店にとってもチャンスです。なんといっても、まったく金銭的なリスクを負うことなく海外進出できるのです。お店には売れた杯数に応じてロイヤリティーが支払われますが、もし100店舗、1,000店舗になったら…すごいです!

井上さん野間口さんと
どこの国に出店するか決めていたい段階で、ご家族を連れてマレーシアに移住してしまった井上さん。この日はたまたま日本に戻っていました。「『日本にいて海外うんぬん言ってても仕方ないから行ってくるわ』って感じで行っちゃったんです」(野間口さん)。お2人のやり取りは漫才みたいでした。

世界一のラーメンカンパニーを目指して

今後の予定や野望はなんでしょう?

「シンガポールのお店を5店舗くらいに増やして、アジアを中心に世界中に展開していきたいです。1つのブランド固定で海外に展開するって、すごく難しいと思うんですよね。日本のラーメンも流行があって、ブランドだけじゃなくて味のブームがある。うちは日本の『いま旬の味』を海外にレシピごと持って行けるのが強みです。今はとんこつラーメンが中心ですが、とんこつ以外も二郎系とか、ベースはとんこつなんですが家系とか、あと鶏白湯とかタンタンメンとか、ラーメンにもいろんなジャンルがあるんだよってことも海外の人に知ってもらいたい。それぞれにファンが付けば、とんこつ以外のラーメン市場できて市場全体が大きくなると思います。アジアで20%のシェアを取り続けることができたら、市場が1兆円になったとき、僕らは2千億の会社になれるんです。そのときにはラーメン屋さんの中でトップシェアを取れることになりますから」(井上さん)

「目標は世界一のラーメンカンパニーです。『世界を目指すぜ』って言ってるベンチャーっていっぱいあると思うんですけど、競合にGoogleとか入ってたらもう無理じゃないですか。僕らは競合がいないでしょ? だから現実味がある」(野間口さん)

♡♡♡

強烈でした宅麺さん!!! お2人の話しを聞いて衝撃を受けた私は、早速実家の母に宅麺を送ったり、会う人会う人に「宅麺がすごかったー!」と言い回ったり、ラーメン屋さんに足を運ぶ回数が増えたりと、ラーメンに対してテンションが上がりっぱなしです(笑)

みんなが大好きなラーメン♡ いま世界中で起きているこのラーメンブームは一体なんなんだ?! とびっくりすることが多々ありますが、そう感じているのは私だけではないと思います。

今年パリに滞在した際も、見渡す限りラーメン屋さんが立ち並ぶ日本人街によく行きました。1杯12ユーロ(1,800円弱)もする日本のラーメンを求めて行列が途切れない上に、ラーメン屋をはしごするフランス人を見かけたことも。

遠く南米の地から日本にやって来たコスタリカ人の友人は、日本のラーメンの美味しさに衝撃を受けて帰国しましたが、その後もラーメンの話題でやり取りが続いています。

また、自宅の近所にバックパッカーズホテルがあるのですが、「ラーメンを食べに日本に来ました!」という外国人を見かけたことは、一度や二度ではありません。

ラーメンは私たち日本人にとって国民食ですが、いまや世界中から愛されて、日本の食文化を代表する存在になっているのです! 一杯のラーメンで、日本と世界がつながっていっているのだと思うとゾクゾクします。

日本のラーメン業界に横串を刺すという、誰もやっていないことをやってみせて、「今後の目標は世界征服」と真顔で答えたお2人。言葉より何より、私はこの時の2人の目の強さが忘れられません。それは近い未来に、きっと実現されるビジョン。

宅麺が世界征服を果たすということは、日本の美味しいラーメンで世界中の人が幸せな気持ちになること。そして、日本がもっと愛される国になるということ。なんだかもう、最高じゃないですか! がんばれ、日本のヒーローTAKUMEN!

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オリジナル記事:ど・みそ、琴平荘、とみ田…あの有名店のラーメンを並ばず食べる方法、教えます! | はぴさやがゆく! ネットショップの裏側探検記 | ネットショップ担当者フォーラム
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はぴさやがゆく! ネットショップの裏側探検記

はぴさや

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福島生まれ東京在住。わくわくすること、人との出会いを愛して世界中を旅する旅ガール。

東北を元気にする応援を続け、チャリティイベントの主催や、ベルギーで行われた日本政府主催の「Japanese Week」でEUの大臣や市民の前でスピーチをする機会を得た。

自分が発信することで誰か元気になる人がいるならばと、フォトエッセイスト、イラストレーターとして活動する他、“はぴさや”として芸能活動を再始動している。

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「店舗支援業務が第一」で成功しているカメラのキタムラのEC/マガシークが導入した疑似3Dブラウザ | 人気記事ランキング | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 11ヶ月 ago
2014年12月12日~18に公開された記事の中から、アクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?

先月行われたネットショップ担当者フォーラムの講演レポートの掲載が始まりました。注目を集めたのはキタムラの逸見 光次郎 執行役員の講演。飽和状態と思われているカメラ・家電分野で、なぜキタムラのECは好調のでしょうか。

  1. カメラのキタムラのECはなぜ上手くいっているのか?

