ネットショップ担当者フォーラム

消費者庁が「通信販売の申込み段階における表示についてのガイドライン」説明会の動画をYouTubeに公開

4 years ago

2022年6月1日施行の改正特定商取引法(消費者被害の防止及びその回復の促進を図るための特定商取引に関する法律等の一部を改正する法律)で、ECサイトの最終申込画面に「分量」「販売価格・対価」といった各契約事項を表示する義務を課す条項などの運用に関する「通信販売の申込み段階における表示についてのガイドライン」について消費者庁は、3月18日に行った事業者向け説明会の動画をYouTube公式チャンネルに公開した。

YouTube動画のタイトルは「消費者庁主催 令和3年特定商取引法・預託法等改正に係る令和4年6月1日施行に向けた事業者説明会」。6月1日に施行する規定のポイントや事業者が対応すべき点などについて、「通信販売の申込み段階における表示についてのガイドライン」の解説を交えて、事業者に説明している。

「令和3年特定商取引法・預託法等改正に係る令和4年6月1日施行に向けた事業者説明会」の動画

「通信販売の申込み段階における表示についてのガイドライン」のポイント

ECサイトの最終申込画面に、「分量」「販売価格・対価」「支払いの時期・方法」「引渡・提供時期」「申し込みの撤回、解除に関すること」「申込期間(期限のある場合)」という各契約条項を表示する義務を課している。

悪質な定期購入販売をターゲットにしたとされる改正特定商取引法だったが、一部条文は健全な事業活動を行う事業者にも影響する内容が盛り込まれている。

たとえば販売期間の定めがある場合。「通信販売の申込み段階における表示についてのガイドライン」で消費者庁は、「申込期間について不実の表示を行い、当該商品が期間経過後に購入できなくなると消費者に誤認させるような不当な表示等を防止する観点から、申込期間を設けている場合には正しく表示することが求められる」と回答。ECサイトの最終申込画面で販売期間を表示する義務を事業者に求めるとした。

消費者庁は「申し込みの期間に関する定めがある旨とその具体的な期間が消費者にとって明確に認識できるようにする必要がある」と説明。たとえば、商品名欄などで商品名に販売期間の併記、バナー表示、消費者が明確に認識できるようなリンク先や参照ページ、クリックにより表示される別ウィンドウなどで詳細を記載する方法などをあげている。

ECサイトの最終申込画面で販売期間などを表示する義務が生じることに関し、ECプラットフォームの大規模改修の必要が生じるといった声が事業者からあがっている。

表示義務(改正特定商取引法第12条の6)に違反しないと考えられる表示の例
表示義務(改正特定商取引法第12条の6)に違反しないと考えられる表示の例
表示義務(改正特定商取引法第12条の6)に違反しないと考えられる表示の例
表示義務(改正特定商取引法第12条の6)に違反しないと考えられる表示の例。バナーやリンク先に詳細を表示させる形式も可とする
瀧川 正実
瀧川 正実

企業を直撃する原油高、原材料価格の上昇、円安進行などのコスト上昇。「価格転嫁できていない」は約7割

4 years ago

原油高や原材料価格の上昇、円安進行などのコスト上昇が企業経営を直撃している。

東京商工リサーチが価格転嫁に関する企業アンケートを実施したところ、「価格転嫁できていない」企業は約7割に達した。販売やサービス提供の価格への転嫁に苦心する企業が多い実態が浮き彫りになっている。

全額転嫁した企業は4.2%(165社)にとどまる。規模別では、「転嫁できていない」は大企業が73.0%(449社中328社)に対し、中小企業は68.1%(3451社中2351社)。大企業が中小企業を4.9ポイント上回り、価格転嫁に苦慮しているようだ。

東京商工リサーチが価格転嫁に関する企業アンケートを実施
価格転嫁の状況

「価格転嫁できていない」と回答した企業を業種別で分析したところ、トップは受託開発ソフトウェアや情報提供サービスが含まれる「情報サービス業」で90.7%(108社中98社)。旅行やブライダルなどの「その他の生活関連サービス業」が90.4%(21社中19社)が続いた。

東京商工リサーチが価格転嫁に関する企業アンケートを実施
価格転嫁できていない業種

コスト吸収について、16.9%の企業が現状より10%以下のコスト上昇で、営業赤字に転落すると回答。規模別では、大企業(資本金1億円以上)が13.1%、中小企業は17.3%だった。一方、29.0%の企業が「すでに赤字」と回答した。

東京商工リサーチが価格転嫁に関する企業アンケートを実施
コスト吸収の状況について

「すでに赤字」と回答した企業を業種別で分析すると、比率がもっとも高いのは「繊維・衣服等卸売業」で46.4%(28社中13社)。「道路貨物運送業」の46.3%(69社中32社)、「輸送用機械器具製造業」の43.7%(32社中14社)、「印刷・同関連業」の38.4%(39社中15社)と続いた。

東京商工リサーチが価格転嫁に関する企業アンケートを実施
すでに赤字の業種について

調査は、2022年4月1日〜11日にインターネットによるアンケート調査を実施し、有効回答3900社を集計・分析した。

瀧川 正実
瀧川 正実

消費者庁が機能性表示食品への広告規制で115社に改善指導、担当課長に聞く一斉監視の目的と今後の対応 | 通販新聞ダイジェスト

4 years ago
消費者庁は「認知機能」を標ぼうする機能性表示食品の一斉監査を実施、115社の131商品に改善指導を行いました。

消費者庁が「認知機能」を標ぼうする機能性表示食品の一斉監視を行った。景品表示法、健康増進法に基づき、115社の131商品に表示の改善を指導。総数は販売商品の約6割に上る。注目されるのは、今回の監視にあたり「事後チェック」の新たな監視スキームを構築していることだ。今後も同スキームを活用した監視が行われる可能性がある。

販売商品の約6割に表示改善を指導

ダイエットや便通改善、肌の保湿。制度導入で、企業が表示できる範囲は飛躍的に広がった。新たな市場として注目された1つが「認知機能」。そこに冷や水を浴びせる事態だ。

消費者庁は今年3月、「認知機能」を標ぼうする機能性表示食品で、認知症や物忘れの予防・改善が期待できるとの消費者の誤認を招く表示が氾濫している状況を問題視。

誤認が生じた場合、健増法の「勧告」の発動要件でもある「国民の健康に重大な影響を及ぼすおそれ(適切な診療機会を逸する)」があるとして、事後チェック指針に基づく一斉監視を行った

通販新聞 景品表示法・健康増進法に基づく改善指導の方針
景品表示法・健康増進法に基づく改善指導の方針

指導のパターンは2つ。1つは、物忘れや認知症の治療・予防など「医薬品的効果効能が得られるかのような表示」。より問題性が強く、健増法、景表法の両法に抵触するおそれがあるとして、3社の3商品に直接電話で表示の見直しを指導した

もう1つは、「届出された機能性の範囲を逸脱した表示」。景表法が規制する優良性とまで即断できないものの、健増法に抵触するおそれがあるとして、メールと書面で112社の128商品に表示の改善を求めた

通販新聞 消費者庁が求めた表示改善の書面
消費者庁の表示改善に関する書面

「記憶力」など認知機能関連の表示を行う機能性表示食品は2月末時点で223件。約6割に上る商品が指導を受けたことになる

消費者庁が「切り出し表示」などを問題視

「認知症は早めに対策すれば発症や悪化を防げる」、「アルツハイマー型モデルマウスが野生型マウスと同程度まで記憶障害が改善」。3社の表示を見ると、同業者でも「疾病の治療・予防と受け止められても仕方がない」(業界関係者)と眉をひそめる表示が並ぶ。112社の表示例とかい離もあり、むしろ指導で済んだのは幸運だ。

一方、112社には「もらい事故」「3社のついで。迷惑な話」と不満の声も聞かれる。とくに問題のある3社を取り上げ、従来の規制手法で景表法に基づき調査する選択肢もあるからだ。

理由の1つは、消費者庁が「切り出し表示」を問題視していたことがあるとみられる。事業者からも、「届出表示からの切り出しで説明不足となり、全体印象として表示の範囲を逸脱との指摘を受けた」、「『報告されている』との文言追加をしつこく言われた」との声が聞かれる。

18年の「『歩行能力の改善』問題」と同じだが、「切り出し表示」は訴求力を強くする。また、トクホとの相克もある。

たとえば、血圧関連。国の許可を得て、審査に時間も要するトクホは「血圧が高めの方に」。一方の機能性表示食品は「血圧を下げる機能があることが報告されています」、「血圧を低下させる機能が報告されており」とバリエーションが豊富。切り出せば「血圧を低下」「血圧を下げる」と、表示の強さでトクホと逆転現象が起こる。

制度の導入でトクホの魅力が失われるなか、消費者庁がこうした表示の蔓延を問題視しているとの情報も寄せられていた。一斉監視によりこれをけん制する意図があったのではないだろうか

ヘルスケア表示指導室&食品表示対策室の規制タッグを結成

今回、消費者庁は「蔓延する問題表示」の是正に向け、「スピード感を重視した」(南雅晴表示対策課長)とする。

活用したのが、通年で行う「健康食品のインターネット監視事業」のスキームだ。通常は四半期単位で実施。ロボット型全文検索システムを用い、特定のキーワードで検索された商品を目視で監視する。

表示対策課の執行・指導ラインは、表示対策課長(公正取引委員会)配下に「ヘルスケア表示指導室」(厚生労働省)、「食品表示対策室」(農林水産省)という混成部隊。「ネット監視(健増法による指導)」は、ヘルスケア表示指導室が、「食品監視(景表法による執行・指導)」は、食品表示対策室が担う。役割の異なる両室を表対課長が取りまとめる布陣だ。

機能性表示食品の表示への対処を振り返ると、「葛の花事件」(17年)は景表法による措置命令、「歩行能力の改善問題」(18年)は薬機法の観点から厚労省の指摘を受け、消費者庁が届出表示の「撤回」を指導している。ただ、措置命令は違反認定に時間を要する。

また、今回は届出表示そのものではなく広告の問題で、「撤回」の必要性はない。表示の蔓延から個別の対処が難しいなか、効率的・効果的に是正を図る手法として、両室横断で指導を行う新たな規制タッグを結成したのだろう。

一斉監視は2月に実施。指導は3月、要請文書で4月8日までに改善を求めるなど早期是正を可能にしている。

健康食品なら「指導」ではなく「処分」の可能性もあった

各社の反応は「要請に従った形で修正」、「新規向け広告はオフラインも同様の認識で止める。販売は終了しないが今後は縮小」と概ね修正で対応する。

一方、指導には「全体の印象で逸脱しているとして具体的な修正箇所は不明確」、「指摘内容がよくわからず見直しの余地がないため削除する」、「具体的な逸脱例と正しい表現例を提示してもらいたい」と対応に苦慮する声もある

消費者庁の対応にも「指導先が多く、担当者で対応が異なる。具体的助言を得たところもあれば、要領を得ないところもある」と差が生じている。

通販新聞 事後チェック方針より、景表法などの法令上の問題となるおそれのある表示
景表法などの法令上の問題となるおそれのある表示

機能性表示食品への広告規制に「また始まった」「一度届出を受理したものなのに」と、意欲を削がれる事業者もいる。ただ、制度は「事後チェック」がベース。一部に届出を逸脱した表示があったことも事実だ。

これが健食であればどうか。前出の公取OBは「3社は処分でもおかしくない。健食なら打たれていた」と指摘する。推測の域をでないが、制度に則り、その育成に関わる事業者であるため、“指導”で済んだとの見方もできる。

消費者庁の南雅晴表示対策課長に聞く、認知機能一斉監視の目的とは?

