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完全な状態のオリジナル記事は 「
Google オプティマイズと Google サーベイ 360 がAdWords と連携」 からご覧ください。
この記事は、Google アナリティクス ソリューション 英文ブログ記事 「
Google Optimize and Surveys 360 Join Forces with AdWords」を元に構成しております。
顧客についての理解とサービス向上に役立つ 2 つの新しい手法
マーケターの皆様に朗報です。
Google Marketing Next でも発表されたとおり、
Google オプティマイズと
Google サーベイ 360 (日本地域でのサービス提供時期は未定。
Google サーベイ 無料版のみご利用いただけます。) がまもなく
AdWords と正式に連携します。サーベイ 360 との連携はアメリカとカナダですでに提供開始されており、オプティマイズとの連携も今後何週間かのうちにご利用可能となる予定です。
オプティマイズは A/B テストとパーソナライゼーション向けのツールで、ウェブページにどのような変更を加えればユーザーと自社のビジネスにとって有益か、手軽に調べることができます。サーベイ 360 は企業向けの市場調査ツールで、ウェブサイトやスマートフォンを介して、ユーザーから信頼性の高いインサイトをすばやく収集することができます。
今回の連携の目的は、広告主様による見込み顧客の理解を容易にし、より優れたサービスを提供していただけるようにすることです。以下、解説します。
ランディング ページを改善して成果を向上
広告主は、当然ながら広告についての検討に多くの時間を費やしています。どうすればクリックしてもらえるのでしょうか?「配送無料」と「10% オフ」ではどちらの文言が売上向上につながるでしょうか?AdWords は、複数のアプローチの効果を比較しやすいよう、手軽にキャンペーンを作成できるようになっています。しかし、広告はマーケティングの一要素でしかありません。
今回発表された
オプティマイズと AdWords の連携により、さらに一歩進んだ取り組みが容易になります。それは、広告のリンク先となるランディング ページの改善とパーソナライズです。この連携により、ランディング ページのカスタム版を手軽に作成し、広告に関連付けられたキーワード、広告グループ、キャンペーンに応じてテスト運用できるようになります。しかも、リンク先 URL や、複雑なクエリ パラメータに頭を悩ませる必要はありません。
その効果も折り紙付きです。ユーザー 体験のパーソナライズに投資した組織の 90% が、収益性向上に有意な効果があったと回答しています*1。
あるホテルが「
ファミリー向けホテル」というキーワードに関連付けられたランディング ページの改善を考えているとしましょう。オプティマイズを利用すれば、ランディング ページのバリエーションを作成し、テスト運用することができます。たとえば、一般的なホテルの外観の写真の代わりに、ホテルのプールで遊ぶ家族連れの写真をメインビジュアルにしたランディング ページを作成してみます。新しいページで予約が増えれば大成功。同じ要領で、成果向上につながりそうな見出しや画像を試してみるのも簡単です。

AdWords アカウント、キャンペーン、広告グループ、キーワードのどんな組み合わせでもターゲット可能
AdWords との連携はオプティマイズとオプティマイズ 360 の両方に対応しており、今後数週間のうちにご利用可能になる予定です。まだオプティマイズをお試しいただいていない場合、
こちらから無料で始められます。
顧客に直接問いかける
インサイトの獲得にもスピードが求められる時代です。このトレンドは、Google アナリティクス 360 スイートに
サーベイ 360 が追加された理由のひとつでもあります。サーベイ 360 では、ウェブを閲覧中やスマートフォンを利用中の 1,500 万人の実在ユーザーに対して直接質問を投げかけることができます。調査の結果は数日間、あるいは短ければ数時間のうちに確認できます。
実際のユーザーのフィードバックをすばやく得られるこのサービスに、AdWords にすでに蓄積されている豊富なデータを組み合わせればどうなるでしょうか?ユーザーの行動とその背景を理解するうえで大きな助けとなることは間違いありません。
本日の発表は、まさにそれを可能にするものです。AdWords で公開したリマーケティング リストを、サーベイ 360 のターゲティングに利用することで、リスト内のユーザーを対象とする調査を行い、効果のあった手法とそうでない手法を確認できます。
ユーザーがカートに商品を追加したまま立ち去ってしまった理由は?新しい無料配送サービスに後押しされてコンバージョンに至ったユーザーの数は?いずれもユーザーに直接訊いてみるのが一番です。

AdWords で作成されたリマーケティング ユーザーを簡単に調査対象に設定できます。
調査結果が得られたら、マーケティング メッセージに即座に反映しましょう。たとえば「ファミリー向け」という言葉に惹かれて宿泊したユーザーが多いことがわかったら、その情報を活かした新たな広告グループを作成するといいでしょう。そのフレーズを含むランディング ページを作成して、オプティマイズでテストするという手もあります。
このサービスを早期導入したオンライン ショッピング サイト Jet からは、次のような報告をいただいています。
「
Jet.com では、トラフィックの促進に Google 商品リスト広告(PLA)を活用して効果を上げていましたが、コンバージョンを主眼とする最適化が必要でした。サーベイ 360 のおかげで、リマーケティング リストを通して顧客に直接アクセスし、購入判断に最も強く影響する要素を調べることができました。結果は一目瞭然。顧客が最も重視するのは、無料の迅速な配送と、当社が提供している無料返品サービスでした。このインサイトをもとに PLA や Jet.com で発信するメッセージを調整し、すばやくパフォーマンスを改善することができました。」
‒ Ben Babcock 氏(Jet.com UX リサーチ担当ディレクター)ご利用開始は簡単。サーベイ 360 のアカウントに、AdWords アカウントと同じログイン ユーザーとしてログインするだけです。調査のターゲットをリマーケティング リストに設定すれば、AdWords のリマーケティング リストが自動的にサーベイ 360 に取得され、使用できるようになります。
詳細。(日本地域でのサービス提供時期は未定。)
連携が生み出すメリット
オプティマイズおよびサーベイ 360 との連携により、AdWords の投資効果をさらに高めることができます。顧客にとって何が効果的なのかを調べ、より的確にニーズに応えるための手軽でシンプルな方法としてご活用いただければ幸いです。
*1 Econsultancy / Google「Marketing and Measurement Survey」(2017 年 3 月)
投稿者 : Michael Cumberbatch(サーベイ 360 プロダクト マネージャー)、Rotimi Iziduh(オプティマイズ プロダクト マネージャー)