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    キタムラにとってのECは「企業のインフラであり、事業から基盤へと進化するもの」。2014/12/15
  2. 商品画像が立体的に見られる「疑似3Dブラウザ」をマガシークが導入、ヤフー開発の技術を活用

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    「疑似3Dブラウザ」はヤフーの企業内起業家育成プログラムで開発された技術2014/12/12
  3. モバイル決済サービス「LINE Pay」は外部ECサイトへの導入が可能に、加盟店の募集開始へ

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    決済手数料は月間決済額100万円までは無料(100万円以上は3.45%)、トランザクションフィーも無料で提供する2014/12/16
  4. ヒートマップとGoogleアナリティクスでまとめ記事を改善してみた

    ヒートマップ解析ツール「クリックテール」でまとめ記事を改善してみた記録のまとめ2014/12/16
  5. チャットを通じたECサービスは広がるか?スタイリスト提案型サイト「PRIMODE」を空色がオープン

    「PRIMODE」の特徴は、空色が自社開発したチャット機能を通じて、訪問したユーザーに商品を提案し販売すること2014/12/12
  6. 通販の配送トラブルをなくすために知っておくべき、誤配と破損・汚損が起きるメカニズム

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  7. アマゾンジャパンが交通広告を実施! 初の列車広告をJR東日本の車両と中吊りで展開

    ネットだけでは獲得できない層に訴求し、知名度アップおよび新規顧客の獲得を狙っているようだ2014/12/15
  8. 成果を上げる通販誘導アプリは「使ってもらう」が重要。東急ハンズ、DeNAなどの事例から学ぶ

    東急ハンズ、カカクコム、DeNAが運用するアプリから、ネット販売へ誘導するための取り組みを紹介2014/12/16
  9. ヤマトと佐川が後払い参入。そのねらいとは?/9割が「送料無料で購入を決断」

    2014年12月5日~11日に公開された記事の中から、アクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?2014/12/12
  10. ABCマートが「実店舗とECとの融合」への変化に対応するため、基幹システムをクラウドへ移行

    アマゾンが提供するクラウドサービス「Amazon Web Services(AWS)」に移行2014/12/16

※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

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オリジナルリクライニングオフィスチェアが発売1年で売上1億円突破、ベガコーポレーション | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 11ヶ月 ago
170度まで調節できるリクライニング機能が人気を集めた

家具のECサイト「ロウヤ」を運営するベガコーポレーションは12月17日、販売するオリジナルオフィスチェア「デュランダル」が販売開始1年間で総額1億円の売り上げを突破したと発表した。170度まで調節できるリクライニング機能により、ほぼフラットな状態まで倒すことができる点が特徴で、主にビジネスマンからの人気を集めた。

2014年11月に販売を開始した「デュランダル」は、高級感を演出しつつも3万円を切る価格が好評で、取り扱い商品数70万商品を超える「楽天市場」オフィス家具部門で何度も1位を獲得するなど、人気商品に成長した。

同社ではこれまで、商品開発のノウハウを生かしたメッシュ素材のオフィスチェアを、1万円を切る価格で販売して人気を集めるといったオリジナル商品開発に強みがある。今回もそのノウハウを生かしたとしている。

ベガコーポレーションでは今後もオリジナル商品の開発を進め、さらなるヒット商品の創出に力を入れる考えだ。

170度リクライニングオフィスチェアシリーズ「デュランダル」

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中川 昌俊

ネットショップ担当者フォーラム編集部

ネットショップ支援会社を中心にEC業界にかかわる企業や人を取材していこうと思っています。

読んで少しでも経営に役立ったり、なるほどと言ってもらえるような記事の執筆を心がけます。

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海外ユーザー向けに日本のECサイトの購入代行サービスを開始、ベリトランスと三井住友カード | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 11ヶ月 ago
ECサイトは無料で導入することができ、海外向け販売の促進を図る

三井住友カードとベリトランスは12月15日、日本のECサイトで商品を買いたい海外ユーザーの購入を代行するサービスを開始した。ECサイトは無料でサービスを導入できる。円安の影響で日本のECサイトで購入する海外ユーザーが増えているが、海外配送など面倒な部分も多く、海外からの注文に対応していないECサイトも多い。購入代行サービスを展開することで、簡単に海外へ販売できる環境を用意し、海外向けECの促進を図る。

新サービスの名前は「BuySmartJapan(バイスマートジャパン)」。中国語(簡体字・繁体字)・英語・韓国語・日本語の4言語に対応し、120の国と地域に海外配送する。

ECサイトは海外ユーザーが購入代行できる旨のバナーをサイトに掲載するだけで、海外販売への対応が可能になる。バナーをクリックすると、IPアドレスで判別した最適な言語で表示された購入代行依頼フォームへ遷移。必要な情報を入力して送信すると、運営事務局から現地語に対応したショッピングページが送られる仕組み。

ユーザーはそのページで通常のショッピングと同じように買い物をすると、運営事務局が買い物を代行。事務局に届いた商品を購入者に発送するという仕組みとなっている。

決済手段は、銀聯をはじめ各種国際ブランドカードに対応しており、消費意欲旺盛な中国消費者の顧客化も支援する。

ECサイトの導入費用は無料。運営事務局は購入者から、代行手数料として購入代金の10%と1件当たり200円の手数料を徴収する。

同サービスは、すでにドラッグストア「ウエルシア薬局」の総合通販サイト「ウエルシアドットコム」が導入しているほか、多くのECサイトで導入が始まっているという。年度内に100サイトの導入を見込む。主に、三井住友カードがECサイトへの営業案内を行い、ベリトランスが運営を行っていく。

「バイスマートジャパン」のスキーム図

「バイスマートジャパン」のスキーム図

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中川 昌俊

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20代の9割は商品の購入検討時に最安値をチェックする、SMBCコンシューマーファイナンス調査 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 11ヶ月 ago
「商品群・サービスの中で“最安値”のものは必ずチェックする」について「そう思わない」は9.7%

SMBCコンシューマーファイナンスは12月10日、「20代の金銭感覚についての意識調査 」を実施しその結果を公表、20代の9割は商品の購入検討時に最安値をチェックする傾向があることがわかった。

SMBCコンシューマーファイナンスは、20代がお金の使い方に対し、どのような考えを持っているのか調査。「購入検討する際、同じ商品群・サービスの中で“最安値”のものは必ずチェックする」について、「そう思う」(「非常に」「やや」の合算)と回答した人は90.3%にのぼった。

「非常にそう思う」は49.3%、「ややそう思う」は41.0%。「そう思わない」は9.7%だった。

男女別に見ると、男性は46.6%が「非常にそう思う」と回答し、「ややそう思う」は42.4%。女性では52.0%が「非常にそう思う」と回答し、39.6%が「ややそう思う」と答えた。