消費者庁表示対策課の南雅晴課長に、認知機能関連の機能性表示食品一斉監視の狙いを聞いた。

――2つのパターンの指導の違いは。

3社は直接電話し、景表法、健増法の観点から要請書面を送付した。112社はメールで健増法の観点のみ。添付の書面で要請した。書面の内容も異なる。

――過去に景表法で医薬品的効果を対象にした処分はあるか。

あると思う。薬機法により景表法が排除されることはない

――今後の対応は。

行政指導であり対応は任意だがフォローは行う。現時点で3社はすべて改善、112社は3分の1ほどが改善している。基本的に国の制度に則って届出をしている事業者であり、応じてもらえると認識している。

――112社について、3社と同列に要請する必要はなかったのではないか。

3社のほうが重い。措置命令も重要な業務だが、処分取消訴訟の対象でもあり証拠固めには相応の時間を要する。今回は一罰百戒よりスピードと注意喚起を優先した政策判断になる。

――スピードを重視する際の判断基準は。

それは行政裁量の範囲。件数などではなく、問題表示の拡散など社会状況を見て判断している。

――届出の「切り出し表示」が問題ということではない。

ダメではない。「〇〇したことによって〇〇になってはいけない」というもの。それ自体が問題ではなく、結果として景表法や健増法に抵触してはいけない。広告手法を規制するものではない。

――認知機能以外で指摘を受けたとする事業者の情報に接している。

認知機能に限らず、問題に接した際に指導をしないということはない。

――機能性表示食品、トクホを除く健康食品で問題表示はなかったのか。

今回は機能性表示食品に特化して行ったが、健食に問題がないというわけではない

今後も同様のスキームで機能性表示食品を取り上げる可能性「ある」

――健食のネット監視事業の枠組みで機能性表示食品に対する監視は初めてか。

認知機能に特化した意味では初めて。定期的に行うネット監視は「キーワード検索」。これまでも結果的に機能性表示食品やトクホが含まれていたことはある。今回は狙いをもって機能性表示食品に特化した

――ネット監視を活用した理由は。

行政指導、注意喚起の手法自体は、これまでもコロナ関連で除菌商品等を取り上げた例もあり、目新しいものではない。今回は認知機能関連で問題表示が目立っていたので取り上げた。

――今後も同様のスキームで機能性表示食品を取り上げることはあるか。

ありえる。

――ネット監視は表示対策課配下の「ヘルスケア表示指導室」の所掌事務か。

そうなる。

――室長は。

田中(誠)さんです。その意味で今回は健増法による指導を担当する田中室長、景表法の執行・指導を担当する松風宏幸上席景品・表示調査官と岩井章広食品表示対策室長のコラボですね。

3社は事件的要素が強い内容、112社は田中さんが担当しているネット監視事業における継続監視のイメージになる。

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをネットショップ担当者フォーラム編集部が追加している場合もあります。
※見出しはネットショップ担当者フォーラム編集部が編集している場合もあります。

「通販新聞」について

「通販新聞」は、通信販売・ネット通販業界に関連する宅配(オフィス配)をメインとしたニュース情報紙です。物品からサービス商品全般にわたる通販実施企業の最新動向をもとに、各社のマーチャンダイジング、媒体戦略、フルフィルメント動向など、成長を続ける通販・EC業界の情報をわかりやすく伝え、ビジネスのヒントを提供しています。

このコーナーでは、通販新聞編集部の協力により、毎週発行している「通販新聞」からピックアップした通販・ECのニュースや記事などをお届けしていきます。

→ 年間購読を申し込む(通販新聞のサイト)
通販新聞の過去記事を読む(通販新聞のサイト)
→ 通販新聞についてもっと詳しく知りたい

通販新聞

DINOS CORPORATIONが開発したログイン用アドレス忘れをユーザー自身で変更できる仕組みとは?

4 years ago

DINOS CORPORATIONはECサイト「ディノスオンラインショップ」において、顧客がログイン用メールアドレスを忘れてしまった場合に自身で変更できるシステムを開発した。

ログインID(=メールアドレス)が不明・無効な場合でも、顧客自身でログインIDを変更できる。ログインページに設置した「メールアドレスをお忘れの方」のリンクをクリックし、表示された指示に沿って操作すると電話もしくはSMSで認証番号を取得できる。

DINOS CORPORATIONはECサイト「ディノスオンラインショップ」において、顧客がログイン用メールアドレスを忘れてしまった場合に自身で変更できるシステムを開発
システムの概要

受け取った認証番号の判定が完了すると、顧客自身でメールアドレスを変更することが可能となる。ログインIDの変更に時間がかかっていた、購入を断念していた顧客は、スムーズでストレスのない購入体験が可能になる。

導入後、数日で数百人の顧客が同機能を利用している。DINOS CORPORATIONは問い合わせの削減、「ディノスオンラインショップ」の顧客満足度向上への貢献を期待している。

DINOS CORPORATIONはECサイト「ディノスオンラインショップ」において、顧客がログイン用メールアドレスを忘れてしまった場合に自身で変更できるシステムを開発
認証コードの入力画面のイメージ

これまで、「ディノスオンラインショップ」にログインできなくなった顧客の電話による問い合わせが月に数百件に上っていたことが課題となっていた。

問い合わせの原因は、利用していない古いメールアドレスをログインIDに設定しているケースが多く、メールアドレス自体を忘れていることもあった。メールアドレスを覚えていても利用していないため、パスワード再設定の通知メールを受信できずログインできないというケースも発生していた。

この問題を解決するために、DINOS CORPOATINはDX支援のサイシードと共同で、ログインIDに設定しているメールアドレスが利用できなくても会員情報(メールアドレス)を顧客が自身で変更できるシステムを共同開発した。

石居 岳
石居 岳

EC売上約100億円、ブランドサイトとECサイトの統合化などめざす三陽商会の中期経営計画まとめ

4 years ago

三陽商会が策定した中期経営計画(中計)によると、最終年度の2025年2月期のEC売上高は98億円をめざす。ECプラットフォームの刷新、OMOの推進などによる自社ECサイトの成長で売上拡大を牽引する。

チャネル戦略として、主力販路である百貨店は効率運営を重視、成長販路の直営店・アウトレット・ECは相互送客等により強化を図る方針。ECにおいては、コンテンツ強化・商品画像改善・スタッフ着用画像活用などによるリアルなコーディネートを提案。ブランディングの強化と実店舗との相互補完体制を確立する。さらに、EC専用商材の拡充によるプロパー売上のさらなる拡大を図る。

三陽商会が策定した中期経営計画 チャネル戦略の方針
チャネル戦略の方針について(画像は中計から編集部がキャプチャ)

2022年2月期のEC売上高は80億円。EC売上高の内訳は自社ECが全体の67%を占める約54億円、ECモールなどの外部売上高は全体の33%を占める約27億円。中計最終年度の売上計画では、自社ECの売上比率が全体の72%を占める約71億円、外部ECの売上比率は現状並みの27億円で、EC売上の28%を占める計画。

三陽商会が策定した中期経営計画 EC売上高の計画
EC売上高の計画(画像は中計から編集部がキャプチャ)

自社ECの成長要因は、ECプラットフォーム刷新によるマルチブランド戦略の実現を掲げる。ブランドサイトとECサイトを統合し、メディアコマース化を実現。2022年の上半期から開発に着手し、2023年下期にリリースする。

さらに、ブランディングの強化とカスタマーエクスペリエンス(CX=顧客体験)の向上を両立し、各ブランドのブランディングを担保しながらブランド間の買い回りを促進する。

自社ECの成長瀬略としてOMOを推進し、ECと実店舗の相互補完体制を確立する。ECと実店舗の横断サービスを向上させ、オンオフの垣根をなくしたCXを提供。総合カタログ「SANYO Style MAGAZINE」でECとリアルの相互送客を促進する。

ブランドアプリのUI・UXも改善する。さらに、オンライン体験を店舗の強みと融合し、プロモーションも連動。新ライン「CB CRESTBRIDGE」において外部パートナー2社と合同でトライアルを実施する。

外部ECにおいては、各モールごとに認知拡大および売り上げの維持と粗利益の確保を図る。各モールでの露出強化によるユーザータッチポイントを拡大するほか、一部モールのOMO機能を活用した自社EC・実店舗への送客、回遊性を強化を強化する。2023年2月期は、2022年2月期の在庫消化促進を目的とした値引販売の正常化により売り上げは微減となる見通し。

三陽商会が策定した中期経営計画 EC戦略の具体的施策
EC戦略の具体的施策(画像は中計から編集部がキャプチャ)

ブランド戦略として、、アッパーミドル市場で確固たるプレゼンスを構築、トップランナーをめざす。一部ブランドは、アッパーミドル市場で確立したステイタスをベースに、ディフュージョン展開を通じたミドル市場への参入にチャレンジする。

三陽商会が策定した中期経営計画 ブランドポジショニング
ブランドポジショニング(画像は中計から編集部がキャプチャ)

マーケティング戦略においては、CRM・顧客タッチポイント・ECをそれぞれ強化し、顧客起点のマーケティングへの転換を図る。CRMの強化は、顧客基盤の整備とデータ活用を推進する。2022年2月期における改組でマーケティング&デジタル戦略本部のマーケティング・コミュニケーション部、ウェブビジネス部傘下にそれぞれCRM推進課およびCX推進課を新設。CDP基盤の整備を促進する。

さらに、VOC(顧客の声)の活用推進、ブランドファンとのつなががり強化する。NPS・顧客アンケート活用による商品開発・サービスを改善。顧客に寄り添うパーソナライズされた情報発信にも取り組む。

顧客とのタッチポイント強化は、EC・実店舗・電話注文に対応する総合カタログを開発する。「SANYO Style MAGAZINE」の発行のほか、SNS・アプリ活用による双方向コミュニケーションの強化を推進する。2022年2月期から店舗LINEを導入したほか、ブランドアプリのUI・UX改善してEC・実店舗横断サービスを実現する。また、越境EC/ライブコマースを活用したインバウンドの対応も強化する。

三陽商会が策定した中期経営計画 売上高計画
売上高計画(画像は中計から編集部がキャプチャ)
石居 岳
石居 岳

漠然と広告を出してもダメ。広告を見た人がどんなキーワードで検索するかを考えよう。【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ

4 years ago
ネットショップ担当者が読んでおくべき2022年4月11日〜17日のニュース

広告だけ、LPだけ、キャンペーンだけで売れる時代は終わっています。購入までのシナリオをみんなで共有して分担を。どこかがずれたら全体がずれてしまいます。

検索行動を考えると広告の効果が上がります

広告をみたお客様は何という言葉で検索をするのか | ECMJ
https://www.ecmj.co.jp/no2016/

 現代の広告は「お客様がインターネットでどう調べるか」を考慮しなくてはいけません。たとえ雑誌広告でもです。なぜならば、お客様は購入前にネット検索をしているからです。

(中略)

 そう考えれば、広告をみたお客様が「何をキーワードにして」ネット検索するか。逆にいえば、ネット検索をする際に「何をキーワードにしてもらうか」。それを誘導してあげることも広告デザインの仕事になるといえます。

雑誌であればQRコードは? と思うかもしれませんが、多くの場合、広告を見て気になったら検索しますよね。もちろん検索エンジンだけでなくSNSでも検索されるので幅広く考えておかないといけません。

マス広告→検索広告などのネット広告→自社サイトのランディングページ→買ってもらう仕掛け→買ってもらってからリピートしてもらう仕掛け……。ここまでの流れを考えておかないと広告が無駄になってしまうということです。それぞれの施策で担当者が違う場合は、全体を見るディレクター的な人がいないとうまくいかないでしょう。まずはシナリオというかカスタマージャーニーをよ~く考えてから。

関連記事

今週の要チェック記事

EC事業者は要チェック! 6月施行の改正特商法の影響と対応法まとめ | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/9663

ASPのカートを利用していればやることは少ないですが、独自の場合は対応が必須です。準備はお早めに。

月商1,000万円を超えたら持続可能なブランド作りに本格着手を 組織作りと販売計画のポイントを伝授 | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/11165

この売上を超えてくると組織としての動きが求められます。見えてきたら人材探しも並行して。

TikTok、コメントに「嫌い」を付ける機能のテストを開始 | ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2204/14/news076.html

