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いまさら聞けない! Ustreamで簡単にライブ配信する方法」 からご覧ください。
ライブ配信は突然に……。
上司「明日の営業セミナーと週末のイベント、ネットでライブ配信したいんだよね。最近どこの会社もやってるじゃん?」
僕「いやいやいや、確かにそうですけど、明日とか全く時間ないし、経験もないし、いろいろ大変ですよね?」
上司「いいからやれ」
僕「はい」
大体、こういうオーダーは突然やってくるものです。むらかみです。
Ustreamやニコニコ生放送などが登場してから久しいので、そういったライブ配信サービスをご存知の方、閲覧したことがある方は多いと思います。
しかし配信側として利用したことがない方もそれなりにいらっしゃるのではないでしょうか。
セミナーやイベントのライブ配信を行うことや、それを自社サイトに掲載し、Twitter・Facebookなどに共有することが一般的になった今、「やったことないから・大変だから出来ません」は、ヒジョーに言い出しにくい……。
今回は、そんな配信初心者でも突然のムチャ振りに応えられるよう、先日リニューアルされた無料ライブ配信サービスのUstreamと、通勤時に寄り道できる家電量販店ですぐ買える機材を使い、準備から配信までの流れを書いていきます。
機材準備編
まずは機材を準備します。
上の寸劇のように差し迫った状況や、とりあえず配信できればいいやといった状況で、最低限必要な機材は以下の4点。
- パソコン
- カメラ
- マイク
- インターネット回線
1.パソコン
配信用途の場合、持ち運んで使う場合が多かったりするので、ノートパソコンが良いと思います。どうしてもデスクトップしかない場合は頑張って運んでください。
スペックとしては普通にオフィスソフトが快適に動くもの。
最近の機種(Windows 7や8、OS X 10.6以降)であれば特に気にする必要はありません。
2.カメラ
Webカメラと呼ばれるパソコンに簡単に繋がるカメラを使います。
coneco.netなどの価格比較サイトで調べるとかなり種類があって迷うと思いますが、
安価な入門用
お手軽キレイ
高性能高画質
普通に配信するだけならこれで十分!
Logicool C270
オートフォーカス搭載かつ、C270より更に高画質。
Logicool C525
フルHD、ステレオマイク、三脚用ネジ穴付き高性能機。予算に余裕があるならこちらも一考!
Logicool C920
と、このあたりを被写体と予算にあわせてチョイスすると良いかと思います。
個人的には三脚に設置しやすいC920がおすすめです。
※三脚は大きいものから極小のものまでかなり幅広く種類がありますので、いろいろなセミナー・イベント会場に対応できます。
3.マイク
Webカメラに内蔵されていることも多いので、そういったWebカメラを購入するのが簡単です。(※上記の3機種はどれも内蔵しています)もしそれらがない場合には、下記のようなパソコン用のスタンド付きマイクがあると良いと思います。
4.インターネット回線
配信場所の無線LANや有線LANに接続できればよいですが、それが出来ない場合にはモバイル回線の準備が必要です。
以上の準備ができましたら、機材をパソコンに接続しつつ次に進みます。
配信編
ここからは配信までの流れを最短ルート、10クリック以下でお送りします。
ユーザー登録
まずはUstreamにユーザー登録します。
1.Ustreamのウェブサイトにアクセスし、右上の「ログイン/アカウント作成」をクリック。
2.開いたポップアップ内、「新規アカウント作成(無料)はこちら」をクリック。
3.メールアドレス、ユーザー名、パスワードを入力し、規約とプライバシーポリシーに同意し、「サインアップ」をクリック。
4.登録メールアドレスにメールアドレス確認のメールが届きますのでメール内の「confirm email address」をクリック。
これでユーザーの新規登録が完了し、配信する準備が整いました。
いざ配信!
では、早速配信してみましょう。
1.画面右上の先ほどログインと表示されていた場所にユーザーアイコンが表示されていますので、そちらにマウスオーバーし「ダッシュボード」をクリック。
2.左ナビゲーションから「チャンネルを作成」をクリック。
3.チャンネル名を入力し「作成」をクリック。
4.カテゴリーとサブカテゴリーを選択し、ページ下部の「保存」をクリック。
5.ページ右上の「ライブ配信」ボタンをクリックし、Ustreamブロードキャスターを開きます。
※環境によってはこのタイミングでカメラへのアクセス許可を求められることがありますので、これを許可してください。
6.プルダウンからカメラとマイクを選択し画面が映ることを確認し、「配信開始」ボタンをクリックするとライブ配信が始まります。
ね? 簡単でしょ?
ということで、Ustreamでのライブ配信がそこまで敷居の高いものではないことがおわかりいただけましたら幸いです。
今後、機会があれば、画質や音質を良くする方法、複数カメラの切り替え、スライドとカメラ映像・複数カメラ映像の合成などなど、実践的なテクニックなども紹介できればよいなぁと思っています。
それではまた。