SMBCコンシューマーファイナンスは、20代が最安値チェックする傾向について「最安値のチェックは当然の行為で、堅実な消費スタイルを持った若者像がイメージできる」としている。

一方で20代の消費者は常に“最安値”を選び、節約を優先させているわけではないようだ。「“少し背伸びして、良いもの(好きなもの・欲しいもの)にお金をかけること”に喜びを感じる」との設問に対しは、「そう思う」に68.6%が回答した。

SMBCコンシューマーファイナンスはは「最安値を把握していても、自身が良いと感じたものならば、多少割高であっても手に入れるし、その行為に喜びを感じる、という20代が多数派である」とまとめている。

SMBCコンシューマーファイナンスが実施した「20代の金銭感覚についての意識調査」「多少高くても、社会のためになる活動をしている企業の商品・サービスを購入したい」という問いには、46.1%が「そう思う」に回答。一方、53.9%が「そう思わない」と回答している。

「“社会のためになる企業の利益に繋がる購買”を優先したい」という20代は2人に1人の割合で、「エシカル(倫理的)な消費スタイルの20代も珍しくない」としている。

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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 デスク

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

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英国のセレクトファッションECサイト「Farfetch」の日本法人、約7.2億円調達し本格始動へ | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 11ヶ月 ago
「FARFETCH」の売上高は2億7500万ドルで、前年比100%増という成長を遂げている

ロンドンに拠点を置き、世界300店以上の海外セレクトショップの洋服などが購入できるECプラットフォーム運営のFarfetch(ファーフェッチ)の日本法人、Farfetch Japanは12月8日、共同設立者であるインフィニティ・ベンチャーズLLPなどから約7.2億円の資金を調達した。今後、インフィニティ・ベンチャーズLLPとともに日本展開を進めていく。

インフィニティ・ベンチャーズLLPの共同代表パートナーで、シーエー・モバイルの創業にも携わった小野裕史氏、同社の田中章雄氏を取締役として受け入れ、サービス開発、マーケティング、人事など経営全般に関するサポートを受ける。

日本法人は「Farfetch Japan株式会社」で、本社は東京都品川区に置いている。設立は2014年8月。カスタマーサービスや物流といった責任者の募集を始めている。

Farfetchの売上高は2億7500万ドルで、前年比100%増という成長を遂げている。2008年にサービスを開始し、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンパウロなどにオフィスを拡大。世界中の海外セレクトショップと提携し、1000以上の海外ブランドをECで世界各国の消費者に販売している。

ECプラットフォーム「FARFETCH」のビジネスモデルの特徴は、自社で在庫を抱えず、注文が入ると世界中の提携したセレクトショップが直接商品を購入者に届ける点。「DHL Express」または「UPS」といった国際配送で世界各国の消費者に商品を配送している。

日本語版の「FARFETCH」

日本語版の「FARFETCH」

日本語版の「FARFETCH」は、世界のセレクトショップが扱うアパレルなどを日本の消費者に販売。同時に、日本のセレクトショップに「FARFETCH」への参画を募り、欧州や米国など世界各国の消費者に“日本発”アパレルブランドの販売を手掛ける。

12月18日現在、日本語版の「FARFETCH」にはセレクトショップの「RESTIR」が参加。レディース、メンズ、アクセサリーなどをのアパレルを販売している。

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瀧川 正実

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新規獲得400%UP、販売数100万台突破への貢献…事例で学ぶ通販・ECのテレビCM活用方法 | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 11ヶ月 ago
ヒラキ、ドゥクラッセ、オークローン、ディノス・セシール、クルーズ、ヤフーなどテレビCMを使った販促方法と効果を紹介

通販企業各社のテレビCMが増加している。通販企業のテレビCM自体は珍しいものではないが、直近のCMを見ると過去にテレビCMを放映したことのない通販実施企業のCMが散見されるなど、「通販企業のCM」はこれまでと若干、異なるトレンドを見せているようだ。CMの内容もユニークかつ斬新なものが多く、それぞれ企業やサービス、商品の知名度アップや売り上げ増加に少なからず効果をもたらしているようだ。直近で放映した通販各社のテレビCMの中から、注目すべきCMについて狙いや内容、その効果について見ていく。

最近の通販実施各社のテレビCM

最近の通販実施各社のテレビCM(上表参照)を見てみると、各社によって目的や狙いは様々だが、これまでテレビCMの放映実績のないところのCMが目立つ。“テレビ離れ”といわれる昨今だが、やはりテレビのPR力はいまだ高い。消費増税などの影響などもあり、既存の新規開拓策では一定数の新客を開拓できなかったり、新たなチャネルでこれまでは獲得しえない層にリーチしたいという企業のニーズが顕在化していることも「CM初チャレンジ企業」が増えている要因の1つにあるようだ。そして各社は既存のCMに埋もれぬよう、また、視聴者の目を引き付けられるユニークかつ斬新な内容のCMを作り出している。

ヒラキ、ネットで好きな靴を好きなだけ

靴の通販を手がけるヒラキのテレビCM
ヒラキのテレビCM

靴の企画・販売事業などを手がけるヒラキもCM初チャレンジ企業の1社だ。同社でも消費増税の影響で既存顧客の節約傾向が強まる中、新規顧客獲得の目玉施策として初のテレビCMの放映を開始したという。「従来から活用していたチラシなど紙媒体による手法だけでは顧客に伝える効率が落ちてきた」(向畑社長)とし、主要ターゲットである若い育児世代に響きやすいテレビCMで、通販サイト単体を告知。CMでは「ネットで好きな靴を好きなだけ」というアナウンスの中で、ネット限定商品として販売しているキッズ用の「180円スニーカー(税込価格194円)」などの売れ筋商品を紹介。最後は「靴の通販サイトヒラキ」の文字を表示して通販サイトの検索を促す内容となっている。