Discoverフィードにいいね?の数を表示するテストをGoogleが実験中 | 海外SEO情報ブログ
https://www.suzukikenichi.com/blog/google-is-testing-display-of-count-of-likes-on-discover-feed/

感想は「好き」「嫌い」だけじゃない。Netflixに「最高!」ボタン | AV Watch
https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1402145.html

ここまでいろいろなものに評価が付くようになると、商品にも「いいね」ボタンをつけても良いかも。

「ひとりEC」で年商1億円を実現する、ミウラタクヤ商店が伝える働き方の新しいカタチとは | コマースピック
https://www.commercepick.com/archives/16713

ひとり特化なので再現性は低いですが参考になることは多いです。「覚悟さえあれば何をやっても良いのではないかと思います」とか。

フランスで日本そばを売るには!? 越境EC成功の秘訣をパリ在住エトワールサービスに聞く | ECzine
https://eczine.jp/article/detail/11208

現地のことがわかってないと越境ECはうまくいかないということがはっきりわかる記事。

これからSEOをはじめる人に | CyberAgent SEO Information
https://ameblo.jp/ca-seo/entry-12737162637.html

年度変わりで新しく担当になった人に読んでほしい記事。迷ったらここに立ち返りましょう。

優しい言葉でShopifyのテーマ解説を一冊に紡ぎだす。「短い賞味期限」を可能なかぎり長くするために | REWIRED
https://rewired.cloud/interview-kawashima-nonstandardworld/

「初心者から中級者」向けです。テーマをカスタマイズする人は読んでおきましょう。

今週の名言

「勇気は恐怖とともにある」プロボクサー村田諒太 “世紀の一戦”を終えて語ったこと - クローズアップ現代 | NHK
https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/R7Y6NGLJ6G/blog/bl/pkEldmVQ6R/bp/pLR7BJZ93D/

恐怖に慣れる、恐怖がなくなることが大事かというと、別にそうじゃない。恐怖のままでいいんだと思いました。だって怖くないわけないじゃないですか。

結局、勇気は恐怖とともにあると思うんです。だから怖くてもいい。怖いけど進むんだ。最終的には、そういう気持ちになれたので。それが悪いとは思わない、それでいいんです。

何かしら新しいことを始めるときは勇気と恐怖が隣り合わせになりますよね。勇気だけ恐怖だけではなくてどちらもあっていいという村田選手のお話し。大切なのは進むことですから。

筆者出版情報

「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める小さい会社のウェブマーケティング必勝法

「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める
小さい会社のウェブマーケティング必勝法

森野誠之 著
翔泳社 刊
発売日 2021年10月15日
価格 2,200円+税

この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!

この本をAmazonで購入
森野 誠之
森野 誠之

ジャパネットたかたグループの連結売上は2506億円で過去最高【2021年12月期】

4 years ago

ジャパネットたかたの持ち株会社であるジャパネットホールディングスの2021年12月期連結売上高は、前期比4.2%増の2506億円で過去最高を更新した。

2012年12月期に2期連続の減収。2013年12月期にV字回復を成し遂げ、それ以降右肩上がりの成長を続けている。

ジャパネットたかたなどを傘下に抱えるジャパネットホールディングスの売上高推移
ジャパネットホールディングスの売上高推移(画像はジャパネットHDのサイトからキャプチャ)

ジャパネットホールディングスのグループ会社であるジャパネットブロードキャスティングは、2022年3月27日にBS放送局「BSJapanext(ビーエスジャパネクスト)」を開局。チャンネル番号はBS 263chで放送エリアは全国(BS放送)。

地域創生・スポーツ・エンタメ・アニメ・健康・趣味・教養などのコンテンツに加え、オリジナルスマホアプリからの番組参加、番組のなかで見つけたモノ・興味を持ったモノなどを手軽に購入できるテレビ局をめざす。

ジャパネットホールディングスは、24時間ショッピングが楽しめる公式アプリを、「つながるジャパネット」としてリニューアル
リニューアルした「つながるジャパネット」(画像はジャパネットたかたのHPから編集部がキャプチャ)

開局に合わせて24時間ショッピングが楽しめる公式アプリを「つながるジャパネット」としてリニューアル。BS放送の番組を閲覧できる機能などを新たに搭載した。

子会社のジャパネットたかたでは、視聴者がリアルタイムでショッピングに参加できるライブコマースを始めた。名称は「みんなで買いまショッピング」で、ジャパネットたかたの公式アプリで配信。ライブショッピングのみの特別価格、ライブショッピングでしか購入できない商品を販売する。

ジャパネットたかたのライブコマース「みんなで買いまショッピング」
「みんなで買いまショッピング」のイメージ
瀧川 正実
瀧川 正実

Uber Eats Japanと楽天グループがサービス連携。「Uber Eats」で「楽天ペイ(オンライン決済)」が利用可能に

4 years ago

Uber Eats Japan(ウーバーイーツジャパン)と楽天グループは、オンラインデリバリーサービス「Uber Eats」とオンライン決済サービス「楽天ペイ(オンライン決済)」のサービス連携を開始した。

「Uber Eats」注文時に「楽天ペイ」が選択可能に

「Uber Eats」注文時の決済方法として「楽天ペイ(オンライン決済)」を選択し、楽天IDに登録しているクレジットカード情報を利用して支払いができるようになる。2022年4月下旬までに順次、すべての「Uber Eats」利用者が決済方法として利用可能になる予定。

決済時には「楽天ポイント」を支払いに使ったり、貯めたりできる。「楽天ポイント」は、「楽天カード」「楽天ポイント」「楽天キャシュ」で支払った場合のみ、注文金額100円(税込)につき1ポイントが付与される。

Uber Eatsと楽天グループがサービス連携 楽天ペイ(オンライン決済)を利用した支払い画面
「Uber Eats」での「楽天ペイ(オンライン決済)」を利用した支払い画面

また、「Uber Eats」ログイン時に楽天IDを使用できるようになる。「Uber Eats」新規利用者は楽天IDを利用して簡単に「Uber Eats」の会員登録が行える。

Uber Eatsと楽天グループがサービス連携 楽天IDを利用した「Uber Eats」へのログイン画面
楽天IDを利用した「Uber Eats」へのログイン画面

より多くのユーザーにデリバリー体験を提供

「Uber Eats」は2016年9月、東京都内の一部地域のレストラン150店舗でスタート。現在は47都道府県、150万店舗以上のレストラン、スーパーなどで利用されているという。

Uber Eats Japanの武藤友木子氏(日本代表)は「『Uber Eats』の成長サイクルの構成要素である、登録店舗数、アクティブユーザー数、配達パートナー数、利用頻度で国内ナンバー1を獲得している」と話す。

Uber Eatsの成長サイクルについて
「Uber Eats」の成長サイクルについて

今後の両社の取り組みとして、①「楽天市場」のセールスイベントとの連動 ②配車サービス「Uber」における楽天IDと決済の連携 ③「Uber Eats」のサブクスリプションサービス「Eats パス」との連動企画を予定しているという。

Uber Eatsと楽天グループの今後の取り組みについて
今後の連動予定施策について

楽天グループの松村亮氏(上級執行役員 コマースカンパニー ヴァイスプレジデント)は、「楽天グループの国内流通総額10兆円をめざすにあたり、楽天グループ外のパートナーと協力し、楽天経済圏を拡大することが重要になる」と言う。

金額で見てもEコマースの市場以上に飲食市場は大きく、コロナ禍の状況もありデリバリーサービスが急拡大している。両社の強みを生かし、シームレスなサービスを提供することでより多くのお客さまにデリバリーの体験を提供できる。(松村氏)

Uber Eatsと楽天グループのサービス連携 多くのユーザーに新しいデリバリー体験を提供
連携で、多くのユーザーに新しいデリバリー体験を提供する

クーポン配布やポイント還元キャンペーンを実施

連携を記念して、「Uber Eats」において「楽天ペイ(オンライン決済)導入キャンペーン」を実施する。期間は2022年4月27日(水)10時00分~5月31日(火)23時59分まで。キャンペーンの内容は次の通り。

「Uber Eats」新規利用者対象

  • 「Uber Eats」初回利用時、3100円(税込)以上の注文で使える3000円オフクーポンの配布
  • 「Uber Eats」2回目以降の利用時、1500円(税込)以上の注文で、期間中何度でも使える最大50%オフクーポンの配布
  • 注文金額の最大20%の「楽天ポイント」を付与

「Uber Eats」既存利用者対象

  • 期間中すべての注文を対象に、注文金額の最大3%の「楽天ポイント」を付与

どちらも「楽天ペイ(オンライン決済)」での支払いが必須となる。キャンペーンの詳細、条件は後日公開予定のキャンペーンページで確認できる。

藤田遥
藤田遥

企業が最も注目するのは「Z世代」。ビジネス上の悩み「好みがわからない」「流行の変化が速い」

4 years ago

テテマーチが実施した「企業が注目している世代とSNSメディアに関する調査」によると、企業がビジネスターゲットとして最も注目する世代は「Z世代(1995年~2009年生まれ)」で、「Z世代」と相性が良いと思うSNSメディアは「TikTok」だった。

調査対象は企業の経営、経営企画、広告、宣伝、販促、広報、IR、ブランディング、企画、調査、マーケティング職に従事している全国の20代~50代の男女、期間は2022年3月4日~2022年3月7日。

注目のビジネスターゲットは「ミレニアル世代」「Z世代」「ジェネレーションX世代」

調査対象者に「ビジネスのターゲットとして注目している世代」を複数回答で聞いたところ、最多は「ミレニアル世代(1980年~1994年生まれ)」(49.3%)で、次いで「Z世代」(46.7%)「ジェネレーションX世代(1965年~1979年生まれ)」(45.7%)だった。

現在の消費の中心世代である「ジェネレーションX世代」「ミレニアル世代」への関心は高いながらも、消費の次世代となる「Z世代」への注目も高い結果となった。

テテマーチ 調査 ビジネス上のターゲットとして注目している世代は
ビジネスのターゲットとして注目している世代(複数回答可、出典:テテマーチ)

最も注目している世代は「Z世代」

「ビジネスのターゲットとして最も注目している世代」については、「Z世代」が26.7%でトップ。次いで「ジェネレーションX世代」が21.3%、「ミレニアル世代」が17.7%だった。

テテマーチ 調査 ビジネスのターゲットとして最も注目している世代は
ビジネスのターゲットとして最も注目している世代(出典:テテマーチ)

「Z世代」に最も注目している理由として、次のようなものがあがった。

  • これからの消費を牽引する世代で、物心ついた時からスマホがある世代だから(経営/経営企画)
  • 購買力があり、自分だけのブランドを見つけたいと考える傾向があるから(経営/経営企画)
  • 今後の主流となる考え方を持っている世代だと思うから(企画・調査・マーケティング)
  • ネット世代でもある彼らに照準を合わせた商品を開発しているため(企画・調査・マーケティング)

最も注目しているSNSメディアは「Instagram」

「ビジネス上で最も注目しているSNSメディア」について聞いたところ、トップは「Instagram」(31.0%)で、次いで「Twitter」(25.3%)「TikTok」(15.3%)だった。

テテマーチ 調査 ビジネス上で最も注目しているSNSメディアは
ビジネス上で最も注目しているSNSメディア(出典:テテマーチ)

「Z世代」と相性が良いと思うSNSは「TikTok」

「『Z世代』と相性が良いと思うSNSメディア」について聞いたところ、1位は「TikTok」で40.3%、2位が「Instagram」で38.3%、3位が「Twitter」で29.7%だった。「Z世代」はTikTokやInstagramのような、映像や静止画と音楽を組み合わせるSNSメディアと相性が良いというイメージがある結果となった。

テテマーチ 調査 Z世代と相性が良いと思うSNSメディアは
「Z世代」と相性が良いと思うSNSメディア(複数回答可、出典:テテマーチ)

「Z世代」が多いと思うSNSトップは「TikTok」

「『Z世代』のユーザーが多いと思うSNSメディア」について聞いたところ、トップは「TikTok」(42.0%)、次いで「Instagram」(41.0%)「Twitter」(37.3%)だった。

