トランスコスモスの通販ブランド「日本直販」は5月10日、70歳以上のシニア層をターゲットにした通販カタログ「楽歳(らくさい)」を創刊した。
少子高齢化が進む日本の消費市場では今後、シニア層の需要開拓を狙う動きが活発化している。シニア層を中心に既存顧客を抱える「日本直販」は、70歳以上の「非アクティブ・シニア層」(非就労〈年金生活者〉)の通販需要の掘り起こしを進める。
創刊号では、102歳の女性の巻頭インタビューを掲載。外出を楽しむためのアイテム、老眼をおしゃれに楽しむアイテム、体に負担をかけない暮らしのアイテムなどを販売する。年齢を重ねることをポジティブに受け入れ、向き合う暮らしをサポートする内容としたという。
トランスコスモスではこれまで、「日本直販」の既存顧客に向けて通販カタログを提供してきた。「楽歳」は70歳以上に特化し、読み物ページを盛り込んだことが既存通販カタログと大きく異なる。
「楽歳」は70歳以上の既存顧客、新規購入した70歳以上などに配布する。
![トランスコスモスの「日本直販」事業が、70歳以上のシニア層をターゲットにした通販カタログ「楽歳(らくさい)」を創刊](https://netshop.impress.co.jp/sites/default/files/images/news/2017/news-node4300.jpg)
「楽歳」創刊号の参考イメージ(画像は日本直販のHPから編集部がキャプチャ)
トランスコスモスは2012年、民事再生法の適用を申請していた総通から、高枝切りバサミのテレビ通販などど知られる「日本直販」の通販事業を、新設したトランスコスモスダイレクトが譲り受けた。
その後、2013年1月にトランスコスモスダイレクトは社名を日本直販に変更。2015年、当時子会社だった日本直販を吸収合併した。
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オリジナル記事:トランスコスモスが70歳以上のシニア層を通販で攻めるカタログを創刊
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