まず10月4日~19日までの2週間に静岡県と福岡県で試験的に実施。期間中のサイト訪問者数は静岡県が前年同期比288%、福岡県が同373%と全国平均の同122%を大きく上回り、新規顧客獲得数でも静岡県が同409%、福岡が同418%となるなど大きな成果を挙げた。その後、11月8日~24日にも本拠地である関西地区限定で全170回程度のCMを放映。実店舗利用者も含めて通販サイトを利用したことがない層への認知度向上を図った。

同社ではこれまでも新聞折込チラシで通販をPRしたことはあったが、カタログ請求の窓口案内などその告知内容は限られていた。しかし、今年春から新聞広告でも通販サイト限定のキャンペーン案内を始めるなど、現在は販促宣伝を通販に特化した内容にシフトしている。「ウェブ広告はそこまで効果が見込めないのでまだ行っていない。もちろんテレビCMについても紙と合わせた相乗効果だと考えている。初めてだからこれだけの成果になったが、今後拡大するかは費用対効果を見極めて検討したい」(向畑社長)としている。

ドゥクラッセ、映像美と関西弁でギャップ生む

婦人服通販のドゥクラッセも初のテレビCMを実施
婦人服通販のドゥクラッセも初のテレビCMを11月に開始

婦人服通販のドゥクラッセも初のテレビCMを11月10日から3週間、関西エリア限定でカタログ掲載商品のテレビCMを放映した。新規顧客の獲得は新聞広告が中心だったが、新聞ではリーチできない層への認知向上につなげる。CMは「軽そうやな~編」と「ぬくそうやわ~編」の2種類で、どちらも尺は15秒。秋冬シーズン一押しの「イタリアン・エアーウールPLUSコート」に身を包んだ女性が雪景色の中で跳ねたり、コートに身を縮める映像がスローモーションで流れる中、「軽そうやな~」「ぬくそうやわ~」と関西弁のナレーションが入るというギャップが印象的なCMの出だし。別のナレーターが「冬暮らっせ、着暮らっせ、ドゥクラッセ」と続けるが、最後のカタログ請求画面では再び関西弁で、フリーダイヤルの後の番号「178-788」の表記に合わせて「イナハナハハ」と歌うように軽快な口調で締めくくる。フリーダイヤルの下に記した検索窓にも「イナハナハハ」を表示。あえて社名(ブランド名)や商品名にしないことで、テレビCMからのウェブ流入を見極める工夫も行っている。

ウェブ上では、「イナハナハハ」の検索に対応したランディングページを用意。「そんな、夢みたいなコート、あるの。」というコピーとCMの画像を最上部に配置し、スクロールすることで当該商品の「軽さ」や「暖かさ」などの特徴を伝えるほか、1分の商品説明動画も配信している。同社では、「初めて『ドゥクラッセ』を知った人にも記憶に残るCMを目指した」としている。

オークローンマーケティング、ワンダーコアのCMに大反響

俳優の宇梶剛士さんを起用した、オークローンマーケティングの「ワンダーコア」に関するテレビCM
俳優の宇梶剛士さんを起用した「ワンダーコア」のテレビCM

オークローンマーケティングも今年に入り、テレビCMを強化している。テレビ通販大手として知られる同社の場合、「インフォマーシャル」は日常的に放映しているが、いわゆるCMはこれまで本格的には取り組んでこなかったものの、「インフォマーシャルをご覧になっていない顧客層へのターゲット拡大を狙う」(同社)ためにWEBや小売店舗、イベントなど統合的なオムニチャネル戦略の展開を今年は強化。その一環としてテレビCMの放映に着手した。CMでは視聴者の「検索」行動を促し、通販サイトや小売店への送客を図った。

同社では俳優の梅宮辰夫さんを起用した「マジックブレット」のCMなど商品ごとにユニークなCMを複数、放映しているが中でもユニークなのが、5月から10月まで全国放映したフィットネス器具「ワンダーコア」のCMだ。

俳優の宇梶剛士さんを起用して、倒れるだけで腹筋を鍛えることができるという「ワンダーコア」のコンセプトと商品名に割り切った訴求に加え、「倒れるだけで腹筋、ワンダーコア♪」という耳から離れないサウンドロゴが特徴的なCMで放映開始当初から大きな反響を呼び、大手仮想モール「楽天市場」の総合ランキングで8月から10月までに1位を4回獲得。また、CM好感度「流通・販売」のジャンルで1位(CMデータバンク調べ)となった。また、ウェブとの連動施策により、「ユーチューブ」でのCM再生回数は500万回を超えた

CM効果もあり、「ワンダーコア」の今年6~9月の当初見込みに対する販売数実績は200%となり、販売開始からの累計出荷台数は100万台を突破するなど一定の効果を上げているようだ。今後もネットや店舗など複数のチャネルでの売上拡大を目指すオムニチャネル戦略推進のため、顧客の反応を見ながら、テレビCMの放映を継続していきたい考えだ。

ディノス・セシール、ダーマの売上げに明らかな効果

ディノス・セシールのテレビCM
衣料品通販カタログ「ダーマ・コレクション」のテレビCM

ディノス・セシールでは10月8~22日まで、50代女性向けに展開する衣料品通販カタログ「ダーマ・コレクション」のテレビCMを放映した。テレビCM自体はこれまでも頻繁に放映しているが、カタログブランド単独の本格的な地上波でのCM放映は今回が初めて。9月下旬発刊の「ダーマ・コレクション2014冬号」で掲載するトレンチコートを着用したモデルの熊沢千絵さんが、冬号の特集企画の舞台となったハンガリー・ブタペストの街を颯爽と歩く内容で東京と福岡、北海道で放映した。ブランド構築と新規獲得を目的に行ったCM放映だったが「放映エリアでのダーマシリーズ全体の売り上げは前年と比べても明らかに効果があった」(同社)としており、一定の効果があった模様だ。