テテマーチ 調査 Z世代のユーザーが多いと思うSNSメディアは
「Z世代」のユーザーが多いと思うSNSメディア(複数回答可、出典:テテマーチ)

TikTokに「Z世代」が多く相性が良いと思う理由には「現行のSNSで最も注目されている感がある(経営/経営企画)」「これからの社会を知るにはTikTokが情報の1つとなりそうだから(経営/経営企画)」などがあがった。

「Z世代」に関する情報収集、「インターネット検索」「SNS」が最多

「『Z世代』について、企業の情報収集方法」を聞いたところ、トップは「インターネット検索」「SNS」(ともに21.3%)、次いで「アンケート」(20.0%)だった。「座談会」「ワークショップ」など、企業が直接意見を聞くような機会はまだ少ない結果となった。

テテマーチ 調査 Z世代に関する企業の情報収集方法
「Z世代」について企業の情報収集方法(出典:テテマーチ)

「Z世代」への悩みは「好みがわからない」「流行の変化が速い」

「Z世代」をターゲットにした際のビジネス上の悩みについて聞いたところ、最多は「好みがわからない」(28.7%)で、「流行の変化が速い」(23.7%)「行動がわからない」(23.0%)と続いた。

テテマーチ 調査 Z世代をターゲットとして際のビジネス上の悩みは
「Z世代」をターゲットとした際のビジネス上の悩み(複数回答可、出典:テテマーチ)
調査実施概要
  • 調査タイトル:「企業が注目している世代と注目のSNSメディアに関する調査」
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2022年3月4日~2022年3月7日
  • 調査対象:企業の経営、経営企画、広告、宣伝、販促、広報、IR、ブランディング、企画、調査、マーケティング職に従事している全国の20代~50代の男女
  • 調査人数:300人
  • 調査にあたり各世代の定義:ベビーブーム世代(1946年~1964年生まれ)、ジェネレーションX世代(1965年~1979年生まれ)、ミレニアル世代(1980年~1994年生まれ)、Z世代(1995年~2009年生まれ)、アルファ世代(2010年代生まれ)
藤田遥
藤田遥

国内ユニクロのEC売上は約2%減の724億円【2022年度中間期】

4 years ago

ファーストリテイリングが発表した2021年9月-2022年2月期(中間期)の連結業績によると、国内ユニクロ事業におけるEC売上高は前年同期比1.9%減の724億円だった。

減収の要因は、2020年9月-2021年2月期に4割増と急拡大したことによる反動。2年前比では約4割増という。

連結売上高は同1.3%増の1兆2189億円。国内ユニクロ事業は同10.2%減の4425億円だった。国内ユニクロ事業に占めるEC売上高の割合は1.4ポイント増の16.4%。

国内ユニクロ事業では、原材料や輸送量の高騰の影響を受けて、原価率が悪化しているという。ただ、粗利益率は前年同期比で0.9ポイント増の51.6%に改善。値引き販売抑制による値引率の改善などで、原材料高騰を吸収している。

ジーユー事業のEC売上高は増収で、2年前比で約3割増という。ジーユー事業の売上高は同7.4%減の1228億円。ジーユー事業に占めるEC売上高の割合は約13%。

ファーストリテイリングの2021年8月期におけるグループ全体のEC売上高は約3800億。国内ユニクロ事業のEC売上高は前期比17.9%増の1269億円。

瀧川 正実
瀧川 正実

ECモール出店初期登録料、販売促進費支援など東京都の中小企業向け助成金事業5選 | 店舗ビジネスに役立つ『口コミラボ』特選コラム

4 years ago
飲食事業者向け経営基盤強化支援事業、事業復活支援金等受給者向け販路開拓サポート助成事業、業態転換支援(新型コロナウイルス感染症緊急対策)事業、感染症対策サポート助成事業、占用許可基準緩和によるテラス営業支援事業を解説

3月21日に全国でまん延防止等重点措置が解除され、それに伴い飲食店への時短要請も解除されました。徐々に飲食店が通常営業を再開し、アフターコロナに向けて動き出している飲食店もあるでしょう。

一方、長期間にわたるコロナ禍の影響を受け、経営がひっ迫している店舗も少なくありません。

そこで今回は、東京都内の飲食店に向けた助成金事業を5つご紹介します。

※助成額や対象等は、状況により変更となる可能性があります。お知らせや詳細については各リンクをご覧ください。

飲食事業者向け経営基盤強化支援事業

都内中小飲食事業者(個人事業主を含む)向けの助成金制度です。

休業などを行ってきた都内中小飲食店に専門家が訪問し、本格稼働に向けて現地調査や助言を行います。その専門家の助言を受け、経営基盤の強化に必要な経費の一部等を助成します。

予算に達し次第終了となるため、早めに検討するとよいでしょう。

対象者

東京都内で飲食業を営む中小企業者等(個人事業主を含む)

助成対象経費

専門家の助言に基づく経営基盤の強化に必要な取組経費の一部等(厨房機器等購入費、広告宣伝費、マーケティング調査費、システム導入費、厨房等工事費、受動喫煙防止対策経費)

支援内容

専門家が店舗に訪問し、現地調査や助言等を実施

申請受付期間

2022年4月8日~(予算に達し次第終了)

助成対象期間

原則交付決定日から3か月

助成限度額

200万円 ほか

助成率

助成対象経費の3分の2以内 ほか

詳細

4月8日に下記ホームページにおいて、申請受付期間や申請方法等の詳細について告知される予定

東京都中小企業復興公社のホームページ

URL

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/03/25/41.html

事業復活支援金等受給者向け販路開拓サポート助成事業

事業復活支援金等を受給している中小企業を対象とした、販路開拓をサポートする事業です。

この事業は事前エントリー期間中にエントリーされた方から先着順で、予算の範囲内で申請可能な方のみ申請することができます。

※過去に「販路開拓チャレンジ助成事業」または「販路開拓サポート助成事業」に申請している方は、対象外となります。

対象者

事業復活支援金、一時支援金、月次支援金、または東京都実施の月次支援給付金のいずれかを受給した中小企業者

助成対象経費

(1)展示会参加費(小間スペース利用料、オンライン出展基本料、小間装飾費、輸送費)
(2)ECサイト出店初期登録料
(3)自社Webサイト制作費
(4)販売促進費(チラシ・カタログ制作費、PR動画制作費、PR広告掲載費)
 ※販売促進費単独の申請はできません。

申請受付期間

4月8日10時~4月27日17時

助成対象期間

2022年8月1日~ 最長1年1か月(2023年8月31日)

助成限度額

150万円

助成率

助成対象経費の4/5以内

申請方法

事前エントリーをした上で、申請可能な方のみ申請(事前エントリーは4月8日10時から開始予定)

URL

https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/jigyou-fukkatsu.html

業態転換支援(新型コロナウイルス感染症緊急対策)事業

東京都が行う助成金事業のなかには、申請受付期間を延長したものもあります。

業態転換支援事業は、中小飲食事業者向けの売上確保に向けた取り組みを支援する制度です。新たにテイクアウトや宅配を始める予定がある店舗事業者さんなどにおすすめです。

当初は3月末が最終受付でしたが、6月末まで申請受付期間が延長されました。

対象者

東京都内の中小飲食事業者等

助成対象経費

(1) 販売促進費(印刷物制作費、PR映像制作費、広告掲載費 等)
(2) 車両費(宅配用バイクリース料、台車 等)
(3) 器具備品費(WiFi導入費、タブレット端末、梱包・包装資材 等)
(4) その他(宅配代行サービス等に係る初期登録料、月額使用料、配送手数料 等)

申請受付期間

第23回 2022年4月1日~6月30日(当日消印有効)

助成対象期間

交付決定日~2022年9月30日(※着手日から最長3か月)

助成限度額

100万円

助成率

助成対象経費の4/5以内

申請方法

申請書・添付書類を簡易書留等の記録が残る方法で、業態転換事務局宛てに送付

URL

https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/conversion.html

感染症対策サポート助成事業

感染対策を実施する都内中小企業向けの助成金です。

従前の事業をリニューアルし、2022年1月より「備品購入、内装・設備工事コース」と「消耗品購入コース」の2コースで実施しています。

 

備品購入、内装・設備工事コース

消耗品購入コース

対象者

中小事業者等

【一般枠】中小事業者等

【コロナ対策リーダー、認証店枠】コロナ対策リーダーを配置

または感染症防止徹底点検済証の交付を受ける中小飲食事業者等

助成対象経費

・備品購入費
 (例) サーモカメラの購入等
 (注) 1点あたり購入単価が10万円(税抜)
 以上のもの
・内装・設備工事費
 (例) 換気設備やパーテーションの設置
 工事等

・指定する消耗品の購入費
 (例) CO2濃度測定器、アクリル板、消毒液、体温計、ビニールシート、マスク、フェイスシールド等
 (注) 1点あたり購入単価が10万円(税抜)未満のもの

対象期間

2022年1月1日~9月30日

2022年1月1日~6月30日

助成限度額

200万円
備品購入のみ 50万円
内装・設備工事あり 100万円
換気設備の設置あり 200万円

10万円

助成率

2/3以内

【一般枠】2/3以内、【コロナ対策リーダー、認証店枠】4/5以内

申請方法

郵送または電子申請
郵送 2022年1月4日~6月30日(当日消印有効)
電子申請 2022年1月21日~6月30日23時59分

左記に同じ

URL

https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/final/kansentaisaku.html

左記に同じ

占用許可基準緩和によるテラス営業支援事業

道路占用許可基準緩和とは、地方公共団体と地域住民・団体等が一体となって取り組む沿道飲食店等がテラス席やテイクアウト等の路上営業を行う基準が緩和されたものです。

これに伴い、テラス営業等を行う飲食店向けにイスやテーブル等を新たに調達する経費の一部を助成しています。

対象者

次の要件を満たす都内中小企業者(個人事業者含む)、一般社団法人、一般財団法人、特定非営利活動法人
(1)テラス営業等を行う場所について、新型コロナウイルス感染拡大防止のための基準緩和による道路占用許可等が取得されており当該許可書等の写しを入手し提出できること
(2)保健所の食品関係営業許可を取得しており、各許可書等の写しを提出できること

助成対象経費

イスやテーブル等を新たに調達する経費(テラス営業等に使用する仮設施設)

申請受付期間

2022年8月31日(水)まで(郵送)消印有効

助成限度額

1実施場所につき10万円

助成率

2/3以内

申請方法

申請書・添付書類を日本郵便の簡易書留等の記録が残る方法で
東京都中小企業振興公社企画管理部助成課テラス事業担当宛てに送付

URL

https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/terrace.html

東京都では、今回紹介した以外にも様々な支援事業を展開しています。

コロナ禍でダメージを受けた飲食店店舗事業者の方、アフターコロナに向けた店舗づくりをしたいと考えている方は、活用を検討するとよいでしょう。

<参照>

この記事を書いた「口コミラボ」さんについて

「口コミラボ」は、様々な地図アプリ・口コミサイトの監視、運用、分析を一括管理できる店舗向けDXソリューション「口コミコム」が運営する店舗ビジネス向け総合メディアです。近年、企業の評判管理が重要視されるなか、特に注視すべきGoogleマイビジネスを活用したローカルSEO(MEO)や口コミマーケティング、それらを活用した集客事例から、マーケティング全般、店舗経営のハウツー、業界動向データにいたるまで幅広い情報を紹介します。

口コミラボ
口コミラボ

ブラックフライデー&サーバーマンデーのWeb表示スピード&コアウェブバイタルを調査! 1位は「Amazon」【2021年データ】 | 勝手にスピードテスト Powered by SpeedCurve

4 years ago
2021年のブラックフライデー&サイバーマンデー期間のWeb表示スピードと「CoreWebVitals(コアウェブバイタル)」を調査しました

少し前の話になりますが、2021年11月のブラックフライデー、サイバーマンデー期間に、10日間のWeb表示スピード調査を実施しました。2回目となる2021年の調査では「コアウェブバイタル」をあわせて計測。Amazonや日本のECサイトはどのようなWeb表示スピード性能だったのでしょうか? (この記事はPCでの閲覧をおすすめいたします)

今回の調査目的は次の2つです。

  1. 「売れているシーズン」で計測を実施する
  2. 「売れているタイミング」でのリーダーサイトの内容を明らかにする

ブラックフライデー、サイバーマンデーの時期は、世界でもっとも販売量、取り扱い額が動くタイミングです。感謝祭(2021年は11月26日)の翌日にセールが行われるのが「ブラックフライデー」、その週末を挟んでオンラインでセールを開始するのが「サイバーマンデー」で、サイバーマンデーは2000年以降に定着し始めました。

元々米国でその年のクリスマス商戦の動向を予測する上で重要な数値として注目され、日本では2016年頃から始まり、現在では馴染みのあるセールになりました。

今回の調査では、Web表示スピードの指標に加えて、Googleの新しいUX指標である「CoreWebVitals(コアウェブバイタル)」も計測しました。

2021年のブラックフライデー、サーバーマンデーの米Amazon販売額は過去最高を記録

計測結果の前に、2021年のブラックフライデー、サイバーマンデーを振り返ってみます。

2021年12月1日、米Amazonは年末商戦におけるEC上での販売が過去最高になったと発表しました。2021年11月26日のブラックフライデーから11月29日のサイバーマンデーまでの販売は過去最高を更新し、この期間における全体売上の半分以上は、出品事業者の販売によるものでした。

また、「Shopify」も全世界の「Shopify」利用企業の流通総額が前年比21%増の約29億ドル(約3293億円)となり、過去最高に達したと公表しています。

国内認知は向上しているが、実施は3割程度

一方、米Adobeが2021年11月30日に発表したレポートによると、サイバーマンデー期間の米国オンラインでの売上高は107億ドル(約1兆2100億円)で、前年比1.4%減となりました。

ブラックフライデーのオンライン小売売上高は89億ドル(約1兆100億円)で前年比1%減となり、いずれも2012年に集計を始めて以降、米CNBCなどの報道によると前年実績を下回るのは初めてのケース。Adobeではホリデーショッピングの開始時期が早すぎたことにあると分析しています。

日本ではどうでしょうか。電子チラシサービス「Shufoo!」によると、ブラックフライデーという言葉の認知は3年連続75%以上と高く定着しています。一方、事業者58社への調査では、67.2%が「この時期の集客施策は実施しない」と回答。ブラックフライデーセールはまだ3割程度の一部企業が実施しているイベントのようです

だからこそ、本調査ではリーダーサイトのWebサイト状況を分析し、ベンチマークとして捉えたいと考えています。

1位は「Amazon」、2位の「Nordstrom(ノードストローム)」は大幅躍進

2020年と同じく1位は「Amazon」でした。しかし、ホリデーシーズンはさらに高速化したものの、ブラックフライデーでは0.16秒ほど前年よりもスピードを下げてしまいました。

2位は前回9位だった「Nordstorm(米)」で、1.14秒も短縮していました。一方、上位の中間層では「トイザらス」「楽天市場」「Qoo10」「イオン」など、遅くなってしまったサイトも見られました。

2020年の調査では、SpeedIndex2秒以下は5サイトでしたが、2021年には4サイトに減っていました。しかし、ランキングの全体傾向として、さらに高速化が進んでいるというトレンドが見えます

サイト名SpeedIndex(秒)
20212020
1Amazon(ホリデーセール)1.491.53-0.04
2Nordstorm(US)1.502.64-1.14
3Amazon(BlackFriday)1.531.370.16
4GoogleStore1.861.99-0.14
5トイザらス2.021.780.24
6楽天市場2.721.790.93
7Qoo102.872.630.24
8ユニクロ(誕生感謝祭)3.04計測せず-
9Macy's(US)3.152.021.13
10イオン3.703.140.56
11ディズニーストア3.872.511.36
12イトーヨーカドー3.89計測せず-
13GAP4.895.89-1.00

SpeedIndexの比較、2020年と2021年の違い

勝手にスピードテスト ブラックフライデー サイバーマンデー SpeedIndexの比較
2020年と2021年を比較して、表示速度が遅くなった傾向があるのが「楽天市場」「Macy’s」「イオン」「ディズニーストア」です。2020年の「ユニクロ」と「イトーヨーカドー」は計測対象外(単位・秒)

BFCM時の主要表示スピードの指標は?

Speed
Index
順位
サイト名Speed
Index
(秒)①
Backend
(秒)②
Start
Render
(秒) ③
Size
(MB)④
Request⑤
1Amazon(ホリデーセール)1.490.541.0514.82149.00
2Nordstrom(US)1.500.611.004.36682.00
3Amazon(BlackFriday)1.530.551.056.28160.50
4GoogleStore1.860.691.601.2853.50
5トイザらス2.020.351.103.62243.50
6楽天市場2.720.581.502.50213.50
7Qoo102.870.982.153.83313.00
8ユニクロ(誕生感謝祭)3.040.410.702.88185.50
9Macy's(US)3.150.561.203.97302.50
10イオン3.701.552.902.59204.50
11ディズニーストア3.870.711.606.31150.50
12イトーヨーカドー3.890.603.205.99302.25
13GAP4.890.542.254.93286.00

※各数字はトップと商品詳細ページの合算の平均値で表しています。(US)以外は日本のサイトです。

各指標の説明

①「Speed Index」…Googleが発表したパフォーマンス指標。ブラウジング開始後、ファーストビューの表示が完了するまでの視覚的経過状況を総合的に算出したもの。目標値 4.5秒内

②「Backend」…サーバー、NW通信、DNS名前解決を含む、クライアントリクエストを処理するための時間。いわば反応スピード。目標値1秒

③「Start Render」…空白ページからコンテンツが初めて表示されるまでの時間、ユーザーが「Webサイト表示が速い」「遅い」と体感する指標。目標値2秒内

④「Size」…1ページに含まれるファイル(画像、動画、フォント、CSS、JavaScript、HTMLなど)の総量

⑤「Request」…1ページに含まれるファイル(画像、動画、フォント、CSS、JavaScript、HTMLなど)の読み込み個数

「Amazon」のホリデーセールページのファイルサイズ(Size)は14.82MBでしたが、実はビデオファイルが含まれており、実際は4MB弱のファイル容量です。同様に「Nordstrom」のリクエスト数682は多すぎる数字ですが、第2位を確保しています。

勝手にスピードテスト Amazonの商品詳細ページの表示状況
Amazonの商品詳細ページの表示は1.6秒で完了している
勝手にスピードテスト Amazonの商品詳細ページの内容
Amazonの商品詳細ページの内容。リクエスト数は184、ファイル容量は3.8MB。10MBを超えるビデオファイルが多数存在するが、非同期かつ高速なビデオストリーミングでWebページ表示の速度遅延、影響がほとんど出ていない

BFCM時のコアウェブバイタルは?

今回の調査対象では、大型のECサイトが多いためか「コアウェブバイタル」対策が不十分な傾向が見受けられます。しかしSpeedIndexが3秒を切っている1位~7位のサイトに関しては、「Nordstrom」を除いてほぼ対策が進んでいると見受けられます。

Speed
Index
順位
サイト名Speed
Index
(秒)
LCP
(秒) ⑥
TBT
(ミリ秒)⑦ 
CLS⑧
1Amazon(ホリデーセール)1.491.532120.31
2Nordstorm(US)1.501.5823770.00
3Amazon(BlackFriday)1.531.442560.07
4GoogleStore1.861.972730.00
5トイザらス2.021.855820.37
6楽天市場2.721.872930.00
7Qoo102.873.392530.02
8ユニクロ(誕生感謝祭)3.043.709910.46
9Macy's(US)3.151.7818040.07
10イオン3.705.662010.65
11ディズニーストア3.876.985980.15
12イトーヨーカドー3.893.467430.12
13GAP4.893.6810720.09

※各数字はトップと商品詳細の合算の平均値で表しています。(US)以外は日本のサイトです。

「コアウェブバイタル」の基準値

本記事の「コアウェブバイタル」の基準値はGoogle社情報「ウェブに関する主な指標レポート低速なサイトを修正してユーザー エクスペリエンスを改善する」に準拠した形をとっています。

 Good
(良好)
Needs
Improvement
(要改善)
Poor
(不良・低速度)
LCP2.5秒以下4秒以下4秒を超える
TBT
(※FIDの代替)
300ミリ秒以下600ミリ秒以下600ミリ秒を超える
CLS0.1以下0.25以下0.25を超える

・サイト名の背景黄色が「コアウェブバイタル」の3指標すべてがGreen(良好)のサイト。トップページ、詳細ページの平均値を集計しています。

・TBT(※FIDの代替指標)について
本計測はSpeedCurveのSynthetic計測サービスを利用しています。FIDはWebサイトに訪れたユーザーリアルデータに基づく統計指標であり、仕様上精緻な計測が難しいため、GoogleDevelopersサイトの内容も踏まえて、FID代替え指標の TBT(Total Blocking Time)で計測、集計しています。

最新リテールのベンチマークを知りたい方は

SpeedCurveのPagespeedBenchmarksをご覧ください。毎日リアルタイムで計測されています。

勝手にスピードテスト 最新のリテールのベンチマーク
上のバナーをクリックすると、PagespeedBenchmarksにジャンプします

調査概要

今回の調査では売れている時間帯のコンディションを把握するために、12:30、18:30、22:30の1日3回、比較的高負荷の時間で実施しました。1サイトにつきトップページ、商品詳細ページの2つのURLを計測対象とし、合算値でランキングとして並べています。

調査期間:2021年11月19日 12:30~2021年11月29日 22:30までの11日間

調査対象:弊社独自調査でブラックフライデーセール(11月19日~11月20日)を実施した、大手ECサイトを14サイトピックアップ、定点計測を実施しています。

  • ウォルマート(US)も計測対象としていましたが、ロボット検知により正常に計測できないため対象外としました。よって、13サイトをランキングしています。
  • 「GoogleStore」はブラックフライデーが2021年11月25日に開始したため、11月25日に計測対象として追加
  • 「Amazon(BlackFriday)」は、ブラックフライデーが2021年11月26日に開始したため、11月26日に計測対象として追加

調査範囲:1サイトにつき、①トップページ②リストページ(カテゴリページ)③商品詳細ページの3つのURL(計測したのは①50URL、②50URL、③50URLの計150URL。うち、リストページと商品詳細ページが同一のため②③に同一ページで計測したのは2URL)。当該サイトURLは、検索エンジンによる検索結果から移動できるURLを用いた。

①トップページ②リストページ(カテゴリページ)③商品詳細ページ、それぞれの中央値(median)を平均したものをサイトの代表値とする。

計測時間:12:30、18:30、22:30の1日3回

測定プロファイル:Apple iPhone X(4G LTE)、Samsung Galaxy S8
※集計に使用したのは「Apple iPhone X(4G LTE)」

1回当たりの計測数:3 checks

計測回数:150URL × 1日3回 × 3checks × 2デバイス × 14日間 = 3万7800回計測

エミュレート回線品質(4G LTE):ダウンロード 11.7Mbps/アップロード 11.7Mbps/レイテンシー 70ms

計測ロケーション:日本向けECサイトは東京、US向けECサイトはUS WestCoastのクラウド環境から測定

値の算出方法:期間内の計測結果から各指標の中央値を出し、各ページ(top、item)の平均値を反映。

サイト調査実施:ドーモ  文・レポート:占部雅一、計測データ集計:村岡温子

占部 雅一
占部 雅一

ロコンドのEC取扱高は212億円で3.2%増、売上高は約4%減の98億円【2022年2月期実績】

4 years ago

ロコンドの2022年2月期決算短信は、商品取扱高は前期比3.2%増の212億1700万円、売上高は同3.9%減の98億7500万円だった。

営業利益は同38.6%減の8億8300万円、当期純利益は同53.3%減の6億400万円。

ロコンドの2022年2月期決算
ロコンドの2022年2月期実績

商品取扱高の内訳は、ECモール事業が168億9500万円(自社ECモールが145億3100万円、他社ECモールが23億6500万円)、自社公式EC支援などのプラットフォーム事業が39億6500万円、その他事業(実店舗、卸など)が3億5800万円。