ハーバー研究所、店頭客数が2倍に増加

ハーバー研究所のテレビCM
ハーバー研究所のテレビCM

ハーバー研究所は10月17日から、2010年秋以来、4年ぶりにテレビCMの放送を再開させた。消費増税以降、消費が停滞する傾向があることから、ブランディングと新規客の獲得につなげたい考えのようだ。CMは主力の美容オイル「スクワラン」を訴求する内容で、従来からイメージキャラクターを務める女優の萬田久子さんを起用。CMに出演する女性同士でボトルを手渡しし、商品への思いをコメントしながら、オリジナルCMソングに合わせて生き生きと踊る内容で、美と健康を応援するブランドメッセージを発信することで認知度の向上を目指す。

CM放送後、通販と店販で新規客獲得が好調に推移。通販では前年を上回る新規客獲得につながったほか、店頭の来店客数は約2倍に増加に貢献したという。

インシップ、健食の安全性をピーアール

インシップのテレビCM
インシップのテレビCM

健康食品通販を行うインシップも8月から関東エリアで企業姿勢をピーアールするCMの展開を始めている。商品に関する情報を隠さず開示していることを訴求するもの。健食の安全性に関する消費者の関心が高まる中、これに応えることが狙い。

インシップではこれまで健食の安全性について、独自の基準で対応してきた。商品情報は「5W1H」(どこで=主原料採取地、誰が=原料メーカー、なぜ=会社存在の意義、いつ=製造年月日、何を=主原料、どのように=製法・提供方法)という独自の手法で開示。商品開発も「自分の子供の口に入れてもよいか」を安全基準の一つにする。

食品の加工地ではなく、「採取地」を開示したり、製造年月日の表示は、業界でもあまり見られない取り組み。商品は国内で加工すればすべて「国産」表示となるが、「消費者が本当に知りたいのは、その原料が“どこで採れたか”ということ」(同社)といった考えに基づき開示する。ただ、企業認知度が低いために競合他社との競争に負け、「悔しい思いをすることがあった」(同)という。CMでは、「5W1H」の取り組みなどを訴求。企業や自社のキャラクター「ツボくん」の認知向上を図っていく。8月にテレビ東京で放映を始めたほか、11月にはテレビ朝日(いずれも関東ローカル)でも放映を始めている。商品広告でないため売り上げへの影響は限定的とみる。ただ、CMをきっかけに購入につながる顧客もおり「商品を購入していてよかった」などの声が多く寄せられているとしている。

クルーズなど、ネットで獲得できない層へアピール

クルーズのテレビCM
クルーズのテレビCM

モバイル関連事業を手がけるクルーズは10月25日から11月中旬まで、ファストファッション通販サイトの「SHOPLIST.combyCROOZ(ショップリスト)」のPRのため、初のテレビCM(画像)を放映した。CMは15秒と30秒の2種類で全国で放映。モデルの今井華さんと宮城大樹さんの掛け合いで若者の何気ない日常を表現しながら、流行のアイテムを手軽に購入できる様子や同サイトの特長、魅力を伝えた。

狙いはこれまで主体としていたウェブプロモーションで獲得できなかった層にリーチすること。「新規顧客の獲得もさることながら(CMは)コンバージョン率が当然上がる。通販は商品が届くか届かないかも含めて信用が一番大事なので、CMで一定の安心感を担保できる」(同社)とする。細かい成果は集計中だが、CMの放映期間中は数十万人規模の新規顧客を獲得し、顧客層の幅も広がっているという

なお、CMに使用した動画素材はユーチューブでも公開。加えて放映期間中に無料通話アプリの「LINE」に公式アカウントを開設し、セールやキャンペーン情報などを定期的に配信。期間限定で開設記念キャンペーンも行い、本アカウントを「友だち追加」した顧客全員に同サイトで使えるクーポンを付与。CMと合わせてネットでのPRも拡充することで、サイト送客や購入頻度の向上につなげているようだ。

GLSジャパンのテレビCM
GLSジャパンのテレビCM

招待制フラッシュセールサイトを運営する大手3社も相次いでテレビCMに挑戦している。「グラムールセールス」を運営するGLSジャパンは11月17日から関東エリアでスタート。タレントのYOUさんと俳優の斎藤工さんを起用し、斎藤さんが今年話題になった“壁ドン”をしながら「YOUさん、1日中ずっと考えちゃうんですよ。こんなにハマったの初めてです」と打ち明ける内容とYOUさんが「工くんに内緒で教えてあげる」と"逆壁ドン"をするパターンを放映。最後に「365日、おトクが見つかるショッピングサイト『グラムールセールス』」で締めくくる。B4Fも、通販サイト「ブランズフォーフレンズ」を11月4日に「ミレポルテ」に名称変更したのに伴い、同月17日からテレビCMを開始。CMはアニメーションを使い、「最近の彼女はみんながショップ巡りをしている間に『ミレポルテ』を優雅に楽しんでいる」というナレーションが入る。

ギルト・グループのテレビCM
ギルト・グループのテレビCM

また、高級ブランドを中心に期間限定、会員限定で販売する事業モデルを日本に持ち込んだギルト・グループも、12月1日から「ギルト」のテレビCMを福岡県の3局(福岡放送、毎日放送、九州朝日放送)で放映。CMは15秒だが、BSとCSの一部チャネルでは30秒バージョンンを流す。内容は米国のCMを日本向けにアレンジしたもので、タクシーに乗った女性が車内で着替え始め、「おしゃれな人には秘密がある。ラグジュアリーブランドをこんなに着回しできるのは、お得な会員価格だから」というナレーションが入る。

「ヤフオク!」のテレビCM
「ヤフオク!」のテレビCM

このほか、ネット関連企業ではヤフーが11月22日から、運営するネット競売事業「ヤフオク!」のテレビCMの放映を開始。アイドルグループ「でんぱ組.inc」の夢眠ねむさんを起用し、「ヤフオク!」で12月から行うセールの目玉企画である「1円スタート」の告知や豊富な品ぞろえなどを訴求する3タイプのCMを全国の主要都市で12月8日まで放映している。CM放映に合わせてSNS上でCM使用グッズを夢眠ねむさんのサイン入りでプレゼントするなどでPR効果を高めているよう。インパクトのあるCMでネット上の反響も高く、集客面で一定の効果が出ている模様だ