ECモール事業のアクティブユーザー数は、自社モールが322万2000件となり前年度比8%の増加。他社モールが135万7000件、

ロコンドの2022年2月期決算 ECモール事業のアクティブユーザー数
ECモール事業のアクティブユーザー数

ECモール事業の登録会員数年齢分布は、強みだった40代にFASHION WALKERを加えることで20代および30代を強化し、全体としてバランスの取れた年齢構成を実現した。

ロコンドの2022年2月期決算 ECモール事業の登録会員数年齢分布
ECモール事業の登録会員数年齢分布

EC事業のバスケット単価は、出荷ベースで自社モールはD2Cブランドの取扱高減少によりマイナス2%、他社モールは低単価アイテムの売上割合の増加によりマイナス4%だった。

ロコンドの2022年2月期決算 バスケット単価
バスケット単価

EC事業における返品率は自社モールで20%前後で推移、他社モールは約6%となっている。

ロコンドの2022年2月期決算 返品率
返品率

現在の国内ファッション市場のEC化率はおよそ19%。2030年度には40%前後まで上昇する見込みで、EC市場規模は3.5兆円規模と予測される。それを踏まえ、ロコンドの長期ビジョンでは、商品取扱高で3.5兆円市場のなかのシェア3%にあたる1000億円を2030年度ビジョンに掲げている。

ロコンドの2022年2月期決算 2030年度ビジョン
2030年度ビジョン
石居 岳
石居 岳

米メジャー大谷選手、開幕「1番・投手」登場の効果でデサントのEC売上が爆増

4 years ago

4月8日に開幕した米国メジャーリーグで、日本人投手では通算7人目の大役「開幕投手」となり、米メジャー史上初という「1番・投手」での開幕戦出場を果たした大谷翔平選手。その大谷選手と契約し、プロモーションや商品開発を行うスポーツウェアブランドデサントが3月17日からスタートした「WE MOVE ON.大谷翔平スタイルキャンペーン」が大きな反響を呼んだ。

大谷選手が着用モデルを務めたウェア4種の自社EC売上は、キャンペーン開始前の週に比べ、キャンペーン実施期間中は300~400%増。

4月8日に開幕した米国メジャーリーグで、日本人投手では通算7人目の大役「開幕投手」となり、米メジャー史上初という「1番・投手」での開幕戦出場を果たした大谷翔平選手。その大谷選手と契約し、プロモーションや商品開発を行うスポーツウェアブランドデサントが3月17日からスタートした「WE MOVE ON.大谷翔平スタイルキャンペーン」が大きな反響を呼んだ
ウェア4種の自社EC売上の推移

ブランドムービーインタビュー内で、大谷選手が「毎日洗濯し同じものを着ている」とこだわりを見せたトレーニングウェア「Daily Style」は、動画公開後2週間でECでの売上点数が18倍と大きく伸びた。主な購入者層はは30-40代。

「WE MOVE ON.大谷翔平スタイルキャンペーン」は、大谷選手の活躍をTwitterのハッシュタグ付き投稿で応援、ウェアを購入したりすることで、大谷選手自ら描いた「二刀流ロゴ」入りグッズ、「大谷選手応援軍資金」などが当選するという企画。

瀧川 正実
瀧川 正実

TSIは「脱アパレルOnly」で「ファッションエンターテインメント創造企業」へ。EC売上760億円をめざす中期経営計画まとめ

4 years ago

TSIホールディングスは新たな中期経営計画(中計)を策定、2025年までにアパレルOnly企業から、ファッションがもたらすエンターテインメント(楽しさ)によって独創的な提供価値を創造する企業への変革をめざす方針を掲げた。

TSIホールディングスが発表した新たな中期経営計画 変革の方向性について
変革の方向性について(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

中計最終年度となる2025年2月期の全社売上高は1896億1800万円を想定しており、EC化率は40.0%に高める。EC売上高は758億4700万円を計画する。EC事業の飛躍的拡大に向けて構造改革を推進、すべての業務をECとデジタル優先に組み替える。CRM構造、内部サービスへの大型投資を検討し、大型販促と連動した売上拡大をめざす。

TSIホールディングスが発表した新たな中期経営計画
中計の目標値の論点(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

ECの飛躍的拡大に向けた大きな構造改革が、EC・デジタルを最優先した戦略・業務体制へのシフト。店舗事業とEC事業のリソース構造の見直しによるブランド事業の収益向上、生産性・利益率の観点からEC・デジタルを最優先とした戦略・業務にシフトする。EC売上高760億円、EC化率40%に向けて、ECサービスを継続的に利用したくなる成長の仕組みをデザインする。

ECを拡大するためのオペレーションには全社で取り組む。企画段階からEC販売を念頭においた商品・在庫・販促・オペレーションを設計。低収益店舗において顧客をECにシフトさせながら撤退を判断するなど、販路のECシフトを行う。撤退時にはEC送客のキャンペーンを実施する。

TSIホールディングスが発表した新たな中期経営計画
ECの飛躍的拡大について(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

1500万人の会員プラットフォームを有効活用。ブランド個々の戦いから、事業領域ごとの戦略を体現する会員戦略へと移行する。5つのテーマ「衣食住働遊」の体験価値を提供し、各種施設やメディアでの情報発信、スタッフやユーザー同士のコミュニティなどを展開する。

TSIホールディングスが発表した新たな中期経営計画
1500万人の会員プラットフォーム活用(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

ファッションエンターテインメントカンパニーとして、新たなコミュニケーション手法の開発を強化する。その1つがエンターテインメントコンテンツの拡充。衣服を魅せるためのコンテンツ、エンタメコンテンツの創出、NFTなどで新たな経済圏を作り出す。

TSIホールディングスが発表した新たな中期経営計画
エンターテインメントコンテンツの拡充(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

顧客との距離を縮めるためOMOの仕組みも推進する。ニューノーマル時代の新たな販売形態としてOMOを重視しており、実店舗の役割・機能を再定義する。コンテンツ・サービスの充実、デジタルを活用したブランドとのつながり店舗・販売員が進め、「新たな店舗の形」「新たな送客の形」を創出する。

TSIホールディングスが発表した新たな中期経営計画
OMOについて(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
TSIホールディングスが発表した新たな中期経営計画
「新たな店舗の形」「新たな送客の形」の創出について(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)

TSIホールディングスの2022年2月期におけるEC売上高は前期比3.4%減の429億8000万円。EC化率は同2.6ポイント減の34.4%。このうち、国内自社EC売上高は178億円で、自社EC比率は45.4%。

TSIホールディングスが発表した新たな中期経営計画
2022年2月期のEC売上高について(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
石居 岳
石居 岳

イオンのネットスーパー売上が750億円突破/改正特商法の影響と対応まとめ【ネッ担アクセスランキング】 | 週間人気記事ランキング

4 years ago
2022年4月8日~14日にアクセス数の多かった記事のランキングを発表! 見逃している人気記事はありませんか?
  1. イオンのデジタル売上は1300億円、ネットスーパー売上は750億円以上

    2026年2月期を最終年度とする中期経営計画では、EC、ネット通販、オムニチャネルを拡大させ、デジタル売上高を1兆円まで伸ばす計画を掲げている

    2022/4/13
  2. EC事業者は要チェック! 6月施行の改正特商法の影響と対応法まとめ

    2022年6月に施行される改正特商法。すべてのEC事業者が確認すべき内容ですが、どのような影響があるのか、対応法などについてまとめました

    2022/4/11
  3. ニッセンHDが2.5億円の営業黒字に転換、売上高は402億円【2022年2月期】

    セブン&アイ・ホールディングスグループに入ってから初めての営業黒字

    2022/4/8
  4. オンワードのEC売上は431億円で6%増、国内EC化率は30%に上昇【2022年2月期】

    オンワードホールディングスが2021年4月に発表した中長期経営ビジョンでは、2030年度EC売上高目標として1000億円、EC化率50%としている

    2022/4/11
  5. セブン&アイグループの食材宅配サービス「セブンミール」が「オムニ7」から独立、単独でECサービスを展開へ

    「セブンミール」は、セブン-イレブンで扱う商品や限定商品を、宅配もしくはセブン-イレブン店頭で受け取れるサービス

    2022/4/8
  6. DXに舵を切るホームセンターのカインズ。サイト内検索精度の向上がアプリの利用に寄与し業務効率を大幅に改善

    サイト内検索の精度を高め、業務効率化、顧客体験の向上を実現したカインズ。DX化を推進する目的やその取り組みを水野圭基氏(マーケティング本部副本部長兼オムニ戦略統括部長)が語る

    2022/4/11
  7. ミズノがECサイトとブランドサイトを統合した「ミズノ公式オンライン」の特徴とは?

    競技種目ごとに運営していたブランドサイトとECサイトを、1つの総合ポータルサイト「ミズノ公式オンライン」に刷新した

    2022/4/12
  8. 顧客対応に絵文字を使ったらどうなった? ECサイトのコミュニケーション術【ネッ担まとめ】

    ネットショップ担当者が読んでおくべき2022年4月4日〜10日のニュース

    2022/4/12
  9. 楽天ラクマが「ラクマ公式ショップ」の本格提供をスタート。リユース事業者、国内の並行輸入事業者が出店

    楽天グループが運営するフリマアプリ「楽天ラクマ」は、リユース事業者、並行輸入事業者が出店できる「ラクマ公式ショップ」の提供を開始した

    2022/4/11
  10. EC売上500億円めざす高島屋、2022年2月期は約9%増の323億円

    2020年度(2021年2月期)に前期比60.0%増の297億円だった高島屋のEC売上高。中期経営計画の最終年度となる2023年度(2024年2月期)には500億円まで引き上げる計画

    2022/4/12

    ※期間内のPV数によるランキングです。一部のまとめ記事や殿堂入り記事はランキング集計から除外されています。

    内山 美枝子

    TV通販大手QVCジャパンのウクライナ支援、スタッフの寄付額と同額を上乗せマッチング・ギフトで103万円を寄付

    4 years ago

    テレビ通販大手のQVCジャパンは、ウクライナとその周辺地域で人道支援を行うUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の日本公式支援窓口である国連UNHCR協会に103万2000円を寄付すると発表した。

    QVCジャパンでは、従業員向けに国連UNHCR協会のウクライナ緊急支援ページへの寄付を案内。スタッフが行った寄付額と同額をQVCジャパンが上乗せして寄付するマッチング・ギフトを1人当たり上限10万円で実施した。

    2022年3月8日から3月31日までに合計103万2000円の寄付が、QVCジャパンスタッフから国連UNHCR協会に集まったことから、QVCジャパンは同額をマッチング・ギフトとして寄付した。

    テレビ通販大手のQVCジャパンは、ウクライナとその周辺地域で人道支援を行うUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の日本公式支援窓口である国連UNHCR協会に103万2000円を寄付すると発表
    QVCジャパンの人道支援報告について(画像はECサイトから編集部がキャプチャ)

    また、QVCジャパンでは消費者にも支援を呼びかけたところ、ECサイト「QVC.jp」に掲載した国連UNHCR協会ウクライナ緊急支援ページへのリンクを通じ、合計166万6000円が国連UNHCR協会へ寄付されたという。

    瀧川 正実
    瀧川 正実

    Q&Aでわかる改正特商法。通販(D2C)事業者向けに改正のポイントを解説!

    4 years ago
    売れるネット広告社の加藤公一レオ氏が6月に施行される特定商取引法について、通販(D2C)事業者が対応すべきポイントを解説!

    特定商取引法は過去に何度も改正されてきたが、6月1日施行の改正特商法はは非常に細かい規定が新設されており、通販(D2C)業界への影響があまりにも大きい。そのため、通販(D2C)関係者は「知らない」では済まされない内容となっている。たとえ誠実な商売をしていたとしても、6月1日までに改正特定商取引法への対応をしていないと、気づかないうちに違法となってしまい、罰則を科されるおそれがある。

    そこで、消費者庁が実施した「令和3年特定商取引法・預託法等改正に係る令和4年6月1日施行に向けた事業者説明会」から、単品通販(D2C)事業者に影響する「通信販売に関する規定の新設」についてわかりやすく解説する。

    背景に詐欺的な定期購入商法の被害

    そもそも、今回の特定商取引法改正は、詐欺的な定期購入商法による消費者被害が続出し、社会問題となったことが背景にある。

    詐欺的な定期購入商法の手口として、「『初回無料』あるいは『お試し』とうたっていながら、実際には定期購入契約になっていた」「『いつでも解約可能』と表示してあるのに、実際には解約に関する細かい条件があった」などのパターンがある。

    このような場合、「初回無料」を強調しておきながら、定期購入であることや解約に関する条件などは非常に小さな文字で表示されていたり、離れた場所に表示されていたりして、消費者が容易に定期購入であることを認識できないようになっているのが特徴だ。実際に、定期購入に関する相談件数は増え続けており、2015年には4000件あまりだったものが、2020年には6万件近くにまで急増している!

    詐欺的な定期購入商法に対して、これまではガイドラインと行政処分のみで直接的な罰則規定はなかったが、今回の特定商取引法改正によって、通信販売における広告表示の義務規定および誇大広告の禁止規定が強化されることになった。さらに、消費者を誤認させるような表示によって行われた申し込みに対して、消費者の取消権を認めることも新たに規定されている。

    通販(D2C)事業者から見た改正特商法のポイント

    今回の特定商取引法改正は、詐欺的な定期購入商法の被害防止を念頭に置いたものだが、改正特定商取引法の規制対象は定期購入契約だけではなく、単発の売買契約も規制の対象となることに注意してほしい。消費者庁の説明会を視聴した通販(D2C)関係者から驚きの声が上がっていたほど、今回の特定商取引法改正が業界に与える影響は非常に大きい。

    今回の特定商取引法改正について、通販(D2C)事業者に影響を与える内容に絞って以下の通りポイントをまとめた。通販(D2C)事業者に直接関係する部分だけでもさまざまな規定が追加されており、かつ規定の内容が非常に細かいことがわかるだろう。

    1. 広告表示義務に「申込期間の定め」を追加(法第11条第4号)

    今回の改正によって、「申込期間の定め」がある場合は、広告においてもその旨と具体的な期間を表示しなければならないことになった。なお、ここでいう「申込期間の定め」とは、一定期間を過ぎると商品購入自体ができなくなる場合を指しており、一定期間だけ値引きをするといった場合は該当しない

    2. 最終確認画面に、以下の項目を記載する義務を新設(法第12条の6 第1項)

    「インターネット通販において、消費者がその画面内に設けられている申込ボタンなどをクリックすることにより契約の申し込みが完了することとなる画面」(いわゆる「最終確認画面」)においては以下の項目を表示することが義務づけられる。

    ①分量(数量・回数・期間など)
    ②販売価格・送料

    ※個々の商品の販売価格だけでなく、複数の商品を購入した場合や送料がかかる場合は、それらも含めた支払総額を表示

    ③支払時期および支払方法

    ※銀行やコンビニで振込手続きを行う必要がある場合には、前払い・後払いのいずれであるかに加え、支払期限も明記する

    ④引渡時期

    ※発送日や発送日の見込み、あるいは配送日時が指定されている場合はその日時を表示する

    ⑤申込期間の定めがある場合、その旨と内容(あるとき)

    ※一定期間を過ぎると商品の購入そのものができなくなる場合のみ

    ⑥申し込みの撤回・解除に関する事項(あるとき)

    ※申し込みの撤回や契約解除について、条件・方法・効果などを表示

    上記の項目のうち1つでも最終確認画面に表示しないと違反となってしまうだけでなく、不実の表示(事実と異なる表示)をした場合にも違反となってしまう。違反者は、3年以下の懲役または300万円以下の罰金に処される(併科あり)ほか、違反を行ったのが法人の従業員であった場合、その法人に対して1億円以下の罰金が科せられる。

    また、法第12条の6はネット通販(D2C)だけでなく、カタログ・チラシなどを利用したオフラインの通販(D2C)も適用の対象となっており、オフライン通販(D2C)の場合は申込書面(申込用はがき、申込用紙など)が最終確認画面にあたる。

    3.情報の送信が契約の申し込みとなることについて人を誤認させるような表示、最終確認画面で人を誤認させるような表示の禁止(法第12条の6 第2項)

    本項は、以下の2つのパターンの表示を禁止するものだ。

    1. 書面の送付やオンラインの情報送信が有償の契約の申し込みとなることを消費者が明確に認識できないような表示
    2. 通信販売(D2C)における申込書面や申込画面において、表示事項を表示しており、それが不実の表示ではないものの、その意味するところを誤認させるような表示

    新法12条の6第2項の規定に違反して、人を誤認させるような表示をした場合、違反者には100万円以下の罰金が科される。

    4. 最終確認画面で人を誤認させるような表示があった場合の取消権の付与(法第15条の4)

    法第12 条の6に違反する表示によって消費者が誤認し、その結果として申し込みの意思表示をした場合、消費者は申し込みの意思表示を取り消すことができることが規定された。消費者は以下の場合に申し込みの取消しが可能となる。

    • 不実の表示:事実と異なる表示によって、その表示が事実であると誤認した場合
    • 表示をしない:表示されていない事項が存在しないと誤認した場合
    • 申し込みに関して誤認させるような表示:書面の送付・情報の送信が申し込みにならないと誤認した場合
    • 表示事項について誤認させるような表示:表示事項(分量、価格など)について誤認した場合

    5. 通信販売における契約解除への妨害行為の禁止(改正法13条の2)

    すべての通信販売において、通販(D2C)事業者が契約の申し込みの撤回・解除を妨げるために、以下の行為を行うことを禁止している。

    1. 申し込みの撤回・解除に関する事項について不実のことを告げる行為
      (例)事実に反して「残りの分の代金を支払わなければ解約はできない」と告げる
    2. 契約の締結を必要とする事情に関する事項について不実のことを告げる行為
      (例)事実に反して「今、使用を中止すると逆効果になる」と告げる

    この改正法13条の2に違反して、不実の告知をした者は、3年以下の懲役又は300万円以下の罰金に処され(併科あり)、違反を行ったのが法人の従業員であった場合は、その法人に対して1億円以下の罰金が科せられることになっている。

    Q&Aで改正特定商取引法に関する疑問を解決!

    通販(D2C)事業者から見た改正特商法のポイントを一通り紹介したが、法律用語は一般の人には理解しにくいので、「具体的にどのような表示が違反になるのか」「具体的にどのような表示をすればいいか」わからないという人も多いはずだ。通販(D2C)事業者から見た改正特商法のポイントについて、わかりにくい点をより具体的にQ&A形式で解説する。

    【Q1】「書面の送付やオンラインの情報送信が有償の契約の申し込みとなることを消費者が明確に認識できないような表示」とは?

    例えば、申込はがきで「無料プレゼント」などの文言を強調し、そのはがきが有償契約の申し込みのためのものであることがわかりにくいような場合は、それに該当するおそれがある。

    また、ネット通販の申し込み画面において、「送信する」「次へ」といったボタンしかなく、画面上の他の部分でも「申し込み」であることがわかるような表示がない場合、そのボタンをクリックすれば何らかの情報が送信されることはわかっても、そのボタンを押すことが売買契約などの申し込みになるとは認識しにくい。このような場合も、「書面の送付やオンラインの情報送信が有償の契約の申し込みとなることを消費者が明確に認識できないような表示」に該当する可能性がある。

    【Q2】「最終確認画面で人を誤認させるような表示」とは?

    最終確認画面において、たとえ法律で定められた事項を表示しており、それが事実と異なる内容ではなかったとしても、表示の位置やサイズによって、表示事項が明確に認識できない場合は「最終確認画面で人を誤認させるような表示」にあたる可能性がある

    消費者庁は、「『人を誤認させるような表示』に該当するかどうかは、その表示事項の表示それ自体並びにこれらが記載されている表示の位置、形式、大きさ及び色調などを総合的に考慮して判断される」としており、一律に基準が設けられているわけではない

    例えば、改正特定商取引法で定められた事項を正しく表示していても、その表示が最終確認画面の注文確定ボタンの下に離れて置かれているために、消費者がほかの表示事項と合わせて確認することができない場合などは「最終確認画面で人を誤認させるような表示」に該当するおそれがあるとしている。

    また、「特定の文言等の表示のみからではなく、ほかの表示と組み合わせて見た表示の内容全体から消費者が受ける印象・認識により総合的に判断し、消費者が誤認するような表示方法であれば、『人を誤認させるような表示』に該当する可能性がある」とされている。

    具体的には、定期購入契約において、初回の分量や価格を強調して表示し、2回目以降の条件をそれに比べて小さな文字で表示する、あるいは離れた位置に表示するなどして、引渡時期や分量などの表示が定期購入契約ではないと誤認させるような場合には「人を誤認させるような表示」に該当するおそれがあるという。

    さらに、「お試し」や「トライアル」といった言葉からは、定期購入契約であると容易に認識できないため、定期購入契約においてこうした表現を強調した場合には、「人を誤認させるような表示」にあたる可能性がある。同様に、「いつでも解約可能」などと強調して表示しているにもかかわらず、実際には解約条件などが設けられている場合も、該当のおそれがある

    【Q3】最終確認画面ですべての事項を表示しきれない場合は?

    原則として、改正特定商取引法で定められた表示事項は、「消費者が最終確認画面上で一覧できるよう網羅的に表示することが望ましい」とされている。

    しかし、商品ごとに販売条件などが異なるなど、表示事項に関するすべての説明を最終確認画面上に表示するとかえって消費者にわかりづらくなる場合には、消費者が明確に認識できることを前提として、「最終確認画面にリンクを設置し、消費者がリンク先のページで当該表示事項を確認できるようにしておく」「最終確認画面上にクリックにより表示される別ウィンドウなどを設置してそこで詳細を表示する」といった対応をとってもよいことになっている。

    とはいえ、消費者庁は「インターネット通販における最終確認画面については、購入する商品の支払総額を計算して表示するなど、消費者の入力内容に応じて表示内容を出力することが可能であり、また、画面のスクロールが可能であるため、はがきなどの書面に比してスペース上の制約は少ないことから、原則として表示事項を網羅的に表示することが望ましい」(消費者庁「通信販売の申込み段階における表示についてのガイドライン」より)としており、表示事項のすべてをリンク先の参照ページで表示するといった対応をしてしまうと、表示義務を果たしていると認められない可能性が高い

    リンクやポップアップで表示事項を確認できるようにする場合は、「キャンセルポリシーについては『キャンセルおよび返品について』をご確認ください」のように、特定の項目だけを別ページで表示するなど、合理的な範囲にとどめておくべきだろう

    ただし、消費者が通常想定しないような解約方法の限定がある場合(電話をしたうえでさらにメッセージアプリを操作するなど)、解約受付を特定の時間帯に限定するといった消費者にとっての不都合・不利益がある場合などは、「リンク表示等にゆだねるのではなく、最終確認画面において明確に表示が必要」とされているので、注意してほしい。

    【Q4】定期購入契約の場合、最終確認画面にどのように表示するべき?