テレビCMは短期間で多数のリーチできることが最大の強み。広告費は安くないものの、上手に使えば効果的だ。費用対効果を見ながらも通販各社の活用シーンは今後も増えそうだ。

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オリジナル記事:新規獲得400%UP、販売数100万台突破への貢献…事例で学ぶ通販・ECのテレビCM活用方法 | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム
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「ワンダーコア」の大ヒットを支えたショップジャパンのオムニチャネル戦略 | ネットショップ担当者フォーラム2014 in 東京 セミナーレポート | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 11ヶ月 ago
オークローンマーケティングのハリー・A・ヒル社長がワンダーコアのヒットの裏側を語った

販売台数80万台を突破したエクササイズマシン「ワンダーコア」の大ヒットの裏側にあったのが、ショップジャパンのオムニチャネル戦略である。ショップジャパンが考えるオムニチャネル戦略とは、顧客一人一人に寄り添った商品やサービスを展開する、顧客目線に立った戦略であるという。同時に、自らがイノベーションを起こさなければ、新しい顧客を獲得することはできないという危機意識を持って臨んできた。 写真◎Lab

変革のためにブランド認知度の向上とオムニチャネルが必要だった

テレビ通販チャンネルの「ショップジャパン」を運営するオークローンマーケティグは、日本市場に新たな商品カテゴリーを開拓し、通販業界におけるリーディングカンパニーのポジションを確立してきた。中でもフィットネス機器、オーバーレイマットレス、スチームクリーナー、フードプロセッサーなどの市場で、国内売上金額NO.1を獲得するなど、一般の消費者にもすっかりお馴染みの企業だ。

ショップチャンネルのホームページ

もっとも、オークローンマーケティグを単なる通販会社と見るのは間違いのようだ。「ワンダーコアの成功事例から見出したショップジャパンのオムニチャネル戦略」と題する講演に登壇した同社代表取締役社長のハリー・A・ヒル氏は、「私たちは通販会社ではなく、通販手法を使ったブランド会社です」と語った。

これはある意味で、自らに求められる変革への意思表明でもある。というのも、ヒル氏が2006年に社長に就任して以降、7年間で約3倍に伸ばしてきたショップジャパンの売上が、ここにきて停滞し始めたのである。その要因として顕著なのが伝統的なテレビ通販チャンネルのパフォーマンスの低下で、放送ボリュームを増やしているにもかかわらず、レスポンスは低下傾向にあった。また、顧客属性の高齢化が進み、50歳以上の顧客が全体の60%を占めるまでになっていた。

「この状況を解決するためには、ブランドの認知度向上とオムニチャネル施策の実施が欠かせません。私たち自身がイノベーションを起こさなければ、新しいお客さまを獲得・育成することはできません」(ヒル氏)

株式会社 オークローンマーケティング 代表取締役社長  ハリー・A・ヒル 氏
株式会社 オークローンマーケティング
代表取締役社長
ハリー・A・ヒル 氏

メディアの細分化がもたらした顧客属性の細分化

ヒル氏はまず、これまでのショップジャパンの根幹にあった伝統的なテレビショッピングについて振り返った。

まず、「顧客はインフォマーシャルを平均7回見て購入に移行する」ということが、データ分析の結果から分かっていた。したがって、どんなクリエイティブであれば顧客の心が動くのか、どの放映枠がより効果的なのかといった点が、このダイレクトマーケティングの重要な鍵となっていた。そうした中でショップジャパンがとったのが、インフォマーシャル中にURLやWeb検索ワードを表示させるといった施策であり、これにより顧客の注文チャネルを増やしてきた。

2000年代に突入してからは、マルチチャネル展開を実施。具体的には、テレビショッピングに加え、公式サイト、店舗販売、新聞広告など、チャネルを拡大してきた。併せて各チャネル(事業部)において全体最適化をはかるべく、さまざまな施策を企画・実施してきた。

しかしながら、実際には異なるチャネルとチャネル同士が融合するまでにはいたらなかった。

そこに起こったのが、外部環境の変化によるメディアの多様化だ。代表的な事案として挙げられるのが、2011年7月に完全移行したテレビの地デジ化であり、これにより日本は地方まで含めて一気にメディア分散型になった。さらにスマートフォンの普及やソーシャルメディア利用者の急増によって、顧客はいつでも、どこにいても、メディアに触れることができるようになった。

これまでのマス媒体を中心としたマーケティング成功の図式が崩れたのです。メディアの細分化によって顧客属性が細分化し、IMC(統合マーケティング・コミュニケーション)によるさらなるチャネル別の最適化が不可欠となりました」(ヒル氏)

顧客層ごとのチャネルの最適化がもたらしたワンダーコアの成功

そうした中で多くのことを見直さなければならないことに、ヒル氏は気付いたという。

「世の中では、メディアやチャネル別に顧客属性がはっきり分かれたと言われていますが、これについては大きな疑問を感じていました。1日におけるテレビの視聴率や平均視聴時間は変わらないからです。つまり、メディアやチャネルごとに顧客年齢層がはっきり分かれたというより、お客様の習慣が明確になったととらえるべきなのです。

もともとの私たちの強みである伝統的なテレビショッピングの強みを生かし、さらにバリエーションを広げる必要があると考えました。シングルチャネルを最適化し、そこから全体チャネルの最適化につなげていくことが重要です」(ヒル氏)

こうした「顧客がさまざまなチャネルに触れることで、購買意欲が増し、購入につながる」という基本方針のもとでショップジャパンが展開したのが、

  • オプティマイゼーション……これまで通りの各チャネルの部分最適化の継続
  • アトリビューション……さまざまなタッチポイントにおける顧客の行動分析、全体最適化のためのビフォー・アフターの分析など
  • IMC……チャネルごとの明確な付加価値を設定した、統一されたコミュニケーション

これらのPDCAサイクルを実践するオムニチャネル戦略なのである。

そして、このオムニチャネル戦略の結果として、販売台数80万台を突破する今年の大ヒットとなったのが、エクササイズマシンの「ワンダーコア」だ。

ワンダーコアの課題をオムニチャネルで解決

2014年1月から販売を開始したワンダーコアは、インフォマーシャルでのお客様の電話反応(レスポンス)が良く、これが今年の主力商品だなという手応えを早くから感じていた。しかし、本来フィットネス商品の主要購買層であるF2層(35歳から49歳の女性)からの反応が薄く、期待していたPC・スマホからの売上も少なかった。 また、小売店舗での売上も伸び悩んだ。

この課題に対し、冒頭に掲載した俳優の宇梶剛士さんを起用したCFを中心に、Webや新聞だけでなく、屋外ビジョンや交通広告、YouTubeでの公開、8月には渋谷でPRイベントも行い、さまざまなチャネルでタッチポイントを設ける施策を行った。

その結果、従来のインフォマーシャルでは、2014年4月と8月のレスポンス比較においてほぼ変動なしの状況だったが、同時期の新聞におけるレスポンス比較では約3倍小売店の舗配下店舗数ならびに週販の比較では約4倍PCやスマートフォンからのWebサイトへのアクセス数(ユニークユーザー)比較では約3倍と、それぞれ大幅な伸びを見せた。

さらに、オムニチャネル戦略の効果が顕著に表れたのが、チャネル別の売上比較である。

ワンダーコアの2014年4月と8月のチャネル別売上比較
ワンダーコアの2014年4月と8月のチャネル別売上比較

「インフォマーシャル媒体費に大きな変化はありませんが、オムニチャネル戦略によって各チャネルのレスポンスが伸び、その結果として売上・利益が伸びました。CF公開前の4月とCF投下後の8月を比較すると、新聞は約2倍Webは2.5倍店頭は実に13.5倍に急伸しました」(ヒル氏)

ワンダーコアは1月から9月までの累計出荷台数が80万を突破する大ヒット商品となった。ヒル氏は、今回のワンダーコアの成功要因として、

  • 全体的な媒体効率が向上した
  • 各チャネルにおいて売上利益が増加した
  • 類似品に対して対策ができた
  • 小売店舗と協力し、売り場確保をすることができた
  • 認知度が向上し、人気バラエティ番組・ドラマ番組・新聞・雑誌・ニュースサイトなどでの露出が増加した

といった5つのポイントを挙げるとともに、「ワンダーコアに限ることなく、今後もさまざまなカテゴリー商品においてオムニチャネル戦略に取り組んでいきます」と意気込みを示した。

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小山 健治

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小山 健治

増えるメーカーの通販・EC市場参入、太田胃散が健食の自社通販サイトをオープン | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 11ヶ月 ago
現在、楽天市場とヤフーに出店しているが、本店ECサイトの開設は初めて

太田胃散は12月17日、自社通販サイト「太田胃散健康食品館 本店」をオープンし、同22日から商品の販売を始める。現在、楽天市場とヤフーに出店しているが、本店ECサイトの開設は初めて。会員サービスなど本店独自のサービスを提供していく。

「太田胃散健康食品館 本店」で取り扱うのは健康食品。「桑の葉ダイエットシリーズ」を中心に、7品目12アイテムを販売する。

自社通販サイトは、「もっと詳しい情報が知りたい」「太田胃散独自のサービスはないか」といった消費者の声に対応するために開設した。

「太田胃散健康食品館 本店」では会員登録を通じ、お得情報の配信、会員限定のキャンペーンなどを展開する。

太田胃散が運営する自社通販サイト「太田胃散健康食品館 本店」

太田胃散が運営する自社サイト「太田胃散健康食品館 本店」

近年、通販・EC市場の拡大にともない、メーカーの通販・EC進出が目立ってきている。メーカー系通販の成功事例として知られているのが、「セサミン」のサントリーウエルネス。売上高は500億円を超えている。

健康食品や化粧品分野では、富士フイルム、小林製薬、日本盛、ライオン、アサヒフードアンドヘルスケアなどの有名メーカー系の通販・ECが事業規模を伸ばしていることで知られている。

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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 デスク

通販、ECに関する業界新聞の編集記者を経て、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、EC業界に関わること約8年。まだまだ、日々勉強中。

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クラウドソーシングでネットショップの仕事を支援、ネクストエンジンとWoman&Crowdが提携 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 11ヶ月 ago
「ネクストエンジン」を利用している約1800社のEC企業に対しクラウドソーシングサービスを提供

ネットショップ向け受注在庫管理システム「ネクストエンジン」を提供するHamee(ハミィ)と、サイバーエージェントの連結子会社で、クラウドソーシングサービス「Woman&Crowd(ウーマン&クラウド)」を運営するSTRIDEは12月10日、業務提携したと発表した。

「ネクストエンジン」を利用している約1800社のEC企業に対し、STRIDEがクラウドソーシングサービス「Woman&Crowd」を活用した業務効率化改善サービスを提案する。

「ネクストエンジン」ユーザーは、「Woman&Crowd」上で「商品画像撮影、加工」「商品紹介文言作成」などの仕事をアウトソーシングすること可能。ショップ運営業務の効率化を図ることができる。

「Woman&Crowd」は、女性が自分の都合に合った仕事ができる環境をサポートするクラウドソーシングサービス。EC事業者は記事作成やウェブのデザインなどの仕事を発注することができそうだ。

業務提携にともない、12月25日に2社共同で「『Woman&Crowd』による、ネットショップ運営業務の効率アウトソーシング術を紹介」と題したセミナーを行う。

セミナー概要は以下の通り。

  • 日時:2014年12月25日(木)10:30~12:30
  • 場所:渋谷マークシティ ウエスト17階 セミナールーム(東京都渋谷区道玄坂1丁目12番1号)
  • 参加費:無料
  • 定員:20人
  • 詳細とお申し込みhttp://next-engine.net/seminar1225.html