    改正特定商取引法において、定期購入契約の場合は、「各回の代金(初回と2回目以降の代金が異なる場合、各金額を表記)」「消費者が支払うこととなる代金の総額」「割引価格から通常価格への移行時期や金額」などを、明確に表示しなければならないことになっている。

    さらに、各回に引き渡す商品の数量などに加え、契約期間全体を通じて引き渡される商品の総分量を把握できるようにするため、引渡しの回数も記載しなければならない。3か月の定期購入契約であるにもかかわらず、1か月分の分量しか表示していない場合は違反となり、初回と2回目以降の商品の分量が異なる場合には、各回の分量も明記する必要がある

    ただし、定期購入契約が無期限の場合は、あらかじめ契約期間全体を通じた分量や支払額がわからないという問題がある。この場合は、無期限の契約である旨を明確に表示したうえで、「1年間の総分量」「1年間の支払額」など一定期間を区切った分量や支払額を目安として表示することが望ましいとされている。

    また、定期購入契約の場合は、以下の解約に関する条件なども表示しておかなければならない。

    • 解約の申し出に期限がある場合には、その申し出の期限。解約時に違約金その他消費者にとって不利益が生じる契約内容である場合には、その旨および内容
    • 解約方法を特定の手段に限定する場合、その内容
    • 解約方法として電話による連絡を受け付けることとしている場合には、確実につながる電話番号

    【Q5】タイムセールも「申込期間の定め」表示の対象になる?

    改正特定商取引法でいう「申込期間の定め」というのは、「一定期間を経過すると消費者が商品自体を購入できなくなる場合」が該当する。したがって、一定期間の購入に対して値引きをする、付与ポイントを増量する、送料を無料にするといった、「その期間に購入すると有利な条件で購入できるが、その期間を過ぎても商品自体の購入はできるタイムセール」の場合は、「申込期間の定め」には当てはまらない

    もし「申込期間の定め」に該当する(一定期間を過ぎると商品購入自体ができなくなる)場合は、「今だけ」といった表示では不十分で、具体的な期間を明記する必要がある。具体的な期間の表示方法として、「商品名に併記する方法」「バナー表示を置く方法」「リンク先や参照ページ、ポップアップなどで表示される画面等に詳細を記載する方法」などがある。

    【Q6】「お試し」「トライアル」「いつでも解約可能」という表現は今後一切使えない?

    「お試し」「トライアル」「いつでも解約可能」といった表現を禁止しているのは、あくまでも誤解を招く場合のみであり、実際に1回試すだけの契約や、消費者にとって不利益なしにいつでも解約できる場合には、禁止されていない。つまり、「お試し」「トライアル」「いつでも解約可能」といった表現が事実であれば、改正特定商取引法施行後も、引き続き使うことができる

    ◇◇◇

    このように、さまざまな細かい新規定が盛り込まれた改正特定商取引法は、通販(D2C)事業者に与えるインパクトが非常に大きい! 法改正への対応が遅れ、意図せず違法となってしまわないよう、通販(D2C)事業者には、1日も早い対応が求められている。

    加藤 公一 レオ
    加藤 公一 レオ

    米国を代表するD2C企業「Warby Parker」が店舗拡大&廉価販売&寄付行為を続ける理由 | 海外のEC事情・戦略・マーケティング情報ウォッチ

    4 years ago
    Warby Parkerは2021年の株式上場以前、D2Cを代表するユニコーン企業と呼ばれていた。米国のビジネスメディア『Fast Company』が発表した「世界で最もイノベーティブな50社(THE WORLD’S 50 MOST INNOVATIVE COMPANIES)」で、アップルやアリババ、グーグルなどを抑えて1位を獲得したこともある

    メガネブランドのWarby Parker(ワービー・パーカー)は2022年、40の小売店舗を新たに出店する計画です。「Buy a Pair、Give a Pair」プログラム(メガネが1本売れるごとに、メガネを必要とする人に1本寄付する仕組み)を通じて、寄付したメガネの数は1000万本を突破。成長をけん引してきた販売価格95ドルでのメガネ販売、店舗出店を今後も続けるとWarby Parkerのデイヴ・ギルボア共同CEOは話します。

    インフレでも販売価格を維持する理由は「値段への不満」

    2010年にオンライン専門企業としてスタートしたWarby Parker(Digital Commerce 360刊「北米EC事業 トップ1000社データベース 2021年版で315位)は、初年度にオープンした35店舗を含む合計161店舗を展開(2021年時点)しています。これを、2022年には200店舗以上に拡大する計画です。

    先日、ラスベガスで開かれた小売業界のカンファレンス「Shoptalk」で、ギルボア氏は「2010年以来、同じ価格で販売しているスタンダードのメガネの価格を引き上げる予定はない」と説明。米国のインフレ率は2月に7.9%と40年ぶりの高水準に達していますが、Warby Pakerはサプライチェーンをきっちり管理しているため、価格を維持することができるのでしょう。ギルボア氏は価格を据え置く理由をこう言います。

    私たちがWarby Parkerを始めたのは、消費者がメガネの値段の高さに不満を抱いていたからです。

    Warby ParkerのECサイト(
    Warby ParkerのECサイト(画像はWarby ParkerのWebサイトから編集部がキャプチャ)

    Warby Parkerは、低価格への挑戦を続けたいと考え、コストと製造工程を管理できるよう一気通貫したインテグレーションに投資してきました

    インテグレーションへの取り組みの最近の例としては、2つ目となる光学研究所をラスベガスに開設。その広さは6万9000平方フィートにのぼります。ニューヨークのスロートバーグにも同様のラボを開設しています。

    ギルボア氏は、Warby Parkerが95ドルの眼鏡を販売し続けるには、他の要因もあると言います。輸送業者との長期契約で燃料価格の上昇や燃料関連サーチャージの影響を受けていない、遠近両用レンズなど高価格帯の製品を販売すること――などです。

    Warby Parkerは複雑な処方箋のメガネを作ることができるため、あらゆる層にサービスを提供することができるとギルボア氏は指摘します。老眼鏡や遠近両用レンズを必要とする可能性が最も高い45歳以上の顧客は、急速に成長している顧客層になっているそうです。2019年にはコンタクトレンズの販売も開始しています。

    価値観に基づくマーケティング

    価格を抑えるだけでなく、一定の価値観を貫くことで消費者とのつながりを持ち続けているとギルボア氏は言います。その1つが、「Buy a Pair、Give a Pair」プログラムで、Warby Parkerは4月初めにそのプログラムを通じて1000万本以上のメガネを寄付したと発表しました。

    このプログラムは、世界中のパートナーと協力し、Warby Parkerのメガネが1本購入されるごとに、メガネを必要としている人に1本のメガネを寄付しています

    Warby ParkerのECサイト
    「The whole story begins with you」(すべての物語は、あなたから始まる)と書かれたページでは、寄付プログラムの概要やメッセージなどを記載している(画像はWarby ParkerのWebサイトから編集部がキャプチャ)

    私たちは、メガネを95ドルで提供することで、消費者にとってより身近なものになると考えています。しかし、95ドルのメガネを買う余裕のない人々が世界中に何十億人もいるのです。グアテマラの田舎であろうと、ニューヨークの郊外であろうと、可能な限りその地域のコミュニティに入り込み、彼らの問題を解決する最善の方法を理解しようと努めています

    Warby Parkerはプログラムを運用するため、眼科医療への障害を克服するための公益法人「Warby Parker Impact財団」も運営しています。

    ギルボア氏は、製品をより持続可能なものにしようとする試みの一例として、コンタクトレンズブランド「Scout」のパッケージを開発、従来のブリスター包装よりも約80%少ないパッケージを使用したと言います。

    公益法人は、社会的・公益的な利益を生み出し、責任を持って持続可能な運営を行うために設立しました

    実店舗の拡大

    ギルボア氏は、店舗を拡大することで対面式の眼科検査などのサービスを提供できるようになると説明。米国の消費者は、メガネの約70%を検眼士による検査を受けた場所で購入しているため店舗は重要だとギルボア氏は言います。

    店舗は新規顧客の開拓につながりますが、リスクもあります。ギルボア氏は、コロナ禍で店舗の売り上げが落ち込んだものの、実店舗を開くことの長期的な価値を重要視しています。

    2022年末には、全国の店舗がコロナ禍前の水準に戻ると考えています

    3月17日のアナリストとの電話会議でギルボア氏は、新型コロナウイルスのオミクロン変異体により、2021年第4四半期に500万ドル近い売上損失が発生、2022年第1四半期には売上損失が合計1500万ドル以上になると言います。これは、Warby Parkerの店舗で買い物する人の減少に起因しています。

    遠隔医療への投資

    店舗をオープンする一方で、Warby Parkerは遠隔医療への投資を続けているそうです。2021年は、10分でメガネやコンタクトの処方を更新できる「バーチャル視力検査」アプリを展開しました。

    免許を持った医師が各検査を評価し、患者は48時間以内に結果を受け取ることができます。このサービスには15ドルかかりますが、現在の処方箋が更新可能な場合のみ支払う仕組みになっています。

    業績推移は?

    Warby Parkerは2021年12月期に1億4430万ドルの純損失を計上し、損失幅は2021年12月期の5590万ドルから拡大しました。2021年第4四半期だけで4490万ドルの損失を計上し、損失幅は2020年第4四半期と比べて10倍以上に増加しています。

    損失拡大の主な原因は、販売費および一般管理費の急増で、2020年12月期比で5190万ドル増加し、1億2210万ドルに達したといいます。 コスト増加の主な原因は、株式ベースの報酬費用と関連する雇用者給与税で、3160万ドルにのぼったと報告しています。

    Warby Parkerは2022年12月期の純収益を6億5000万ドルから6億6000万ドルと予想しており、2021年実績に対して20%から22%の成長率を示しています。この見通しには、年初に発生したオミクロン変異体の混乱に関連した、約1500万ドルの売上損失(成長率3%ポイント)の影響が含まれています。

    ポジティブなニュースとしては、Warby Parkerの2021年の総売上は5億4080万ドルで、2020年の3億9370万ドルから37.4%増加したと発表しました。

    また、Warby Parkerは12月31日に終了した年度について、次のように報告しています。

    • 有効顧客数が39万人(21.5%)増え、合計220万人に増加
    • 売上総利益は37.0%増加し、317.7百万ドルに到達
    • 第4四半期の顧客1人当たりの平均売上高は前年同期比13%増加し、246ドルに上昇

    この記事は今西由加さんが翻訳。世界最大級のEC専門メディア『Digital Commerce 360』(旧『Internet RETAILER』)の記事をネットショップ担当者フォーラムが、天井秀和さん白川久美さん中島郁さんの協力を得て、日本向けに編集したものです。

    Digital Commerce 360
    Digital Commerce 360

    オルビスが化粧品専門店「パルファン」での販売に初参入。メンズブランド商品も展開

    4 years ago

    オルビスは、2022年4月22日(金)にくわこやが展開する化粧品専門店「パルファン」の「イオンモール熱田店」(愛知県名古屋市)に初参入し、商品を販売する。

    メンズブランド商品も展開

    オルビスはブランドの認知向上、新たな顧客創出を目的として、2020年10月から化粧品専門店にも販売チャネルを拡大、13店舗に展開している。

    主に東海地方を中心に展開している化粧品専門店「パルファン」に初参入することで、既存の販路ではカバーしきれなかったユーザーとの接点を創出し、ブランド体験の提供を拡大する。

    オルビス パルファン くわこや イオンモール熱田店のイメージ図
    イオンモール熱田店のイメージ図

    「パルファン」店内の一角には男性化粧品専用ショップ「BOW」が併設される。

    オルビス パルファン くわこや メンズショップ「BOW」のイメージ図
    新設されるメンズコスメショップ「BOW」のイメージ図

    オルビスは、男性の美容意識の高まりによりコロナ禍でも成長し続けている男性化粧品を重点的な戦略商品領域と位置づけている。メンズブランド「Mr. produced by ORBIS」の商品を展開し、対象商圏エリアでの更なる認知獲得、売り上げ向上をめざす。

    オルビス メンズブランド Mr. produced by ORBIS
    オルビスのメンズブランド「Mr. produced by ORBIS」
    藤田遥
    藤田遥
    確認済み
    28 分 31 秒 ago
    ネットショップ担当者フォーラム フィード を購読

    人気記事トップ10

    人気記事ランキングをもっと見る