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DIY通販の大都が2店目の実店舗を都内に開設へ、「二子玉川ライズSCテラスマーケット」に出店 | ニュース | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 11ヶ月 ago
2015年4月にオープンする新商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」に出店

DIY用品のECを手がける大都は2015年4月、2店舗目となるリアルDIYショップを東京・世田谷区にオープンする。大都は2014年4月、大阪市内に日本初となるDIY専門の実店舗を開設している。東京進出は都内にも出店してほしいという要望に応えるため。都内近郊に住むユーザーへの認知度向上、ECサイトの利用などにつなげる。

2015年4月にオープンする新商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」(二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット)に「DIY FACTORY 二子玉川店」をオープンする。

「DIY FACTORY 二子玉川店」は初心者から経験者まで楽しめるワークショップイベントを開催。DIYを通じてコミュニティを活性化させるという。仕事帰りに溶接教室に通ったり、週末に親子でモノ作りを行うなど、利用者に新たなライフスタイルを提供する。

「DIY FACTORY 二子玉川店」の外観イメージ

「DIY FACTORY 二子玉川店」の外観イメージ

大阪では取引先であるメーカー24社の協力のもと、実店舗では商品を展示。販売のほか、体験教室などを展開している。「DIY FACTORY 二子玉川店」のビジネスモデルは今後詰めていくという。

大都は1952年設立。2002年にECサイトを開設し、2009年からロングテール戦略を進めて業容を拡大。現在は日本最大級のDIYツールのECサイトを運営している。楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー2013でガーデン・DIY大賞などを受賞。

大都が2014年、実店舗の開設に踏み切ったのは、国内の工具メーカーが扱っている高品質な商品を消費者に実際に見てもらったり利用してもらう環境を整えるためで、東京進出もその一環。

DIYを利用するユーザーは年々増加しているが、国内工具メーカーの商品の売り場面積は少なくなり、消費者が手に取れる機会が少なくなってきている。市場の拡大による潜在顧客の獲得、国内工具メーカーが販売する商材の認知向上と販路拡大といった課題を解決するため、2014年にリアルへ進出した。

大阪の実店舗で開かれているDIYの体験教室の様子

大阪の実店舗で開かれているDIYの体験教室の様子

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瀧川 正実

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沢尻エリカさんイメージモデルの下着ブランド立ち上げなど、キャバ嬢向け通販「Dazzy」の戦略 | 通販新聞ダイジェスト | ネットショップ担当者フォーラム

10 years 11ヶ月 ago
2014年6月期の売上高は前期比約50%増の30億6000万円、15年6月期の売上高は前期比47%増の45億円を見込む

キャバクラ嬢向けのドレスなどを扱う通販サイトを運営するDazzyの業績が好調だ。2014年6月期の売上高は、前期比約50%増の30億6000万円。主力のドレスが売り上げを大きく伸ばしたほか、化粧品が好調に推移。今後はアウトバウンドに力を入れることなどで、リピート購入の促進を図る。15年6月期の売上高は、前期比47%増の45億円を見込んでいる。

同社は主にキャバクラ嬢をターゲットとした通販サイト「DazzyStore」のほか、下着・ルームウエアを販売する「DRWbyDazzy」などを運営。キャバクラ嬢向け以外では、クリスマス向けにサンタクロースのコスチュームドレスが強いほか、最近は化粧品も強化している。のべ会員は約200万人で、1年以内に購入履歴のあるアクティブ会員は約45万となる。

前期は主力となるキャバクラ嬢向けドレスが好調で、売り上げが大きく伸びた。有友純一郎代表取締役は「ネットでドレスを取り扱う競合が増えたことで市場が広がったが、価格競争に敗れたことなどで撤退した店も多く、当社の売り上げが伸びている」と分析。前期の増収額のうち、ドレスだけで約7億円を占める。

Dazzyが運営する通販サイト「DazzyStore」
キャバクラ嬢をターゲットとした通販サイト「DazzyStore」

今後は商品開発にあたり、モニターの意見を積極的に取り入れるようにするほか、キャバクラ嬢向けの情報サイトも立ち上げる。「おすすめの髪型やネイルの紹介など、当社にしか作れないようなメディアにしたい」(有友代表取締役)という。また、現在は東京・新宿の歌舞伎町や沖縄などに実店舗を持っているが、出店を加速。さまざまなチャネルから顧客を取り込み、囲い込みたい考えだ。キャバクラ嬢向け以外では、30代アッパー層を対象とした、フォーマル色の強いドレスや、キッズ向けドレスなども強化する。

商品は中国を中心に韓国やタイなどで生産しているが、最近は円安の影響を受けている。韓国での法人立ち上げを予定しており、自社で検品を行うことでコストを吸収、値上げ幅を抑える。

今後は既存客向けの施策として、福岡にカスタマーセンターを設立。アウトバウンドを積極的に行うことで、初年度2億円の売り上げを作りたい考えだ。有友代表取締役は「今までは会員にメールマガジンを配信する程度だったが、化粧品を中心にクロスセルを展開したい」と話す。化粧品は人気ブロガーの桃さんがプロデュースしたBBクリーム「BBクリームbyM」が好調で、卸販売を行っているロフトなどでも売れているという。

ブランド力強化に向けた施策も積極的に展開。「キャバ嬢だけではなく、マスを対象にギャル向けにもアピールしていきたい」(有友代表取締役)。東京ガールズコレクション(TGC)に出展したほか、10月にはTGCの公式イベント「TGCNight」のハロウィンイベントに出展。さらに、12月に行われる「TGCNight」クリスマスイベントの冠スポンサーにもなる。イベントに出る若年層の女性にブランドをアピールすることで、下着やカラーコンタクトレンズ、季節商材としては水着、ハロウィングッズ、サンタクロースのコスチュームドレスを販売していく。

また、女優の沢尻エリカさんをイメージモデルとした下着ブランドを立ち上げており、雑誌などでの積極的な販促を計画。知名度の高い女優を活用することでブランド力強化につなげる。

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51 分 48 秒 ago
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